ウブで真面目な理学療法士の初恋のお相手はセレブなイケメン敏腕秘書でした

波木真帆

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手加減できない※

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見ているだけで目に毒な艶かしい長襦袢姿の尚孝さんを裸にできるのは私だけ。
手を引いて脱衣所に向かい、帯を解く。
肩から滑らせて長襦袢を脱がすと、今度はさらに私の目をうばう肌襦袢姿が現れた。

着物というものは一枚ずつ脱がせるたびに興奮を誘うものなのだと初めて知った。

「唯人さん?」

「すみません。あまりにも可愛い姿に見入ってしまいました」

「恥ずかしいです……」

手で隠そうとする尚孝さんの手をそっと握る。

「尚孝さん、このままお風呂に入りましょう」

「えっ? 脱がないんですか?」

「肌襦袢を濡らしたいんです。だから下着だけ脱ぎましょうね」

「???」

尚孝さんには私の頭に浮かんだこの邪な考えは全くわかっていないだろう。
だがせっかくの機会だ。思いっきり楽しみたい。

「いいですか?」

「何かわからないですけど、唯人さんがしたいならいいですよ」

そんな可愛いことを言ってくれる。
ああ、なんて幸せなんだろう。

尚孝さんの気が変わらないうちに、急いで服を脱ぎ捨てる。
尚孝さんに見られて恥ずかしい身体はしていないから気にしない。
私が服を脱ぐと、尚孝さんの視線が私のソレに向く。
もう緩く反応してしまっているがまだまだ完全には程遠い。
それでも尚孝さんはほんのりと頬を染めて嬉しそうに見つめてくれる。

これが僕の中に……なんて想像してくれていたら嬉しいのだが。

尚孝さんの手を取って、テラスに足を踏み入れる。

「わっ! さむいっ」

食事をしている間にさっきより気温が下がったようだ。
ある意味、尚孝さんには肌襦袢を着せておいて正解だったのかもしれない。

「大丈夫ですか?」

「あ、はい。平気です。ちょっとびっくりしただけですから」

「早く洗って温泉に浸かりましょう」

尚孝さんを洗い場においてある椅子に座らせて温かいシャワーをかける。

「わぁ、あったかい」

素直に喜んでくれているが、私の視線は濡れた肌襦袢だ。
それがピッタリと肌に張り付いてぷっくりと膨らんだ可愛い乳首を私に見せてくれる。

ああ、これが見たかったんだ。
裸ももちろんそそられるが、こうして普段見られない姿にも興奮してしまうものだ。
だが尚孝さんは自分がこんなにも魅惑的な格好をしていることに気づいていない。

シャワーを当てながら、もう片方の手でそっと胸に触れる。
人差し指の腹でぷっくりと膨らんだ乳首をピンポイントで撫でてやった。

「ひゃあんっ!」

ビクッと身体を震わせて可愛い声をあげる。
それがとてつもなく可愛い。

「どうしました?」

素知らぬふりして声をかけると、尚孝さんが少し拗ねた表情で私を見上げる。

「ゆいとさん、いじわる……」

ぷくっと頬を膨らませるその仕草にやられてしまう。

「くっ! ああ、もう! 尚孝さん、可愛すぎですよ! 今ので、ほら。こんなになっちゃいました」

尚孝さんの前に恐ろしく昂ったソレを見せると、拗ねていた顔がみるみるうちに赤くなる。

「尚孝さん、いいですか? もう我慢できない」

身体を屈めて耳元で囁くと、尚孝さんが恍惚とした表情を見せ、頷いてくれた。

私は尚孝さんを向かい合わせに抱きかかえて、尚孝さんと代わって椅子に座った。そして洗い場に準備されていたローションボトルを手に取り、手のひらに満遍なく広げた。

肌襦袢の裾から尚孝さんの可愛いお尻の蕾に触れ、指を挿し入れる。
毎日愛しているからすっかり私の指を覚えてくれている。
すぐにほぐれてくれて尚孝さんも痛みよりも気持ちよさを感じてくれているようだ。

「ゆ、いと、さん……はやくぅ」

こんなに欲しがってくれるなんて、嬉しさしかない。

「ええ、すぐに気持ち良くしてあげますね」

指を引き抜き、今か今かと待ち侘びている昂りを解した後孔にグッと押し当てると、一気に入り込んでいく。

「ああっ、すごっ……おっきぃ……っ」

まだ入れただけなのに、尚孝さんの声があまりにも気持ち良さそうで私の興奮が止まらない。

あっという間に尚孝さんの最奥に到達すると、尚孝さんからの可愛いおねだりがやってくる。

「ゆ、いとさん……うご、いてぇ……」

「ええ、仰せのままに」

必死に冷静を装いながら、腰を動かすとグチュグチュといやらしい音が響く。

「ああっ!! そ、こっ、おくぅ、きもち、いぃ……っ」

いつもと違う環境がさらに尚孝さんを興奮させているのかもしれない。
いつも以上に可愛い声をあげる尚孝さんがとてつもなく可愛い。

「くっ、私も限界だ」

あまりにも早い限界が来たが、その前に尚孝さんをイかせないと!

尚孝さんの気持ちいい場所を重点的にゴリゴリと擦ってやると、

「んっ、やぁ――っ、ああっ、イくぅ!」

ピッタリとくっついたお腹に温かいものを感じる。
尚孝さんがイってくれたことにホッとしながら、私も尚孝さんの最奥に欲望の蜜を弾けさせた。

ビュルビュルと大量に溢れているのがわかる。

さっき口淫してもらったというのに、すっかり忘れているような量に自分でも驚いてしまう。

それでも尚孝さんは私を見て笑みを浮かべる。

「ゆいと、さん……ぼく、しあわせです……」

ああ、もうますます手加減できる気がしない。
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