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Ⅲ
GLD、、性同一性障害
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キリストの今度の行先は、
オメテオトル。
アステカ神話の団体だ。
マ「ねぇ、貴方?」
キ「何だ。」
マ「キリシャの情報をまとめた資料って
どこにあるの?」
今回、
マリアの服は大変上品な、
そしてセクシーな服だった。
赤い唇を少し上げ、
彼女はキリストの腕に抱きつき聞いた。
キ「………何故そんなことを聞く?」
マ「気まぐれ♪」
キ「…………………ガイヤが持ってる。」
マ「……え…」
ガイヤとは
ギリシャ神話の創造の女神だ。
同じく仮名である。
彼女は女のくせに
女との性行為を望む、
マリアからすれば
気持ちの悪い奴だ。
マリアはバイクの後部座席で
キリストに強くしがみついた。
キ「………大丈夫だ。
俺がいる。」
マ「………そうね。」
初めて会った時を思い出す。
***********
新しく入った団員は、
まずキリストの右手、
マリアの左手にキスをしなければならない。
敬意を表す行為だ。
以前からと同じように、
扉からのレッドカーペットの奥には
キリスト、マリアが
それぞれの玉座に座っている。
キリストの合図と共に
扉が開くと、
そこからは茶髪のロングヘアをする
背の高い女性が入ってきた。
恐らく、
優に175cmを越えるだろう。
彼女はキリストの右手にまずキスをすると、
次にマリアの左手に……
ガ「おぉ!なんという美しい方だ!!」
ガイヤは急にそう言うと
マリアの腕を握り腰に腕を回し
力一杯に寄せ、
彼女にそれはそれは深いキスをした。
マ「ん゛ーーーーー!?!?」
マリアのそういう感性は
ごく普通の女性であるからにして、
この行為は以上と感じているようだ。
勿論、
それはその場にいた
キリシャの団員全員が感じている事でもある。
キ「………」
キリストはガイヤを
鬼の形相でギロりと睨み、
後ろの奴らに殺す手配をさせた。
マリアはもうあまりの苦痛に
立つ力もなかった。
ガイヤはそれに気が付くと、
マリアをお姫様抱っこし
キリストに言った。
ガ「奥様は預かりますよ。」
キリストが手を振り下げると
ガイヤは何百発もの銃弾と共に
その場に倒れた。
倒れるガイヤの腕から
マリアをひったくり、
キリストは彼女をそれはもう強く抱き締めた。
***********
オメテオトルは
大変汚らしく荒れた組織だ。
彼らはこの国一帯の刑務所を管理している。
どういうわけか、
ここの団員には黒人が多い。
他の団と比べればその差は圧倒的だ。
今日の用事はその視察という訳だ。
噂では、
彼らは囚人の中から
有望な人材を集めているらしい。
今後、
彼らに一揆を起こされては困るので
凸を取り除くのだ。
あわよくば、
キリシャにも入れる気らしい。
マ「凄く嫌なこと思い出したわ……」
キ「………ガイヤの事か?」
マ「そう。酷いわ。
もう死んでる人の、
しかも私の大嫌いな人じゃない!」
キ「………冗談だ。」
マ「それでもあれは本当に嫌だったの。」
『GLD』、
いわば性同一性障害の事だが、
この患者を
あの出来事以来マリアは嫌うようになった。
別に彼女は、
『Rez』や『gay』の人間を見下したり
軽蔑することは無い。
彼女が嫌になった理由は、
自分が巻き込まれたからだ。
まぁ、それもそのはずだ。
女性の方は
初めて会った女に
いきなり熱いキスをされてみろ。
また、男性の方は
初めて会った男に
いきなり熱いキスをされてみろ。
身震いせざるを得ないのではなかろうか?
マ「じゃあ、誰が持ってるの?」
キ「俺だ。」
マ「あぁ、やっぱり。」
マリアはキリストの答えに
知ってたと言わんばかりに
目を瞑った。
キ「オメテオトルまで
あと5分で着くぞ。」
全「はい。」
マリア以外の者は皆、
キリストの言葉に返事した。
マリアはサングラスをかけながら、
退屈そうに空を眺めていた。
オメテオトル。
アステカ神話の団体だ。
マ「ねぇ、貴方?」
キ「何だ。」
マ「キリシャの情報をまとめた資料って
どこにあるの?」
今回、
マリアの服は大変上品な、
そしてセクシーな服だった。
赤い唇を少し上げ、
彼女はキリストの腕に抱きつき聞いた。
キ「………何故そんなことを聞く?」
マ「気まぐれ♪」
キ「…………………ガイヤが持ってる。」
マ「……え…」
ガイヤとは
ギリシャ神話の創造の女神だ。
同じく仮名である。
彼女は女のくせに
女との性行為を望む、
マリアからすれば
気持ちの悪い奴だ。
マリアはバイクの後部座席で
キリストに強くしがみついた。
キ「………大丈夫だ。
俺がいる。」
マ「………そうね。」
初めて会った時を思い出す。
***********
新しく入った団員は、
まずキリストの右手、
マリアの左手にキスをしなければならない。
敬意を表す行為だ。
以前からと同じように、
扉からのレッドカーペットの奥には
キリスト、マリアが
それぞれの玉座に座っている。
キリストの合図と共に
扉が開くと、
そこからは茶髪のロングヘアをする
背の高い女性が入ってきた。
恐らく、
優に175cmを越えるだろう。
彼女はキリストの右手にまずキスをすると、
次にマリアの左手に……
ガ「おぉ!なんという美しい方だ!!」
ガイヤは急にそう言うと
マリアの腕を握り腰に腕を回し
力一杯に寄せ、
彼女にそれはそれは深いキスをした。
マ「ん゛ーーーーー!?!?」
マリアのそういう感性は
ごく普通の女性であるからにして、
この行為は以上と感じているようだ。
勿論、
それはその場にいた
キリシャの団員全員が感じている事でもある。
キ「………」
キリストはガイヤを
鬼の形相でギロりと睨み、
後ろの奴らに殺す手配をさせた。
マリアはもうあまりの苦痛に
立つ力もなかった。
ガイヤはそれに気が付くと、
マリアをお姫様抱っこし
キリストに言った。
ガ「奥様は預かりますよ。」
キリストが手を振り下げると
ガイヤは何百発もの銃弾と共に
その場に倒れた。
倒れるガイヤの腕から
マリアをひったくり、
キリストは彼女をそれはもう強く抱き締めた。
***********
オメテオトルは
大変汚らしく荒れた組織だ。
彼らはこの国一帯の刑務所を管理している。
どういうわけか、
ここの団員には黒人が多い。
他の団と比べればその差は圧倒的だ。
今日の用事はその視察という訳だ。
噂では、
彼らは囚人の中から
有望な人材を集めているらしい。
今後、
彼らに一揆を起こされては困るので
凸を取り除くのだ。
あわよくば、
キリシャにも入れる気らしい。
マ「凄く嫌なこと思い出したわ……」
キ「………ガイヤの事か?」
マ「そう。酷いわ。
もう死んでる人の、
しかも私の大嫌いな人じゃない!」
キ「………冗談だ。」
マ「それでもあれは本当に嫌だったの。」
『GLD』、
いわば性同一性障害の事だが、
この患者を
あの出来事以来マリアは嫌うようになった。
別に彼女は、
『Rez』や『gay』の人間を見下したり
軽蔑することは無い。
彼女が嫌になった理由は、
自分が巻き込まれたからだ。
まぁ、それもそのはずだ。
女性の方は
初めて会った女に
いきなり熱いキスをされてみろ。
また、男性の方は
初めて会った男に
いきなり熱いキスをされてみろ。
身震いせざるを得ないのではなかろうか?
マ「じゃあ、誰が持ってるの?」
キ「俺だ。」
マ「あぁ、やっぱり。」
マリアはキリストの答えに
知ってたと言わんばかりに
目を瞑った。
キ「オメテオトルまで
あと5分で着くぞ。」
全「はい。」
マリア以外の者は皆、
キリストの言葉に返事した。
マリアはサングラスをかけながら、
退屈そうに空を眺めていた。
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