2 / 25
四地方の章
第二話 そうだ。商売をしよう
しおりを挟む
ガキン!ガキン!と火花を散らして鉄と鉄がぶつかり合う
火山エネルギープロミネンスが飛び交う中、俺は刀鍛冶をしていた。
ここはアグニの鍛冶場
アグニ火山は昔から刀鍛冶の聖地として知られており理由はわからないがここだけ時間の流れが違う異空間となっている。
アグニの鍛冶場での一年は外での一時間らしい
しかもそれだけじゃない、酸素も薄く重力も普段の12倍………力の入れ方
を間違えれば一瞬で死ぬ……
だから優れた技術と才能を持つ血すじの刀鍛冶のみが入ることを許されている。
そんな刀鍛冶は現時点で俺しかいないけど……そしていま俺はアグニの鍛冶場で打ち続けて12ヶ月が経っていて気づけば剣は400本もできていた。
「……………」
(本当に剣を作るだけの生活でいいのかな?俺……)
でも俺には鍛冶をすることしかできない……………だから外の世界では無能って言われてきたしギルドも追放された、
俺の存在意義ってなんだろうか?なんで俺は剣を作るんだ?
そんなことを考えてると、ふとあることを思い出す。
10年前………
「父ちゃん!!」
「どうした?ツルギ?」
「父ちゃんはなんで剣を作ってるの?」
「どうした急に?」
「わかんないんだ、なんでこの里にいたら刀鍛冶をしなきゃいけないの?」
「そうだなー、父ちゃんは初恋の相手に剣を作ってあげようって思ったのが始まりだなぁ」
「初恋って母ちゃん?」
「ああ、そうだ」
「あいつは体が弱くて剣が作れなかったからな、自分のが欲しいって何度も何度も言ってたよ」
「それで俺は無理して伝説の金属アグニウムを取ってきてアグニの鍛冶場で剣を作った」
「怒られなかったの?」
「もちろんこっぴどく叱られたさ」
「でもな、あいつは嬉しそうだった腹を抱えて見たことないくらいに大笑いして……」
「その笑顔を見るのが最高に嬉しかった」
「剣は人との繋がりを断つものだが、時には人と人を繋げてくれる時がある」
「だから俺は刀鍛冶がきっとやめられねぇんだ、剣で人を繋ぎたい」
「人を斬るもんがなんで人を繋ぐの?」
「お前も大きくなったらわかるさ、ツルギ」
昔の回想から我に帰る、剣は人を繋ぐ…………そういえば親父はそんなこと言ってたな。
だったら俺がやりたいこと………それは………
その日の夜、俺はアグニの鍛冶場を出て実家に帰った。
「ただいま」
「ツルギ!?」
母さんがびっくりした声で俺の名を呼ぶ
「ツルギ……本当にツルギなの?」
「正真正銘100%純鉄なテッチャンでーす!!」
小さい頃に母さんによくやった挨拶をする。
「おかえりなさい……ツルギ……!」
「ただいま母さん」
「あんたちょっと焦げ臭くない?」
母さんが僕の服の匂いを嗅ぐ
「1年ぐらいアグニの鍛冶場で作ってたから………」
「風呂沸いてるから入ってきなさい、その間にご飯作ってるから」
「はいよ」
俺は風呂に入りゆったりリラックスする、風呂から出ると美味しそうな匂いが漂っていた。
この匂い…………刀鍛冶の村名物たけのこ炊き込みご飯!?
俺は急いで浴衣に着替え食卓に向かう
ふすまを開けるとそこには美味しそうな炊き込みご飯と、豚汁が置いてあった。
「うまそー!!」
「たくさん食べな、どうせ明日から旅に出るでしょ?」
「げっ……!なんでわかった?」
「雰囲気が10年前とそっくりだからよ」
「ははは………」
「そういや、カタナのやつは?」
「カタナならサトちゃん家に連行されたわよ」
「ラブラブだなぁー」
「あんたは向こうで片思いの相手とかいなかったの?」
「いや?」
「あんたは女に興味ないわね~」
「うん、恋愛がよくわかんねぇや」
俺はご飯を胃に吸い込みながらあっという間に食べ干してしまう。
「今度は何するの?」
「え?」
「あんたがこのまま余生を刀鍛冶に費やすとは思えないし」
「そうだな~」
俺はアグニの鍛冶場でやりたいと思ったことを口にする。
「俺、武器屋やってみたいかも」
「世界中を旅して、自分の剣を売ってみたいし!」
「いいんじゃない?あんたらしいよ」
「あとこの村、財政的に厳しいでしょ?」
「そうねぇ…………村の予算がもうあまりないわね……」
「だったら俺が稼いだお金をそっちに送れば資金問題は解決するんじゃないかと思ってさ!」
「いいじゃない!」
「よぉーし!!そうと決まれば早速準備開始だー!!」
「ほんっと、お父さんにそっくりなんだから………」
母さんは呆れながらも優しく微笑んでいた。
~次の日~
まず俺はアグニの鍛冶場で製造した剣を村の中にある中古剣屋で売りお金を手に入れた。
「四本で6万ギガだね、これでいいかい?」
「お願いします!」
次にやることは通りすがりの魔法商人から魔法ブレスレットを買う。
「この魔法は収納魔法だ……!世界を旅したい君にはぴったりじゃないか?」
「よし!買った!!」
魔法ブレスレットを身につけて394本の剣を魔法陣に収納する。
あとはバックと食料を買いそして商人協会に登録してフリーパスポートをもらう。
フリーパスポートを持っていればどんな地域や国、ダンジョンを自由に出入りすることができる。
商人協会に入っとけばいろいろ保険が降りるし一石二鳥である。
そして自衛用のナイフをアグニの鍛冶場で製造する。
ナイフの理由は簡単、自分から戦闘を行う事を想定していないためだ。
自分の戦闘方針は基本的に襲ってきた相手をカウンターで仕留める方向性にした。
そして今回のナイフは少量のアグニウムと鉄を組み合わせた合金を使用した特別製で名前は鎧を破壊するものと名付ける事にした。
「よろしくな!!アーマーブレイカー!!」
キラリとナイフの先端が光る。
どんぐらいの切れ味が出るか楽しみだ……!
そしてついに訪れた出発の日、
「それでは里長………!行ってきます!!」
「うむ、この世界をしっかりとその目で見てこい……!」
「はい……!」
「里長様…………」
「おお、そうだった!あと一つ渡したいものがある」
渡したいもの?一体なんだ?
「これはアグニの鍛冶台だ、お前の父が残していったものだよ」
「父ちゃんが?」
「これがなかなかの優れものでな、素材を入れるだけでアグニの鍛冶場とほぼ同じ精度で剣を作ることができるとの事だ」
「なんだそれ…………!?チートじゃないですか!?」
「この鍛冶台があればきっと何かの役に立つだろう、持ってくといい」
「……!ありがとうございます!!里長!!」
そして出発の時は来た。
みんなが見送りに村の入り口まで来てくれる。
「じゃあみんな!いってくる!!」
「あまり無理するんじゃねぇぞ!!嫌になったらいつでも帰ってこい!!」
「はいはい……」
「あ、あのっ!」
「?」
下を向くと小さな女の子が3人いた。
「えっと………その……」
女の子はモジモジしながら何かを伝えようとする。
「ヒカリちゃん……頑張れ!!」
「自分の思いぶつけちまいな!!」
「?」
「お、おにぎり……!!」
すると少女は竹皮に包んだおにぎりを差し出してきた。
「おっ!!ありがと~!」
「えへへ~」
頭を撫でると嬉しそうに笑う。
この笑顔のためにもお金稼がなきゃな!!
「じゃ、いってくる!!」
「「いってらっしゃーーーい!!」」
こうして俺の世界を巡る冒険は始まったのだった!!
だがこの頃は思いもしなかった。俺の剣が世界情勢を変えるほどの力を持っていたなんて……!!
次回 西の国 サフィロース王国
火山エネルギープロミネンスが飛び交う中、俺は刀鍛冶をしていた。
ここはアグニの鍛冶場
アグニ火山は昔から刀鍛冶の聖地として知られており理由はわからないがここだけ時間の流れが違う異空間となっている。
アグニの鍛冶場での一年は外での一時間らしい
しかもそれだけじゃない、酸素も薄く重力も普段の12倍………力の入れ方
を間違えれば一瞬で死ぬ……
だから優れた技術と才能を持つ血すじの刀鍛冶のみが入ることを許されている。
そんな刀鍛冶は現時点で俺しかいないけど……そしていま俺はアグニの鍛冶場で打ち続けて12ヶ月が経っていて気づけば剣は400本もできていた。
「……………」
(本当に剣を作るだけの生活でいいのかな?俺……)
でも俺には鍛冶をすることしかできない……………だから外の世界では無能って言われてきたしギルドも追放された、
俺の存在意義ってなんだろうか?なんで俺は剣を作るんだ?
そんなことを考えてると、ふとあることを思い出す。
10年前………
「父ちゃん!!」
「どうした?ツルギ?」
「父ちゃんはなんで剣を作ってるの?」
「どうした急に?」
「わかんないんだ、なんでこの里にいたら刀鍛冶をしなきゃいけないの?」
「そうだなー、父ちゃんは初恋の相手に剣を作ってあげようって思ったのが始まりだなぁ」
「初恋って母ちゃん?」
「ああ、そうだ」
「あいつは体が弱くて剣が作れなかったからな、自分のが欲しいって何度も何度も言ってたよ」
「それで俺は無理して伝説の金属アグニウムを取ってきてアグニの鍛冶場で剣を作った」
「怒られなかったの?」
「もちろんこっぴどく叱られたさ」
「でもな、あいつは嬉しそうだった腹を抱えて見たことないくらいに大笑いして……」
「その笑顔を見るのが最高に嬉しかった」
「剣は人との繋がりを断つものだが、時には人と人を繋げてくれる時がある」
「だから俺は刀鍛冶がきっとやめられねぇんだ、剣で人を繋ぎたい」
「人を斬るもんがなんで人を繋ぐの?」
「お前も大きくなったらわかるさ、ツルギ」
昔の回想から我に帰る、剣は人を繋ぐ…………そういえば親父はそんなこと言ってたな。
だったら俺がやりたいこと………それは………
その日の夜、俺はアグニの鍛冶場を出て実家に帰った。
「ただいま」
「ツルギ!?」
母さんがびっくりした声で俺の名を呼ぶ
「ツルギ……本当にツルギなの?」
「正真正銘100%純鉄なテッチャンでーす!!」
小さい頃に母さんによくやった挨拶をする。
「おかえりなさい……ツルギ……!」
「ただいま母さん」
「あんたちょっと焦げ臭くない?」
母さんが僕の服の匂いを嗅ぐ
「1年ぐらいアグニの鍛冶場で作ってたから………」
「風呂沸いてるから入ってきなさい、その間にご飯作ってるから」
「はいよ」
俺は風呂に入りゆったりリラックスする、風呂から出ると美味しそうな匂いが漂っていた。
この匂い…………刀鍛冶の村名物たけのこ炊き込みご飯!?
俺は急いで浴衣に着替え食卓に向かう
ふすまを開けるとそこには美味しそうな炊き込みご飯と、豚汁が置いてあった。
「うまそー!!」
「たくさん食べな、どうせ明日から旅に出るでしょ?」
「げっ……!なんでわかった?」
「雰囲気が10年前とそっくりだからよ」
「ははは………」
「そういや、カタナのやつは?」
「カタナならサトちゃん家に連行されたわよ」
「ラブラブだなぁー」
「あんたは向こうで片思いの相手とかいなかったの?」
「いや?」
「あんたは女に興味ないわね~」
「うん、恋愛がよくわかんねぇや」
俺はご飯を胃に吸い込みながらあっという間に食べ干してしまう。
「今度は何するの?」
「え?」
「あんたがこのまま余生を刀鍛冶に費やすとは思えないし」
「そうだな~」
俺はアグニの鍛冶場でやりたいと思ったことを口にする。
「俺、武器屋やってみたいかも」
「世界中を旅して、自分の剣を売ってみたいし!」
「いいんじゃない?あんたらしいよ」
「あとこの村、財政的に厳しいでしょ?」
「そうねぇ…………村の予算がもうあまりないわね……」
「だったら俺が稼いだお金をそっちに送れば資金問題は解決するんじゃないかと思ってさ!」
「いいじゃない!」
「よぉーし!!そうと決まれば早速準備開始だー!!」
「ほんっと、お父さんにそっくりなんだから………」
母さんは呆れながらも優しく微笑んでいた。
~次の日~
まず俺はアグニの鍛冶場で製造した剣を村の中にある中古剣屋で売りお金を手に入れた。
「四本で6万ギガだね、これでいいかい?」
「お願いします!」
次にやることは通りすがりの魔法商人から魔法ブレスレットを買う。
「この魔法は収納魔法だ……!世界を旅したい君にはぴったりじゃないか?」
「よし!買った!!」
魔法ブレスレットを身につけて394本の剣を魔法陣に収納する。
あとはバックと食料を買いそして商人協会に登録してフリーパスポートをもらう。
フリーパスポートを持っていればどんな地域や国、ダンジョンを自由に出入りすることができる。
商人協会に入っとけばいろいろ保険が降りるし一石二鳥である。
そして自衛用のナイフをアグニの鍛冶場で製造する。
ナイフの理由は簡単、自分から戦闘を行う事を想定していないためだ。
自分の戦闘方針は基本的に襲ってきた相手をカウンターで仕留める方向性にした。
そして今回のナイフは少量のアグニウムと鉄を組み合わせた合金を使用した特別製で名前は鎧を破壊するものと名付ける事にした。
「よろしくな!!アーマーブレイカー!!」
キラリとナイフの先端が光る。
どんぐらいの切れ味が出るか楽しみだ……!
そしてついに訪れた出発の日、
「それでは里長………!行ってきます!!」
「うむ、この世界をしっかりとその目で見てこい……!」
「はい……!」
「里長様…………」
「おお、そうだった!あと一つ渡したいものがある」
渡したいもの?一体なんだ?
「これはアグニの鍛冶台だ、お前の父が残していったものだよ」
「父ちゃんが?」
「これがなかなかの優れものでな、素材を入れるだけでアグニの鍛冶場とほぼ同じ精度で剣を作ることができるとの事だ」
「なんだそれ…………!?チートじゃないですか!?」
「この鍛冶台があればきっと何かの役に立つだろう、持ってくといい」
「……!ありがとうございます!!里長!!」
そして出発の時は来た。
みんなが見送りに村の入り口まで来てくれる。
「じゃあみんな!いってくる!!」
「あまり無理するんじゃねぇぞ!!嫌になったらいつでも帰ってこい!!」
「はいはい……」
「あ、あのっ!」
「?」
下を向くと小さな女の子が3人いた。
「えっと………その……」
女の子はモジモジしながら何かを伝えようとする。
「ヒカリちゃん……頑張れ!!」
「自分の思いぶつけちまいな!!」
「?」
「お、おにぎり……!!」
すると少女は竹皮に包んだおにぎりを差し出してきた。
「おっ!!ありがと~!」
「えへへ~」
頭を撫でると嬉しそうに笑う。
この笑顔のためにもお金稼がなきゃな!!
「じゃ、いってくる!!」
「「いってらっしゃーーーい!!」」
こうして俺の世界を巡る冒険は始まったのだった!!
だがこの頃は思いもしなかった。俺の剣が世界情勢を変えるほどの力を持っていたなんて……!!
次回 西の国 サフィロース王国
286
あなたにおすすめの小説
防御力を下げる魔法しか使えなかった俺は勇者パーティから追放されたけど俺の魔法に強制脱衣の追加効果が発現したので世界中で畏怖の対象になりました
かにくくり
ファンタジー
魔法使いクサナギは国王の命により勇者パーティの一員として魔獣討伐の任務を続けていた。
しかし相手の防御力を下げる魔法しか使う事ができないクサナギは仲間達からお荷物扱いをされてパーティから追放されてしまう。
しかし勇者達は今までクサナギの魔法で魔物の防御力が下がっていたおかげで楽に戦えていたという事実に全く気付いていなかった。
勇者パーティが没落していく中、クサナギは追放された地で彼の本当の力を知る新たな仲間を加えて一大勢力を築いていく。
そして防御力を下げるだけだったクサナギの魔法はいつしか次のステップに進化していた。
相手の身に着けている物を強制的に剥ぎ取るという究極の魔法を習得したクサナギの前に立ち向かえる者は誰ひとりいなかった。
※小説家になろうにも掲載しています。
【完結】魔王を倒してスキルを失ったら「用済み」と国を追放された勇者、数年後に里帰りしてみると既に祖国が滅んでいた
きなこもちこ
ファンタジー
🌟某小説投稿サイトにて月間3位(異ファン)獲得しました!
「勇者カナタよ、お前はもう用済みだ。この国から追放する」
魔王討伐後一年振りに目を覚ますと、突然王にそう告げられた。
魔王を倒したことで、俺は「勇者」のスキルを失っていた。
信頼していたパーティメンバーには蔑まれ、二度と国の土を踏まないように察知魔法までかけられた。
悔しさをバネに隣国で再起すること十数年……俺は結婚して妻子を持ち、大臣にまで昇り詰めた。
かつてのパーティメンバー達に「スキルが無くても幸せになった姿」を見せるため、里帰りした俺は……祖国の惨状を目にすることになる。
※ハピエン・善人しか書いたことのない作者が、「追放」をテーマにして実験的に書いてみた作品です。普段の作風とは異なります。
※小説家になろう、カクヨムさんで同一名義にて掲載予定です
竜騎士の俺は勇者達によって無能者とされて王国から追放されました、俺にこんな事をしてきた勇者達はしっかりお返しをしてやります
しまうま弁当
ファンタジー
ホルキス王家に仕えていた竜騎士のジャンはある日大勇者クレシーと大賢者ラズバーによって追放を言い渡されたのだった。
納得できないジャンは必死に勇者クレシーに訴えたが、ジャンの意見は聞き入れられずにそのまま国外追放となってしまう。
ジャンは必ずクレシーとラズバーにこのお返しをすると誓ったのだった。
そしてジャンは国外にでるために国境の町カリーナに向かったのだが、国境の町カリーナが攻撃されてジャンも巻き込まれてしまったのだった。
竜騎士ジャンの無双活劇が今始まります。
レベルが上がらずパーティから捨てられましたが、実は成長曲線が「勇者」でした
桐山じゃろ
ファンタジー
同い年の幼馴染で作ったパーティの中で、ラウトだけがレベル10から上がらなくなってしまった。パーティリーダーのセルパンはラウトに頼り切っている現状に気づかないまま、レベルが低いという理由だけでラウトをパーティから追放する。しかしその後、仲間のひとりはラウトについてきてくれたし、弱い魔物を倒しただけでレベルが上がり始めた。やがてラウトは精霊に寵愛されし最強の勇者となる。一方でラウトを捨てた元仲間たちは自業自得によるざまぁに遭ったりします。※小説家になろう、カクヨムにも同じものを公開しています。
追放された私の代わりに入った女、三日で国を滅ぼしたらしいですよ?
タマ マコト
ファンタジー
王国直属の宮廷魔導師・セレス・アルトレイン。
白銀の髪に琥珀の瞳を持つ、稀代の天才。
しかし、その才能はあまりに“美しすぎた”。
王妃リディアの嫉妬。
王太子レオンの盲信。
そして、セレスを庇うはずだった上官の沈黙。
「あなたの魔法は冷たい。心がこもっていないわ」
そう言われ、セレスは**『無能』の烙印**を押され、王国から追放される。
彼女はただ一言だけ残した。
「――この国の炎は、三日で尽きるでしょう。」
誰もそれを脅しとは受け取らなかった。
だがそれは、彼女が未来を見通す“預言魔法”の言葉だったのだ。
後日譚追加【完結】冤罪で追放された俺、真実の魔法で無実を証明したら手のひら返しの嵐!! でももう遅い、王都ごと見捨てて自由に生きます
なみゆき
ファンタジー
魔王を討ったはずの俺は、冤罪で追放された。 功績は奪われ、婚約は破棄され、裏切り者の烙印を押された。 信じてくれる者は、誰一人いない——そう思っていた。
だが、辺境で出会った古代魔導と、ただ一人俺を信じてくれた彼女が、すべてを変えた。 婚礼と処刑が重なるその日、真実をつきつけ、俺は、王都に“ざまぁ”を叩きつける。
……でも、もう復讐には興味がない。 俺が欲しかったのは、名誉でも地位でもなく、信じてくれる人だった。
これは、ざまぁの果てに静かな勝利を選んだ、元英雄の物語。
(完結)魔王討伐後にパーティー追放されたFランク魔法剣士は、超レア能力【全スキル】を覚えてゲスすぎる勇者達をザマアしつつ世界を救います
しまうま弁当
ファンタジー
魔王討伐直後にクリードは勇者ライオスからパーティーから出て行けといわれるのだった。クリードはパーティー内ではつねにFランクと呼ばれ戦闘にも参加させてもらえず場美雑言は当たり前でクリードはもう勇者パーティーから出て行きたいと常々考えていたので、いい機会だと思って出て行く事にした。だがラストダンジョンから脱出に必要なリアーの羽はライオス達は分けてくれなかったので、仕方なく一階層づつ上っていく事を決めたのだった。だがなぜか後ろから勇者パーティー内で唯一のヒロインであるミリーが追いかけてきて一緒に脱出しようと言ってくれたのだった。切羽詰まっていると感じたクリードはミリーと一緒に脱出を図ろうとするが、後ろから追いかけてきたメンバーに石にされてしまったのだった。
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる