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第一章 不遇職の拳士
第27話「機械仕掛けの庭園」
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慟哭の番人が放った最後の絶叫が、静寂へと変わっていく。第一階層を支配していた、あの忌まわしいすすり泣きの声は、完全に止んでいた。長く、暗い戦いの終わりを、誰もが実感していた。
「…やった。やったんだ、俺たちは…!」
誰かが、かすれた声で呟く。それをきっかけに、張り詰めていた糸が切れたかのように、パーティのメンバーたちは、次々とその場に座り込んだ。翔もまた、リナに肩を支えられながら、ゆっくりと膝をついた。全身が鉛のように重い。満身創痍とは、まさにこのことだった。
「全員、よくやった! これより、一時間の休憩を取る! ヒーラーは負傷者の治療を! 各自、ポーションを使ってHPとMPを完全に回復させろ!」
ジョーの張りのある声が、広間に響き渡る。番人を失ったこの場所は、今や、このダンジョンで最も安全な場所となっていた。
副ギルドマスターのサラが、すぐに翔の元へと駆け寄り、柔らかな光を放つ回復魔法を唱え始めた。彼女の魔法は、ただ傷を癒すだけでなく、疲弊した精神にも活力を与えてくれるようだった。
「無茶をしすぎです、ショウ君。あなたのHPがゼロになっていたら、この作戦は、あの時点で崩壊していましたよ」
サラが、少しだけ咎めるような、それでいて深い安堵を滲ませた声で言う。
「…すまない。だが、あれしか方法がなかった」
「ええ、わかっています。あなたのおかげで、私たちは勝てた。本当に、ありがとう」
サラだけではない。休憩中、疾風雷電のメンバーたちが、次々と翔の元へやってきた。ある者は、最高級の回復ポーションを差し出し、ある者は、ただただ彼の戦いぶりを称賛した。
そして、あの剛盾のゲイルも、無言で翔の隣に腰を下ろすと、自らのアイテムボックスから取り出した、ずっしりと重い金属製の水筒を差し出した。
「…これを飲め。特製の滋養強壮薬だ。気休めよりは、マシだろう」
「…ああ。助かる」
翔がそれを受け取って飲むと、ゲイルは、ぼそりと呟いた。
「…無茶をしすぎるな。次はお前を守る。それが、俺の役目だ」
それは、このギルド最強のタンクからの、最大の賛辞であり、固い約束の言葉だった。
休憩中、彼らは番人がドロップしたアイテムの確認も行った。そこには、高価な換金アイテムや、希少な武具の素材と共に、一つの石版があった。それこそが、第二階層への扉を開くための『庭園の鍵』だった。
一時間の休息を経て、パーティは心身共に完全に回復していた。彼らの顔には、もう先程までの疲労の色はない。あるのは、第一階層を踏破したという自信と、次なる挑戦への決意だけだ。
「よし、行くぞ! 第二階層へ!」
ジョーの号令一下、翔たちは、鍵を使って広間の奥にある巨大な扉を開いた。
その瞬間、彼らの目に飛び込んできた光景は、これまでの陰鬱なダンジョンのイメージを、根底から覆すものだった。
――――――――――――――――――――
扉の先に広がっていたのは、広大な地下空洞だった。天井には、蒼白い光を放つ巨大な水晶がいくつも埋め込まれており、それが太陽の代わりとなって、空間全体を照らしている。
そして、その下には、信じられないほどに美しい、巨大な「庭園」が広がっていた。
ただし、そこに生えている植物は、一つとして本物ではない。
草花は、真鍮や白銀といった金属で精巧に作られており、その花弁や葉は、無数の歯車が組み合わさってできている。カチカチ、コチコチと、軽快な駆動音を立てながら、金属の花々は開いたり閉じたりを繰り返していた。庭園の中を流れる小川は、水の代わりに、きらきらと輝く水銀が流れている。
空気は、ひんやりとして乾燥し、オゾンと、熱せられた金属の匂いがした。
第二階層、『機械仕掛けの庭園』。それは、生命の気配が一切しない、無機質で、それでいて狂気的なほどに美しい、異様な空間だった。
「…なんて場所だ。これが、庭園…?」
リナが、呆然と呟く。
一行が、警戒しながらも庭園に足を踏み入れた、その時だった。
カシャ、カシャ、という金属の足音と共に、庭園の奥から一体の「獣」が姿を現した。
それは、黄金色の真鍮でできた、ライオンの姿をした機械人形だった。その瞳は、赤く輝く宝石。全ての動きは、音もなく滑らかで、一切の無駄がない。生きている獣が持つ、感情の揺らぎや、呼吸の乱れといったものが、そこには全く存在しなかった。
あれが、第二階層の番人、『守護者』。
「来たか…! 全員、戦闘態勢! 今度は、我々物理アタッカーが主軸だ!」
ゲイルが盾を構え、雄叫びを上げる。
リナは、作戦通り、先制攻撃として高位の炎魔法をガーディアンへと放った。
「燃えなさい! 【フレイムランス】!」
灼熱の炎の槍が、ガーディアンへと直撃する。だが、ガーディアンの全身を覆っていた不可視の魔力障壁が、その炎をいともたやすく拡散させ、消滅させてしまった。
「魔法障壁、強すぎる…!」
リナが、驚愕の声を上げる。
その隙を突き、ガーディアンは、弾丸のような速度でゲイルへと突進した。
ガギィィィン! という、耳をつんざく金属音。
ゲイルは、その凄まじい突進を、最強の防御スキルでなんとか受け止めた。だが、彼の巨大な盾には、くっきりと爪痕が刻まれ、その腕は衝撃で痺れている。
「くっ…! なんてパワーだ…!」
「ゲイルさん!」
ジョーが叫ぶ。
「今だ、ショウ君! そいつの関節を狙え!」
「――わかっている!」
今度の主役は、翔だった。
彼は、バフ効果のあるステーキを口に放り込むと、疾風のような速さでガーディアンへと肉薄する。
彼は、ガーディアンの分厚い装甲を、真正面から殴りつけたりはしない。それは、愚者のやることだ。
彼は、【空歩】を巧みに使い、ガーディアンの鋭い爪や牙を回避しながら、その巨体の懐へと潜り込む。そして、狙いを定めたのは、機械の脚を動かす、剥き出しになった関節部分の継ぎ目。
「そこだ!」
彼の『豚鬼王の籠手』が、ガーディアンの膝関節へと、的確に叩き込まれる。
ゴッ! という、硬いながらも確かな手応え。ガーディアンの動きが、一瞬だけ、わずかに乱れた。
「リナ! 援護を!」
「ええ! 【アイスショット】!」
リナも、即座に翔の意図を理解する。彼女は、ダメージを与えるためではなく、相手の動きを鈍らせるためだけの、低レベルな氷の魔法を、ガーディアンの足元へと連射した。
その氷が、ガーディアンの足取りを、さらに不安定にさせる。
翔は、その好機を見逃さない。
彼は、体勢の崩れたガーディアンの関節部へ、渾身の力を込めた連撃を、何度も、何度も、叩き込んでいく。
やがて、バキン! という甲高い破壊音と共に、ガーディアンの膝関節が、完全に砕け散った。
片足を失ったガーディアンは、大きく体勢を崩し、その場に倒れ込む。
その瞬間、今まで手を出せずにいたゲイルや他の物理アタッカーたちが、一斉に襲いかかった。
もはや、それは、一方的な蹂躙だった。
数分後。
動きを止めたガーディアンの残骸を前に、パーティは安堵の息をついた。
それは、多大な犠牲を払ってようやく一体を倒した、以前の疾風雷電の戦いとは、全く異なる、見事な勝利だった。
誰もが、この新たな戦術に、確かな光明を見出していた。
だが、彼らはまだ知らない。この機械仕掛けの庭園には、無数のガーディアンが、そして、それらを統べる、更なる恐怖が待ち構えていることを。
第二階層の攻略は、今、始まったばかりだった。
「…やった。やったんだ、俺たちは…!」
誰かが、かすれた声で呟く。それをきっかけに、張り詰めていた糸が切れたかのように、パーティのメンバーたちは、次々とその場に座り込んだ。翔もまた、リナに肩を支えられながら、ゆっくりと膝をついた。全身が鉛のように重い。満身創痍とは、まさにこのことだった。
「全員、よくやった! これより、一時間の休憩を取る! ヒーラーは負傷者の治療を! 各自、ポーションを使ってHPとMPを完全に回復させろ!」
ジョーの張りのある声が、広間に響き渡る。番人を失ったこの場所は、今や、このダンジョンで最も安全な場所となっていた。
副ギルドマスターのサラが、すぐに翔の元へと駆け寄り、柔らかな光を放つ回復魔法を唱え始めた。彼女の魔法は、ただ傷を癒すだけでなく、疲弊した精神にも活力を与えてくれるようだった。
「無茶をしすぎです、ショウ君。あなたのHPがゼロになっていたら、この作戦は、あの時点で崩壊していましたよ」
サラが、少しだけ咎めるような、それでいて深い安堵を滲ませた声で言う。
「…すまない。だが、あれしか方法がなかった」
「ええ、わかっています。あなたのおかげで、私たちは勝てた。本当に、ありがとう」
サラだけではない。休憩中、疾風雷電のメンバーたちが、次々と翔の元へやってきた。ある者は、最高級の回復ポーションを差し出し、ある者は、ただただ彼の戦いぶりを称賛した。
そして、あの剛盾のゲイルも、無言で翔の隣に腰を下ろすと、自らのアイテムボックスから取り出した、ずっしりと重い金属製の水筒を差し出した。
「…これを飲め。特製の滋養強壮薬だ。気休めよりは、マシだろう」
「…ああ。助かる」
翔がそれを受け取って飲むと、ゲイルは、ぼそりと呟いた。
「…無茶をしすぎるな。次はお前を守る。それが、俺の役目だ」
それは、このギルド最強のタンクからの、最大の賛辞であり、固い約束の言葉だった。
休憩中、彼らは番人がドロップしたアイテムの確認も行った。そこには、高価な換金アイテムや、希少な武具の素材と共に、一つの石版があった。それこそが、第二階層への扉を開くための『庭園の鍵』だった。
一時間の休息を経て、パーティは心身共に完全に回復していた。彼らの顔には、もう先程までの疲労の色はない。あるのは、第一階層を踏破したという自信と、次なる挑戦への決意だけだ。
「よし、行くぞ! 第二階層へ!」
ジョーの号令一下、翔たちは、鍵を使って広間の奥にある巨大な扉を開いた。
その瞬間、彼らの目に飛び込んできた光景は、これまでの陰鬱なダンジョンのイメージを、根底から覆すものだった。
――――――――――――――――――――
扉の先に広がっていたのは、広大な地下空洞だった。天井には、蒼白い光を放つ巨大な水晶がいくつも埋め込まれており、それが太陽の代わりとなって、空間全体を照らしている。
そして、その下には、信じられないほどに美しい、巨大な「庭園」が広がっていた。
ただし、そこに生えている植物は、一つとして本物ではない。
草花は、真鍮や白銀といった金属で精巧に作られており、その花弁や葉は、無数の歯車が組み合わさってできている。カチカチ、コチコチと、軽快な駆動音を立てながら、金属の花々は開いたり閉じたりを繰り返していた。庭園の中を流れる小川は、水の代わりに、きらきらと輝く水銀が流れている。
空気は、ひんやりとして乾燥し、オゾンと、熱せられた金属の匂いがした。
第二階層、『機械仕掛けの庭園』。それは、生命の気配が一切しない、無機質で、それでいて狂気的なほどに美しい、異様な空間だった。
「…なんて場所だ。これが、庭園…?」
リナが、呆然と呟く。
一行が、警戒しながらも庭園に足を踏み入れた、その時だった。
カシャ、カシャ、という金属の足音と共に、庭園の奥から一体の「獣」が姿を現した。
それは、黄金色の真鍮でできた、ライオンの姿をした機械人形だった。その瞳は、赤く輝く宝石。全ての動きは、音もなく滑らかで、一切の無駄がない。生きている獣が持つ、感情の揺らぎや、呼吸の乱れといったものが、そこには全く存在しなかった。
あれが、第二階層の番人、『守護者』。
「来たか…! 全員、戦闘態勢! 今度は、我々物理アタッカーが主軸だ!」
ゲイルが盾を構え、雄叫びを上げる。
リナは、作戦通り、先制攻撃として高位の炎魔法をガーディアンへと放った。
「燃えなさい! 【フレイムランス】!」
灼熱の炎の槍が、ガーディアンへと直撃する。だが、ガーディアンの全身を覆っていた不可視の魔力障壁が、その炎をいともたやすく拡散させ、消滅させてしまった。
「魔法障壁、強すぎる…!」
リナが、驚愕の声を上げる。
その隙を突き、ガーディアンは、弾丸のような速度でゲイルへと突進した。
ガギィィィン! という、耳をつんざく金属音。
ゲイルは、その凄まじい突進を、最強の防御スキルでなんとか受け止めた。だが、彼の巨大な盾には、くっきりと爪痕が刻まれ、その腕は衝撃で痺れている。
「くっ…! なんてパワーだ…!」
「ゲイルさん!」
ジョーが叫ぶ。
「今だ、ショウ君! そいつの関節を狙え!」
「――わかっている!」
今度の主役は、翔だった。
彼は、バフ効果のあるステーキを口に放り込むと、疾風のような速さでガーディアンへと肉薄する。
彼は、ガーディアンの分厚い装甲を、真正面から殴りつけたりはしない。それは、愚者のやることだ。
彼は、【空歩】を巧みに使い、ガーディアンの鋭い爪や牙を回避しながら、その巨体の懐へと潜り込む。そして、狙いを定めたのは、機械の脚を動かす、剥き出しになった関節部分の継ぎ目。
「そこだ!」
彼の『豚鬼王の籠手』が、ガーディアンの膝関節へと、的確に叩き込まれる。
ゴッ! という、硬いながらも確かな手応え。ガーディアンの動きが、一瞬だけ、わずかに乱れた。
「リナ! 援護を!」
「ええ! 【アイスショット】!」
リナも、即座に翔の意図を理解する。彼女は、ダメージを与えるためではなく、相手の動きを鈍らせるためだけの、低レベルな氷の魔法を、ガーディアンの足元へと連射した。
その氷が、ガーディアンの足取りを、さらに不安定にさせる。
翔は、その好機を見逃さない。
彼は、体勢の崩れたガーディアンの関節部へ、渾身の力を込めた連撃を、何度も、何度も、叩き込んでいく。
やがて、バキン! という甲高い破壊音と共に、ガーディアンの膝関節が、完全に砕け散った。
片足を失ったガーディアンは、大きく体勢を崩し、その場に倒れ込む。
その瞬間、今まで手を出せずにいたゲイルや他の物理アタッカーたちが、一斉に襲いかかった。
もはや、それは、一方的な蹂躙だった。
数分後。
動きを止めたガーディアンの残骸を前に、パーティは安堵の息をついた。
それは、多大な犠牲を払ってようやく一体を倒した、以前の疾風雷電の戦いとは、全く異なる、見事な勝利だった。
誰もが、この新たな戦術に、確かな光明を見出していた。
だが、彼らはまだ知らない。この機械仕掛けの庭園には、無数のガーディアンが、そして、それらを統べる、更なる恐怖が待ち構えていることを。
第二階層の攻略は、今、始まったばかりだった。
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