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【第一章】
【第1話】異世界転生、でも十五歳
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この物語の主人公一一八神翠が目覚めて起き上がったのは……木に囲まれた草原の上だった。
「何処ここ!?」
跳び起きた翠は周りを見渡してから目を擦る。……が風景は変わらない。
そういや、俺って足骨折してなかった?と思って折れている筈の右足をプラプラと振ってみても痛みがしない。
よく見れば着ている服も見た事が無いものだった。
何が何だか分からなくてぼーっと突っ立っていると、目の前に何かがヒラヒラと落ちてきた。
「何これ?」
拾って見てみると、それは三通の手紙だった。
取り敢えず、一番上にある手紙を見ることにした。
『八神翠様へ。お悔やみ申し上げます。貴方は死にました。貴方は死にましたが、幸運でした。抽選で異世界への転生者に選ばれたのです。私達からは何も要求する事はありません。素敵な異世界ライフをお送りください。女神より』
(死んだ………?俺が?)
一一信じられない。翠はそう思ったが、確かめるために記憶を辿る。
◇
◆
◇
「今日は~、待ちに待った~、退院と~、VRMMOが~、出来る日~」
最早、リズムにさえなっていない音痴ぶりを盛大に披露しながら、翠は家への帰り道を歩いていた。
歩いていると言っても、松葉杖を使いながらだが。
「せや、まだ轢き逃げの犯人捕まってないらしいんだよなぁ。ご丁寧にも盗んだ車使ってくれちゃって。やっぱ彼奴のファンなのかなぁ」
翠は、中学生まで不良だった。
とは言っても髪を染めたり、仲間で集まって遊んだりしていただけなのだが。
悪さもせず、授業もちゃんと受けていた。
だから恨みなんか買った覚えなんて無いのだ。
だから原因は翠が言う、国民的アイドルの『彼奴』に繋がる。
ボクっ娘の『彼奴』が国民的アイドルなんて、世も末だなと思う翠であった。
(て言うか、一回通りがかりに助けただけであそこ迄感謝される筋合いも無いと思うんだが)
◇
「ただいまー、って誰もいないよな」
翠は双子の妹との二人暮らしだ。
翠がまだ小学生の頃に、親は二人共事故で死んでしまっていた。
妹も、今日は友達の家に泊まると言っていたので家にはいない。
「神は言っている。ここでゲームをやる運命ではないと!って違うっての!ゲームやるべきなんだよ」
翠はよく知らないネタを使いながらゲームのディスクを入れる。
そしてその言葉の矛盾に気づいて自分でツッコミを入れる。
なんとも虚しい光景である。
◇
「これで……キャラ完成だ!」
翠が決定ボタンを押した途端、翠の体が崩れ落ちる。
そして、翠は……死んだ。
◇
◆
◇
「ああ、あぁ……死んだのかよ……俺」
翠は仰向けに寝たままで地面に拳を打ち付ける。
「くそっ!」
翠の胸中は死んだ悲しみと何処にぶつけたらいいか分からない怒りなどが渦巻いていた。
特に、仲間や友人に別れらしい別れも出来ぬまま死別した事に大きな後悔を覚え、たった一人の家族の妹、自分が死んだら何をしでかすかわからないあの後輩、更にとんでもないことをしでかしそうなあのボクっ娘のアイドルに一抹どころではない不安と不必要であろう心配をした。
◇
暫く経って気持ちに整理がついた俺は、この世界で好きに生きていく事を誓った。
二度目の人生は後悔しないように。
翠は次の手紙を読む。
『八神翠様へ。この世界で生きるにあたって、不便な事もあるでしょう。そこで生活に役立つアイテムをお贈りしたいと思います。女神より』
「アイテム?どこにあんの?」
ポンッ
手紙を読み終えた翠の前に大きな袋が、煙と気が抜けるような音と共に現れた。
「魔法?……ま、いっか。確認っと」
袋には地図、水筒、弁当箱、身分証、『知識の本』というタイトルの本が入っていた。
翠は一番興味が湧いた、という理由で本を開く。
◇
本をある程度読み終わった翠は、要点を確認する。
============================
・この世界は物質、魔力、精神の三要素で構成されている。
・この世界にはスキルとレベルの概念がある。
・この世界には様々な種族がいる。
・この世界の言葉は、転生時に貰ったスキルの『自動翻訳』によって理解できている。
============================
本を確認し終えた翠は、身分証に手を伸ばす。
(俺って異世界に転生?転移?した訳だけど、身分ってどうなってんだろ)
============================
名前: シアン
種族: 人間
性別: 男
年齢: 十五歳
============================
(シアン……俺がゲームで使ってる名前?……確認するか)
翠は最後の手紙を見る。
『八神翠様へ。申し訳ございません。私の配下の天使が貴方を転生する時に悪戯をして貴方の身体を作り変えてしまいました。これがその時の映像です。女神より』
翠の目の前に四角い画面が現れた。
◇
◆
◇
画面の中には一人の水色の髪の少女。後ろからの映像らしく顔は見えないが。
部屋は個室のオフィスのようで、少女は目の前の画面を見ている。
その画面にはゲームの画面を覗き込んでいる翠の姿があった。
死んだ日の翠だ。
「はぁ~~~これが今度死んで転生する奴ね。それにしても死ぬ間際にゲームするなんて呑気な奴ね~私も早く休暇取りたいわ~」
画面がズームしてゲームの画面に合わさる。
「ふんふん、これがゲームね。中々面白そうじゃない。キャラクターメイキング?種族は不死者、陣営は魔族、髪は金髪、目は緑と金のオッドアイ、迷いが無いわね。やっぱりこの年頃の男子ってこういうのに憧れるのかしら?」
画面の中の翠が倒れる。
「あ、死んだ」
また切り替わった画面の中では、翠の葬式が行われていた。
俺には親も親戚も居ないので、妹が全て計画してくれたのだろう。
俺は最期まで嫌われていたが、兄ちゃんは別の世界で生きているからな。出来ることならそのキツイ性格を直して素敵な人と結婚してくれ。
お前は性格以外はほぼ完璧なんだからな。
って、ん?……んんん?
疲れてんのかな、俺。妹が後輩の女の子と一緒に俺の死体に寄り添って泣いてるように見えるぞ。
俺疲れてんだな。良し、俺は何も見なかった。
「転生しても前の姿のままってのは、趣ってもんが無いわよね。このゲームのキャラクターそのものにしてやろうかしら。このキャラクターの顔好みだし。能力も楽して付けれるしね」
また画面が切り替わる。少女の後ろには金髪の女性が立っていた。
「ふんふ~ん、これで能力をつけ終わったわね~我ながら素敵な能力を思いつくものだわ~」
「貴女………何をしているの?」
「ひゃっ!?あぁっ!決定ボタン押しちゃった!パワーバランスがぁ!設定まだなのにぃ!」
「……」
「……め、女神長様でございましょうか」
少女が顔面蒼白といった様子で後ろに顔を向ける。
「これは……なんて事をしてるんですか貴女!」
「え、えっと、何ていうかその……善意故の行動?」
「そんな嘘で騙されるとでも?……一度転生させた人は呼び戻して元に戻す事も出来ませんし……ん?不死者?……不死者……」
少女の顔が更に白くなる。
「……」
「……何勝手に永遠の命与えてるんですか!」
「ごっ、ごめんなさーい!!」
女神長の女性は怒り心頭といった様子で怒り、少女は頭を抱える。
「貴女には相応の処罰を受けて貰います!後で私の部屋に来なさい!」
「………はい」
くるっと、女神長の女性が画面の方を向いた。
先程怒っていたのが嘘のような慈愛に満ちた笑みを浮かべている。
「先ずはすみません。私の部下の悪ふざけの所為で………一時間程祈りを捧げてくれれば私が応じます。貴方は不老不死になってしまったみたいなので、きっと死ねないでしょう。死にたい時や困った時は祈りを捧げて下さいね。では」
女神様がそう言い終わると画面はプツッと音を立てて消えた。
◇
翠は髪を一本抜く。髪は紛れもなく金色だった。
指を噛んでみる。痛みもせず、血が出た後に直ぐに傷跡が無くなった。
「何てことしてくれてんだよ!?」
八神翠、十五歳、最近不老不死になりました。前途多難な異世界ライフになりそうです。
不老不死って、普通じゃないよね?バレたら解剖でもされて研究材料になるよな?
翠はこの世界に生きていくのに、決して小さくない不安を覚えたのだった。
============================
どうも、ヘタノヨコズキです。ヘタノ、とでも呼んでください。
基本的に主人公最強、ハーレム?常識だよね?の仕様になっております。
後、前世の人達が関わってくるのはまだかな。徐々に出てくるかも?
初の小説執筆です。文才などは一切合切持ち合わせてはおりませんが、どうぞよしなに。
「何処ここ!?」
跳び起きた翠は周りを見渡してから目を擦る。……が風景は変わらない。
そういや、俺って足骨折してなかった?と思って折れている筈の右足をプラプラと振ってみても痛みがしない。
よく見れば着ている服も見た事が無いものだった。
何が何だか分からなくてぼーっと突っ立っていると、目の前に何かがヒラヒラと落ちてきた。
「何これ?」
拾って見てみると、それは三通の手紙だった。
取り敢えず、一番上にある手紙を見ることにした。
『八神翠様へ。お悔やみ申し上げます。貴方は死にました。貴方は死にましたが、幸運でした。抽選で異世界への転生者に選ばれたのです。私達からは何も要求する事はありません。素敵な異世界ライフをお送りください。女神より』
(死んだ………?俺が?)
一一信じられない。翠はそう思ったが、確かめるために記憶を辿る。
◇
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「今日は~、待ちに待った~、退院と~、VRMMOが~、出来る日~」
最早、リズムにさえなっていない音痴ぶりを盛大に披露しながら、翠は家への帰り道を歩いていた。
歩いていると言っても、松葉杖を使いながらだが。
「せや、まだ轢き逃げの犯人捕まってないらしいんだよなぁ。ご丁寧にも盗んだ車使ってくれちゃって。やっぱ彼奴のファンなのかなぁ」
翠は、中学生まで不良だった。
とは言っても髪を染めたり、仲間で集まって遊んだりしていただけなのだが。
悪さもせず、授業もちゃんと受けていた。
だから恨みなんか買った覚えなんて無いのだ。
だから原因は翠が言う、国民的アイドルの『彼奴』に繋がる。
ボクっ娘の『彼奴』が国民的アイドルなんて、世も末だなと思う翠であった。
(て言うか、一回通りがかりに助けただけであそこ迄感謝される筋合いも無いと思うんだが)
◇
「ただいまー、って誰もいないよな」
翠は双子の妹との二人暮らしだ。
翠がまだ小学生の頃に、親は二人共事故で死んでしまっていた。
妹も、今日は友達の家に泊まると言っていたので家にはいない。
「神は言っている。ここでゲームをやる運命ではないと!って違うっての!ゲームやるべきなんだよ」
翠はよく知らないネタを使いながらゲームのディスクを入れる。
そしてその言葉の矛盾に気づいて自分でツッコミを入れる。
なんとも虚しい光景である。
◇
「これで……キャラ完成だ!」
翠が決定ボタンを押した途端、翠の体が崩れ落ちる。
そして、翠は……死んだ。
◇
◆
◇
「ああ、あぁ……死んだのかよ……俺」
翠は仰向けに寝たままで地面に拳を打ち付ける。
「くそっ!」
翠の胸中は死んだ悲しみと何処にぶつけたらいいか分からない怒りなどが渦巻いていた。
特に、仲間や友人に別れらしい別れも出来ぬまま死別した事に大きな後悔を覚え、たった一人の家族の妹、自分が死んだら何をしでかすかわからないあの後輩、更にとんでもないことをしでかしそうなあのボクっ娘のアイドルに一抹どころではない不安と不必要であろう心配をした。
◇
暫く経って気持ちに整理がついた俺は、この世界で好きに生きていく事を誓った。
二度目の人生は後悔しないように。
翠は次の手紙を読む。
『八神翠様へ。この世界で生きるにあたって、不便な事もあるでしょう。そこで生活に役立つアイテムをお贈りしたいと思います。女神より』
「アイテム?どこにあんの?」
ポンッ
手紙を読み終えた翠の前に大きな袋が、煙と気が抜けるような音と共に現れた。
「魔法?……ま、いっか。確認っと」
袋には地図、水筒、弁当箱、身分証、『知識の本』というタイトルの本が入っていた。
翠は一番興味が湧いた、という理由で本を開く。
◇
本をある程度読み終わった翠は、要点を確認する。
============================
・この世界は物質、魔力、精神の三要素で構成されている。
・この世界にはスキルとレベルの概念がある。
・この世界には様々な種族がいる。
・この世界の言葉は、転生時に貰ったスキルの『自動翻訳』によって理解できている。
============================
本を確認し終えた翠は、身分証に手を伸ばす。
(俺って異世界に転生?転移?した訳だけど、身分ってどうなってんだろ)
============================
名前: シアン
種族: 人間
性別: 男
年齢: 十五歳
============================
(シアン……俺がゲームで使ってる名前?……確認するか)
翠は最後の手紙を見る。
『八神翠様へ。申し訳ございません。私の配下の天使が貴方を転生する時に悪戯をして貴方の身体を作り変えてしまいました。これがその時の映像です。女神より』
翠の目の前に四角い画面が現れた。
◇
◆
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画面の中には一人の水色の髪の少女。後ろからの映像らしく顔は見えないが。
部屋は個室のオフィスのようで、少女は目の前の画面を見ている。
その画面にはゲームの画面を覗き込んでいる翠の姿があった。
死んだ日の翠だ。
「はぁ~~~これが今度死んで転生する奴ね。それにしても死ぬ間際にゲームするなんて呑気な奴ね~私も早く休暇取りたいわ~」
画面がズームしてゲームの画面に合わさる。
「ふんふん、これがゲームね。中々面白そうじゃない。キャラクターメイキング?種族は不死者、陣営は魔族、髪は金髪、目は緑と金のオッドアイ、迷いが無いわね。やっぱりこの年頃の男子ってこういうのに憧れるのかしら?」
画面の中の翠が倒れる。
「あ、死んだ」
また切り替わった画面の中では、翠の葬式が行われていた。
俺には親も親戚も居ないので、妹が全て計画してくれたのだろう。
俺は最期まで嫌われていたが、兄ちゃんは別の世界で生きているからな。出来ることならそのキツイ性格を直して素敵な人と結婚してくれ。
お前は性格以外はほぼ完璧なんだからな。
って、ん?……んんん?
疲れてんのかな、俺。妹が後輩の女の子と一緒に俺の死体に寄り添って泣いてるように見えるぞ。
俺疲れてんだな。良し、俺は何も見なかった。
「転生しても前の姿のままってのは、趣ってもんが無いわよね。このゲームのキャラクターそのものにしてやろうかしら。このキャラクターの顔好みだし。能力も楽して付けれるしね」
また画面が切り替わる。少女の後ろには金髪の女性が立っていた。
「ふんふ~ん、これで能力をつけ終わったわね~我ながら素敵な能力を思いつくものだわ~」
「貴女………何をしているの?」
「ひゃっ!?あぁっ!決定ボタン押しちゃった!パワーバランスがぁ!設定まだなのにぃ!」
「……」
「……め、女神長様でございましょうか」
少女が顔面蒼白といった様子で後ろに顔を向ける。
「これは……なんて事をしてるんですか貴女!」
「え、えっと、何ていうかその……善意故の行動?」
「そんな嘘で騙されるとでも?……一度転生させた人は呼び戻して元に戻す事も出来ませんし……ん?不死者?……不死者……」
少女の顔が更に白くなる。
「……」
「……何勝手に永遠の命与えてるんですか!」
「ごっ、ごめんなさーい!!」
女神長の女性は怒り心頭といった様子で怒り、少女は頭を抱える。
「貴女には相応の処罰を受けて貰います!後で私の部屋に来なさい!」
「………はい」
くるっと、女神長の女性が画面の方を向いた。
先程怒っていたのが嘘のような慈愛に満ちた笑みを浮かべている。
「先ずはすみません。私の部下の悪ふざけの所為で………一時間程祈りを捧げてくれれば私が応じます。貴方は不老不死になってしまったみたいなので、きっと死ねないでしょう。死にたい時や困った時は祈りを捧げて下さいね。では」
女神様がそう言い終わると画面はプツッと音を立てて消えた。
◇
翠は髪を一本抜く。髪は紛れもなく金色だった。
指を噛んでみる。痛みもせず、血が出た後に直ぐに傷跡が無くなった。
「何てことしてくれてんだよ!?」
八神翠、十五歳、最近不老不死になりました。前途多難な異世界ライフになりそうです。
不老不死って、普通じゃないよね?バレたら解剖でもされて研究材料になるよな?
翠はこの世界に生きていくのに、決して小さくない不安を覚えたのだった。
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どうも、ヘタノヨコズキです。ヘタノ、とでも呼んでください。
基本的に主人公最強、ハーレム?常識だよね?の仕様になっております。
後、前世の人達が関わってくるのはまだかな。徐々に出てくるかも?
初の小説執筆です。文才などは一切合切持ち合わせてはおりませんが、どうぞよしなに。
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