27 / 35
第一章 不遇職の拳士
第28話「庭園の仕掛けと父の影」
しおりを挟む
第二階層『機械仕掛けの庭園』での戦いは、熾烈を極めた。
翔の関節破壊を起点とし、リナの補助魔法で動きを鈍らせ、ゲイルたち物理アタッカーが一斉に叩く。この戦術は、一体の守護者に対しては、確かに有効だった。
だが、その一体を倒すために、パーティは少なくない消耗を強いられていた。ガーディアンの装甲はあまりに硬く、ゲイルたちの武器は、一体倒すごとに、その耐久値を大きく削られていく。ヒーラーたちのMPも、ゲイルたちへの回復支援で、決して余裕があるとは言えなかった。
「…このペースでは、まずいな」
数体のガーディアンを倒した後、ジョーが厳しい表情で呟いた。
庭園は、まだその半分も見えていない。この先に、これ以上の数のガーディアンが待ち構えているとすれば、最深部にたどり着く前に、パーティが戦線維持不能に陥ることは、火を見るより明らかだった。
「何か、別の方法を探すべきです」
戦況を冷静に分析していたサラが、意見を述べた。
「先程から気になっていたのですが、ガーディアンたちの動きには、ある種の法則性があるように見えます。この庭園に張り巡らされた、水銀の川や、発光する金属植物。あれらに近づくと、ガーディアンの動きが、僅かに活性化しているようなのです」
「…つまり、この庭園全体が、奴らへの動力供給システムになっている、と?」
リナが、サラの言葉を引き継ぐ。
「おそらく。だとしたら、その大元となる制御装置があるはず。それを止められれば、あるいは…」
サラの仮説を受け、ジョーは即座に決断を下した。
「よし。一時戦闘を中断し、二手に分かれて、この庭園の構造を調査する! 俺とリナ、サラさんは、魔力パターンから制御装置の位置を探る。ゲイルと他のタンクは、ここで周囲の警戒を。そして、ショウ君」
ジョーは、翔へと向き直った。
「君と、うちで最も身の軽い斥候のキリとで、物理的な構造物を探ってくれ。君の移動能力と探索スキルなら、何か見つけられるかもしれん」
「わかった」
翔は、キリと呼ばれる、疾風雷電の俊敏な斥候と共に、パーティを離れて調査を開始した。
――――――――――――――――――――
「ショウ、だったな。よろしく頼む」
キリは、猫のようなしなやかな動きで、翔に話しかけてきた。獣人族のハーフなのだろう、その耳は鋭く尖っている。
「それにしても、あんた、本当に拳士なのか? 俺の知ってる拳士とは、何もかもが違いすぎて、まだ信じられんよ」
「そう言われてもな」
軽口を叩きながらも、二人の索敵は、極めて精密だった。
翔は、神崎流の教えである「気配を読む」技術を、このDPOの世界で、スキル【探索】と融合させていた。それによって、彼は、単なるモンスターの位置だけでなく、魔力の流れや、空気の淀みといった、微細な環境の変化すら感じ取ることができた。
「…こっちだ」
翔は、水銀が流れる川のほとりで、足を止めた。
「この下から、微かな振動と、魔力の流れを感じる」
キリが、翔の指差した地面を調べると、巧妙に隠された、メンテナンスハッチのようなものを発見した。
二人でそれをこじ開けると、下には、庭園の地下に広がる、巨大な機械室へと続く通路が現れた。
内部は、無数のパイプラインと、大小様々な歯車が、複雑に絡み合って駆動している、まさしく庭園の心臓部だった。
「…ビンゴ、だな」
二人は、その中枢部で、ひときわ大きく、そして複雑な動きをしている、巨大な歯車――『制御歯車』を発見した。あれが、この区画のガーディアンたちに動力を供給している、大元の装置に違いなかった。
「これを破壊すれば…!」
キリが武器を構える。だが、翔はそれを制した。
「待て。これを破壊したら、この庭園全体が、どうなるかわからん。暴走する可能性もある」
翔は、巨大な歯車の動きを、鋭い目つきで観察していた。その動きは、一見複雑に見えるが、武術家の目から見れば、一定の法則性があった。
「…あれは、人間の関節と同じだ。動きの中心となる『軸』と、力を伝える『起点』がある。そこを、一瞬だけ、的確に突けば…」
「突けば、どうなる?」
「――関節技と同じだ。全体の動きを、一時的に止められる」
翔はそう言うと、自らの拳を握りしめた。
――――――――――――――――――――
「ショウ君からの合図だ! 全員、戦闘準備!」
地上では、ジョーたちが、翔からの連絡を受け、固唾を飲んでその時を待っていた。
地下で、翔は、制御歯車の動きが、一瞬だけ緩む、完璧なタイミングを見計らっていた。
(――今だ!)
彼は、回転する歯車の隙間に、神業的なタイミングで飛び込むと、その動きの「軸」となっている一点に、渾身の力を込めた拳を叩きつけた。
ゴッ、という重い衝撃音と共に、巨大な歯車が、悲鳴のような金属音を上げて、その動きを、ぴたり、と止めた。
その瞬間、地上でパーティを威圧していたガーディアンたちの、赤い瞳の光が、ふっと弱々しいものに変わる。
「動力が落ちた! 今のうちだ、総員、攻撃開始!」
ジョーの号令と共に、パーティは、弱体化したガーディアンたちへと襲いかかった。先程までの苦戦が嘘のように、彼らの攻撃は、面白いようにガーディアンの装甲を貫き、破壊していく。
やがて、全てのガーディアンを殲滅し、一行は、次のエリアへと続く巨大な門の前に立っていた。
「…見事だ、ショウ君。君がいなければ、この仕掛けを破ることはできなかっただろう」
ジョーの心からの称賛に、翔は静かに頷くだけだった。
一行は、この先の戦いに備え、一度ログアウトして、心身を休めることを決めた。
――――――――――――――――――――
深夜。現実世界に戻った翔は、DPOでの激闘の興奮が冷めやらず、自宅の道場にいた。月明かりだけが照らす静かな空間で、彼は一人、精神統一のための型を繰り返していた。
「…入れ」
背後から、静かだが、有無を言わさぬ声がした。
父、神崎 巌が、道場の入り口に、いつからか立っていた。
「…何か用か」
「お前の動き、少し変わったな」
巌は、翔の問いには答えず、静かに言った。
「以前のお前は、ただ型をなぞるだけだった。だが、今の動きには、迷いが消え、目的が定まった者の、鋭さがある」
その言葉に、翔は驚いた。この男が、自分のことを、そんな風に見ていたとは。
「…翔。一つ、聞かせろ」
巌は、初めて、息子をまっすぐに見据えた。
「お前は、何のために、その拳を振るう?」
その問いは、雷のように、翔の心を貫いた。
何のために? 逃げるため? 反発するため?
違う。もう、違うのだ。
彼の脳裏に、リナの、ユアの、そして、ジョーやゲイルたちの顔が浮かんだ。
「――守るためだ」
翔は、はっきりと答えた。
「俺の居場所と、仲間を。そのために、俺はこの拳を振るう」
その答えを聞いた巌は、何も言わなかった。
ただ、その厳格な表情が、ほんの一瞬だけ、ほんの僅かに、和らいだように見えた。そして、静かに「そうか」とだけ呟くと、踵を返し、闇の中へと消えていった。
残された道場で、翔は、自らの拳を、強く、強く握りしめた。
父に認められたいわけではない。だが、自分が進むべき道が、決して間違ってはいないこと。それを、確信できた気がした。
彼の心は、これまでにないほどの、静かな闘志と、澄み切った覚悟で、満たされていた。
決戦の時は、近い。
翔の関節破壊を起点とし、リナの補助魔法で動きを鈍らせ、ゲイルたち物理アタッカーが一斉に叩く。この戦術は、一体の守護者に対しては、確かに有効だった。
だが、その一体を倒すために、パーティは少なくない消耗を強いられていた。ガーディアンの装甲はあまりに硬く、ゲイルたちの武器は、一体倒すごとに、その耐久値を大きく削られていく。ヒーラーたちのMPも、ゲイルたちへの回復支援で、決して余裕があるとは言えなかった。
「…このペースでは、まずいな」
数体のガーディアンを倒した後、ジョーが厳しい表情で呟いた。
庭園は、まだその半分も見えていない。この先に、これ以上の数のガーディアンが待ち構えているとすれば、最深部にたどり着く前に、パーティが戦線維持不能に陥ることは、火を見るより明らかだった。
「何か、別の方法を探すべきです」
戦況を冷静に分析していたサラが、意見を述べた。
「先程から気になっていたのですが、ガーディアンたちの動きには、ある種の法則性があるように見えます。この庭園に張り巡らされた、水銀の川や、発光する金属植物。あれらに近づくと、ガーディアンの動きが、僅かに活性化しているようなのです」
「…つまり、この庭園全体が、奴らへの動力供給システムになっている、と?」
リナが、サラの言葉を引き継ぐ。
「おそらく。だとしたら、その大元となる制御装置があるはず。それを止められれば、あるいは…」
サラの仮説を受け、ジョーは即座に決断を下した。
「よし。一時戦闘を中断し、二手に分かれて、この庭園の構造を調査する! 俺とリナ、サラさんは、魔力パターンから制御装置の位置を探る。ゲイルと他のタンクは、ここで周囲の警戒を。そして、ショウ君」
ジョーは、翔へと向き直った。
「君と、うちで最も身の軽い斥候のキリとで、物理的な構造物を探ってくれ。君の移動能力と探索スキルなら、何か見つけられるかもしれん」
「わかった」
翔は、キリと呼ばれる、疾風雷電の俊敏な斥候と共に、パーティを離れて調査を開始した。
――――――――――――――――――――
「ショウ、だったな。よろしく頼む」
キリは、猫のようなしなやかな動きで、翔に話しかけてきた。獣人族のハーフなのだろう、その耳は鋭く尖っている。
「それにしても、あんた、本当に拳士なのか? 俺の知ってる拳士とは、何もかもが違いすぎて、まだ信じられんよ」
「そう言われてもな」
軽口を叩きながらも、二人の索敵は、極めて精密だった。
翔は、神崎流の教えである「気配を読む」技術を、このDPOの世界で、スキル【探索】と融合させていた。それによって、彼は、単なるモンスターの位置だけでなく、魔力の流れや、空気の淀みといった、微細な環境の変化すら感じ取ることができた。
「…こっちだ」
翔は、水銀が流れる川のほとりで、足を止めた。
「この下から、微かな振動と、魔力の流れを感じる」
キリが、翔の指差した地面を調べると、巧妙に隠された、メンテナンスハッチのようなものを発見した。
二人でそれをこじ開けると、下には、庭園の地下に広がる、巨大な機械室へと続く通路が現れた。
内部は、無数のパイプラインと、大小様々な歯車が、複雑に絡み合って駆動している、まさしく庭園の心臓部だった。
「…ビンゴ、だな」
二人は、その中枢部で、ひときわ大きく、そして複雑な動きをしている、巨大な歯車――『制御歯車』を発見した。あれが、この区画のガーディアンたちに動力を供給している、大元の装置に違いなかった。
「これを破壊すれば…!」
キリが武器を構える。だが、翔はそれを制した。
「待て。これを破壊したら、この庭園全体が、どうなるかわからん。暴走する可能性もある」
翔は、巨大な歯車の動きを、鋭い目つきで観察していた。その動きは、一見複雑に見えるが、武術家の目から見れば、一定の法則性があった。
「…あれは、人間の関節と同じだ。動きの中心となる『軸』と、力を伝える『起点』がある。そこを、一瞬だけ、的確に突けば…」
「突けば、どうなる?」
「――関節技と同じだ。全体の動きを、一時的に止められる」
翔はそう言うと、自らの拳を握りしめた。
――――――――――――――――――――
「ショウ君からの合図だ! 全員、戦闘準備!」
地上では、ジョーたちが、翔からの連絡を受け、固唾を飲んでその時を待っていた。
地下で、翔は、制御歯車の動きが、一瞬だけ緩む、完璧なタイミングを見計らっていた。
(――今だ!)
彼は、回転する歯車の隙間に、神業的なタイミングで飛び込むと、その動きの「軸」となっている一点に、渾身の力を込めた拳を叩きつけた。
ゴッ、という重い衝撃音と共に、巨大な歯車が、悲鳴のような金属音を上げて、その動きを、ぴたり、と止めた。
その瞬間、地上でパーティを威圧していたガーディアンたちの、赤い瞳の光が、ふっと弱々しいものに変わる。
「動力が落ちた! 今のうちだ、総員、攻撃開始!」
ジョーの号令と共に、パーティは、弱体化したガーディアンたちへと襲いかかった。先程までの苦戦が嘘のように、彼らの攻撃は、面白いようにガーディアンの装甲を貫き、破壊していく。
やがて、全てのガーディアンを殲滅し、一行は、次のエリアへと続く巨大な門の前に立っていた。
「…見事だ、ショウ君。君がいなければ、この仕掛けを破ることはできなかっただろう」
ジョーの心からの称賛に、翔は静かに頷くだけだった。
一行は、この先の戦いに備え、一度ログアウトして、心身を休めることを決めた。
――――――――――――――――――――
深夜。現実世界に戻った翔は、DPOでの激闘の興奮が冷めやらず、自宅の道場にいた。月明かりだけが照らす静かな空間で、彼は一人、精神統一のための型を繰り返していた。
「…入れ」
背後から、静かだが、有無を言わさぬ声がした。
父、神崎 巌が、道場の入り口に、いつからか立っていた。
「…何か用か」
「お前の動き、少し変わったな」
巌は、翔の問いには答えず、静かに言った。
「以前のお前は、ただ型をなぞるだけだった。だが、今の動きには、迷いが消え、目的が定まった者の、鋭さがある」
その言葉に、翔は驚いた。この男が、自分のことを、そんな風に見ていたとは。
「…翔。一つ、聞かせろ」
巌は、初めて、息子をまっすぐに見据えた。
「お前は、何のために、その拳を振るう?」
その問いは、雷のように、翔の心を貫いた。
何のために? 逃げるため? 反発するため?
違う。もう、違うのだ。
彼の脳裏に、リナの、ユアの、そして、ジョーやゲイルたちの顔が浮かんだ。
「――守るためだ」
翔は、はっきりと答えた。
「俺の居場所と、仲間を。そのために、俺はこの拳を振るう」
その答えを聞いた巌は、何も言わなかった。
ただ、その厳格な表情が、ほんの一瞬だけ、ほんの僅かに、和らいだように見えた。そして、静かに「そうか」とだけ呟くと、踵を返し、闇の中へと消えていった。
残された道場で、翔は、自らの拳を、強く、強く握りしめた。
父に認められたいわけではない。だが、自分が進むべき道が、決して間違ってはいないこと。それを、確信できた気がした。
彼の心は、これまでにないほどの、静かな闘志と、澄み切った覚悟で、満たされていた。
決戦の時は、近い。
11
あなたにおすすめの小説
異世界で魔法が使えない少女は怪力でゴリ押しします!
ninjin
ファンタジー
病弱だった少女は14歳の若さで命を失ってしまった・・・かに思えたが、実は異世界に転移していた。異世界に転移した少女は病弱だった頃になりたかった元気な体を手に入れた。しかし、異世界に転移して手いれた体は想像以上に頑丈で怪力だった。魔法が全ての異世界で、魔法が使えない少女は頑丈な体と超絶な怪力で無双する。
【超速爆速レベルアップ】~俺だけ入れるダンジョンはゴールドメタルスライムの狩り場でした~
シオヤマ琴@『最強最速』発売中
ファンタジー
ダンジョンが出現し20年。
木崎賢吾、22歳は子どもの頃からダンジョンに憧れていた。
しかし、ダンジョンは最初に足を踏み入れた者の所有物となるため、もうこの世界にはどこを探しても未発見のダンジョンなどないと思われていた。
そんな矢先、バイト帰りに彼が目にしたものは――。
【自分だけのダンジョンを夢見ていた青年のレベリング冒険譚が今幕を開ける!】
隠して忘れていたギフト『ステータスカスタム』で能力を魔改造 〜自由自在にカスタマイズしたら有り得ないほど最強になった俺〜
桜井正宗@オートスキル第1巻発売中
ファンタジー
能力(スキル)を隠して、その事を忘れていた帝国出身の錬金術師スローンは、無能扱いで大手ギルド『クレセントムーン』を追放された。追放後、隠していた能力を思い出しスキルを習得すると『ステータスカスタム』が発現する。これは、自身や相手のステータスを魔改造【カスタム】できる最強の能力だった。
スローンは、偶然出会った『大聖女フィラ』と共にステータスをいじりまくって最強のステータスを手に入れる。その後、超高難易度のクエストを難なくクリア、無双しまくっていく。その噂が広がると元ギルドから戻って来いと頭を下げられるが、もう遅い。
真の仲間と共にスローンは、各地で暴れ回る。究極のスローライフを手に入れる為に。
【完結】スーパーの店長・結城偉介 〜異世界でスーパーの売れ残りを在庫処分〜
かの
ファンタジー
世界一周旅行を夢見てコツコツ貯金してきたスーパーの店長、結城偉介32歳。
スーパーのバックヤードで、うたた寝をしていた偉介は、何故か異世界に転移してしまう。
偉介が転移したのは、スーパーでバイトするハル君こと、青柳ハル26歳が書いたファンタジー小説の世界の中。
スーパーの過剰商品(売れ残り)を捌きながら、微妙にズレた世界線で、偉介の異世界一周旅行が始まる!
冒険者じゃない! 勇者じゃない! 俺は商人だーーー! だからハル君、お願い! 俺を戦わせないでください!
ダンジョンをある日見つけた結果→世界最強になってしまった
仮実谷 望
ファンタジー
いつも遊び場にしていた山である日ダンジョンを見つけた。とりあえず入ってみるがそこは未知の場所で……モンスターや宝箱などお宝やワクワクが溢れている場所だった。
そんなところで過ごしているといつの間にかステータスが伸びて伸びていつの間にか世界最強になっていた!?
才能に打ち砕かれた日から、僕の最強は始まった
雷覇
ファンタジー
ワノクニ、蒼神流・蒼月道場。
天城蒼真は幼き頃から剣を学び、努力を重ねてきた。
だがある日、異世界から来た「勇者」瀬名隼人との出会いが、すべてを変える。
鍛錬も経験もない隼人は、生まれながらの天才。
一目見ただけで蒼真と幼馴染の朱音の剣筋を見切り、打ち破った。
朱音は琴音の命で、隼人の旅に同行することを決意する。
悔しさを抱えた蒼真は、道場を後にする。
目指すは“修羅の山”――魔族が封印され、誰も生きて戻らぬ死地へと旅立つ。
異世界帰りの元勇者、日本に突然ダンジョンが出現したので「俺、バイト辞めますっ!」
シオヤマ琴@『最強最速』発売中
ファンタジー
俺、結城ミサオは異世界帰りの元勇者。
異世界では強大な力を持った魔王を倒しもてはやされていたのに、こっちの世界に戻ったら平凡なコンビニバイト。
せっかく強くなったっていうのにこれじゃ宝の持ち腐れだ。
そう思っていたら突然目の前にダンジョンが現れた。
これは天啓か。
俺は一も二もなくダンジョンへと向かっていくのだった。
しがない電気屋のおっさん、異世界で家電召喚ライフしてたら民から神格化され魔王から狙われる
長月 鳥
ファンタジー
町の電気屋として細々と暮らしていた俺、轟電次郎(とどろき でんじろう)。
ある日、感電事故であっけなく人生終了──のはずが、目を覚ましたら異世界だった。
そこは魔法がすべての世界。
スマホも、ドライヤーも、炊飯器も、どこにもない。
でもなぜか俺だけは、“電力を生み出し家電を召喚できる”という特異体質を持っていて──
「ちょっと暮らしやすくなればそれでいい」
そんなつもりで始めた異世界ライフだったのに……
家電の便利さがバレて、王族に囲まれ、魔導士に拉致され、気が付けば──
「この男こそ、我らの神(インフラ)である!」
えぇ……なんでそうなるの!?
電気と生活の知恵で異世界を変える、
元・電気屋おっさんのドタバタ英雄(?)譚!
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる