人類を滅ぼすのが使命みたいなんですが種族がゴブリンってのはないんじゃないでしょうか

復活のおたけさん

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紹介と反応

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 その後は特にナニ事もなく、流石にこれ以上の仲間の増加はなく、無事に一時拠点のマンションにたどり着いた。少し戦闘はあったが、一方的な虐殺だったから問題なし。

 スケサンの出番などなかった。俺より遅いのだから仕方ない。レベル上げは雄共に任せる事にした。


 でも、ちゃんと事前に念話で伝えておいたのに、おいたしちゃったみたい? 皆の反応が微妙過ぎた。

 コボチャンは、まあ、愛らしいし、犬だし、俺の雌だし、皆直ぐに受け入れてくれた。入れさせる訳にはいかないが。これは俺のゴブ棒だけの専用穴だ。な、コボチャン。


 で、スケサンの方だが、流石にスケルトンって言っても、実際に見るまでは分からなかったらしい。骨々ろっくの世代でもないし?

 言っても歌っても伝わらないのも仕方ない。だからすっごくびっくりされちゃった。別に俺は悪くない。音痴なのは認めるが。


 多分、排泄要らずじゃなければ、誰かしらは漏らしてたんじゃなかろうか。かく言う俺もちょっと出しちゃってたかも。もう何回も。ぎゃっぎゃっぎゃっ。ぐぎゃあ~

 その分ちんこからは違う液体を出してやるぜ。ってか。ぎゃっぎゃっぎゃっ。

 さて。

 結局は、俺達皆魔物。やる事たあ同じだぜ? これで片付いた。ゴブリン素直で助かるぜ。皆、仲良くな。


 一部抜粋でその時のコメントを紹介。2人だけだけど。

「流石、兄貴でやんす。こんな他種族まで従えさせるとは、ゴブリンのかがみでやんす。あっしも頑張るでやんす」

「流石、ご主人様でございます。より一層お慕い申し上げとうございます」

 ナニを観てたのかは知らないが、こんな時でも時代劇とか、大河ドラマとか流れてたのだろうか。それともスマホからナニかグッと来る情報を仕入れたのだろうか。

 ラナの言葉遣いがちょいと気になった。天使なら何でもありだけど。

 ファイチクンは、まあいいや。ゴブリンの鑑なんてきったねーもん想像しちまうが、リスペクトしてくれてるって事は伝わってきた。そのまま頑張って欲しい。

 べ、別に、結構嬉しいぞ。もっと褒めて伸ばしてな。ちんこは勝手に伸びるけど。ぎゃっぎゃっぎゃっ。スケサン担当決定だ。


 いやいや。ラナさんや。その口調はどうしたの? って聞いたんだけど、なんかレベルが上がったからか、孕んだからか、自然とこんな言葉遣いになってたらしい。本人無自覚で。

 これも魔物あるあるかもしれないが、魔物の成長する方向性はよく分からない。ゴブリンの成長性すらも分からないゴブリン。それが俺。

 天使なのに、大奥でも目指すつもりなのだろうか。それは俺が目指すべき到達点。ナニを言われても可愛いから許しちゃう。このこのお。ゴブリン照れてもナニしか出せないぞ。白い汁も出せるけど。ぎゃっぎゃっぎゃっ。

 以上でこざります。

 こほん


 作戦会議ならぬ、今後の方向発表会を速攻で終え、俺はちょっと休憩しつつ、ラナから話を聞く事にした。テレビの様子は観ていてもらったから、その感想をだけど。

 その間、雄共とスケサンは別部屋で待機させている。戦闘前の休憩って事にした。寝るのも自由。邪魔だから。


 ちなみに、スケサンはやられ放題だったから、暫く休めと言い聞かせ、牛乳風呂に浸からせてある。これも大実験。

 思った以上に時間は掛かってしまったが、痛覚もないみたいだから温める必要もないし、他には風呂を使う奴は居ないだろうからスケサン専用風呂となった。

 マンション中にあった冷蔵庫を漁ったらなんとかなった。軽く溜まっただけだけど、本人はめっちゃ嬉しそうに数センチの牛乳風呂に入っております。

 全く色気はないし、もう1度見たいとも思わない光景だったけど。数時間後が楽しみだ。溶けてたりして。……

 それならそれで仕方ない。オーメン。


 で。話は戻って、どうも、日本だけじゃなく、世界各地でも同じような状況になってるようだ。当然か。世界が変わろうとしてるのだから。

 そして、いろんなタイプの種族が映し出されていたようだ。まあ、聞く所に依れば、俺が朝確認してた以上に誰でも知ってるファンタジーの魔物が居るっぽい。

 ほぼ二足歩行ってのは気になったが、そうじゃないのも居るようだから確証は持てないが、人間が生まれ変わっているのだから、基本は二足歩行って事なのかもしれない。

 例外もあるだろうから、モブ的な魔物とか、ボスとか、特殊な奴を除いては、覗いてみないと分からないかもしれない。

 だから俺もテレビのチェックをしつつ、ラナとの親交を図ってセックスを致そうと思ってたのに、痛そうな空気が流れたとか流れてなかったとか。


 今この部屋に居るのは3人。俺、天使、犬。

 そこで発生するラナとコボチャンとの雌問題? ハーレム要因は私よ合戦? そんなものはなかった。

 ちょっとだけ心配してたのが嘘の様に受け入れられ、速攻で仲良くなってしまっていた。ゴブリン、逆に嫉妬。シット!

 言葉は通じてなさそうなのに、心で通じ合える。そんな感じがした。まだ体は触れ合ってないのに。雌ってすげーな。俺は雄とはそんな風に通じ合いたくはない。これ本気。


「コボチャン。よろしくどうぞ。私はご主人様の雌、ゴブラナ。ラナと呼ばれております。既にご主人様の御子を孕んでおりますので、第一雌になるかと思います。

 あなたもご主人様の御子を沢山産んで下さいな。そして共に立派な王国を築いて行きましょう」

「……、……、ガウッ!」

 絶対分かってなかったっぽいけど、最後のラナの威厳すら感じさせる微笑みを受けて返事をしたコボチャン。にこっとしたラナの顔は天使だった。

 コボチャンは頭を左右に傾けて、こいつナニ言ってんの? なんて顔してたけど、なんかラナの雰囲気に飲まれたっぽい。そんな返事だった。と思う。

 魔物の上下関係は分からないが、普通に考えたら弱々魔物同士、仲良くやって行くのが正しいのだろうが、雌の上下関係は更に複雑そうだから、俺はナニも触れずに流す事にした。

 ナニも触ってないし、流すのはこれからだ。違う汗水いっぱい流そうぜ。ぎゃっぎゃっぎゃっ。

 立派な王国とかってナニ言っちゃってんのって俺が思ったけど、ラナが横に居るだけに、そのまま要約して言ってやった。


「コボチャン。ラナがよろしくってさ。ラナは俺の雌で、俺の子供を孕んでるみたいだから、俺の第一雌って事になるらしいぞ。

 コボチャンも俺の子供を沢山産んで、仲間を沢山増やそうってさ。分かるか?」

「ガウガウッ!」

 分かるのかよ。マジかよ。俺がマジシャンだからか。やっぱネームドだからと考えた方が妥当だろうな。もういいか、この考察。

「ふふふふふ。良かったですわ。私の気持ちも伝わったみたいですね。これからは、ご主人様が居らっしゃらなくとも意思が伝わるように頑張りとうございます。いつまでもご主人様の手を煩わせる訳にはいきませんから」


 なんて感じで進展しました。ラナ天使。妊婦は強いってか。俺の手はまんこへ。それは全く煩わしくないよ? いつでも煩わしちゃうぜ?

 それよりちんこを速攻でぶち込だ方がはええけど。ぎゃっぎゃっぎゃっ。


「ラナ。ありがとう。俺も出来る所は協力するからね。一緒にやるっていうのも1つの方法論だと思うし、よりお互いの事を知って行けるんじゃないかな。

 うん。きっとそうだ。ラナがいいなら3人でやってみようか。俺もチャレンジしてみたいしさ。どう? 3人じゃ恥ずかしいかな?」

 お互いを知ってイく。これも鉄板。優しい俺は、早くやりたいばっかなのに、一応確認はするヘタレゴブリン。結構ドキドキです。今日1のドキドキかも。

「そんな。お気遣いありがとうございます。ご主人様と致せるだけで私は幸せです。恥ずかしいなどと申す事はございません。ご主人様のご寵愛を頂けるだけで嬉しゅうございます」

 ひゃっはーっ! ラナ、オッケー! こんな天使が居たんです! ゴブリン最高じゃん!

 やはりセックスに対する恥ずかしさなんてナッシング! ナイス・シンク! 良い考えでございます。

 まあ、ピロー・トークならぬ、3Pやってりゃそのうち理解できるようになるだろう。簡単な言葉くらいなら。

 そこから入るのが異文化コミュニケーション。入れつつ入る。これも1つの鉄板理論。きっと魔物にも通じるだろう。俺は期待してるぞ。

 男の夢、しかも異種族も交えての交わり。俺は魔物になって良かったよ。これからはこっちのレベルも上げて行かないとな。人数的に。ぎゃっぎゃっぎゃっ。


「そうか。ありがとう。ラナ。俺も嬉しいよ」

「はい。ご主人様が望む事ならなんなりと。このラナ、どこまでもお傍に居とうこざいます」

 くっはっーっ! 速攻ぶち込みてーっ!

 だがまだだ! まだ確認もあったんだ!

「ふふふ。ラナはずっと俺の傍に居てくれ。これからもずっとだ。よろしくな」

「は、はいっ! 嬉しゅうございます! いつまでも、いつまでも!」

 ガバッ

 も、もう入れてもいいかな? いいよね。ゴブ棒マックス! いつでも発射体制は整っております!

 だが!

「コボチャン。コボチャンもどうだ? ラナと一緒にやるか? それとも恥ずかしいか?」

「ガウガウッ!」

 ダッ ガバッ

 おっと。コボチャンもゲットです。こりゃ堪らんちん!

 やはり魔物はセックスには寛容らしい。こりゃ天国か? ぎゃっぎゃっぎゃっ。


「そうか。コボチャンもいいんだな。なら、早速するか?」

「ガウガウッ! ガウッ!」 

 そして始まる初3人同時プレイ。これを人は3Pと略す。

 ゴブリン感動で、ちんこがぱんぱんでーす!

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