ボーンネル 〜辺境からの英雄譚〜

ふーみ

文字の大きさ
153 / 240
英雄奪還編 後編

七章 第二話 誰一人として

しおりを挟む

転移魔法陣を使用したことによりバルハールへは一瞬の内に辿り着いた。一緒に来たのはパール、ガルに加えてクレースとゼグトス。建物の中は前に来た時何となく把握していたのでいけるはずだ。そう思いつつ前に来たことのある建物の前まで近づいていくと門番の人が首を傾げてこちらを見ていた。門番の人は二人、急な戦闘を予期しているのか槍を携えて防具もかなり分厚い物を着ていた。二人とも初めて見る人だけど一応メイルさんに連絡は入れているので入ってもいいはずだ。

「待つんだ、ここはネフティス様のおられる場所。昨日の襲撃により今は城への出入りが制限されている。ましてや部外者を入れることはできない」

しかしそうは行かず、さらっと入ろうとすると門番の人に止められた。

「あの、メイルさんと話があるんだけど····入れてくれない?」

友達の所に遊びに来たような軽い感じでそう聞いた。

「何? メイル様に会いたいだと? できるわけないだろ、メイル様は現在お休みになられているんだ。それに一般の者があの方にお会いするのは通常不可能だ、悪いが帰ってくれ」

隣でゼグトスとクレースが震えている。クレースに至っては武器に手をかけようとしていたので慌てて止めた。メイルさんには休んでおいてと言ったので魔力波で「来てくれない?」と聞くのは少し悪い気がする。どうしようかと悩んでいると城の方からこちらに向かう足音が聞こえてきた。

「何の用だ、人間」

「あっ、ネフティスさん。こんにちは」

「何をふざけたことを。ここへネフティス様が来られるわけ····ありますよねッ!」

門番の男の語尾は上がり、現れたネフティスに敬礼した。

「もう動いて大丈夫なの?」

「わしは帝王であるぞ、いつまでも寝ておれん」

すると続くようにして駆け足で誰かがこちらに近づいてきた。

「ジン様っ—」

「「ジン様?」」

門番の男は二人同時にその言葉を繰り返した。

「お待ちしておりました。遅れて申し訳ありません」

慌てた様子で現れたメイルさんは前に会った時よりも少し疲れているようだった。

「ごめんね、急に押しかけちゃって」

「いえいえ、昨日は本当にありがとうございました。あの援護がなければ今頃どうなっていたことか」

メイルの言葉に門番の二人はますます困惑し固まっていた。

「それほど強かったのか。ここに現れた大天使は」

「ええ、持っている能力が厄介でした。三発の銃弾が当たれば即死という攻撃を私とネフティス様の両方とも二発ずつ受けてしまいまして。本当に絶体絶命の大ピンチでしたよ。あははー」

話を聞くにもの凄いピンチだったと分かるけれどメイルさんは軽く笑い飛ばしていた。

「魔法の類みたいだね、消しておくよ」

「えっ?」

身体に触れ数秒すると、二人に刻まれていたその魔法はすっかりと消え去った。見た目ではネフティスさんはあまり分からなかったけど、メイルさんは顔色がよくなったようで先程感じられた疲れがなくなっているように見えた。

「何をした? 人間」

ネフティスは驚いた顔を隠さず素でそう聞いた。ネフティス自身もメイルと自身にかけられた魔法を解くため起き上がってから今までずっとその方法を探していたのだ。

「もう大丈夫になった、これで回数はリセットされたよ」

「本当····ですか?」

「よかったな、これであと二発いけるぞ」

クレースの冗談混じりの言葉にもメイルは口をぽかんと開けたまま確かめるように両の手のひらを見つめていた。

「助けていただいた上に何とお礼を言えばいいのか······」

身体中の力が抜けたようにメイルはジンに抱きつきながら膝をついた。

「不安で不安で······怖かったんですぅ···ありがとう····ございますぅ」

「いいよ、何も疲れてないから。よく頑張ったね」

「····ぅう····じん様ぁ」

初めて見るメイルの姿に門番の二人も驚いたまま口をぽかんと開けていた。メイル本人も、立場上誰かに甘えられるということがなかった。そのため今までの分が堰を切ったように溢れ出しパールと同じようにそのまま甘え始めたのだ。

「魔法か? 今お主がやったのは」

対するネフティスは魔法が解けたことなどどうでもよく今為されたことに興味を持っていた。

「まあそんな感じ、ここに来たのは一人?」

「そうじゃ、大天使が一体のみ。厄介な加護を持っておる」

「加護って、さっきの三発撃たれれば即死の?」

「うむ、あくまでその者特有の加護だがな。それと大天使の者が以前よりも力を増しておる、大天使の力の源は女神の力に依存しておる故女神の力が大幅に増大されているということだ。相性にもよるが、帝王一人に対して大天使一人ではちと荷が重いくらいじゃ。今回直接大天使に攻撃を与えられたのはダイハードのみ。まあお主らでも可能だったとは思うがな」

「やるじゃないか、あいつ」

「お主がおかしいんじゃ、通常地上にいるものがあやつに力で勝るなど有り得ん」

「それでネフティス、女神共は次いつ攻めてくるんだ」

「····おそらくだが、一ヶ月程度。たとえ女神が全員この粛清に関わっていたとしても一ヶ月もあれば奴らの準備は完了する。····そしてこれはあくまでも予想に過ぎぬが今回の規模は過去最大、大陸全土が巻き込まれる大戦争になる」

それを聞いてクレースの顔は曇り、苦しそうな顔で隣にいたジンを見つめた。

「どうしたの? クレース」

「いいや何もない。今日も可愛いな。······ネフティス、女神族を力ずくで止めた場合女神の粛清は止まるのか」

「もし可能ならばな。じゃがここから無理矢理止めたのは祖龍が介入した時のみ。その時の規模は大きかったが全ての女神が地上に降臨していたわけではない······ただ今回の戦争で最も厄介なのは、こちらの戦力が向こうに取り込まれるということだ。実際、緋帝が取られたのはあまりにも大きい。仮に他の者も取られるとすれば、その時は全滅する可能性もないわけではない」

ネフティスの言葉は紛れもなく自身の率直な感想だった。戦力差が開き過ぎているとは言わないものの、地上にいる者が圧倒できるという状況ではない。だからこそこれ以上の戦力の低下は許されないのだ。

「······じゃあ、一ヶ月以内って考えて準備した方が良さそうだね」

「そうじゃな······それ故この一ヶ月の間で全帝王の協力を仰ぐ必要がある。妥協はできん。龍帝、そして魔帝の協力も必須となるだろうな」

ネフティスの口から「魔帝」という言葉が出てきた瞬間、クレースは舌打ちをした。

「龍帝だけで構わん。六人いれば何とかなるだろ」

八人の内六人の帝王。つまり鬼帝、巨帝、呪帝、嵐帝、剣帝、龍帝の六人だ。確かに六人いれば何とかなる気がする。

ネフティスは明らかに雰囲気が変わったクレースの様子を少し疑問に思ったが、何も聞くことなく承諾した。

「おいメイル、いつまでそうしておる。お前達も今日はもう帰れ、魔法を解除したことは礼を言う」

メイルは名残惜しそうに離れていくと何事もなかったようにキリッとした顔でネフティスの後ろに立った。

「分かった。何かあれば言ってね、私も何かあれば頼るから」

「ジン様、またお越しくださいね。楽しみに待っています」

ジンを見るメイルの目は少しとろけていた。ネフティスには甘えられるわけがないため数十万年ぶりにそのような相手を見つけられたメイルは気づかないうちに有頂天にいたのだ。



ボーンネルに戻ってきた後、ラルカの洋服店に向かった。でも洋服を見に来たわけではない。ただラルカにパール用の魔法が施されていた装飾品を特注していたのだ。具体的には可愛らしい見た目で魔法耐性が付与されたペンダントだ。パールが前に天使に名前を聞かれた時から頼んでいて今日完成したらしい。パールが狙われているということで嫌な予感は的中したが結果的にはうまくいった。

「パールちゃん、後ろを向いてください」

ラルカがつけたペンダントは中央に真っ赤な宝石が埋め込まれたものでパールの肌のことを考えてチェーンの代わりに特製の丈夫な糸を使っている。

「ありがとうラルカ! ジン、にあってる?」

「うん、可愛いよ」

「えへへぇ」

「このペンダントがあれば魔法はほとんど無効化できます。パールちゃん、できるだけ外さないようにしてね」

「わかった······ジンもつける?」

「大丈夫、私頑張れば魔法効かないから」

「ジンも、もう少しすれば誰かからペンダントをもらえるかもしれないぞ」

おっと、これはクレースからのプレゼント予告だ。楽しみに待っておこう。

(ジン様、お時間よろしいでしょうか。少し話しておきたいことが)

その時クリュスから魔力波が飛んできた。

(分かった、丁度今から集会所で話し合おうと思ってたんだ)

先程まで全員忙しく慌てていたがしばらくして総合室の円卓に続々とみんなが集まった。そして取り敢えずは話があるというクリュスから話し始めた。

「どうやら、はやくも大天使が現れ帝王と戦ったという話が各国に伝わったようでして、現在各国とも対応に追われています。一部の国では女神族を信仰する者達による反乱が起こっておりゲルオードやダイハードも他国からの支援要請で手一杯という状況です。それとここにも支援要請が来ておりまして、ジン様に相談しようとしておりました」

「チッ—都合のいい時だけ頼りやがって」

「ええ、如何にも愚かな者達ですね。存在だけではなく行動でまでジン様の御手を煩わせるとは」

「そうだよジン。ぼくは君さえ守れればいいからね。邪魔なら囮に使えば役に立つよ」

「ジン、どうスル?」

「ううん、助けられる国には最大限の支援をする」
 
「ど、どうしてだよ。他国は放っておいていいでしょ?」

「····ネフティスさんが言ってた、これはおそらく大陸全土を巻き込む大戦争になるって。全員が協力し合わないといけないから、どの国も、誰も見捨てるつもりはない。たとえ一人で全員守れなくても全員が隣の人を守ればきっと大丈夫、要は助け合いだよ」

「で、でもッ—」

「黙れゼステナ、ジン様の考えこそ至高。私達如きが介入してはならないのです」

「ゼグトスおまッ——ああー! もういいよ。でもぼくはジンのことが最優先だからね」

これからしなければならないことは山のようにある。女神の粛清が始まるまでできることは全てやっておかなければならない。この国の王として、みんながやるべきことをはっきりと言って、協力してもらわなければ。なので立ち上がって全員を見た。信頼する全員の顔を、信頼してくれる全員の顔を。

「確定ではないけど、ネフティスさんによれば女神の粛清が始まるまで準備できる期間はこれから一ヶ月程。だから一ヶ月以内にできることを全てやっておきたい。ギルバルト、機械兵は一ヶ月あれば何体製造できる?」

「血を吐いてでも、ジン様がお望みの数を」

「分かった。他国への戦力支援と自国の防衛の一部は基本的にその機械兵を中心にしよう。ギルバルトだけだと無理があるから数千人単位で協力して」

「ハッ!」

「それと住民のみんなはもちろん、建物への被害も避けたい。ボル、どうにかできる?」

「任せてジン」

「じゃあそこにもできる限り人員を配置して。トキワ、一つ魔法の創造を頼みたいんだけど。離れた場所でも簡単に状況を把握できるような魔法をつくれない? できれば視覚的に」

「······分かった、楽しみに待っといてくれ」

どれも無茶振りな内容だけど状況が状況だ。何とか頑張ってもらうしかない。

「私はもう少ししたら龍帝の人に協力してもらえるようにお願いしてくる」

それを聞いてゼグトスの顔が分かりやすく明るくなった。

「でしたらジン様、龍帝は私の古い知り合いでして。私と二人きりで行きましょう」

「何言ってるゼグトス、あいつならぼくの言うことの方が聞くだろ」

「チッ—」

「分かった、それじゃあ頼むよ。それぞれ詳しい役割分担は任せる。目標は全員生きて必ず女神の粛清を終えること」

「「了解ッ—」」

そんなジンの様子を見て一番嬉しそうなのはルラン、いいやデュランだった。

(どうだゼフ? 立派なもんだろ、俺の娘)

(知っておる、ルシアが見れば同じことを言うじゃろうな)

(ああ、どの世界線であっても、ジンは変わらずジンだった······同じだったよ)
しおりを挟む
感想 0

あなたにおすすめの小説

どうしよう私、弟にお腹を大きくさせられちゃった!~弟大好きお姉ちゃんの秘密の悩み~

さいとう みさき
恋愛
「ま、まさか!?」 あたし三鷹優美(みたかゆうみ)高校一年生。 弟の晴仁(はると)が大好きな普通のお姉ちゃん。 弟とは凄く仲が良いの! それはそれはものすごく‥‥‥ 「あん、晴仁いきなりそんなのお口に入らないよぉ~♡」 そんな関係のあたしたち。 でもある日トイレであたしはアレが来そうなのになかなか来ないのも気にもせずスカートのファスナーを上げると‥‥‥ 「うそっ! お腹が出て来てる!?」 お姉ちゃんの秘密の悩みです。

追放された味噌カス第7王子の異種族たちと,のんびり辺境地開発

ハーフのクロエ
ファンタジー
 アテナ王国の末っ子の第7王子に産まれたルーファスは魔力が0で無能者と言われ、大陸の妖精族や亜人やモンスターの多い大陸から離れた無人島に追放される。だが前世は万能スキル持ちで魔王を倒し英雄と呼ばれていたのを隠し生まれ変わってスローライフを送る為に無能者を装っていたのだ。そんなルーファスはスローライフを送るつもりが、無人島には人間族以外の種族の独自に進化した先住民がおり、周りの人たちが勝手に動いて気が付けば豊かで平和な強国を起こしていく物語です。

ガチャで領地改革! 没落辺境を職人召喚で立て直す若き領主

雪奈 水無月
ファンタジー
魔物大侵攻《モンスター・テンペスト》で父を失い、十五歳で領主となったロイド。 荒れ果てた辺境領を支えたのは、幼馴染のメイド・リーナと執事セバス、そして領民たちだった。 十八歳になったある日、女神アウレリアから“祝福”が降り、 ロイドの中で《スキル職人ガチャ》が覚醒する。 ガチャから現れるのは、防衛・経済・流通・娯楽など、 領地再建に不可欠な各分野のエキスパートたち。 魔物被害、経済不安、流通の断絶── 没落寸前の領地に、ようやく希望の光が差し込む。 新たな仲間と共に、若き領主ロイドの“辺境再生”が始まる。

「婚約破棄された転生令嬢ですが、王城のメイド五百人に慕われるメイド長になりました。なお元婚約者は私のメイドに土下座中です」

まさき
恋愛
社畜OLとして過労死した私は、異世界の令嬢・アリア・ヴェルナーに転生した。 目が覚めたら、婚約破棄されていた。 理由は「地味で面白みがない」から。 泣く暇もなかった。翌朝、王城のメイド採用面接に向かった。 最初は鼻で笑われた。雑用係からのスタートだった。 でも——前世で叩き込まれた仕事術と、一人ひとりの話を聞く姿勢で、少しずつメイドたちが集まってきた。 厨房が変わった。リネンが変わった。王城全体が変わっていった。 そして就任スピーチで宣言した。 「500人全員の名前を、覚えます」 冷酷と噂される王太子は、静かに見ていた。 悪役令嬢は妨害を仕掛けてきた。 元婚約者は——後悔し始めていた。 婚約破棄された令嬢が、500人に慕われるメイド長になるまでの物語。 なお元婚約者は、私のメイドたちの前で土下座中です。

異世界召喚は7回目…って、いい加減にしろよ‼︎

アノマロカリス
ファンタジー
『おぉ、勇者達よ! 良くぞ来てくれた‼︎』 見知らぬ城の中、床には魔法陣、王族の服装は中世の時代を感じさせる衣装… 俺こと不知火 朔夜(しらぬい さくや)は、クラスメートの4人と一緒に異世界に召喚された。 突然の事で戸惑うクラスメート達… だが俺はうんざりした顔で深い溜息を吐いた。 「またか…」 王族達の話では、定番中の定番の魔王が世界を支配しているから倒してくれという話だ。 そして儀式により…イケメンの正義は【勇者】を、ギャルっぽい美紅は【聖戦士】を、クラス委員長の真美は【聖女】を、秀才の悠斗は【賢者】になった。 そして俺はというと…? 『おぉ、伝承にある通り…異世界から召喚された者には、素晴らしい加護が与えられた!』 「それよりも不知火君は何を得たんだ?」 イケメンの正義は爽やかな笑顔で聞いてきた。 俺は儀式の札を見ると、【アンノウン】と書かれていた。 その場にいた者達は、俺の加護を見ると… 「正体不明で気味が悪い」とか、「得体が知れない」とか好き放題言っていた。 『ふむ…朔夜殿だけ分からずじまいか。だが、異世界から来た者達よ、期待しておるぞ!』 王族も前の4人が上位のジョブを引いた物だから、俺の事はどうでも良いらしい。 まぁ、その方が気楽で良い。 そして正義は、リーダーとして皆に言った。 「魔王を倒して元の世界に帰ろう!」 正義の言葉に3人は頷いたが、俺は正義に言った。 「魔王を倒すという志は立派だが、まずは魔物と戦って勝利をしてから言え!」 「僕達には素晴らしい加護の恩恵があるから…」 「肩書きがどんなに立派でも、魔物を前にしたら思う様には動けないんだ。現実を知れ!」 「何よ偉そうに…アンタだったら出来るというの?」 「良いか…殴り合いの喧嘩もしたことがない奴が、いきなり魔物に勝てる訳が無いんだ。お前達は、ゲーム感覚でいるみたいだが現実はそんなに甘く無いぞ!」 「ずいぶん知ったような口を聞くね。不知火は経験があるのか?」 「あるよ、異世界召喚は今回が初めてでは無いからな…」 俺は右手を上げると、頭上から光に照らされて黄金の甲冑と二振の聖剣を手にした。 「その…鎧と剣は?」 「これが証拠だ。この鎧と剣は、今迄の世界を救った報酬として貰った。」 「今迄って…今回が2回目では無いのか?」 「今回で7回目だ!マジでいい加減にして欲しいよ。」 俺はうんざりしながら答えた。 そう…今回の異世界召喚で7回目なのだ。 いずれの世界も救って来た。 そして今度の世界は…? 6月22日 HOTランキングで6位になりました! 6月23日 HOTランキングで4位になりました! 昼過ぎには3位になっていました.°(ಗдಗ。)°. 6月24日 HOTランキングで2位になりました! 皆様、応援有り難う御座いますm(_ _)m

【完結】子爵令嬢の秘密

りまり
恋愛
私は記憶があるまま転生しました。 転生先は子爵令嬢です。 魔力もそこそこありますので記憶をもとに頑張りたいです。

攻撃魔法を使えないヒーラーの俺が、回復魔法で最強でした。 -俺は何度でも救うとそう決めた-【[完]】

水無月いい人(minazuki)
ファンタジー
【HOTランキング一位獲得作品】 【一次選考通過作品】 ---  とある剣と魔法の世界で、  ある男女の間に赤ん坊が生まれた。  名をアスフィ・シーネット。  才能が無ければ魔法が使えない、そんな世界で彼は運良く魔法の才能を持って産まれた。  だが、使用できるのは攻撃魔法ではなく回復魔法のみだった。  攻撃魔法を一切使えない彼は、冒険者達からも距離を置かれていた。 彼は誓う、俺は回復魔法で最強になると。  --------- もし気に入っていただけたら、ブクマや評価、感想をいただけると大変励みになります! #ヒラ俺 この度ついに完結しました。 1年以上書き続けた作品です。 途中迷走してました……。 今までありがとうございました! --- 追記:2025/09/20 再編、あるいは続編を書くか迷ってます。 もし気になる方は、 コメント頂けるとするかもしれないです。

クラス全員で転移したけど俺のステータスは使役スキルが異常で出会った人全員を使役してしまいました

髙橋ルイ
ファンタジー
「クラス全員で転移したけど俺のステータスは使役スキルが異常で出会った人全員を使役してしまいました」 気がつけば、クラスごと異世界に転移していた――。 しかし俺のステータスは“雑魚”と判定され、クラスメイトからは置き去りにされる。 「どうせ役立たずだろ」と笑われ、迫害され、孤独になった俺。 だが……一人きりになったとき、俺は気づく。 唯一与えられた“使役スキル”が 異常すぎる力 を秘めていることに。 出会った人間も、魔物も、精霊すら――すべて俺の配下になってしまう。 雑魚と蔑まれたはずの俺は、気づけば誰よりも強大な軍勢を率いる存在へ。 これは、クラスで孤立していた少年が「異常な使役スキル」で異世界を歩む物語。 裏切ったクラスメイトを見返すのか、それとも新たな仲間とスローライフを選ぶのか―― 運命を決めるのは、すべて“使役”の先にある。 毎朝7時更新中です。⭐お気に入りで応援いただけると励みになります! 期間限定で10時と17時と21時も投稿予定 ※表紙のイラストはAIによるイメージです

処理中です...