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番外編
初夜のはじまり※
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最後にそれぞれの愛しい夫の隣に立ち、全員で写真撮影をした。
美しい夫と素晴らしい友人たちとの縁に幸せを噛みしめながら、長い写真撮影会は終了した。
穏やかな春の陽射しのような心地よい体感の中で、空良たちは互いのドレスやティアラについて楽しそうに話をしている。
空良にとっても今回の件で素晴らしい友人が増えて良かった。
本当にフランスに移住して生活するのもいいかもしれないな。
空良だったら、フランス語もすぐにマスターしそうだ。
そんなことを思っていると、城の中からジュールさんがやってきて俺たちの方を見ると、穏やかな表情を浮かべながら口を開いた。
『旦那さま方。今日の宿泊のお部屋の準備が整いました。食事も衣装も何もかも全てお部屋に揃っております。どうぞご伴侶さまとの素晴らしいお時間をお過ごしください』
よしっ!!
そう叫びそうになったのは俺だけではないだろう。
みんな拳を突き上げそうになったのを必死に抑えながら、即座に愛しい夫の元に駆け寄り、次々にその腕の中に閉じ込めていく。
俺も例外ではなく、談笑している空良の元に駆け出して軽々と抱き上げる。
ドレスの分いつもよりは重くてもなにも問題はない。
むしろ普段が軽すぎるのだ。
「あ、あの……寛人さんっ! どうしたんですか? ぱぴーは今なんて言ったんですか?」
フランス語のわからない空良や理央くんたちには俺たちの行動の意味が全く理解できないだろう。
秀吾くんは顔を真っ赤にしているから、ジュールさんの言葉の意味を全て理解しているようだな。
あんなにも声高らかに初夜の準備が整ったと言われればそうもなるか。
「俺たちの時間が始まるってことだよ」
さっきお預けになっていたキスをチュッとしてやると、まだ全てを理解しているようには見えないが、
「ふふっ。寛人さんと一緒なら楽しみですね」
とほんのり頬を赤く染めながら嬉しそうに笑っていた。
ああ、もうこれで手加減はできなくなったな。
仕方ないだろう、空良が可愛すぎるのがいけないんだ。
俺は足早に城内に入り、前もってロレーヌ総帥から聞いていた今日の宿泊部屋に急いだ。
どのカップルとも近すぎないのはさすがだな。
空良を抱きかかえたまま部屋に入ると、そのまま唇を奪った。
「んんっ……んっ」
重ねるだけの子どもなキスではなく、空良の全てを喰らい尽くすような荒々しいキス。
それくらい俺は空良に飢えていたんだ。
飛行機の中でも、ここにきてからもずっと。
特にサンタのコスプレは凄すぎた。
それでも今日の結婚式のために手加減したんだ。
だが、もうその結婚式は全て終わった。
ここからはやっと空良を俺だけのものにできるんだ。
「このまま空良が欲しい……いいか?」
「ひ、ろとさんの、すきにして……」
「空良っ!!」
「あ、でもどれすは……」
「ドレスを着たままの空良が欲しいんだ」
「よごしたら、だめですよ……」
「ああ、善処する」
そういうが早いか、俺はまた空良の唇を塞ぎながらそのまま寝室に連れ込んだ。
とんでもない豪華な調度品の数々も素晴らしいベッドも何も目に入らない。
ただ空良のことだけを見つめながら、空良をベッドに寝かせた。
ドレスの裾を捲り上げると、小さなドレス用の下着から空良の可愛いモノがはみ出ているのが見える。
「ふふっ。もうこんなに興奮していたのか? ドレスの下でこんなに可愛いのを隠していたなんて空良はエロいな」
「――っ、だ、ってぇ……ひろ、とさんが……」
「ふふっ。そうだな。俺のせいだ。だから、ちゃんと責任取ってやるよ」
「ひゃあぁんっ!!!」
俺は素早く空良の足の間に入り込み、小さな下着を身につけたままの空良のモノに顔を近づけた。
すでに先端からじわりと蜜を漏らしているのが絶妙にエロい。
下着をずらして、ぴょこんと勃ち上がった空良のモノを出してやり、俺の大きな口で根元まで全て咥えてやると空良は身体を撥ねさせながら甘い声で鳴いた。
その声をもっと聞きたくて激しく口を動かしながら刺激を続けてやると、
「ああっん、だめぇ……っ、ああっ、は、げしぃ……っ、もぅ、イっちゃうよぉ……っ、ああっ!!」
必死に身を捩らせながら我慢しようとしていたが、抵抗虚しくあっという間に空良は俺の口内に蜜を放った。
本当に空良のだと甘くて美味しく感じられるから不思議だな。
空良も同じことを思っているんだろうがな。
先端に舌を差し込んでチュッと最後の一滴まで吸い取ると、
「ひゃあっん」
ピクピクと身体を震わせていた。
「ふふっ。気持ちよかったか?」
「もぅ、おかしく、なりそう……」
「いいよ、もっとおかしくなればいい」
「じゃあ……ぼくも、します……ひろとさんの」
「えっ?」
驚く俺を見ながら空良は力の抜けた身体を起こし、俺の張り詰めた股間に手をやった。
「ひろとさんのも、こんなになってる」
恍惚とした表情でズボン越しに俺のに触れる空良の姿にゴクリと喉がなる。
「じゃあ、お願いしようか」
そう言って、俺はゆっくりと自分の前を寛げた。
美しい夫と素晴らしい友人たちとの縁に幸せを噛みしめながら、長い写真撮影会は終了した。
穏やかな春の陽射しのような心地よい体感の中で、空良たちは互いのドレスやティアラについて楽しそうに話をしている。
空良にとっても今回の件で素晴らしい友人が増えて良かった。
本当にフランスに移住して生活するのもいいかもしれないな。
空良だったら、フランス語もすぐにマスターしそうだ。
そんなことを思っていると、城の中からジュールさんがやってきて俺たちの方を見ると、穏やかな表情を浮かべながら口を開いた。
『旦那さま方。今日の宿泊のお部屋の準備が整いました。食事も衣装も何もかも全てお部屋に揃っております。どうぞご伴侶さまとの素晴らしいお時間をお過ごしください』
よしっ!!
そう叫びそうになったのは俺だけではないだろう。
みんな拳を突き上げそうになったのを必死に抑えながら、即座に愛しい夫の元に駆け寄り、次々にその腕の中に閉じ込めていく。
俺も例外ではなく、談笑している空良の元に駆け出して軽々と抱き上げる。
ドレスの分いつもよりは重くてもなにも問題はない。
むしろ普段が軽すぎるのだ。
「あ、あの……寛人さんっ! どうしたんですか? ぱぴーは今なんて言ったんですか?」
フランス語のわからない空良や理央くんたちには俺たちの行動の意味が全く理解できないだろう。
秀吾くんは顔を真っ赤にしているから、ジュールさんの言葉の意味を全て理解しているようだな。
あんなにも声高らかに初夜の準備が整ったと言われればそうもなるか。
「俺たちの時間が始まるってことだよ」
さっきお預けになっていたキスをチュッとしてやると、まだ全てを理解しているようには見えないが、
「ふふっ。寛人さんと一緒なら楽しみですね」
とほんのり頬を赤く染めながら嬉しそうに笑っていた。
ああ、もうこれで手加減はできなくなったな。
仕方ないだろう、空良が可愛すぎるのがいけないんだ。
俺は足早に城内に入り、前もってロレーヌ総帥から聞いていた今日の宿泊部屋に急いだ。
どのカップルとも近すぎないのはさすがだな。
空良を抱きかかえたまま部屋に入ると、そのまま唇を奪った。
「んんっ……んっ」
重ねるだけの子どもなキスではなく、空良の全てを喰らい尽くすような荒々しいキス。
それくらい俺は空良に飢えていたんだ。
飛行機の中でも、ここにきてからもずっと。
特にサンタのコスプレは凄すぎた。
それでも今日の結婚式のために手加減したんだ。
だが、もうその結婚式は全て終わった。
ここからはやっと空良を俺だけのものにできるんだ。
「このまま空良が欲しい……いいか?」
「ひ、ろとさんの、すきにして……」
「空良っ!!」
「あ、でもどれすは……」
「ドレスを着たままの空良が欲しいんだ」
「よごしたら、だめですよ……」
「ああ、善処する」
そういうが早いか、俺はまた空良の唇を塞ぎながらそのまま寝室に連れ込んだ。
とんでもない豪華な調度品の数々も素晴らしいベッドも何も目に入らない。
ただ空良のことだけを見つめながら、空良をベッドに寝かせた。
ドレスの裾を捲り上げると、小さなドレス用の下着から空良の可愛いモノがはみ出ているのが見える。
「ふふっ。もうこんなに興奮していたのか? ドレスの下でこんなに可愛いのを隠していたなんて空良はエロいな」
「――っ、だ、ってぇ……ひろ、とさんが……」
「ふふっ。そうだな。俺のせいだ。だから、ちゃんと責任取ってやるよ」
「ひゃあぁんっ!!!」
俺は素早く空良の足の間に入り込み、小さな下着を身につけたままの空良のモノに顔を近づけた。
すでに先端からじわりと蜜を漏らしているのが絶妙にエロい。
下着をずらして、ぴょこんと勃ち上がった空良のモノを出してやり、俺の大きな口で根元まで全て咥えてやると空良は身体を撥ねさせながら甘い声で鳴いた。
その声をもっと聞きたくて激しく口を動かしながら刺激を続けてやると、
「ああっん、だめぇ……っ、ああっ、は、げしぃ……っ、もぅ、イっちゃうよぉ……っ、ああっ!!」
必死に身を捩らせながら我慢しようとしていたが、抵抗虚しくあっという間に空良は俺の口内に蜜を放った。
本当に空良のだと甘くて美味しく感じられるから不思議だな。
空良も同じことを思っているんだろうがな。
先端に舌を差し込んでチュッと最後の一滴まで吸い取ると、
「ひゃあっん」
ピクピクと身体を震わせていた。
「ふふっ。気持ちよかったか?」
「もぅ、おかしく、なりそう……」
「いいよ、もっとおかしくなればいい」
「じゃあ……ぼくも、します……ひろとさんの」
「えっ?」
驚く俺を見ながら空良は力の抜けた身体を起こし、俺の張り詰めた股間に手をやった。
「ひろとさんのも、こんなになってる」
恍惚とした表情でズボン越しに俺のに触れる空良の姿にゴクリと喉がなる。
「じゃあ、お願いしようか」
そう言って、俺はゆっくりと自分の前を寛げた。
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