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そして動き出す
しおりを挟むゴブリン軍団は、無事俺のダンジョンに収容された。
1階層なんて案内せず、さくっと5階層へ転送してやった。俺の優しさで。
恐らくだが、このダンジョンを攻略してやって来いと言っても無理だろう。作った俺ですら心が折れる自信がある。
そもそも1階層のセーフティー・エリアから進もうとは思わないだろう。エロい店を沢山作れば尚更に? ぎゃっぎゃっぎゃっ。
ちんこは進むが体は進まない。そんなダンジョン運営もいいかもな。ぎゃっぎゃっぎゃっ。
それは置いておいても、命の危険もある。ダンマスでなければあっという間に狩られる自信もあるぜ。流石の俺でもな。そういう風に作ったのだから当然か。ぎゃっぎゃっぎゃっ。ぐぎゃあ~
皆の経験にはなるかもしれないが、逝ったらDPにもなるかもしれないが、無駄に散らせる事もないし、それはそれで勿体ない。だからの速攻転送。それが俺の優しさだ。ナニも言わなかったけど。
それでも皆の感動は激しかった。
ゴブリンやコボルト、スケルトンが興奮して騒ぐ姿を見て喜ぶゴブリンが居て?
……
暫くして、この階層が皆の新たな拠点となる事。ここが俺のダンジョンである事。階段はないから上層階に行ける仕様にはなってないが、ここが今は5階層に当たる事。
これから更にナニかと発展させて行くつもりな事。そういう話は股今度。それは担当者からあるだろう事。
もしも人間が攻めて来たら、アラームが鳴る仕様になっていて、各自、各隊が連係して殲滅する事。到達した階層も分かるようになっているので、そこまで直ぐに対応しなくてもいい事。
今後、この階層も含めて更に大きく変わって行く事になるだろうが、要望や効果的な人間撃退案があれば遠慮なく言うように説明した。サブ・ダンマスの『ルナ』か、ダンマス・サポートの『リナ』に。
俺はナニかと忙しいし、ナニも忙しいから。ぎゃっぎゃっぎゃっ。
そんな俺は一々聞いてられないし、今は各自、各隊レベル上げを優先させるべきだろう。ただ面倒ってだけじゃない。
そして、ダンジョンへの出入りに関しては、基本はリナとルナに任せる事にした。
出る時は単純に申し出るか、俺が一斉に出しちゃうか。いつものようにな。ぎゃっぎゃっぎゃっ。勿論、出す時には念話する。イくぞ。ってな。ぎゃっぎゃっぎゃっ。
戻る時には、これも基本は緑地公園に入れば転送する事にしておいて、緊急時は俺に念話可能として、俺が居ればそのまま転送してやって、居なければリナかルナに念話で伝え、やってもらう事にした。権限は既に設定済み。
俺の天使1、ラナにも権限は設定したが、ラナはあくまでももしもの時の為のもの。俺達にナニかあった時の為の保険だ。ナニがあるのは俺だけだけどな。ぎゃっぎゃっぎゃっ。
これで大分俺の手は離れる事になるだろう。ゴブリンやったぜ。
ただ、ゴブリン、コボルト、スケルトン。各種族ちょっとずつ増えていた。ここに来るまでに保護して来たようだ。
既に皆仲間というか、部下みたいになってて驚いたが、ゴブリンの名付けと職業の選択だけはした。
雌は居なくて残念だったが、これまでの頑張りの報奨として、『雌ゴブリン』を10人割り振った。
だって安かったから。いや。DPがお値打ちでお得感もあったから。まとめて買ったら安くなる設定。ならばまとめて買っちゃうよね。あっ。召喚だった。ぎゃっぎゃっぎゃっ。
めっちゃ喜んでたからいいだろう。穴があれば雌は雌。何処にでも、誰にでも需要はある。ゴブリン、穴があればそれでいい。って雄のが多くて助かった。ぎゃっぎゃっぎゃっ。
それに、10人共俺の好みじゃなかったしな。そんな事もあるんだな。ぎゃっぎゃっぎゃっ。
詳しくは触れないし、少しも触れてない。当然じゃん!
お値打ちにはお値打ちなりの理由がある!
そういう事だった!
じゃんじゃん!
古いな。
雌によって頑張れるのは人間もゴブリンも一緒だろう。特にゴブリンにとっては御褒美以外のナニものでもない。ナニはないだけに。ぎゃっぎゃっぎゃっ。
どんどん増えてくゴブリン軍団。3桁に行ったら更なる報奨を約束した。
俺ってやっぱ優しいゴブリン。皆からの歓声と感謝の視線が痛かった。既に泣いてる奴まで居た。ちんこもか? ぎゃっぎゃっぎゃっ。
照れるで、しかし。濡れるてるで、しかも? ぎゃっぎゃっぎゃっ。
きったねえなあ。
お買い得セットの雌でも十分だろうが、まずは全員に専用でやれる雌が居た方が平和だろうが、俺は『並』とも、『お買い得セット』とも、更に数が増えた『今だけ超お買い得、得々大量雌福袋セット』とも言ってない。
当然、『上質』とも『上玉』とも言ってない。そしてまだイってない。ぎゃっぎゃっぎゃっ。
それにしても、この大安売り? どんどん増えて行くのだろうか。前に見た時には無かったはずだけど。
ゴブリン、忘れ易いけど、それだけは間違いない。だって雌に関する項目は熟読したし、要チェックもしたのだから!
ま、いいか。何処かで見られてるのかもしれないし、応援してくれてるのかもしれないし、ただ乗りで増やしてるのかもしれないし。
そこは考えても仕方ないゴブリン。買えるものは買う。増えた物は利用できるなら利用する。それだけさ。ぎゃっぎゃっぎゃっ。
それにしても、只の雌ゴブリンでこの感動。なんていい奴等なんだろう。ちょいと興奮し過ぎて煩過ぎるが、ゴブリン、ちょろいぜ。ぎゃっぎゃっぎゃっ。
俺もそっちの立場だったら泣いて喜んでたろうな。上も下も。ぎゃっぎゃっぎゃっ。
でも、マジな話。この調子なら更に加速度的に増えるだろう。雄と雌が居れば当然やる事はやる。そして子供が産まれる。それがゴブリン自然な流れ。
皆に雌が行き渡れば、当然そうなるだろう。既に俺は皆孕ませ済みだしな。ぎゃっぎゃっぎゃっ。
そうなれば、DPも更に増えて行くだろうし、イって孕んで更に数が増える。ゴブリン危険生物って言うのは間違いねえな。ぎゃっぎゃっぎゃっ。
だから、皆に行き渡ったら、隊長クラスから順に、『上玉』か『上質』か『雌3人』を選ばせてやるつもりだ。その時のDP次第だがな。ぎゃっぎゃっぎゃっ。
俺の『カスタマイズ』の方が先。それだけは間違いない! ぎゃっぎゃっぎゃっ。皆、しっかり頑張れよ! ぎゃっぎゃっぎゃっ。
それと、隊長達には、コボルトとスケルトンの言語が理解できるスクロールを与えた。
感動はあったけど、喜んではくれたけど、さっき程ではなかった。ゴブリン、やる順番を間違えた。いつも速攻でやってるだけに、そこまで頭は回らなかった。それは仕方ない。ぎゃっぎゃっぎゃっ。
コボルトには番犬に。スケルトンにはスケサンとカクサン、番骨にもそれぞれの言語を取得させた。
コボルト達は既に打ち解け合っている様で、そこまで必要を感じなかったが、やっぱりコボチャンだけだとよろしくないと思って与えてみた。これも更なる連係を図る為。
必要に応じて、成果に応じて更に配布する事は可能だが、それは股の話。DPの使用は最低限に。これも基本。
これで俺の手は完全に離れても大丈夫になったと思いたい。だといいよねえ。ぎゃっぎゃっぎゃっ。
「主殿。まさか我等の言葉を理解して頂ける日が来ようとは。しかも更に他の種族の言葉まで理解できるようになろうとは。このスケサン。感動でござります」
「流石、我等の主殿。有り難き幸せです。この骨身に代えても更なる忠骨を誓います」
スケサン、カクサン談。スケルトン・ジョークを入れてくる辺り、やっぱカクサンは遣り手かも。雌みたいだけど。そんなの関係ねえ。後は隊長達に任せよう。そうしよう。ぎゃっぎゃっぎゃっ。
御褒美は、勿論、特濃牛乳風呂。そんなの簡単ゴブリン。そういう所にはDPは惜しまない! いや。結構お高い特濃牛乳。特濃乳牛の方がお得なのかも? 牧場作っちゃう?
その辺は追々考えよう。おいおい。感動過ぎて、カクカクが止まらないスケルトン共。やっぱ怖い響きだぜ。夜でなくて良かった。
そんな遣り取りがあったから、当然コボルト達にも御褒美を。それは勿論『高級犬缶』。飛び付き具合が半端ない。
犬、我先ににとまっしぐら。
尻尾振りっ振りの涎だあだあで、更なる忠犬が生まれたとか生まれなかったとか。
まあいいな。既に皆もふっもふの忠犬達だったし。雄には興味ないけどな。ぎゃっぎゃっぎゃっ。
それでも牙を剥き出しにして飛び付くコボルト共は怖かったぜ。レベルも上がってただけに。襲われなくて良かった。
忘れずに、一時的に護衛役に召喚してた番犬と番骨も各隊に合流させる事にして、5隊の内の1隊を日替わりで5階層の守り役、兼、訓練日とする事にした。
休みぃ?
そんなの魔物にはねえ!
ぎゃっぎゃっぎゃっ。そんなブラック・ブラック・ダンマスです! ぎゃっぎゃっぎゃっ。
デス!!
死ぬまで動くのが魔物。まさにデス・マーチ。そしてデス・ワーク? ぎゃっぎゃっぎゃっ。殺しも仕事です。ぎゃっぎゃっぎゃっ。
ちゃんと睡眠時間も雌も与えてるし、多分大丈夫? であって欲しいな。ぎゃっぎゃっぎゃっ。
各種族の雌は内職担当。戦いたい雌は別だが、リナ、ルナのサポート役にも当てる事にした。ナニかと人手は必要な時期だろう。出来たばかりだし。生産職も増やすつもりだし。
そんなこんなで、俺のダンジョンへの全員集合ミッションは、無事達成された。そして皆、達する事になるだろう。これからな。ぎゃっぎゃっぎゃっ。
だが! これからが我等が魔物の時間。日が登る迄にはまだ時間はある!
ならば出撃あるのみなのだ!
更なるレベル上げの為、自分達の為に!
本当はやりたいばっかの軍団だろうが、それは股後で!
殺ってからやる! これ基本!
ぎゃっぎゃっぎゃっ。
「さあっ! 夜明けまでが我等が優位な時間帯。更なる発展を目指して、やるぞおっ!」
「「「「「はっ! 御意!」」」」」
「「「「「御意っ!!!!」」」」」
やっべー。ゴブリン堪らんちん!!
やると殺るを意識した訳じゃない。
この迫力。勘違いから思い込みへ。強くなったゴブリンとコボルト、そしてスケルトン。種族名だけなら微妙だけど、この整列した姿。覇気。これは殺ってくれそうな雰囲気だぜ。
「ではっ! 行くのだっ!!」
「「「「「っ!!!!!」」」」」
ふっ。勢いのままに転送しちゃった。てへぐぎゃ。早くもイくぞって変換するの忘れてた。ぐぎゃぐぎゃ。
せめて勢いに乗った返答は聞いておくべきだったかな。まあいいか。ぎゃっぎゃっぎゃっ。
あっ。しかも、1隊はこの階層の守り役とか言っときながら、雌は内職担当とか言っときながら、全員転送しちゃった。てへぐぎゃ。
ま、まあ。仕方ない。やっちまったもんは戻らない。戻せるけど戻さない。それが俺。
【ファイチクン、スイチクン、マイチクン、アイチクン、ファニイクン。今日は全参加の殲滅戦だ。レベル上げと仲間の回収。担当を決めてしっかり動いてくれ】
【【【【【はっ! 御意!】】】】】
これでよし。なんて便利な念話。部下であるゴブリンにしか通じないけど、だからいい面もある。煩わしくないから! ぎゃっぎゃっぎゃっ。
さ。俺は俺のするべき事をしよう。先ずは1発か? 5人居るから最低5発か。それで終わる訳ねえな。ぎゃっぎゃっぎゃっ。
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