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忍者の忍術
しおりを挟む忍術ってすげーよな。魔法とはちょっと違った仕様。本家が知ったら、それは違う! と叫ばれるのかもしれないが、そもそもここでは本家もナニもありはしない。
そう、ここは既にファンタジー・フィールド。そんな仕様も好きですよ。俺が格好いいと思えれば全て良し。ありがとう。
レベルが上がると使える忍術が増え、使用回数も増えるのはこれまでと同じ仕様。
そして、基本は敵から隠れたり逃げたりする為の術のはずの『遁術』が攻撃系の魔法って事はいいだろう。それも解釈次第。
忍術ってそういうものさ。のひと言でも済むし、仕様って事でも片付けられる。なんて便利な言葉なんざましょランキング上位を占めるだろう。
当然、ファンタジーって言葉もランク・イン。ゴブ棒並にインしゃうだろう。ぎゃっぎゃっぎゃっ。深い意味はない。
ここでは、発射音を隠してくれてるのだから、ある意味では遁術ってるだろう。っていうか、これも仕様。それをゴブリンが指摘しても仕方ない。拘っても仕方ない。これも便利な言葉だった。ぐぎゃあ~
使えるのだから、ありがたく使わせてもらう。それだけさ。入れるならやっぱちんこだよな。なんて思ってりゃ十分だった。俺ゴブリンだし。ぎゃっぎゃっぎゃっ。
つい、叫びながら発動させてしまうのも仕方がないのさ。だって格好いいのだから! ぎゃっぎゃっぎゃっ。やったぜゴブリン。今日もホームランだぜ!
火遁、水遁、風遁、土遁、雷遁は全て攻撃系。でかい弾丸が飛んでく系。属性が違うだけで威力はある。流石、忍者。基本の属性は抑えてる。光、闇、氷なんかはないのかな。これからかな。それも楽しみだ。
ここで雷が使えるようになるとは思わなかったけど、ゴブリンちょー嬉しい。更なる派生を期待しちゃったりして。合わせ技で新たな忍術を発動できるようになっちゃったりして?
そんな妄想し出したら止まらない。だからしない! 正確には、今はまだしない!
ナニも出来ない仕様かもしれない。なんて考えちゃダメ。だってそこに浪漫はないのだから。まんことは違った浪漫。真の漢にだけ分かってもらえればいいさ。俺はそんなゴブリン。ぎゃっぎゃっぎゃっ。あー。燃える~?
いや。この煙遁は煙玉? 煙はすっげー出るけど、燃える事はない。そして萌える事もない?
いや。これも使い方次第。だってそれが忍術なのだから。
1人用って感じ? 敵に存在が見付かっても、こいつを使って隠密術を発動させれば、あら不思議。ゴブリンの存在が消えちゃうって感じになっちゃいます。
音を立てると見付かっちゃうようだけど。でも、そっと移動してやれば大丈夫。これまでの気配遮断よりも強力で、これなら、街角ばったり強姦が出来ちゃう感じ? 多分。
レベル上げを優先するからしないけど。機会があったら、好みの雌が居たら試してみるのもいいかもな。これも検証だ。ぎゃっぎゃっぎゃっ。
で。
『手裏剣』なんて、持ってもないのに、投げてもないのに放たれちゃう。まあ、魔法と同じようなもんだけど、意識して目掛けた所に向かってく。しっかり尖っててぶっ刺さるし、当たり所に依っては致命傷にもなる忍術?
ニードル系の魔法って感じかな。二次元的には。そこまでの威力はないが、ただの牽制以上の効果はあるだろう。普通に手裏剣投げても一緒だと思うけど、得物がなくても大丈夫って所が嬉しいかも。
やっぱり発動音がしないから忍者っぽいし、投擲の動作も要らない。これもまさしく忍術と言っていいだろう。俺好きかも。
本物の手裏剣なんて、結構狙った所に当てるの難しいし、思った以上に重たいし、嵩張って沢山持ち運べないし、悠長に狙ってたら逆にやられるだろうし、そんなに甘いもんじゃなかったんだよな。色々試した事はあったけど。
だからこそ、この忍術の凄さが分かるゴブリン。今なら異次元収納もあるから数も気にせず持てるけど、投擲術もあるから結構いけそうだけど、もてるなら可愛い雌1択、イくならまんこの中限定。なんてな。ぎゃっぎゃっぎゃっ。
で。暫くすると砕けちゃうけど。証拠は少し残るけど、それはご愛嬌。こんな忍術もあったのな。ガンガン使ってくぜ。
『影縛り』は、影を縛って身動きをとれなくさせる術。針が飛び出して刺さらないと効果はない。影がなくなったり、そもそも影がないと使えない。そして暫くするとこの針も砕けて解けちゃう。そんな仕様になっておりました。
縛る前に殺っちゃうのが基本だけど、敵が複数居る場合、なるべく音を立てたくない場合には使えるだろう。そして叫ばれる前に殺る。って感じかな。やるだった。雌専用な。ぎゃっぎゃっぎゃっ。違うか?
『影潜り』は、影の中に潜れる術。移動も出来るけど、ずっとじゃなくて、息を止めていられる間だけ。ゴブリン、肺活量を鍛える必要があるみたい。
これはセックスで鍛えなきゃ。激しくやってな。ぎゃっぎゃっぎゃっ。直ぐにイっちゃうから厳しいけどな。ぎゃっぎゃっぎゃっ。ぐぎゃあ~
色んな術の組み合わせで、マジで突然現れる強姦魔ゴブリンが誕生しそうだぜ。もう誕生してたか。ぎゃっぎゃっぎゃっ。
忍者のにんにんが、妊妊に聞こえてきそうだぜ。流石、ゴブリン・いや~ん! イヤーだった。ぎゃっぎゃっぎゃっ。
影に潜って縛って襲ってずごん。気が付いた時には雌がスカートだったら入れられるかもな。挿入の方。流石にそんな短時間じゃ射れられないぜ? 多分な。ぎゃっぎゃっぎゃっ。
イけるかな? 針が砕ける前なら2回は余裕だな。ぎゃっぎゃっぎゃっ。ぐぎゃあ~
いかん。楽し過ぎて、つい、脱線。
『影分身』は、あくまでも俺の影が分身して増える術。気を逸らすのに使えるって感じかな。夜でも影の存在感はあるんじゃないかって思われる、より暗い、漆黒の影。俺の動きに合わせて動くから、宴会芸にも使えるかも。やらねえけど。
もう、忍術が増える度に検証するのが楽しくて仕方なかったゴブリン。いつまででもやってられそうです。ぎゃっぎゃっぎゃっ。これも浪漫。まんとは違った萌えがある。そして燃えるレベル上げ。って事だった。
はーい。一旦休憩でーす。
【ラナ。今いいか?】
身を潜めての天使への念話。これも大事な休憩だ。やる気の補充。ゴブリンにとっての精力剤。ってな。ぎゃっぎゃっぎゃっ。
【はい。ご主人様。勿論でございます】
勿論、ラナもやりたいのだろう。違うかな。まあいいか。
【そうか。結構な数の人間を殺ったから、ラナのレベルも上がってると思うけど、どうだ? 新しい魔法とかは使えるようになってるか?】
部下のレベルの確認は俺のステータスでも出来るけど、数字なんて覚えてない。そしてスキルは聞いてみないと分からない。これも仕様。だから聞く。
【は、はい。これまで以上に上がっているようでして、使える魔法も、使用回数も増えております】
ほう。やはりそうか。こんだけ殺ってりゃ当然だし、選択者を重点的に殺ったから、そりゃこれまで以上に上がってるか。上位職でもな。
【そうか。分かった。良かったな。じゃあ、新しい魔法の確認だけはしっかりやっておいてくれ。もう暫くしたら戻るつもりだ。よろしくな】
【はい。分かりました。ありがとうございます。お気を付けてとだけ】
【うん。ありがとう。股な】
【は、はいっ。股】
ぎゃっぎゃっぎゃっ。なんとなく『股』のニュアンスが分かってきたようだ。ちょっと恥ずかしそうに言ってくれる所もマジ天使。ラナ可愛い。
ふう。充電は完了したけど、もう1つ。
【ファイチクン、スイチクン、マイチクン、アイチクン、ファニイクン。今いいか?】
これも新機能。同時念話の相手指定。一斉にも出来るし、意識した相手であれば、何人でも同時念話可能。聞く時にうざいからこれ以上増やしたくないけど。
【は、はいっ。兄貴様。勿論でございます】
【は、はいっ。兄様。大丈夫です】
【【【は、はいっ!】】】
うん。やっぱうぜえな。雄ばっか。
【うむ。悪いな。打ち合わせ中に。皆のレベルも結構上がってるようでな。転職できるメンバーが居るようだから、事前に確認しようと思ってな。今日の移動前にやっておくつもりだが、本当に問題はなさそうか?】
既に確認済みなんだけど、これがファイナルアンサー。俺が勝手にいつでもやっていいって言ってくれていて、なりたい職業があれば個別に念話して来てオッケーって事にもしてあるのだけど、誰からもナニも言ってこない。
ゴブリン、嫌われてはないと思いたいけど、俺と直接話すだけでも緊張しちゃってるメンバーが殆どで、ちょっと寂しくもあり、勘違いしちゃいそうでもあるゴブリン。部下が増えるとナニかと難しい。
基本はうざいの嫌だからいいんだけど、雄から念話入れられまくるのも勘弁だけど、ナニもないっていうのもな。ゴブリン悩ましい。
でも、優しいゴブリンは、転職させる前にファイナルアンサーの確認をするのです。でもでも、本人に直接確認するのも面倒だから、隊長だけにしたってだけの話。これを優しさと言うのだろうか。まあいいな。
【はっ! 全く問題ございません!】
【【【【問題ございません!】】】】
うん。やっぱりね。あるなら言うっつーねんって話しだよね。知ってた。
【分かった。ならばそのまま上位職への転職をしておく事にする。何度もしつこいようだが、これも大切な戦略だ。本人の意思も重要だから、意見があるか必ず隊員達に確認はするようにな】
【【【【【はっ。御意!】】】】】
【では、やっておく。もうすぐ日が暮れる。各自、各隊、しっかり準備しておくようにな】
【【【【【はっ!】】】】】
う~ん。やっぱりゴブリン勘違いしちゃうぜ。俺ってかっちょいい? こんな返しをされちゃうと、ゴブリンも木に登るっちゅーねん。ぎゃっぎゃっぎゃっ。マジでいい感じ?
ちんこが引っ掛かると嫌だから木には登らねえけどな。今は胴着を着てるから大丈夫か。ぎゃっぎゃっぎゃっ。
さ。一旦戻ろうかね。別ルートでな。
いざ! 妊にんっ!!
すぅ … .
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