35 / 240
ジンとロードの過去編
第八話 戦場の草原
しおりを挟む
強い風が吹くその草原の上でジンとガル、ヘルメスとケルスタイトはそれぞれ警戒するように睨み合っていた。そして痺れを切らしたケルスタイトは次の瞬間、凄まじい速度でガルに襲いかかる。
「······チッ」
しかしガルは小さな体を器用に捻ってケルスタイトの牙を難なく避ける。
「ケルスタイト、そこの狼はお前がやれ俺はこいつをやる」
「わかった」
ケルスタイトは漆黒の毛並みとちらりと見える金の毛並みを太陽の光で煌めかせながら鋭い牙と爪をむき出しにしてゆっくりとガルの方へと威嚇するように歩み寄っていく。それに応えてガルもケルスタイトを睨んで威嚇し返す。ガルは何かを試みようとするも、ジンの視線を気にして何かを逡巡していた。
「ガル、私は怖くないよ、どんなガルだって大好きだから。だから、怪我しちゃダメだよ?」
ジンのその言葉を聞いてガルは何かを決心したかのように前を見る。
「!?」
その瞬間、ガルの身体は徐々に大きくなり、ふわふわとした毛並みは一瞬で硬くそして強く変化し、鋭く黒光りをした爪が地面を抉り取る。王者の風格が醸し出されるその出立ちからは元のガルの雰囲気など微塵も感じられないほどに凄まじく強大な姿に進化したのだ。魔力量は裕にケルスタイトを超え様々な身体能力が格段に上昇する。ガルはジンに怖がられるのが嫌で滅多にこの姿にならないのだ。
一方、二人と同じくすぐ側でその光景を見ていたフィリアはその変化に驚き大きく目を見開いていた。
しかしフィリアは目の前の光景に驚きつつも何もできない自分がひどく悔しかったのだ。
(私にできることは······でも、今私が手を出しても邪魔になるだけ)
「来いッ!」
ケルスタイトが勢いよくそう言った瞬間、その隣を何かが通り過ぎた。
「グハッ!」
ジンも含めその場にいる誰もが、その速度を目で追うことができなかった。そしてケルスタイトの黒い前足はいつの間にか傷つきガクリと体制を崩していた。ガルがケルスタイトとの短い距離で速度を最大まで上げて一瞬で距離を詰めたのだ。
しかしケルスタイトの前足の傷は何事もなかったようにすぐに回復し始める。
「残念だったな、お前じゃ俺は倒せない」
ケルスタイトの黒い毛はは強い魔力を帯びており、大抵の傷はすぐに回復してしまうのだ。しかしジンは一人嬉しそうに口角を上げる。
「よく見た方がいいよ」
「何?」
ケルスタイトが回復したはずの前足に目をやると、なぜか再び傷が開いていた。
「何をした? 狼」
「こいつの爪も魔力を帯びているようだ。だからお前が回復しようと魔力が反発し合って回復しにくいということだな」
「なるほどな、面倒臭い」
それを理解したケルスタイトは先程までの油断を捨て目の前のガルを見る。そしてガルは何かを伝えるようにジンの方を向いて、その後ケルスタイトの方を向き構える。そして二体の獣のまるで自らの縄張りを奪い合うかのような激しい戦いが始まった。
「さて、こちらも始めるとするか」
そう言ったヘルメスの右手に構えられていたのは『意思のある武器』へと進化したウィルダムであった。
ヘルメスの武器は大剣であり、自身の背丈ほどある大きな大剣を軽々と持ち上げていた。対して細身の剣のジンは相性が悪い。どうしても間合いに入りづらいのだ。
「お前の武器には意思が宿っていないようだな、正直数分持つかどうかだろう」
ヘルメスはニヒリと笑い片手で大剣を握りしめる。
「やってみないと分からないよ」
ジンは武器を構えるとヘルメスはそのまま片手でジンの武器を目掛けて勢いよく振りかざした。
二つの武器は大きな金属音をたててその衝撃波はあたりの草原を大きく揺らす。
「まさか、その剣で止めるとはな」
そして二人は後ろに下がり、ヘルメスは再び魔力を全開させて身体に帯び、強大な覇気とともに身体能力が向上する。ヘルメスは左手で魔力を練り上げ、ゼルファスと同じくジークフレアを発動させる。しかし龍人族であるヘルメスから放たれるジークフレアの威力はゼルファスのものよりもはるかに高く魔力の質も高い。そしてヘルメスはバサリっと空中に飛び上がりジークフレアはさらに大きく熱くなっていく。
「消え失せろ」
冷たい顔でそう言い放ったゼルファスはまるで太陽のように巨大化したジークフレアをジンに投げつける。
その光景を見ていたフィリアは脚がすくみ、助けに行こうとしても思うように体が動かない。しかしガルはそれを見ても何も心配するような素振りを見せず、ケルスタイトとの戦闘に集中していた。
「!?」
高みからジンを見下ろしていたヘルメスは突然目の前で起こる現象に一瞬思考が止まる。自分が放ったはずのジークフレアと同等、もしくはそれ以上の大きさのジークフレアをジンは自分の手に発動させていたのだ。そしてジンの手からそれはスッと放たれ二つの巨大なジークフレアは互いに干渉し合い辺りに強烈な爆風が巻き起こる。その衝撃波はケルスタイトとガルにまで響き渡り二つの魔法は相殺しあったのだ。
「お前、どれほど異常な速度で魔力を練り上げているんだ」
ヘルメスが心で思ったことが自然と口から発せられる。
「どうやら『この姿』で戦っても無駄なようだな」
そして突然、辺りの空気が変わり溢れ出ていたヘルメスの魔力は一気に収束され、辺りには一瞬静寂が流れる。しかしその静寂は激しい轟音とともに一瞬でかき消された。ヘルメスの身体中に鱗が広がりそれに伴い腕は太く、爪は大きくなっていく。
「!······」
驚くジンの目の前にそれは真の姿を現す。龍人族においても選ばれたものしかできないその進化は『龍化』と呼ばれ、その邪悪な龍がニュートラルドに降臨したのだ。
「······チッ」
しかしガルは小さな体を器用に捻ってケルスタイトの牙を難なく避ける。
「ケルスタイト、そこの狼はお前がやれ俺はこいつをやる」
「わかった」
ケルスタイトは漆黒の毛並みとちらりと見える金の毛並みを太陽の光で煌めかせながら鋭い牙と爪をむき出しにしてゆっくりとガルの方へと威嚇するように歩み寄っていく。それに応えてガルもケルスタイトを睨んで威嚇し返す。ガルは何かを試みようとするも、ジンの視線を気にして何かを逡巡していた。
「ガル、私は怖くないよ、どんなガルだって大好きだから。だから、怪我しちゃダメだよ?」
ジンのその言葉を聞いてガルは何かを決心したかのように前を見る。
「!?」
その瞬間、ガルの身体は徐々に大きくなり、ふわふわとした毛並みは一瞬で硬くそして強く変化し、鋭く黒光りをした爪が地面を抉り取る。王者の風格が醸し出されるその出立ちからは元のガルの雰囲気など微塵も感じられないほどに凄まじく強大な姿に進化したのだ。魔力量は裕にケルスタイトを超え様々な身体能力が格段に上昇する。ガルはジンに怖がられるのが嫌で滅多にこの姿にならないのだ。
一方、二人と同じくすぐ側でその光景を見ていたフィリアはその変化に驚き大きく目を見開いていた。
しかしフィリアは目の前の光景に驚きつつも何もできない自分がひどく悔しかったのだ。
(私にできることは······でも、今私が手を出しても邪魔になるだけ)
「来いッ!」
ケルスタイトが勢いよくそう言った瞬間、その隣を何かが通り過ぎた。
「グハッ!」
ジンも含めその場にいる誰もが、その速度を目で追うことができなかった。そしてケルスタイトの黒い前足はいつの間にか傷つきガクリと体制を崩していた。ガルがケルスタイトとの短い距離で速度を最大まで上げて一瞬で距離を詰めたのだ。
しかしケルスタイトの前足の傷は何事もなかったようにすぐに回復し始める。
「残念だったな、お前じゃ俺は倒せない」
ケルスタイトの黒い毛はは強い魔力を帯びており、大抵の傷はすぐに回復してしまうのだ。しかしジンは一人嬉しそうに口角を上げる。
「よく見た方がいいよ」
「何?」
ケルスタイトが回復したはずの前足に目をやると、なぜか再び傷が開いていた。
「何をした? 狼」
「こいつの爪も魔力を帯びているようだ。だからお前が回復しようと魔力が反発し合って回復しにくいということだな」
「なるほどな、面倒臭い」
それを理解したケルスタイトは先程までの油断を捨て目の前のガルを見る。そしてガルは何かを伝えるようにジンの方を向いて、その後ケルスタイトの方を向き構える。そして二体の獣のまるで自らの縄張りを奪い合うかのような激しい戦いが始まった。
「さて、こちらも始めるとするか」
そう言ったヘルメスの右手に構えられていたのは『意思のある武器』へと進化したウィルダムであった。
ヘルメスの武器は大剣であり、自身の背丈ほどある大きな大剣を軽々と持ち上げていた。対して細身の剣のジンは相性が悪い。どうしても間合いに入りづらいのだ。
「お前の武器には意思が宿っていないようだな、正直数分持つかどうかだろう」
ヘルメスはニヒリと笑い片手で大剣を握りしめる。
「やってみないと分からないよ」
ジンは武器を構えるとヘルメスはそのまま片手でジンの武器を目掛けて勢いよく振りかざした。
二つの武器は大きな金属音をたててその衝撃波はあたりの草原を大きく揺らす。
「まさか、その剣で止めるとはな」
そして二人は後ろに下がり、ヘルメスは再び魔力を全開させて身体に帯び、強大な覇気とともに身体能力が向上する。ヘルメスは左手で魔力を練り上げ、ゼルファスと同じくジークフレアを発動させる。しかし龍人族であるヘルメスから放たれるジークフレアの威力はゼルファスのものよりもはるかに高く魔力の質も高い。そしてヘルメスはバサリっと空中に飛び上がりジークフレアはさらに大きく熱くなっていく。
「消え失せろ」
冷たい顔でそう言い放ったゼルファスはまるで太陽のように巨大化したジークフレアをジンに投げつける。
その光景を見ていたフィリアは脚がすくみ、助けに行こうとしても思うように体が動かない。しかしガルはそれを見ても何も心配するような素振りを見せず、ケルスタイトとの戦闘に集中していた。
「!?」
高みからジンを見下ろしていたヘルメスは突然目の前で起こる現象に一瞬思考が止まる。自分が放ったはずのジークフレアと同等、もしくはそれ以上の大きさのジークフレアをジンは自分の手に発動させていたのだ。そしてジンの手からそれはスッと放たれ二つの巨大なジークフレアは互いに干渉し合い辺りに強烈な爆風が巻き起こる。その衝撃波はケルスタイトとガルにまで響き渡り二つの魔法は相殺しあったのだ。
「お前、どれほど異常な速度で魔力を練り上げているんだ」
ヘルメスが心で思ったことが自然と口から発せられる。
「どうやら『この姿』で戦っても無駄なようだな」
そして突然、辺りの空気が変わり溢れ出ていたヘルメスの魔力は一気に収束され、辺りには一瞬静寂が流れる。しかしその静寂は激しい轟音とともに一瞬でかき消された。ヘルメスの身体中に鱗が広がりそれに伴い腕は太く、爪は大きくなっていく。
「!······」
驚くジンの目の前にそれは真の姿を現す。龍人族においても選ばれたものしかできないその進化は『龍化』と呼ばれ、その邪悪な龍がニュートラルドに降臨したのだ。
0
あなたにおすすめの小説
どうしよう私、弟にお腹を大きくさせられちゃった!~弟大好きお姉ちゃんの秘密の悩み~
さいとう みさき
恋愛
「ま、まさか!?」
あたし三鷹優美(みたかゆうみ)高校一年生。
弟の晴仁(はると)が大好きな普通のお姉ちゃん。
弟とは凄く仲が良いの!
それはそれはものすごく‥‥‥
「あん、晴仁いきなりそんなのお口に入らないよぉ~♡」
そんな関係のあたしたち。
でもある日トイレであたしはアレが来そうなのになかなか来ないのも気にもせずスカートのファスナーを上げると‥‥‥
「うそっ! お腹が出て来てる!?」
お姉ちゃんの秘密の悩みです。
追放された味噌カス第7王子の異種族たちと,のんびり辺境地開発
ハーフのクロエ
ファンタジー
アテナ王国の末っ子の第7王子に産まれたルーファスは魔力が0で無能者と言われ、大陸の妖精族や亜人やモンスターの多い大陸から離れた無人島に追放される。だが前世は万能スキル持ちで魔王を倒し英雄と呼ばれていたのを隠し生まれ変わってスローライフを送る為に無能者を装っていたのだ。そんなルーファスはスローライフを送るつもりが、無人島には人間族以外の種族の独自に進化した先住民がおり、周りの人たちが勝手に動いて気が付けば豊かで平和な強国を起こしていく物語です。
ガチャで領地改革! 没落辺境を職人召喚で立て直す若き領主
雪奈 水無月
ファンタジー
魔物大侵攻《モンスター・テンペスト》で父を失い、十五歳で領主となったロイド。
荒れ果てた辺境領を支えたのは、幼馴染のメイド・リーナと執事セバス、そして領民たちだった。
十八歳になったある日、女神アウレリアから“祝福”が降り、
ロイドの中で《スキル職人ガチャ》が覚醒する。
ガチャから現れるのは、防衛・経済・流通・娯楽など、
領地再建に不可欠な各分野のエキスパートたち。
魔物被害、経済不安、流通の断絶──
没落寸前の領地に、ようやく希望の光が差し込む。
新たな仲間と共に、若き領主ロイドの“辺境再生”が始まる。
「婚約破棄された転生令嬢ですが、王城のメイド五百人に慕われるメイド長になりました。なお元婚約者は私のメイドに土下座中です」
まさき
恋愛
社畜OLとして過労死した私は、異世界の令嬢・アリア・ヴェルナーに転生した。
目が覚めたら、婚約破棄されていた。
理由は「地味で面白みがない」から。
泣く暇もなかった。翌朝、王城のメイド採用面接に向かった。
最初は鼻で笑われた。雑用係からのスタートだった。
でも——前世で叩き込まれた仕事術と、一人ひとりの話を聞く姿勢で、少しずつメイドたちが集まってきた。
厨房が変わった。リネンが変わった。王城全体が変わっていった。
そして就任スピーチで宣言した。
「500人全員の名前を、覚えます」
冷酷と噂される王太子は、静かに見ていた。
悪役令嬢は妨害を仕掛けてきた。
元婚約者は——後悔し始めていた。
婚約破棄された令嬢が、500人に慕われるメイド長になるまでの物語。
なお元婚約者は、私のメイドたちの前で土下座中です。
異世界召喚は7回目…って、いい加減にしろよ‼︎
アノマロカリス
ファンタジー
『おぉ、勇者達よ! 良くぞ来てくれた‼︎』
見知らぬ城の中、床には魔法陣、王族の服装は中世の時代を感じさせる衣装…
俺こと不知火 朔夜(しらぬい さくや)は、クラスメートの4人と一緒に異世界に召喚された。
突然の事で戸惑うクラスメート達…
だが俺はうんざりした顔で深い溜息を吐いた。
「またか…」
王族達の話では、定番中の定番の魔王が世界を支配しているから倒してくれという話だ。
そして儀式により…イケメンの正義は【勇者】を、ギャルっぽい美紅は【聖戦士】を、クラス委員長の真美は【聖女】を、秀才の悠斗は【賢者】になった。
そして俺はというと…?
『おぉ、伝承にある通り…異世界から召喚された者には、素晴らしい加護が与えられた!』
「それよりも不知火君は何を得たんだ?」
イケメンの正義は爽やかな笑顔で聞いてきた。
俺は儀式の札を見ると、【アンノウン】と書かれていた。
その場にいた者達は、俺の加護を見ると…
「正体不明で気味が悪い」とか、「得体が知れない」とか好き放題言っていた。
『ふむ…朔夜殿だけ分からずじまいか。だが、異世界から来た者達よ、期待しておるぞ!』
王族も前の4人が上位のジョブを引いた物だから、俺の事はどうでも良いらしい。
まぁ、その方が気楽で良い。
そして正義は、リーダーとして皆に言った。
「魔王を倒して元の世界に帰ろう!」
正義の言葉に3人は頷いたが、俺は正義に言った。
「魔王を倒すという志は立派だが、まずは魔物と戦って勝利をしてから言え!」
「僕達には素晴らしい加護の恩恵があるから…」
「肩書きがどんなに立派でも、魔物を前にしたら思う様には動けないんだ。現実を知れ!」
「何よ偉そうに…アンタだったら出来るというの?」
「良いか…殴り合いの喧嘩もしたことがない奴が、いきなり魔物に勝てる訳が無いんだ。お前達は、ゲーム感覚でいるみたいだが現実はそんなに甘く無いぞ!」
「ずいぶん知ったような口を聞くね。不知火は経験があるのか?」
「あるよ、異世界召喚は今回が初めてでは無いからな…」
俺は右手を上げると、頭上から光に照らされて黄金の甲冑と二振の聖剣を手にした。
「その…鎧と剣は?」
「これが証拠だ。この鎧と剣は、今迄の世界を救った報酬として貰った。」
「今迄って…今回が2回目では無いのか?」
「今回で7回目だ!マジでいい加減にして欲しいよ。」
俺はうんざりしながら答えた。
そう…今回の異世界召喚で7回目なのだ。
いずれの世界も救って来た。
そして今度の世界は…?
6月22日
HOTランキングで6位になりました!
6月23日
HOTランキングで4位になりました!
昼過ぎには3位になっていました.°(ಗдಗ。)°.
6月24日
HOTランキングで2位になりました!
皆様、応援有り難う御座いますm(_ _)m
攻撃魔法を使えないヒーラーの俺が、回復魔法で最強でした。 -俺は何度でも救うとそう決めた-【[完]】
水無月いい人(minazuki)
ファンタジー
【HOTランキング一位獲得作品】
【一次選考通過作品】
---
とある剣と魔法の世界で、
ある男女の間に赤ん坊が生まれた。
名をアスフィ・シーネット。
才能が無ければ魔法が使えない、そんな世界で彼は運良く魔法の才能を持って産まれた。
だが、使用できるのは攻撃魔法ではなく回復魔法のみだった。
攻撃魔法を一切使えない彼は、冒険者達からも距離を置かれていた。
彼は誓う、俺は回復魔法で最強になると。
---------
もし気に入っていただけたら、ブクマや評価、感想をいただけると大変励みになります!
#ヒラ俺
この度ついに完結しました。
1年以上書き続けた作品です。
途中迷走してました……。
今までありがとうございました!
---
追記:2025/09/20
再編、あるいは続編を書くか迷ってます。
もし気になる方は、
コメント頂けるとするかもしれないです。
バーンズ伯爵家の内政改革 ~10歳で目覚めた長男、前世知識で領地を最適化します
namisan
ファンタジー
バーンズ伯爵家の長男マイルズは、完璧な容姿と神童と噂される知性を持っていた。だが彼には、誰にも言えない秘密があった。――前世が日本の「医師」だったという記憶だ。
マイルズが10歳となった「洗礼式」の日。
その儀式の最中、領地で謎の疫病が発生したとの凶報が届く。
「呪いだ」「悪霊の仕業だ」と混乱する大人たち。
しかしマイルズだけは、元医師の知識から即座に「病」の正体と、放置すれば領地を崩壊させる「災害」であることを看破していた。
「父上、お待ちください。それは呪いではありませぬ。……対処法がわかります」
公衆衛生の確立を皮切りに、マイルズは領地に潜む様々な「病巣」――非効率な農業、停滞する経済、旧態依然としたインフラ――に気づいていく。
前世の知識を総動員し、10歳の少年が領地を豊かに変えていく。
これは、一人の転生貴族が挑む、本格・異世界領地改革(内政)ファンタジー。
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる