ボーンネル 〜辺境からの英雄譚〜

ふーみ

文字の大きさ
203 / 240
英雄奪還編 後編

七章 第五十二話 告白

しおりを挟む
 
 モンド内での戦闘が激しさを増すと同時に各空間では山のような数の怪我人が出ていた。癒す者ヒーリングズの一部隊では到底手に負えない怪我人に追い討ちをかけるようにして敵は無尽蔵に湧く。だが戦況としては女神側が劣勢であった。

「随分と弱くなりましたね。旧型だったかしら」

「祖龍を見くびりすぎだね。昔の君達の方が強かったよ」

 クリュスとゼステナの二人はギルメスド王国で剣帝達を圧倒していたオベーラとペルシャに勝利していた。戦闘時間は僅か五分。新型の二人であってもクリュスとゼステナの前では赤子同然であった。得意とする空間への干渉も魔力の質で上回られ、近接戦闘でも大きな差が存在したのだ。

「よしクリュス姉、まだ敵もいることだしこいつらを拘束して行こ」

「ええ」

「······フフフ」

 しかしその時、オベーラとペルシャは何かを確信し笑みを浮かべた。

「おやおや、今になっておかしくなりましたか······ッ!?」

「油断しすぎだ祖龍」

「ッ—————」

 突然聞こえた声にクリュスとゼステナの背筋は凍りついた。
 クリュスは確かに視認する。
 オベーラとペルシャは笑みを浮かべ誰かのことを見つめていた。

「ゼス····テナ?」

 突然、隣にいたゼステナが地面に倒れ伏した。このようなことは今まで一度もない。クリュスの頭は一瞬真っ白になり倒れて動かなくなった妹をただ見ていた。

「ゼステナ!!」

 血は流れていない。だがこの状況、敵の攻撃であることは明らかだった。オベーラとペルシャだけでなくもう一人現れていたからだ。そして同時にクリュスは確信する。クリュスから見ても圧倒的な存在感。

「祖龍もこの程度か」

「レウス様」

(今のは早いなどという次元ではない。見えなかった。いつの間にかゼステナが倒れていた)

「貴様っ······」

「オベーラ、ペルシャ、お前達は下がれ。ここはよい」

「ハハッ——」

 二人は立ち上がりクリュスを背にその場を後にした。しかしクリュスは二人を止めることができない。目の前にいるレウスの存在感が異常であった。

「は····ははは。こんな一方的にやられたのは久しぶりだな」

「ほう、回復が早いな」

(ゼステナ、何が起こったか分かる?)

(····多分時間を停止している間にやられた。普通なら時間停止しても僕らは動けるはずだ。だけど次元が違う。全く動けなかった)

(なるほど。防御なしで一撃を喰らったわけね)

「お前はジンと戦うはずなんだけど、もしかしてあの子が怖くて逃げてきたのか?」

「お前達の主が殺されたとは考えないのか」

「····フフフ」

「あり得ないね。まずお前如きが倒せると思ってるのが面白いよ」

「笑止。人も龍もそして神も我は倒せぬ」

「·······はぁ。まあ時間稼ぎにでもなればいいか」

「フフフ、そうね」

 ************************************

 ヒュード族はガルミューラの指示の元、住民の救出を行っていた。ほとんどのものが傷だらけとなり回復が追いついていない状況。ガルミューラは部下達を交代制で休ませつつ現れた敵を倒していた。

「ミル、スタンク、ドルトン。お前達は下がっていろ」

「どうしたの? お姉ちゃん。私達はまだ動けるよ」

「お姉ちゃんのお願いだ。スタンク、ドルトン頼んだぞ」

「は、はいっす。行こうぜミル」

「ええ行きましょう」

「う、うん」

 ヒュード族の部下全員を後退させた後、ガルミューラは足音を立てながら今いる部屋の奥へと進んでいった。
 ガルミューラだけは気付いていたのだ、敵の接近を。

「あらあら、あの状況でまだ生きていたんてね。しぶとい女」

 何もない場所から静かに女は出現する。
 現れたリューリアはまるでガルミューラの出現を意図しているかのようだった。

「残念ね、あれだけ言ってた色男は今日もいない。あの男にあなたの死体を見せるとどんな顔をするでしょうね」

「あいにく主には負けるなと言われている。それに····」

「それに?」

ゆっくりと近づくリューリアを前にガルミューラは水麗を収めた。

「———ガハッ」

 リューリアは激しい衝撃とともに地面に叩きつけられた。
 自然治癒力を上回る一撃。痛みだけで身体中が震え始めた。

「今度は間に合ったな」

「······クソがっ——」

 リューリアは痛みを耐えて立ち上がり自身に回復魔法をかけた。トキワからのダメージは一瞬で消え去りリューリアの警戒は全てトキワに向けられる。

「別に····来なくても勝てた」

「お前がどう思ってようが俺はここに来たぜ」

「······私の前でいちゃつくのはやめてほしいわね。それと一つだけ教えておいてあげる。あなたたち二人は既に私の手中よ」

「トキワ、あの女は魔法で幻を見せてくる。だからお前の見ている私も幻かもしれない。何か打開策はあるか」

 トキワは周りの様子をゆっくりと見渡しニヤリと笑った。
 そして真っ直ぐガルミューラを見つめる。
 恥ずかしげもない真っ直ぐな瞳にガルミューラの頬は赤くなりその瞳から目を逸らした。

「ど、どうした急に」

「いいや、幻····幻ね。そうだな。もしあいつの魔法で俺たちが幻覚を見た時じゃ遅えよな。その前に俺が俺の言葉で伝えられる時にお前に言いたいことがある」

「な、なんだ。戦闘のことなら魔力波で····」

「俺と結婚してくれ」

 その言葉にガルミューラの中で時が止まった。
 たった数文字の言葉を理解するまでに時間がかかり意味を理解した瞬間腰が抜けた。

「えっ」

 ガルミューラが答える前にトキワとリューリアは動き出していた。

「いくらあなたが強くても『幻想』の加護の前では無意味よッ!」

 リューリアは持ち得る全魔力を開放し二人へ攻撃を開始し同時にトキワも動き出した。
 そしてガルミューラは走り出したトキワの姿を、横顔を見つめていた。

(······その横顔だ。お前の横顔を見ていると抱いていた不安が全て消えていく。
 絶対に大丈夫だという安心感を与えてくれる。
 今も顔に浮かべている戦いを楽しむような笑み)

幻の波ミラボレア!!!」

 幻の波ミラボレア———その大波に触れれば一瞬で深い幻覚作用に見舞われる。『幻想』の加護を持つリューリアが使用可能な最大の範囲魔法。三人のいた空間は大波に包まれる中、トキワは真っ直ぐ大波に向かっていた。

全てを燃やす炎インベリアルッ———」

「はぁアア!?」

 出現したはずの大波は二人に一切の干渉を与えることなく蒸発し消え去った。
 だが戦闘中に驚いている余裕などない。トキワを相手にしていれば尚更だった。

「下界の民が······調子に乗るなぁあアアアア!!」

 リューリアは加護の持つ魔力を開放しその魔力は塊となって三人の頭上に上昇する。
 そして魔力の塊は巨大な雲を形つくり辺りを埋め尽くした。

幻の雨ミラバース

 幻の雨ミラバースは一見すればただの雨に変わりはない。だが正体は幻覚作用を引き起こす雨である。生成された雨雲はすぐさま魔法の込められた雨を作り出し二人の頭上から降り注がれる。

(どうしてだろう。敵の攻撃が迫っているのに安心している自分がいる)

「バブル。炎楼」

 互いにトキワ固有の魔法。常人には発動不可能なほど高度な魔法は同時に発動されていた。炎で生み出された楼閣によりガルミューラを守ると同時にバブルによる確率操作で幻の雨ミラバースが当たる確率をゼロにする。そして幻の雨の中、平然とリューリアまでの距離を詰めた。

(ありえないでしょッ! 人間の分際で、どうして当たっていない!?)

「グハッ——!!」

 すぐさま懐に入られた瞬間打撃を受けリューリアの身体中に痛みが駆け巡る。咄嗟に身体中を覆うようにして防御結界を張ると『炎』による連打が始まり結界は容易に消え去った。攻撃速度と防御速度の差は歴然だったのだ。

「ガルミューラがお前にされた痛みはまだ足りねえよ」

 続け様に攻撃を仕掛けるトキワは空を飛んでいた。地面ではなく空中を蹴り上げ自由自在に移動する。攻撃をやめリューリアはひたすらに逃げていた。

(はぁはぁはぁ·····逃げている。この私が。大天使である私が、人間如きに恐怖を抱いている?)

 頭の中では無数の攻撃手段が浮かんでいた。しかしその全てで反撃を喰らい致命傷を受ける未来が見えていた。故に攻撃の一切を諦め逃げ切ることだけに集中していたのだ。

(ふ····フフフ)

 だがこの状況でただ一つ、リューリアの取れる最適の選択肢が存在した。炎楼の中にいるガルミューラを視界に入れリューリアは軌道を変更する。

「お前達のような存在には必ず欠陥が存在するッ!」

 炎楼の根元へリューリアの魔力弾が被弾するが炎楼は欠損した部分を炎で覆うようにしてすぐさま修復した。

「小賢しいッ——!!」

 それまで素手で戦っていたリューリアは『シーラ』を出現させその剣先をガルミューラに向ける。
 トキワの警戒が僅かに逸れる瞬間までシーラを温存していたのだ。
 空中で投げたシーラは不規則な軌道を描きガルミューラへと飛来する。

「······一体何者よッ! あなた!!」

 だがシーラはトキワに片手で受け止められ勢いを殺された。
 更に混乱するリューリアの頭の中にシーラの声が響き渡る。

(リューリアさんッ——助けて、この男!!)

「シーラッ······」

 鋼鉄の剣はトキワの手により最も簡単に握りつぶされリューリアの目の前で砕け散った。断末魔のようなシーラの声と共に剣は粉々になったのだ。

「ふっ、フフフ。フハハハハ! 武器を壊して勝ったつもりなのかしら」

「······トキワ!!」

 だがリューリアにとってシーラの犠牲は想定内だった。

「ブハッ——」

 リューリアの手はトキワのみぞおちを貫き致命傷を与えていた。
 状況が呑み込めずに固まるガルミューラを横目に腕を引き抜き力なく倒れ込んだトキワを踏みつけた。

「言ったでしょう、あなたたち二人は既に私の手中よ」
しおりを挟む
感想 0

あなたにおすすめの小説

どうしよう私、弟にお腹を大きくさせられちゃった!~弟大好きお姉ちゃんの秘密の悩み~

さいとう みさき
恋愛
「ま、まさか!?」 あたし三鷹優美(みたかゆうみ)高校一年生。 弟の晴仁(はると)が大好きな普通のお姉ちゃん。 弟とは凄く仲が良いの! それはそれはものすごく‥‥‥ 「あん、晴仁いきなりそんなのお口に入らないよぉ~♡」 そんな関係のあたしたち。 でもある日トイレであたしはアレが来そうなのになかなか来ないのも気にもせずスカートのファスナーを上げると‥‥‥ 「うそっ! お腹が出て来てる!?」 お姉ちゃんの秘密の悩みです。

追放された味噌カス第7王子の異種族たちと,のんびり辺境地開発

ハーフのクロエ
ファンタジー
 アテナ王国の末っ子の第7王子に産まれたルーファスは魔力が0で無能者と言われ、大陸の妖精族や亜人やモンスターの多い大陸から離れた無人島に追放される。だが前世は万能スキル持ちで魔王を倒し英雄と呼ばれていたのを隠し生まれ変わってスローライフを送る為に無能者を装っていたのだ。そんなルーファスはスローライフを送るつもりが、無人島には人間族以外の種族の独自に進化した先住民がおり、周りの人たちが勝手に動いて気が付けば豊かで平和な強国を起こしていく物語です。

ガチャで領地改革! 没落辺境を職人召喚で立て直す若き領主

雪奈 水無月
ファンタジー
魔物大侵攻《モンスター・テンペスト》で父を失い、十五歳で領主となったロイド。 荒れ果てた辺境領を支えたのは、幼馴染のメイド・リーナと執事セバス、そして領民たちだった。 十八歳になったある日、女神アウレリアから“祝福”が降り、 ロイドの中で《スキル職人ガチャ》が覚醒する。 ガチャから現れるのは、防衛・経済・流通・娯楽など、 領地再建に不可欠な各分野のエキスパートたち。 魔物被害、経済不安、流通の断絶── 没落寸前の領地に、ようやく希望の光が差し込む。 新たな仲間と共に、若き領主ロイドの“辺境再生”が始まる。

「婚約破棄された転生令嬢ですが、王城のメイド五百人に慕われるメイド長になりました。なお元婚約者は私のメイドに土下座中です」

まさき
恋愛
社畜OLとして過労死した私は、異世界の令嬢・アリア・ヴェルナーに転生した。 目が覚めたら、婚約破棄されていた。 理由は「地味で面白みがない」から。 泣く暇もなかった。翌朝、王城のメイド採用面接に向かった。 最初は鼻で笑われた。雑用係からのスタートだった。 でも——前世で叩き込まれた仕事術と、一人ひとりの話を聞く姿勢で、少しずつメイドたちが集まってきた。 厨房が変わった。リネンが変わった。王城全体が変わっていった。 そして就任スピーチで宣言した。 「500人全員の名前を、覚えます」 冷酷と噂される王太子は、静かに見ていた。 悪役令嬢は妨害を仕掛けてきた。 元婚約者は——後悔し始めていた。 婚約破棄された令嬢が、500人に慕われるメイド長になるまでの物語。 なお元婚約者は、私のメイドたちの前で土下座中です。

異世界召喚は7回目…って、いい加減にしろよ‼︎

アノマロカリス
ファンタジー
『おぉ、勇者達よ! 良くぞ来てくれた‼︎』 見知らぬ城の中、床には魔法陣、王族の服装は中世の時代を感じさせる衣装… 俺こと不知火 朔夜(しらぬい さくや)は、クラスメートの4人と一緒に異世界に召喚された。 突然の事で戸惑うクラスメート達… だが俺はうんざりした顔で深い溜息を吐いた。 「またか…」 王族達の話では、定番中の定番の魔王が世界を支配しているから倒してくれという話だ。 そして儀式により…イケメンの正義は【勇者】を、ギャルっぽい美紅は【聖戦士】を、クラス委員長の真美は【聖女】を、秀才の悠斗は【賢者】になった。 そして俺はというと…? 『おぉ、伝承にある通り…異世界から召喚された者には、素晴らしい加護が与えられた!』 「それよりも不知火君は何を得たんだ?」 イケメンの正義は爽やかな笑顔で聞いてきた。 俺は儀式の札を見ると、【アンノウン】と書かれていた。 その場にいた者達は、俺の加護を見ると… 「正体不明で気味が悪い」とか、「得体が知れない」とか好き放題言っていた。 『ふむ…朔夜殿だけ分からずじまいか。だが、異世界から来た者達よ、期待しておるぞ!』 王族も前の4人が上位のジョブを引いた物だから、俺の事はどうでも良いらしい。 まぁ、その方が気楽で良い。 そして正義は、リーダーとして皆に言った。 「魔王を倒して元の世界に帰ろう!」 正義の言葉に3人は頷いたが、俺は正義に言った。 「魔王を倒すという志は立派だが、まずは魔物と戦って勝利をしてから言え!」 「僕達には素晴らしい加護の恩恵があるから…」 「肩書きがどんなに立派でも、魔物を前にしたら思う様には動けないんだ。現実を知れ!」 「何よ偉そうに…アンタだったら出来るというの?」 「良いか…殴り合いの喧嘩もしたことがない奴が、いきなり魔物に勝てる訳が無いんだ。お前達は、ゲーム感覚でいるみたいだが現実はそんなに甘く無いぞ!」 「ずいぶん知ったような口を聞くね。不知火は経験があるのか?」 「あるよ、異世界召喚は今回が初めてでは無いからな…」 俺は右手を上げると、頭上から光に照らされて黄金の甲冑と二振の聖剣を手にした。 「その…鎧と剣は?」 「これが証拠だ。この鎧と剣は、今迄の世界を救った報酬として貰った。」 「今迄って…今回が2回目では無いのか?」 「今回で7回目だ!マジでいい加減にして欲しいよ。」 俺はうんざりしながら答えた。 そう…今回の異世界召喚で7回目なのだ。 いずれの世界も救って来た。 そして今度の世界は…? 6月22日 HOTランキングで6位になりました! 6月23日 HOTランキングで4位になりました! 昼過ぎには3位になっていました.°(ಗдಗ。)°. 6月24日 HOTランキングで2位になりました! 皆様、応援有り難う御座いますm(_ _)m

【完結】子爵令嬢の秘密

りまり
恋愛
私は記憶があるまま転生しました。 転生先は子爵令嬢です。 魔力もそこそこありますので記憶をもとに頑張りたいです。

攻撃魔法を使えないヒーラーの俺が、回復魔法で最強でした。 -俺は何度でも救うとそう決めた-【[完]】

水無月いい人(minazuki)
ファンタジー
【HOTランキング一位獲得作品】 【一次選考通過作品】 ---  とある剣と魔法の世界で、  ある男女の間に赤ん坊が生まれた。  名をアスフィ・シーネット。  才能が無ければ魔法が使えない、そんな世界で彼は運良く魔法の才能を持って産まれた。  だが、使用できるのは攻撃魔法ではなく回復魔法のみだった。  攻撃魔法を一切使えない彼は、冒険者達からも距離を置かれていた。 彼は誓う、俺は回復魔法で最強になると。  --------- もし気に入っていただけたら、ブクマや評価、感想をいただけると大変励みになります! #ヒラ俺 この度ついに完結しました。 1年以上書き続けた作品です。 途中迷走してました……。 今までありがとうございました! --- 追記:2025/09/20 再編、あるいは続編を書くか迷ってます。 もし気になる方は、 コメント頂けるとするかもしれないです。

クラス全員で転移したけど俺のステータスは使役スキルが異常で出会った人全員を使役してしまいました

髙橋ルイ
ファンタジー
「クラス全員で転移したけど俺のステータスは使役スキルが異常で出会った人全員を使役してしまいました」 気がつけば、クラスごと異世界に転移していた――。 しかし俺のステータスは“雑魚”と判定され、クラスメイトからは置き去りにされる。 「どうせ役立たずだろ」と笑われ、迫害され、孤独になった俺。 だが……一人きりになったとき、俺は気づく。 唯一与えられた“使役スキル”が 異常すぎる力 を秘めていることに。 出会った人間も、魔物も、精霊すら――すべて俺の配下になってしまう。 雑魚と蔑まれたはずの俺は、気づけば誰よりも強大な軍勢を率いる存在へ。 これは、クラスで孤立していた少年が「異常な使役スキル」で異世界を歩む物語。 裏切ったクラスメイトを見返すのか、それとも新たな仲間とスローライフを選ぶのか―― 運命を決めるのは、すべて“使役”の先にある。 毎朝7時更新中です。⭐お気に入りで応援いただけると励みになります! 期間限定で10時と17時と21時も投稿予定 ※表紙のイラストはAIによるイメージです

処理中です...