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昔の記憶と再会と
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今日は一日図書館にこもろうと思い、朝早くから読書をしていた。
片っ端から本を読んでいた時だった。僕は、大変なことに気が付いた。
僕はあの本屋さんにあるすべての本を買ったため、自分があまり読まないジャンルの本まで買ってしまったのだ。これは大事件だ。生まれて初めて、恋愛小説を買ってしまった!?
どうしよう。これぶっちゃけいらないんだけど。
生まれてというか、前世含めて僕は恋愛小説を買ったことが一度もないのだ。
まあ、男子だから当たり前といえば当たり前だ。しかし、表紙を見る限りこれは…TLだ。
恋愛小説の進化系というべきか、ただのエロというべきか。
姉ちゃんは、「これは人類の宝」だとよく言っていたが。
無理やり読ませられて感想を求められたが、正直言って理解できない世界だった。
姉が腐っていたのでBのLも読んだこともあるが(無理やり読ませられた)こっちは実際に起こったとしたらゾッとするレベルで恐ろしかった。トラウマモノだ。同じ男として他人事とは思えない。
そして、今思えば僕は姉ちゃんに嫌われていたのだろうか?そうとしか思えない所業の数々。まあ、死んだからもう関係ないけど。姉ちゃんも元気だといいけれど。
前世の僕は勉強以外にしていることは、犬を愛でるくらいしかなかった。
何を隠そうとも、前世から僕は犬好きだったのだ。
愛犬は、ゴールデンレトリーバーだった。
あいつ、元気にしてるかな?元気にしていたらいいのだけれど。
ここで、僕の死んだ瞬間の記憶が蘇った。
そうか。僕は愛犬のサクラと一緒に散歩をしていたら、横断歩道にいきなり車が突っ込んできたんだった。
サクラは無事なのだろうか。とっさのことだったので、動けなかったけれど。
サクラが無事ならそれでいいのだが…。またいつか会えるといいな。
そんなことを考えていた。
何時間か読書をした後、僕は日課の朝の散歩に出かけることにした。
今日はいい天気で、まさに散歩日和だ。
「クゥ~ン…きゅ~ん、きゅ~ん。」
何かの鳴き声が聞こえる。なんだろう?ここは精霊の森の結界の中だから、魔獣はいないはずなのだけれど。そもそも、何か危険なものだったら精霊たちが止めるはずだ。あのオカン集団が。だから、問題ないと判断した。
声のする方へ向かっていくと、白くてフワフワしたものがそこにいた。
後ろ足から血が出ている。どうやら怪我をしているようだ。
「その怪我の手当てをしたいから、うちに連れていってもいいかな?」
「きゅぅ~ん!」
どうやらなつかれたようだ。抱っこして連れていくか。
それにしても、こいつ警戒心がないな。大丈夫なのか?こいつ可愛いからすぐ誘拐されてしまうぞ?
家に帰ると、精霊たちに事の次第を説明した。
「なるほど~やっと見つけてくれたんだね!よかったぁ~」
「?見つけたってどういうことなの?」
「その子、この世界に来たばかりだから。」
「アリア喜ぶから~呼んだの~こっちの世界に~」
「魂を呼んだの~」
精霊たちが口々に話しかけてくる。
「ちょっとまって。魂を呼んだ?こっちの世界?どういうことか教えてくれない?」
「だ~か~ら~!それは、その子に聞いてよ~!」
「いや、だからこいつはしゃべれないよ?犬だし。」
「念話だよ!その子、フェンリルだから使えるし。そもそも犬じゃないし~!!」
『念話』
「こう~久しぶり!会いたかったよぉ~」
「もしかして、サクラなの!?どうしてこっちに?」
「あのね、僕もこうと一緒に死んじゃったんだけど、神様と精霊王様がこの世界に連れてきてくれたんだ!」
そうだったのか。じゃあ、僕の転生にも神様と精霊王様がかかわっているってことかな?
神様・精霊王様ありがとうございます。おかげさまで、今世でもサクラと一緒にいることができるみたいです。
~~~~~~~~
こんにちは~美空です!(*'▽')
一昨日、2話書く前に寝落ちしてしまい申し訳ありません。(>_<)
ほんっとうに、ごめんなさい。🙇
読んでくださりありがとうございます!
お気に入り登録・感想よろしくお願いします!
近況ボードも更新しましたので、見てくださるとうれしいです~('◇')ゞ
片っ端から本を読んでいた時だった。僕は、大変なことに気が付いた。
僕はあの本屋さんにあるすべての本を買ったため、自分があまり読まないジャンルの本まで買ってしまったのだ。これは大事件だ。生まれて初めて、恋愛小説を買ってしまった!?
どうしよう。これぶっちゃけいらないんだけど。
生まれてというか、前世含めて僕は恋愛小説を買ったことが一度もないのだ。
まあ、男子だから当たり前といえば当たり前だ。しかし、表紙を見る限りこれは…TLだ。
恋愛小説の進化系というべきか、ただのエロというべきか。
姉ちゃんは、「これは人類の宝」だとよく言っていたが。
無理やり読ませられて感想を求められたが、正直言って理解できない世界だった。
姉が腐っていたのでBのLも読んだこともあるが(無理やり読ませられた)こっちは実際に起こったとしたらゾッとするレベルで恐ろしかった。トラウマモノだ。同じ男として他人事とは思えない。
そして、今思えば僕は姉ちゃんに嫌われていたのだろうか?そうとしか思えない所業の数々。まあ、死んだからもう関係ないけど。姉ちゃんも元気だといいけれど。
前世の僕は勉強以外にしていることは、犬を愛でるくらいしかなかった。
何を隠そうとも、前世から僕は犬好きだったのだ。
愛犬は、ゴールデンレトリーバーだった。
あいつ、元気にしてるかな?元気にしていたらいいのだけれど。
ここで、僕の死んだ瞬間の記憶が蘇った。
そうか。僕は愛犬のサクラと一緒に散歩をしていたら、横断歩道にいきなり車が突っ込んできたんだった。
サクラは無事なのだろうか。とっさのことだったので、動けなかったけれど。
サクラが無事ならそれでいいのだが…。またいつか会えるといいな。
そんなことを考えていた。
何時間か読書をした後、僕は日課の朝の散歩に出かけることにした。
今日はいい天気で、まさに散歩日和だ。
「クゥ~ン…きゅ~ん、きゅ~ん。」
何かの鳴き声が聞こえる。なんだろう?ここは精霊の森の結界の中だから、魔獣はいないはずなのだけれど。そもそも、何か危険なものだったら精霊たちが止めるはずだ。あのオカン集団が。だから、問題ないと判断した。
声のする方へ向かっていくと、白くてフワフワしたものがそこにいた。
後ろ足から血が出ている。どうやら怪我をしているようだ。
「その怪我の手当てをしたいから、うちに連れていってもいいかな?」
「きゅぅ~ん!」
どうやらなつかれたようだ。抱っこして連れていくか。
それにしても、こいつ警戒心がないな。大丈夫なのか?こいつ可愛いからすぐ誘拐されてしまうぞ?
家に帰ると、精霊たちに事の次第を説明した。
「なるほど~やっと見つけてくれたんだね!よかったぁ~」
「?見つけたってどういうことなの?」
「その子、この世界に来たばかりだから。」
「アリア喜ぶから~呼んだの~こっちの世界に~」
「魂を呼んだの~」
精霊たちが口々に話しかけてくる。
「ちょっとまって。魂を呼んだ?こっちの世界?どういうことか教えてくれない?」
「だ~か~ら~!それは、その子に聞いてよ~!」
「いや、だからこいつはしゃべれないよ?犬だし。」
「念話だよ!その子、フェンリルだから使えるし。そもそも犬じゃないし~!!」
『念話』
「こう~久しぶり!会いたかったよぉ~」
「もしかして、サクラなの!?どうしてこっちに?」
「あのね、僕もこうと一緒に死んじゃったんだけど、神様と精霊王様がこの世界に連れてきてくれたんだ!」
そうだったのか。じゃあ、僕の転生にも神様と精霊王様がかかわっているってことかな?
神様・精霊王様ありがとうございます。おかげさまで、今世でもサクラと一緒にいることができるみたいです。
~~~~~~~~
こんにちは~美空です!(*'▽')
一昨日、2話書く前に寝落ちしてしまい申し訳ありません。(>_<)
ほんっとうに、ごめんなさい。🙇
読んでくださりありがとうございます!
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みんなの感想(9件)
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