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静かなる日常と、新たな絆
第四十四話 廃墟への逃走、影の追跡
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テスラの工房に安堵が訪れたのは、ほんの一瞬のことだった。
『――まずい!』
通信機から聞こえてくる瀧の声が、俺たちの束の間の勝利感を粉々に打ち砕いた。『〝サイレンサー〟がこの地区に入った。奴のエネルギー探知パターンはこれまでの警備部隊のものとは次元が違う。奴はただ探しているんじゃない。監視網の〝空白〟を探しているんだ。テスラのこの工房は奴の索敵マップ上では巨大なブラックホールに見えているはずだ!もう時間がない!今すぐそこから出ろ!』
瀧の切羽詰まった声が最後通牒だった。
俺たちは狂ったように動き始めた。
「テスラ!機材は!」
「大丈夫!この日のために作った、〝お散歩カート〟があるからね!」
テスラが工房の隅から引っ張り出してきたのは、一見ただの荷台だった。だが彼女がスイッチを入れると、そのカートはふわりと反重力フィールドで宙に浮き、静かにホバリングを始めた。俺たちはZ粒子反応炉のケース、瘴気の核、三つの奇跡の素材、そしてテスラが選別した最低限の、しかし不可欠な工具や分析機器を、その反重力カートへと大急ぎで積み込んでいく。
「……行くぞ!」
全ての準備を終えた俺たちは、工房の裏手にある地下水路へと繋がる隠されたサービスハッチへと向かった。再びあの冷たく湿った闇の中へ。
だが今度の闇はこれまでのものとは訳が違った。
そこはもはやただの逃走経路ではない。
〝狩人〟が潜む狩場そのものだった。
地下水路の追跡者
ルリを先頭に、俺たちは複雑怪奇な地下迷宮を進んでいく。彼女の頭の中にある旧式の地図だけが俺たちの生命線だった。
「……静かすぎる」
ミコに負けず劣らず鋭い聴覚を持つルリが警戒を露わにする。この地下水路には学園の巡回ルートから外れた場所を監視するための自律型の警備ドローンが無数に配備されているはずだった。だが今はその稼働音一つ聞こえない。
その答えはすぐに見つかった。
通路の曲がり角。俺たちはそこで数体の警備ドローンの残骸を発見した。その残骸は爆破されたのでも銃で撃ち抜かれたのでもなかった。ただまるで鋭利なカミソリで切り分けられたかのように綺麗に寸断されていた。
「……モノ分子ワイヤー……。あるいは超高周波で振動する刃物か」
ルリがその切断面を見て忌々しげに呟いた。「……これが〝サイレンサー〟のやり方だ。自らの痕跡を消しながら、同時に俺たちの逃げ道以外の全ての可能性を潰している。……遊ばれているんだ、俺たちは」
サイレンサーは俺たちを追い詰めているのではない。
彼が望む狩場へと俺たちを〝誘導〟しているのだ。
その事実に俺は背筋が凍るような悪寒を感じた。
その時だった。
俺たちが進んでいた通路の遥か前方の闇の中から、シュンという微かな風切り音。次の瞬間、俺のすぐ横の壁に一本の投げナイフのようなものが深々と突き刺さった。それはナイフではなかった。サイレンサーが使っている特殊な発信機。
『まずい!』と瀧の声が叫んだ。『お前たちの位置情報が特定された!その発信機から奴にデータが送られている!』
「チッ!」
俺は壁に突き刺さった発信機を引き抜こうとする。
だがそれは遅すぎた。
俺たちがいるその区画全体の照明が一斉に消え、完全な闇が訪れた。
そしてその闇の中から金属が擦れるような無数の音が響き始める。
「……まずい」とルリが言った。「この区画の全ての警備ハウンドを起動させたんだ。奴は俺たちをここで袋の鼠にするつもりだ」
決死の脱出
どうする?
この暗闇の中、四方八方から鋼鉄の猟犬が襲ってくる。絶望的な状況。
だがその時、テスラが叫んだ。
「……これを使え!」
彼女は反重力カートから一つの装置を取り出した。「緊急用の広域スペクトル粒子放射器だ!そいつの居場所を特定はできない!でも奴が使っているであろう特殊なセンサーを、この粒子で攪乱することはできるはずだ!」
俺は目を閉じた。テスラの装置が作り出す〝ノイズ〟。そのノイズの向こう側。
俺は自分たちが発している微弱なエネルギーの〝香り〟に意識を集中させる。Z粒子反応炉の香り。瘴気の核の香り。そしてその香りに引き寄せられる一つの明確な〝意識〟を探る。
逆探知。
俺たちを探るその視線を、逆に辿るのだ。
「……見つけた」
俺は呟いた。「……上にいる。この通路の真上。換気ダクトの中だ」
「上等だ!」ルリが拳銃を天井へと向ける。「出てこい、卑怯者!」
彼女が引き金を引こうとしたその時。
「――待て!それは、罠だ!」
俺は叫んだ。「奴は、俺たちが上を意識した、その隙に、別の場所から、奇襲を仕掛けるつもりだ!」
その言葉と同時に、俺たちのいた場所の床が轟音と共に爆ぜた。サイレンサーがあらかじめ仕掛けていたトラップだったのだ。俺たちは間一髪でその場を飛び退いた。
「……もう時間がない!このままじゃ嬲り殺しにされる!走るぞ!」
俺たちはもはや隠れることをやめた。ただひたすらに瀧が示した旧・最峰学園キャンパスへと繋がる最後のルートを目指して全力で疾走する。背後から無数のハウンドの駆動音が追いかけてくる。
そしてついに俺たちはその扉の前にたどり着いた。古びて錆びついた巨大な円形の隔壁。そこには色褪せた文字で『危険:高濃度マナ汚染区域』『関係者以外、立ち入りを禁ず』と書かれていた。
「……開けるぞ!」
俺はその巨大で重い機械式のハンドルに手をかけた。氣を両腕に込める。ルリも俺に加勢する。
ギギギギギ……!
まるで百年分の悲鳴を上げるように、錆びついたハンドルがゆっくりと回り始めた。そして隔壁が開かれる。その向こう側から吹き込んできたのは埃とカビと、そして長い間淀んでいた魔力の匂いだった。
俺たちは全ての機材をその闇の中へと運び込んだ。
『――翔、ルリ、テスラ!聞こえるか!』
瀧の最後の通信だった。『その扉の脇に緊急用のロックダウン・レバーがあるはずだ!それを引け!トンネルが物理的に崩落して、お前たちの痕跡は完全に消える!だが、それは俺たちとの通信も完全に途絶する、ということだ!いいな!』
「……分かってる」
ルリが壁に埋め込まれた赤く錆びついた巨大なレバーに手をかけた。彼女は一度だけ俺たちが来た闇の通路を振り返り、そして全ての力を込めてそのレバーを引き下げた。
ゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴッ!!
凄まじい地響きと轟音。
俺たちの後ろで地下トンネルが完全に崩落していく。そして短い放電のスパークと共に、俺の耳元で瀧との唯一の繋がりであった通信機が完全に沈黙した。
俺たち三人は取り残された。
追跡者からは逃れた。
だがそこはあらゆる支援から切り離されたhauntedな廃墟の中。
テスラは懐中電灯の光で埃まみれの古代の動力ケーブルを照らし出し、そして途方に暮れた声で言った。
「……さてと。で、このガラクタの山の中で、一体どこにZ粒子反応炉を繋げばいいのかしらね?」
『――まずい!』
通信機から聞こえてくる瀧の声が、俺たちの束の間の勝利感を粉々に打ち砕いた。『〝サイレンサー〟がこの地区に入った。奴のエネルギー探知パターンはこれまでの警備部隊のものとは次元が違う。奴はただ探しているんじゃない。監視網の〝空白〟を探しているんだ。テスラのこの工房は奴の索敵マップ上では巨大なブラックホールに見えているはずだ!もう時間がない!今すぐそこから出ろ!』
瀧の切羽詰まった声が最後通牒だった。
俺たちは狂ったように動き始めた。
「テスラ!機材は!」
「大丈夫!この日のために作った、〝お散歩カート〟があるからね!」
テスラが工房の隅から引っ張り出してきたのは、一見ただの荷台だった。だが彼女がスイッチを入れると、そのカートはふわりと反重力フィールドで宙に浮き、静かにホバリングを始めた。俺たちはZ粒子反応炉のケース、瘴気の核、三つの奇跡の素材、そしてテスラが選別した最低限の、しかし不可欠な工具や分析機器を、その反重力カートへと大急ぎで積み込んでいく。
「……行くぞ!」
全ての準備を終えた俺たちは、工房の裏手にある地下水路へと繋がる隠されたサービスハッチへと向かった。再びあの冷たく湿った闇の中へ。
だが今度の闇はこれまでのものとは訳が違った。
そこはもはやただの逃走経路ではない。
〝狩人〟が潜む狩場そのものだった。
地下水路の追跡者
ルリを先頭に、俺たちは複雑怪奇な地下迷宮を進んでいく。彼女の頭の中にある旧式の地図だけが俺たちの生命線だった。
「……静かすぎる」
ミコに負けず劣らず鋭い聴覚を持つルリが警戒を露わにする。この地下水路には学園の巡回ルートから外れた場所を監視するための自律型の警備ドローンが無数に配備されているはずだった。だが今はその稼働音一つ聞こえない。
その答えはすぐに見つかった。
通路の曲がり角。俺たちはそこで数体の警備ドローンの残骸を発見した。その残骸は爆破されたのでも銃で撃ち抜かれたのでもなかった。ただまるで鋭利なカミソリで切り分けられたかのように綺麗に寸断されていた。
「……モノ分子ワイヤー……。あるいは超高周波で振動する刃物か」
ルリがその切断面を見て忌々しげに呟いた。「……これが〝サイレンサー〟のやり方だ。自らの痕跡を消しながら、同時に俺たちの逃げ道以外の全ての可能性を潰している。……遊ばれているんだ、俺たちは」
サイレンサーは俺たちを追い詰めているのではない。
彼が望む狩場へと俺たちを〝誘導〟しているのだ。
その事実に俺は背筋が凍るような悪寒を感じた。
その時だった。
俺たちが進んでいた通路の遥か前方の闇の中から、シュンという微かな風切り音。次の瞬間、俺のすぐ横の壁に一本の投げナイフのようなものが深々と突き刺さった。それはナイフではなかった。サイレンサーが使っている特殊な発信機。
『まずい!』と瀧の声が叫んだ。『お前たちの位置情報が特定された!その発信機から奴にデータが送られている!』
「チッ!」
俺は壁に突き刺さった発信機を引き抜こうとする。
だがそれは遅すぎた。
俺たちがいるその区画全体の照明が一斉に消え、完全な闇が訪れた。
そしてその闇の中から金属が擦れるような無数の音が響き始める。
「……まずい」とルリが言った。「この区画の全ての警備ハウンドを起動させたんだ。奴は俺たちをここで袋の鼠にするつもりだ」
決死の脱出
どうする?
この暗闇の中、四方八方から鋼鉄の猟犬が襲ってくる。絶望的な状況。
だがその時、テスラが叫んだ。
「……これを使え!」
彼女は反重力カートから一つの装置を取り出した。「緊急用の広域スペクトル粒子放射器だ!そいつの居場所を特定はできない!でも奴が使っているであろう特殊なセンサーを、この粒子で攪乱することはできるはずだ!」
俺は目を閉じた。テスラの装置が作り出す〝ノイズ〟。そのノイズの向こう側。
俺は自分たちが発している微弱なエネルギーの〝香り〟に意識を集中させる。Z粒子反応炉の香り。瘴気の核の香り。そしてその香りに引き寄せられる一つの明確な〝意識〟を探る。
逆探知。
俺たちを探るその視線を、逆に辿るのだ。
「……見つけた」
俺は呟いた。「……上にいる。この通路の真上。換気ダクトの中だ」
「上等だ!」ルリが拳銃を天井へと向ける。「出てこい、卑怯者!」
彼女が引き金を引こうとしたその時。
「――待て!それは、罠だ!」
俺は叫んだ。「奴は、俺たちが上を意識した、その隙に、別の場所から、奇襲を仕掛けるつもりだ!」
その言葉と同時に、俺たちのいた場所の床が轟音と共に爆ぜた。サイレンサーがあらかじめ仕掛けていたトラップだったのだ。俺たちは間一髪でその場を飛び退いた。
「……もう時間がない!このままじゃ嬲り殺しにされる!走るぞ!」
俺たちはもはや隠れることをやめた。ただひたすらに瀧が示した旧・最峰学園キャンパスへと繋がる最後のルートを目指して全力で疾走する。背後から無数のハウンドの駆動音が追いかけてくる。
そしてついに俺たちはその扉の前にたどり着いた。古びて錆びついた巨大な円形の隔壁。そこには色褪せた文字で『危険:高濃度マナ汚染区域』『関係者以外、立ち入りを禁ず』と書かれていた。
「……開けるぞ!」
俺はその巨大で重い機械式のハンドルに手をかけた。氣を両腕に込める。ルリも俺に加勢する。
ギギギギギ……!
まるで百年分の悲鳴を上げるように、錆びついたハンドルがゆっくりと回り始めた。そして隔壁が開かれる。その向こう側から吹き込んできたのは埃とカビと、そして長い間淀んでいた魔力の匂いだった。
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「……分かってる」
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ゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴッ!!
凄まじい地響きと轟音。
俺たちの後ろで地下トンネルが完全に崩落していく。そして短い放電のスパークと共に、俺の耳元で瀧との唯一の繋がりであった通信機が完全に沈黙した。
俺たち三人は取り残された。
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