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番外編
マオの目覚め
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思いつきで書いてしまった続編です。
楽しんでいただけると嬉しいです♡
* * *
ジョエルがマオのために調合してくれた薬のおかげで熱は数時間ほどで下がったが、身体が限界まで疲れているせいかマオはそれからも眠り続けていた。
その間、私はマオのために栄養剤を口移しで飲ませ、眠ったままでトイレに連れて行くこともあった。
少しずつではあるが、マオの顔色が戻って行くことに安堵しながら日々を過ごし続けた。
そんな生活を三日ほど続けていると、マオの口から
「うーん」
と可愛らしい声が聞こえた。
もしかして、ようやく目を覚ましてくれるのか?
緊張しながら、腕の中にいるマオを見つめているとゆっくりと瞼が開き、美しい瞳が私の顔を捉えてくれた。
「マオ……おはよう」
「あの、僕……」
「熱を出して眠り続けていたんだ」
「――っ、迷惑かけて、ごめんなさい……」
「違う! 全て私が悪いんだ、マオは何も悪くない」
「えっ?」
「私がマオに夢中になって、手放せなかったから……無理させてしまったんだ。悪い……」
こんなにも小さな身体に私は酷いことをしてしまったのだ。
「サムは……後悔、しているのですか?」
「そんなこと――っ、後悔はしていない! ただ、マオを辛い目に遭わせたのが申し訳なくて……」
「僕は辛くなんかないです。サムと愛しあえてすごく嬉しかったですよ」
「マオ……」
「だから、謝らないでください……それよりも、もっと抱きしめて口付けしてください……」
「――っ!!!」
その言葉に私はすぐにマオの柔らかな唇に口付けた。
もっと深くまで味わいたかったけれど、なんとか自制して柔らかな唇を啄むだけにした。
名残惜しく思いながらも、ゆっくりと唇を離すとマオが嬉しそうに笑っていた。
「ふふっ。サムと口づけするとやっぱり幸せですね」
「マオっ! ああ、私も幸せだよ」
腕の中のマオをギュッと抱きしめて幸せを噛み締めていると、
「きゅるる……」
可愛い音が寝室に響いた。
「今のは……」
そういうと、マオの顔がどんどん赤く染まっていく。
「ごめんなさい……お腹がすいたみたいで……。恥ずかしいっ」
「ずっと眠っていたのだから当然だ。私の配慮が足りなかったな」
「そんな……っ」
「だが、マオの腹の虫はマオと同じく可愛らしいな」
「――っ、からかわないでください」
「ふふっ。すぐにサイラスに食事の支度をさせよう。少し待っていてくれ」
「サム……」
私がほんの少しでも離れるのを寂しいと思ってくれているのか。
それすらも愛おしい。
頬にチュッと軽く口付けをして、
「すぐに戻ってくるから」
と言って寝室を出た。
部屋にあるベルを鳴らすとすぐにサイラスがやってきた。
「マオさまのご容態は如何でございますか?」
挨拶もなくマオのことを聞くとは……。
サイラスにとって今の最優先事項はマオだな。
それでいいんだ。
「マオが目を覚ました」
「おおっ! それはようございました。すぐにジョエルさまをお呼びしますか?」
「その前に食事の用意を頼む。マオが腹を空かせているんだ」
「承知いたしました。すぐにご用意いたします」
急いで部屋を出て行ったサイラスを見送り、その間に寝室のマオのところに戻り、起き上がらせてヘッドボードに寄りかからせて、マオの前にベッド用のテーブルを置いて準備した。
もう少し時間がかかるかと思ったが、サイラスは数分後には美味しそうなスープを持って戻ってきた。
「恐ろしく早いな」
「いつお目覚めになってもよろしいようにと、ジョエルさまにご指導いただいたマオさまのお食事を用意しておりましたので」
「そうか、それは助かったな。こちらに頼む」
そう言って、サイラスを寝室へ案内するとサイラスはマオの顔を見た瞬間、その場に立ち尽くした。
「サイラス? どうした?」
「あっ、いえ。申し訳ございません。マオさまがあまりにもお美しくて驚いておりました」
「そんな……っ」
マオはサイラスの言葉に顔を真っ赤にしているが、それもまた可愛らしさに拍車をかけている。
「サイラス、言っておくが私の伴侶だぞ」
「はい。申し訳ございません」
サイラスがただマオに見惚れただけで邪な気持ちなど持っていないことはわかっていた。
言わずにはいられなかったのは、ただの私の嫉妬だ。
「温かいスープをお持ちいたしました。お熱いですからお気をつけてお召し上がりください」
「わぁ、美味しそう! ありがとうございます」
マオは私の嫉妬なども気づかない様子で、嬉しそうな笑顔を浮かべる。
ああ、本当にマオには勝てそうにない。
「マオ、火傷をすると大変だ。私が食べさせよう」
「えっ、でも……」
「伴侶である私の楽しみを奪わないでくれ。いいだろう?」
そういうと、マオは少し恥ずかしそうにしながらも頷いてくれた。
フゥフゥと冷ましながら口に運んでやるが、マオの口が小さいのか、それともスプーンが大きいのか、唇の端から少しスープが垂れてしまった。
「あっ……」
「大丈夫だ」
私はさっとそこに口付けし、舌でぺろっとなめとった。
「ああ、美味しいな。こんな美味しいスープは初めてだ」
「もう、サムったら……」
照れるマオが本当に可愛くてたまらない。
それからも時間をかけてスープを食べさせ続けていたが、気づけばサイラスの姿はなかった。
いつの間に部屋を出て行ったのか、それすらもわからないほどマオしか見えていなかったのだな。
まぁそれも仕方がない。
ベルを鳴らし、もう一度サイラスを呼び、食器を片付けてもらってから改めて二人を会わせることにした。
「マオ、この城の筆頭執事で私の世話役であるサイラスだ。この城の中のことに関しては私より詳しい。何かわからないことがあればサイラスに聞くといい」
「はい。サイラスさん、マオと申します。よろしくお願いします」
「これはこれは御丁寧なご挨拶を賜り光栄にございます。サイラスでございます。いつでも何なりとお申し付けください」
サイラスはもうすっかりマオの虜になっているようだから、心配はいらないな。
「それで、これからのことだが……結婚式と国王就任の準備は進んでいるか?」
「はい。滞りなく。マオさまの婚礼衣装はどうなさいますか?」
「もちろんすぐに仕立てさせよう。ダニエルを呼べ」
「承知しました」
サイラスが寝室を出ていくと、マオがゆっくりと口を開いた。
「あの、僕のためにわざわざ婚礼衣装など勿体無いですよ……」
「何を言っているんだ。マオは私の伴侶となり、この国の王妃となって皆を見守ってくれるのだろう? 我々の結婚式を国民も皆楽しみにしているのだぞ。私のわがままだと思って、仕立てさせてくれないか?」
「サム……」
「それとも、私が美しい伴侶のためにドレス一枚も仕立てられない国王だと皆に思われても良いのか?」
「それはダメです!!」
「だろう? なら、私の願いを叶えてくれ。私はマオが美しい衣装を着て私の隣に立っているのがみたい。それを皆に見せつけたいのだ。私の伴侶がこんなにも美しく、私のことを愛してくれているのだと。マオはそんな気持ちにはならないか?」
「――っ、サム……僕も、見せつけたいです。サムが僕の大切な伴侶だって」
「よかった。ならばそうしよう。揃いの衣装を着るのもいいな。ああ、婚礼の日が楽しみになってきた」
「僕……ちょっと怖かったんです。僕がサムの伴侶となって王妃になるのを認めてもらえるのかって……だから……」
「そんな心配など杞憂だ。みなマオに会えるのを楽しみにしているのだぞ」
そういうとマオはようやく安堵の表情を見せてくれた。
ずっと眠っていたマオにはわからないだろうが、運命の相手であるマオと心が通じ合ったことで、この国にも平穏が訪れた。
国民にはすでにそれを周知している。
だから、マオが王妃になることに反対などあがりはしない。
結婚式当日には、この城の周りに大勢の国民が集まってくれることだろう。
美しいドレスを着たマオと対の正装を身につけた私が並んでバルコニーに立ったら、大歓声が上がるだろうな。
ふふっ。
今から結婚式が楽しみでたまらない。
ダニエルには超特急で仕上げてもらわなければな。
マオが正式に王妃となるのもあと少し。
楽しんでいただけると嬉しいです♡
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ジョエルがマオのために調合してくれた薬のおかげで熱は数時間ほどで下がったが、身体が限界まで疲れているせいかマオはそれからも眠り続けていた。
その間、私はマオのために栄養剤を口移しで飲ませ、眠ったままでトイレに連れて行くこともあった。
少しずつではあるが、マオの顔色が戻って行くことに安堵しながら日々を過ごし続けた。
そんな生活を三日ほど続けていると、マオの口から
「うーん」
と可愛らしい声が聞こえた。
もしかして、ようやく目を覚ましてくれるのか?
緊張しながら、腕の中にいるマオを見つめているとゆっくりと瞼が開き、美しい瞳が私の顔を捉えてくれた。
「マオ……おはよう」
「あの、僕……」
「熱を出して眠り続けていたんだ」
「――っ、迷惑かけて、ごめんなさい……」
「違う! 全て私が悪いんだ、マオは何も悪くない」
「えっ?」
「私がマオに夢中になって、手放せなかったから……無理させてしまったんだ。悪い……」
こんなにも小さな身体に私は酷いことをしてしまったのだ。
「サムは……後悔、しているのですか?」
「そんなこと――っ、後悔はしていない! ただ、マオを辛い目に遭わせたのが申し訳なくて……」
「僕は辛くなんかないです。サムと愛しあえてすごく嬉しかったですよ」
「マオ……」
「だから、謝らないでください……それよりも、もっと抱きしめて口付けしてください……」
「――っ!!!」
その言葉に私はすぐにマオの柔らかな唇に口付けた。
もっと深くまで味わいたかったけれど、なんとか自制して柔らかな唇を啄むだけにした。
名残惜しく思いながらも、ゆっくりと唇を離すとマオが嬉しそうに笑っていた。
「ふふっ。サムと口づけするとやっぱり幸せですね」
「マオっ! ああ、私も幸せだよ」
腕の中のマオをギュッと抱きしめて幸せを噛み締めていると、
「きゅるる……」
可愛い音が寝室に響いた。
「今のは……」
そういうと、マオの顔がどんどん赤く染まっていく。
「ごめんなさい……お腹がすいたみたいで……。恥ずかしいっ」
「ずっと眠っていたのだから当然だ。私の配慮が足りなかったな」
「そんな……っ」
「だが、マオの腹の虫はマオと同じく可愛らしいな」
「――っ、からかわないでください」
「ふふっ。すぐにサイラスに食事の支度をさせよう。少し待っていてくれ」
「サム……」
私がほんの少しでも離れるのを寂しいと思ってくれているのか。
それすらも愛おしい。
頬にチュッと軽く口付けをして、
「すぐに戻ってくるから」
と言って寝室を出た。
部屋にあるベルを鳴らすとすぐにサイラスがやってきた。
「マオさまのご容態は如何でございますか?」
挨拶もなくマオのことを聞くとは……。
サイラスにとって今の最優先事項はマオだな。
それでいいんだ。
「マオが目を覚ました」
「おおっ! それはようございました。すぐにジョエルさまをお呼びしますか?」
「その前に食事の用意を頼む。マオが腹を空かせているんだ」
「承知いたしました。すぐにご用意いたします」
急いで部屋を出て行ったサイラスを見送り、その間に寝室のマオのところに戻り、起き上がらせてヘッドボードに寄りかからせて、マオの前にベッド用のテーブルを置いて準備した。
もう少し時間がかかるかと思ったが、サイラスは数分後には美味しそうなスープを持って戻ってきた。
「恐ろしく早いな」
「いつお目覚めになってもよろしいようにと、ジョエルさまにご指導いただいたマオさまのお食事を用意しておりましたので」
「そうか、それは助かったな。こちらに頼む」
そう言って、サイラスを寝室へ案内するとサイラスはマオの顔を見た瞬間、その場に立ち尽くした。
「サイラス? どうした?」
「あっ、いえ。申し訳ございません。マオさまがあまりにもお美しくて驚いておりました」
「そんな……っ」
マオはサイラスの言葉に顔を真っ赤にしているが、それもまた可愛らしさに拍車をかけている。
「サイラス、言っておくが私の伴侶だぞ」
「はい。申し訳ございません」
サイラスがただマオに見惚れただけで邪な気持ちなど持っていないことはわかっていた。
言わずにはいられなかったのは、ただの私の嫉妬だ。
「温かいスープをお持ちいたしました。お熱いですからお気をつけてお召し上がりください」
「わぁ、美味しそう! ありがとうございます」
マオは私の嫉妬なども気づかない様子で、嬉しそうな笑顔を浮かべる。
ああ、本当にマオには勝てそうにない。
「マオ、火傷をすると大変だ。私が食べさせよう」
「えっ、でも……」
「伴侶である私の楽しみを奪わないでくれ。いいだろう?」
そういうと、マオは少し恥ずかしそうにしながらも頷いてくれた。
フゥフゥと冷ましながら口に運んでやるが、マオの口が小さいのか、それともスプーンが大きいのか、唇の端から少しスープが垂れてしまった。
「あっ……」
「大丈夫だ」
私はさっとそこに口付けし、舌でぺろっとなめとった。
「ああ、美味しいな。こんな美味しいスープは初めてだ」
「もう、サムったら……」
照れるマオが本当に可愛くてたまらない。
それからも時間をかけてスープを食べさせ続けていたが、気づけばサイラスの姿はなかった。
いつの間に部屋を出て行ったのか、それすらもわからないほどマオしか見えていなかったのだな。
まぁそれも仕方がない。
ベルを鳴らし、もう一度サイラスを呼び、食器を片付けてもらってから改めて二人を会わせることにした。
「マオ、この城の筆頭執事で私の世話役であるサイラスだ。この城の中のことに関しては私より詳しい。何かわからないことがあればサイラスに聞くといい」
「はい。サイラスさん、マオと申します。よろしくお願いします」
「これはこれは御丁寧なご挨拶を賜り光栄にございます。サイラスでございます。いつでも何なりとお申し付けください」
サイラスはもうすっかりマオの虜になっているようだから、心配はいらないな。
「それで、これからのことだが……結婚式と国王就任の準備は進んでいるか?」
「はい。滞りなく。マオさまの婚礼衣装はどうなさいますか?」
「もちろんすぐに仕立てさせよう。ダニエルを呼べ」
「承知しました」
サイラスが寝室を出ていくと、マオがゆっくりと口を開いた。
「あの、僕のためにわざわざ婚礼衣装など勿体無いですよ……」
「何を言っているんだ。マオは私の伴侶となり、この国の王妃となって皆を見守ってくれるのだろう? 我々の結婚式を国民も皆楽しみにしているのだぞ。私のわがままだと思って、仕立てさせてくれないか?」
「サム……」
「それとも、私が美しい伴侶のためにドレス一枚も仕立てられない国王だと皆に思われても良いのか?」
「それはダメです!!」
「だろう? なら、私の願いを叶えてくれ。私はマオが美しい衣装を着て私の隣に立っているのがみたい。それを皆に見せつけたいのだ。私の伴侶がこんなにも美しく、私のことを愛してくれているのだと。マオはそんな気持ちにはならないか?」
「――っ、サム……僕も、見せつけたいです。サムが僕の大切な伴侶だって」
「よかった。ならばそうしよう。揃いの衣装を着るのもいいな。ああ、婚礼の日が楽しみになってきた」
「僕……ちょっと怖かったんです。僕がサムの伴侶となって王妃になるのを認めてもらえるのかって……だから……」
「そんな心配など杞憂だ。みなマオに会えるのを楽しみにしているのだぞ」
そういうとマオはようやく安堵の表情を見せてくれた。
ずっと眠っていたマオにはわからないだろうが、運命の相手であるマオと心が通じ合ったことで、この国にも平穏が訪れた。
国民にはすでにそれを周知している。
だから、マオが王妃になることに反対などあがりはしない。
結婚式当日には、この城の周りに大勢の国民が集まってくれることだろう。
美しいドレスを着たマオと対の正装を身につけた私が並んでバルコニーに立ったら、大歓声が上がるだろうな。
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