神父と男

ume-gummy

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「神父様。俺は悪い男です。女の気持ちがこれっぽっちも分からない。どうか俺を罰してください。俺に女の気持ちを教えて下さい」
 男は離婚された夜、教会へ懺悔しにやって来た。
 懺悔室は私から見えないように黒いカーテンで仕切られていたが、その中性的な澄んだ声は聞き間違い様がない。


 私と男は子供の頃からの知り合いだ。
 彼は一般家庭の子供だったが、母親がとても敬虔な教徒で、毎週行われる祈りの会には必ずと言って良い程、男を連れて参加していた。
 珍しい白金の髪と紫色の目を持ち、ぷっくりと淡いピンク色の唇、中性的な容姿。
 男は子供の頃から人とは思えないほど美しく、とても目立っていたので、子供の私は彼を本当の天使だと思って、いつも目で追っていた。
 

 成人してすぐに、男はずっと年上の資産家の女と結婚した。
 成長して、女も、男も魅了する美貌はそのままに、未完成の色気を放つようになった男はには言い寄る者が後を絶たなかった。
 結婚できる年齢になるとそれは更に激化した。
 
 交際を申し込む者が後を絶たず、中には男を得る為に無理矢理身体の関係を持とうとした者もいた。
 それが恐ろしかったのだろうか、守ってもらうと言う理由で、近隣で一番権力も、財力もあった女の後夫へ収まったのだ。
 
 その時の事だ、男が結婚式を挙げたいとこの教会を指名してきたのは。

 この町には東西南北にひとつずつ教会がある。
 その中でもこの西の教会は一番小さく、先代の神父である父も亡くなったばかりで、利用する者も減っていた。
 とても資産家が式を上げるような場所ではなかったのに、子供の頃の思い出の場所で式を挙げたいと言う可愛い夫の頼みだからと、資産家の女は沢山の寄付でこの教会を整え、式を挙げてくれたのだ。

 あれは本当に素晴らしい式だった、と私は今でも思い出す。
 白い衣装に包まれ、薄く化粧を施された男は中性的な美しさで、着飾った妻を差し置いて誰もが見惚れた。
 細い窓から差し込む光に照らされた姿は神々しく、男は天使の様に光り輝いて、まるで世界中が彼を祝福しているようだった。
 相手もその式には大変満足して、その後もこの教会を支援してくれたので、信者も戻って来たし、私も手伝いを雇う事ができて大変助かったものだ。

 
 それなのに、わずか1年足らずで男は浮気をした咎で離婚されてしまう。
 
 真相は、女の後夫を狙っていた他の男が、売女を金で雇い、男へけしかけたのだ。
 その女と揉めている場面を妻が目撃するよう仕向け、それが上手くいったらしい。
 結局、妻であった女も、自分の思い通りになる美しい人形のような男が欲しかっただけなのだ。
 言う事を聞かなくなれば、即、手放した。

 
「神父様。俺は悪い男です。女の気持ちがこれっぽっちも分からない。どうか俺を罰してください。俺に女の気持ちを教えて下さい」
「いいえ、許します。その話は私も知っています。悪いのは貴方ではないと言う事も。それに私は未婚で、神の教え以外を貴方に語る事などできません」
「そんな事ありません。私は、貴方に教えて欲しいのです。貴方が良い、貴方しかいない」

 男はそう言うと、懺悔を聞く為の小部屋へ押し入って来て、私の膝の上に乗り上がって来た。
 綺麗な顔が近付いて来て、こめかみに唇が当てられ、私は慌てた。
 まさか男がこのような事をするとは。
 彼は異性愛者のはずではないのか。

「どうか……どうか、お慈悲を」
 震える声でそう言いながら、男は自ら服を寛げ、私の眼前に、白い滑らかな肌を晒す。
 それは街一番の美女もかくやと言う美しさで、胸の目立つ赤い印が何とも卑猥で、私は思わず反応してしまった。
 
「ああ、俺で興奮して下さっているのですね」
 男はうっとりとした目で神父を見下ろし、ローブの上から私の卑しく立ち上がった物に指を這わせ始める。
 いやらしく指を往復させられると、経験のない私は流石に抗う事ができなくなり、そこを固く張り詰めさせてしまった。

「お、お止めなさい」
 そう言って制したが、男は何食わぬ顔で膝から降りて、私のローブを捲り上げた。
 そして足と足の間に跪き、その中へ頭を突っ込む。

「凄く良い匂いがする」
「ひっ、そ、そんな訳ないでしょう。さぁ、もう終わりです……あ」
 下着の上からとは言え、突然男に急所を掴まれて、私は恐怖に陥り動きを止めた。
 すると、男は手早く私の下着の紐を解き、足元まで引き下ろしてしまったのだ。

「神父様。どうかこれで私に罰を」
 男は下着の中から飛び出してきた私の男根をパクリと咥えた。
 唾液を絡ませて上下に頭を揺さぶられると、体内に今まで知らなかった快感が湧き出てくる。
 しかし、その時の私にはまだ理性が合って、必死で抗いどうにか離れようと身を捩った。

「もう、止めなさい。今ならば許しますが、これ以上すれば天罰が下りますよ」
 そう言うと、やはり天罰は怖いのだろう、男が動きを止めたので私は安堵した。
 
「さぁ、立って、ここを出ましょう。私は怒っていませんよ。一時の迷いだと思って全て忘れます」
「神父様、それでは困ります」
 男は立ち上がると、半分脱げかかっていた自身のズボンを足元まで下げ、片方の足を抜いた。

 男の身体は何処までも美しかった。
 薄く整えられた下生えも、他の者であったなら汚らわしいと思うであろう同性の印も、淡いピンク色で神々しい程に美しい。
 しかも、男は自らの力で身体の隅々まで浄化して見せた。

 
 この世界には魔法がある。
 その中でも癒しや浄化と言った聖魔法は特別だ。
 本来なら彼も私のように神に仕えるべきなのだ、なのに。

「聖魔法が使えるのに神に仕えていないのが不思議ですか?
 僕もこんな容姿でなかったら、貴方と一緒に教会ここで共にいられたでしょうね」
 男はまだ緩く立ち上がったままの私の男根を再び握った。
「や、止めなさい」
「いいえ。僕に罰を……」
「何故?  罰を与える必要はありませ、ああっ!」
 何度か擦られると、私のそれは再び固くなってしまい、私は他の事が上手く考えられなくなった。
 男は再び膝へ乗り上げると、それを自身の後孔へ誘った。

「何を……」
「では、罰ではなく、お慈悲を下さい」
 そう言うと、男は腰を落とした。

「いけません、止めなさい」
 私は、男の穴が壊れてしまうのではないかと思い慌てたが、男の方は痛みなど感じていないらしく、うっとりとした表情でこちらを見詰めている。
 口の端には小さく笑みまで浮かべているのだ。

「あ、あぁ……」
「どうか、僕を女のように抱いて」
 私のモノが、男の自重でどんどん飲み込まれて行くのが見える。
 私の方が彼よりも体格も良く力があるので、無理矢理離れようと思えば出来ただろうに、男の胎の中が余りにも気持ちが良くて、欲望に身を任せてしまった。
 
「入った」
 そう言って、男は結合部が私に見えるように片足を上げる。
「あの女は僕に女のように男に抱かれる事を教えました。僕は未だあの女の気持ちが分からない。でも、貴方と繋がれ様になった事が嬉しい。貴方に女の様に抱いて欲しい、女の気持ちを教えて欲しい」
 そう言うと、男は足を下ろして身体を上下に揺すり始めた。

「ごめんなさい、神父様。僕は子供の頃から貴方が好きでした。いつも優しく微笑んで、こんな僕にも、皆と同じに話し掛けてくれた貴方の事が忘れられなかった。勝手に好きになって、無理にこんなことしてごめんなさい」

 私は唖然とした。
 確かに男は周りから浮いていたが、そこまで孤独だったのだろうか。
 彼の周りには常に老若男女が取り囲んでいたではないか。
 聖魔法が使える事を隠して育てられた事情と関係があるのだろうか?
 
「そ、んな、うぅ……はっ、はっ、」
 急に動きが搾り取られるように変化し、私は次第に余裕がなくなった。
 ついに男の細い腰に手を掛け、下から突き上げる。
 バチン、バチンと、肉と肉同士のぶつかる音が響いた。

「あぁ! すごい、おねがい、もっと、もっと禊を打ち込んで!」
「ぐうっ、ぐっ、もう!」
「イク、イク!」
「うぅぅ~~~!」

 私は勢いよく、男の中に白濁をぶちまける。
 と、同時に男も中で絶頂した様だった。


 「はぁ、はぁ、」
 余りの事に私は衝撃を受けていた。
 彼にこんな事をしてしまった自分に、彼が私の事を「好きだ」と言った事に。
 困惑しながら見上げると、男は美しい涙を流しながら天使のような笑みを浮かべて、私に顔を寄せて来た。

 「僕は貴方が好きでした。できれば一緒にここで働きたかった。騙すような真似をしてごめんなさい。一方的に思いを遂げてごめんなさい」
 
 男が後孔から私の白濁を溢れさせながら立ち上がる。
 その時、私は衝動的に彼の腕を掴んで小部屋を後にした。

 

「あ、あっ! いい、いいよぉ……」
 私が動く度に、狭いベッドが軋む音がする。
 あれから私は、教会の奥にある自室へ男を連れ込み、行為の続きをした。
 
 あんな事を言われて、私はもう彼を離せなくなった。
 男は離婚したのだ、もう彼の思うままに、私が彼をもらっても良いのではないかと思った。

 
 男を裸に剥いた私は、その身体を余すところなく味わう。
 唇も、胸の飾りも、小ぶりな性器も、男の身体がどこも甘く、私は夢中になった。
 何度も、何度も奥を穿つ。
 男の中はそれに答えて、うねり、私のものを絞る。
 私は何度、男の中で果てただろうか。
 その度に男は喜び、私から離れないようにと絡みついた。

「うれしい、貴方からこんなことしてもらえるなんて」
「申し訳ない……神の使者としてあるまじき行為でした」
「僕が望んだのですから、神様も許して下さいますよ。もっとしてください」

 事後、我に返った私が悔やんでいると、男は私の髪を撫でながら励ましてくれた。
 知っていたが、どこまでも優しい男だ。
 そんな彼に悲しい思いをさせた者たちを憎く思いつつ、優越感に震える私は、やはり神に仕える者としてどうなのだろう。



 早朝、あのような夜を過ごしたにもかかわらず、私はいつも通りに起きて務めができた。
 日々の習慣とは大したものである。
 しかし、世界は一変し、見える世界が今までよりずっと美しく見えた。
 心の中は幸せな気持ちで一杯だった。

 いつもと同じように教会の周りを片付け、朝食の用意をした私は、未だにベッドで眠っている男を起こしに行く。
 彼は布団に包まったままだが、起きている様だった。
 
「おはよう、身体は大丈夫か?」
 男には寝落ちる前に癒しと浄化を掛けておいたので、体調は大丈夫だと思う。
 しかし、あのような激しい行為を何度もしたのだ、私は心配で仕方ない。

「……あ、うん。大丈夫」
 私に声を掛けられて、布団から抜け出した男は、裸である事に気付いて慌てて布団へ戻る。
 顔だけ出して恥ずかしそうに微笑んだその姿は正に天使のようだ。
 私は舞い上がって、服を着せてやったり髪を梳かしたりと、恥ずかしがる男の世話をした。
 
「これ、神父様の服?」
 私の服を着た男が、不思議そうに聞いてきた。
 ここに、このような普通の服がある事が不思議だったのだろうか。
 私も私的な場所まで司祭服でいる訳ではないと説明した。
 すると、男は袖を鼻に当て、匂いを嗅いで「貴方の匂いがする。幸せだ」とほほ笑んだ。

 私はそんな男の行動を面映ゆく思いながら、手を引いて食堂へ誘う。
「質素な食事で申し訳ないが」と用意した朝食を勧めると、彼は「そんな事ない、僕はこっちの方が好きだ」と言って食べてくれた。


「僕もここで暮らせたらいいのに」
 食後、お茶を飲んでいると、男は徐に言った。
「聖魔法が使える事を王都の中央教会へ届け出れば、見習いとして私が預かれるかもしれないが。それとも伴侶になってしまうか――」
 
「神父様」
 顔を上げると、男は驚いた顔で私を見ていた。
「僕が昨夜、あんな事をしたから気にしてるの?」
「違う、私も前から君の事を……」

 その時、外が騒がしくなり、慌てて外へ出ると見知らぬ男たちに混じって、男の父親が教会のドアを叩いていた。

「ここに私の息子が来ていないかね。もし、隠しでもしたら、このような小さな教会、直ぐに潰れてしまうよ」
 脅すような行動に私は戸惑ったが、いくら親でも、このような威圧的な態度を取る人物から彼を守りたいと言う気持ちが勝った。
「いいえ」
「父上」
 私が否定しようとすると、後ろから男が現れた。
 そして父親の前へ進み出る。

「おお、そこにいたか。さあ、次の行き先が決まったぞ。相手は王都の伯爵様だ。お前の事を大層気に入ってくれてな、是非とも側に置きたいそうだ。奥方様もお前なら認めて下さると言っているから安心だぞ」
 その話から、私は男が伯爵の情夫となるのだと察した。

「待ってください。彼は聖魔法が使えますよね。聖魔法を使える者は教会へ届け出て、神に務めるのが決まりです」
「何の事か。息子は魔法などひとつも使えないぞ、なあ」
「……」
 父親の問いかけに、男は黙っていたが、「母も待っている」と言われると頷いた。

 もしかして、男は母親の事でこのような仕打ちに耐えているのだろうか。
 唖然としていると、男が荷物を取りに室内へ戻って行ったので、私も後を追った。

「どう言う事なんだ? あの父親の態度は何だ?」
 室内へ戻ると、私は元々着ていた服に着替え始めた彼の腕を掴んで止めた。
「母が……人質に取られているのです。しかも母は何も知らない」
「どうして訴え出ないんだ」
「僕には常に監視が付いている。今朝だって、父がこの場所に来たのはおかしいと思ったでしょ。あの人は僕を金づると思っているから。やっぱり僕は逃げられないんだ」
「そんな……」
「ありがとうございました、神父様。昨夜は嬉しかった。たった一晩でも一番好きな人といられたから。あと、最後にお願いがあるんだけれど」
「何でも言ってくれ」
「最後に僕を名前で呼んで欲しい。ラファエルと……お願い」
「ラファエル」
 
 ラファエルと私は最後に深い口づけを交わし、別れた。
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