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所有の証を※
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冷えてしまった身体を湯船で温めてから寝室に向かう。
ベッドに横たわらせた一花の裸を改めて見ると、この前じっくりと見た時よりもさらにふっくらとしてきたのがわかる。
まだまだ痩せている部類には入るだろうが、少しずつ正常に戻ってきているのは確かだ。
――味付けもほとんどない野菜と鶏肉だけ
彼の食生活がふっと頭をよぎる。
あの時着ていた大き過ぎる学生服は成長を見越してのものだと思っていたが、あの制服の下は一花のように痩せた身体だったのだろうか。
本当に私は周りが何も見えていなかったのかもしれない。
「征哉、さん……?」
裸の一花を見下ろしたまま考え込んでいた私を見て、一花から少し不安げな声がかかる。
「ああ、ごめん。一花の身体が綺麗で見惚れてしまっていた」
「征哉さん……僕の、身体……好きですか?」
「もちろん。身体だけじゃなく、一花の全てが愛おしいよ」
「嬉しい……」
さっきのように私に両手を伸ばす一花をギュッと抱きしめて、唇を合わせる。
深いキスでたっぷりと一花の口内を味わい、その余韻のままに首筋や耳たぶにもキスを落とす。
私のものだという所有の証を落とすと、敏感な一花がピクリと身体を震わせた。
「痛かったか?」
「ちょっと、ちくってしただけ」
「そうか、一花が私のものだっていう証をつけたんだ」
「僕が、征哉さんのものっていう証?」
「ああ、嫌だったか?」
「ううん、嬉しいっ!!」
ああ、一花の嘘偽りのない言葉が私を喜ばせてくれる。
「もっと、いっぱいつけてください!」
そんな可愛いおねだりが嬉しくて、私は身体中に赤い花びらを散らした。
「なんか、ウズウズします……」
身体中に舌を這わせて証を刻み込んでいると、一花が身体をもじもじさせている。
その様子に視線を落とせば、一花の可愛いモノがプルプルと震えながらその存在を主張しているのが見える。
「ふふっ。証をつけられて興奮したか」
「はい……はやく、みつ……だし、たいです……」
「ちゃんと言えて偉かったな。じゃあ、一花にご褒美をやろう」
横たわる一花を跨いで膝立ちになり、腰を落として一花の可愛いモノと愚息とを重ね合わせる。
「あっ、せい、やさんの、かたくてあつぃ……っ」
「一花っ! もっと気持ちよくしてやるぞ」
握ったまま、腰を動かすと快感にまだ慣れていない一花は
「ああっ、きもちいぃ……っ、おかしく、なっちゃう……っ」
とすぐに身悶える。
その姿もさらに私の興奮を高めてくれる。
「せ、いやさん……もぅ、でちゃ、う……っ」
「ああ、今日は一緒にイこう!」
同じタイミングでイけるように腰を激しく動かすと、
「あぁぁっん!!」
一花の可愛い喘ぎと同時に一花の可愛いモノから蜜が弾けた。
その可愛い姿に私も限界を迎え、一花の身体に欲望の蜜を弾け飛ばした。
さっき一花に出してもらい、その前に三度も蜜を出しているからこれで五度目の蜜。
しかもまだまだ愚息は元気なままだ。
一花を前にすると際限がなくて困る。
それほど一花に溺れているということなのだろう。
私とは対照的に一花は蜜を出すとまだ意識を失ってしまう。
それでもこうして愛を確かめ合う行動ができるようになったのは、私にとっても嬉しいことだ。
いつかは一花の中に入って一花の全てを貰いたいという気持ちはあるが今はまだこれでいい。
お互いの蜜に塗れた身体を清めるために一花を抱きかかえて風呂場に戻る。
それにしてもこういったことをするのが私の部屋だけだと思ってくれたのは楽でいい。
この部屋の方が風呂場まで近くていいからな。
身体にシャワーを当てながら、太ももの傷を確認する。
身体の動かし方や筋肉のつき具合を見てもかなり状態よく治ってきている。
谷垣くんのリハビリも一花には合っているようだし、早く走るのは無理だとしても歩行には問題なく回復できそうだ。
――絢斗くんと磯山さんが一生懸命愛情をかけて、少しずつ今までの生活を改善してあげているの
一花の回復を喜んでいると、あの子のことを語っていた母の言葉を思い出す。
実の母親に精神的に傷つけられた心の傷は一花の何倍もの時間をかけないと癒えるのは難しいだろう。
ふぅ……。
気がつけば彼のことを考えてしまっているな。
このモヤモヤした感情を消すためにも一度彼に会ってみようか。
一花に会わせるかどうかはともかく、今度は母親のことなど抜きにして、彼だけを私の目で見てみたい。
これからのことを考えるのはそれからだ。
そう自分を納得させ、着替えをさせた一花を寝室に連れ帰った。
隣に横たわる私に無意識に擦り寄ってくる一花を抱きしめながら、私も眠りについた。
ベッドに横たわらせた一花の裸を改めて見ると、この前じっくりと見た時よりもさらにふっくらとしてきたのがわかる。
まだまだ痩せている部類には入るだろうが、少しずつ正常に戻ってきているのは確かだ。
――味付けもほとんどない野菜と鶏肉だけ
彼の食生活がふっと頭をよぎる。
あの時着ていた大き過ぎる学生服は成長を見越してのものだと思っていたが、あの制服の下は一花のように痩せた身体だったのだろうか。
本当に私は周りが何も見えていなかったのかもしれない。
「征哉、さん……?」
裸の一花を見下ろしたまま考え込んでいた私を見て、一花から少し不安げな声がかかる。
「ああ、ごめん。一花の身体が綺麗で見惚れてしまっていた」
「征哉さん……僕の、身体……好きですか?」
「もちろん。身体だけじゃなく、一花の全てが愛おしいよ」
「嬉しい……」
さっきのように私に両手を伸ばす一花をギュッと抱きしめて、唇を合わせる。
深いキスでたっぷりと一花の口内を味わい、その余韻のままに首筋や耳たぶにもキスを落とす。
私のものだという所有の証を落とすと、敏感な一花がピクリと身体を震わせた。
「痛かったか?」
「ちょっと、ちくってしただけ」
「そうか、一花が私のものだっていう証をつけたんだ」
「僕が、征哉さんのものっていう証?」
「ああ、嫌だったか?」
「ううん、嬉しいっ!!」
ああ、一花の嘘偽りのない言葉が私を喜ばせてくれる。
「もっと、いっぱいつけてください!」
そんな可愛いおねだりが嬉しくて、私は身体中に赤い花びらを散らした。
「なんか、ウズウズします……」
身体中に舌を這わせて証を刻み込んでいると、一花が身体をもじもじさせている。
その様子に視線を落とせば、一花の可愛いモノがプルプルと震えながらその存在を主張しているのが見える。
「ふふっ。証をつけられて興奮したか」
「はい……はやく、みつ……だし、たいです……」
「ちゃんと言えて偉かったな。じゃあ、一花にご褒美をやろう」
横たわる一花を跨いで膝立ちになり、腰を落として一花の可愛いモノと愚息とを重ね合わせる。
「あっ、せい、やさんの、かたくてあつぃ……っ」
「一花っ! もっと気持ちよくしてやるぞ」
握ったまま、腰を動かすと快感にまだ慣れていない一花は
「ああっ、きもちいぃ……っ、おかしく、なっちゃう……っ」
とすぐに身悶える。
その姿もさらに私の興奮を高めてくれる。
「せ、いやさん……もぅ、でちゃ、う……っ」
「ああ、今日は一緒にイこう!」
同じタイミングでイけるように腰を激しく動かすと、
「あぁぁっん!!」
一花の可愛い喘ぎと同時に一花の可愛いモノから蜜が弾けた。
その可愛い姿に私も限界を迎え、一花の身体に欲望の蜜を弾け飛ばした。
さっき一花に出してもらい、その前に三度も蜜を出しているからこれで五度目の蜜。
しかもまだまだ愚息は元気なままだ。
一花を前にすると際限がなくて困る。
それほど一花に溺れているということなのだろう。
私とは対照的に一花は蜜を出すとまだ意識を失ってしまう。
それでもこうして愛を確かめ合う行動ができるようになったのは、私にとっても嬉しいことだ。
いつかは一花の中に入って一花の全てを貰いたいという気持ちはあるが今はまだこれでいい。
お互いの蜜に塗れた身体を清めるために一花を抱きかかえて風呂場に戻る。
それにしてもこういったことをするのが私の部屋だけだと思ってくれたのは楽でいい。
この部屋の方が風呂場まで近くていいからな。
身体にシャワーを当てながら、太ももの傷を確認する。
身体の動かし方や筋肉のつき具合を見てもかなり状態よく治ってきている。
谷垣くんのリハビリも一花には合っているようだし、早く走るのは無理だとしても歩行には問題なく回復できそうだ。
――絢斗くんと磯山さんが一生懸命愛情をかけて、少しずつ今までの生活を改善してあげているの
一花の回復を喜んでいると、あの子のことを語っていた母の言葉を思い出す。
実の母親に精神的に傷つけられた心の傷は一花の何倍もの時間をかけないと癒えるのは難しいだろう。
ふぅ……。
気がつけば彼のことを考えてしまっているな。
このモヤモヤした感情を消すためにも一度彼に会ってみようか。
一花に会わせるかどうかはともかく、今度は母親のことなど抜きにして、彼だけを私の目で見てみたい。
これからのことを考えるのはそれからだ。
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