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君の好きな場所で
私の名前は沖野拓哉。偶然にも『タク』という名前が入っていたから、私も勘違いしてしまったわけだが、明らかに怪しいその男にこの子が出会わなくて本当に良かったと思う。
もし、その男にこの子が出会っていたら、金を取られただけでなくとんでもない目に遭わされていたことだろう。
それどころか、どこか危ない店にでも連れ込まれたかもしれない。
勘違いで彼をここまで連れてきてしまったが、結果的に彼の処女を守ることができてよかったと思う。
けれど、目の前の彼はがっかりした様子で俯いたままだ。
ちょうどそのタイミングで頼んでいた食事が運び込まれた。
目の前に美しく彩られた料理が並べられ、彼は目を輝かせて見つめていた。
その表情を見ると、本当に何も知らない無垢な子どもだ。
それがどうしてアプリで処女をもらってもらおうだなんてそんな考えに至ったのだろう?
スタッフがあっという間に料理を並べ終え部屋を出ていった。
「とりあえず料理が冷める前に食べようか。お金は気にしないでいいから、ゆっくり好きなものだけ食べたらいい」
「は、はい。いただきます」
手を合わせてそっと頭を下げる。お箸をとる所作も実に綺麗だ。
親から良い躾をされてきたのだろう。今時の子にしては本当に育ちが良さそうだ。
彼は苦手なものはないようで、どれも美味しそうに食べ進めていく。
その表情を見ているだけで、幸せな感情が込み上げてくる。
こんなこと、初めてだな。
彼の食事の邪魔をしないように、食事が終わってから気になっていたことを尋ねてみた。
「それで……君は、そんなに体験したかったのか?」
私の言葉にパッと顔を赤らめる。
さっきのメッセージには大学生だと書いてあったから、この年頃ならそういう体験が早い遅いと気になる頃か。
それにしてもアプリを利用して、お金を払ってでも処女をもらってもらおうとしたなんて、早く初体験を済ませたいだけの理由とは思えない。どうしてもそれが気になって尋ねると、彼は悩みつつも口を開いた。
「あの……こんなこと人に言っていいかわからないんですけど……」
「大丈夫。私は医者だから、話は聞いても誰にも話したりしないよ」
「お医者、さん……?」
今の私の格好では医者に見えないか。白衣を着ていないのだから訝しんで見られても不思議はない。
私はポケットから名刺入れを取り出し、彼に名刺を一枚渡した。
普段、必ず持ち歩いているわけではないが、今日は真壁の部下の子に会うと思って念の為に入れておいて正解だった。
「私は沖野拓哉。聖ラグエル病院の内科医だよ。良かったら君の名前を教えてくれないかな?」
「あの、僕……有川ひかりです。ひらがなでひかりと言います」
ひかり、可愛い名前だな。そうか、だからライトくんだったのか。
「そうか、ひかりくん。君の話を聞かせてほしい。でも、話したくないことは話さなくていいよ」
彼は私の名刺をじっと見つめると、一度深呼吸をして話し始めた。
「沖野先生……。あの、僕……昔からいいなって思う子は同性ばかりだったんです。中学生の時は英語の先生がすごくかっこよく見えていつも目が合うたびにドキッとしてたから、男の人が好きなんだろうって思って……でも僕が住んでいるのは田舎だから、好きな人ができても告白なんてしちゃったらすぐに親にもバレちゃうから、アプリで同じように同性が好きな人を探そうと思ったんです」
東京ではよく見るようになった同性カップル。
友人にも同性カップルがいるし、大学の恩師にも仲睦まじい夫夫がいた。だから、とくに珍しいと思ったことはないし、人が好きになるのに性別は関係ないと思っているが。閉鎖的な田舎で大っぴらに同性愛者だと曝け出すのはまだまだ難しいのはわかる。
「そうしたら、お金を渡したら体験させてくれるって『タク』さんからDMが来て……それで、休みを利用してきたんです。まさか違う人だとは思わなかったから……間違えてしまってごめんなさい」
「いや、私も勘違いしたから謝る必要はないよ。それより大学生ってことだけど、君はいくつかな? ここは正直に教えてくれるかな?」
「僕、二十歳です」
そう言って彼は持っていた鞄から学生証を取り出して見せてくれた。東京から少し離れた場所にある地方の国立大学の学生証だ。これは偽造ではないのはよくわかる。
誕生日を確認したが、先月二十歳になったばかりのようだ。
きっと二十歳になったからこの行動に移したんだろう。
「そうか。じゃあこれからは大人として話をさせてもらうね。男同士の恋愛や体験をすることが悪いとは私は思っていない。だが、君が使っていたようなアプリでセックスする相手を探すのは医師としてはやめたほうがいいと言わせてほしい」
「あの、どうしてですか? 今は誰でもやってるって……」
「そうした話があるのは私も知っているが、こうしたアプリで見も知らぬ人と身体を繋げると、相手がどんな病気を持っているかもわからない。現に、ああしてセックスの相手を見つけられるようになってから、性病の罹患率は高くなっている。性病にかかっても、症状が出るまでかなりの潜伏期間がある。その間にどんどん病気が広がっていくんだ。ひかりくんも知らない間に病気を移されることになるかもしれないよ」
私の言葉に、ひかりくんは表情を曇らせる。
医師の口から病気と聞けば怖いと思ってくれるだろう。
だがこれは怖がらせるためにでっち上げているわけではない。
本当に性病が広がっているのは事実だ。
「ひかりくん。そもそもあれは愛し合う行為だから、誰でもいいから処女をもらって欲しいなんて言うのはどうかと思うよ」
「でも、僕……」
「何か事情があるのかな?」
「あの……僕、大学を卒業したら親の決めた相手と結婚しないといけなくて……それで、その前に男の人と体験しておきたくて……」
男性にしか興味を持てないひかりくんが女性と結婚させられる。
そうか……そんな事情があったのか。
親には自分の性的指向を言えない状況にあったのだろう。
それは辛いな。
「そうか……それなら、私がひかりくんの初体験の相手になろう」
そんな言葉が自分の口から出たことに私自身も驚いたが、その気持ちに嘘はない。
誰かに奪われるなら、私のものにしたい。
私の中にそんな感情が芽生えていた。
「えっ……沖野先生が?」
ひかりくんは目を丸くして私を見ている。信じられないといった表情だ。
だが、絶対に信じさせてみせる。そのために私は必死に彼を説得するための理由を連ねた。
「私は医師として病気の検査は欠かさずしているし、ひかりくんに病気を移すことはないと断言できる。私には恋人もパートナーもいないから問題もない。初めての体験であっても決して怖がらせないと約束するし優しくする。私なら君の初体験の相手にぴったりだと思うが、私では君の相手になれないかな?」
「そんなっ、先生になら僕……」
その恥じらう顔がたまらなく可愛い。
彼が私に好意を持っているだろうというのは、初めて目があった時から薄々感じていた。
私もそのことについて何の嫌悪感も持たなかった。
むしろ真壁の部下だと思っていたから、そのことに少し嫉妬の気持ちもあったくらいだ。
「それじゃあ、早速私の家に行こうか。それともホテルがいい?」
「え、あの……僕……」
「いいよ。ひかりくんが緊張しない場所にしよう」
ひかりくんの初めての場所は、彼が望む場所がいい。
「僕、先生のお家に行きたいです」
ほんのりと頬を染めて私を見上げるその表情に、私はもうすっかり落ちていたと思う。
もし、その男にこの子が出会っていたら、金を取られただけでなくとんでもない目に遭わされていたことだろう。
それどころか、どこか危ない店にでも連れ込まれたかもしれない。
勘違いで彼をここまで連れてきてしまったが、結果的に彼の処女を守ることができてよかったと思う。
けれど、目の前の彼はがっかりした様子で俯いたままだ。
ちょうどそのタイミングで頼んでいた食事が運び込まれた。
目の前に美しく彩られた料理が並べられ、彼は目を輝かせて見つめていた。
その表情を見ると、本当に何も知らない無垢な子どもだ。
それがどうしてアプリで処女をもらってもらおうだなんてそんな考えに至ったのだろう?
スタッフがあっという間に料理を並べ終え部屋を出ていった。
「とりあえず料理が冷める前に食べようか。お金は気にしないでいいから、ゆっくり好きなものだけ食べたらいい」
「は、はい。いただきます」
手を合わせてそっと頭を下げる。お箸をとる所作も実に綺麗だ。
親から良い躾をされてきたのだろう。今時の子にしては本当に育ちが良さそうだ。
彼は苦手なものはないようで、どれも美味しそうに食べ進めていく。
その表情を見ているだけで、幸せな感情が込み上げてくる。
こんなこと、初めてだな。
彼の食事の邪魔をしないように、食事が終わってから気になっていたことを尋ねてみた。
「それで……君は、そんなに体験したかったのか?」
私の言葉にパッと顔を赤らめる。
さっきのメッセージには大学生だと書いてあったから、この年頃ならそういう体験が早い遅いと気になる頃か。
それにしてもアプリを利用して、お金を払ってでも処女をもらってもらおうとしたなんて、早く初体験を済ませたいだけの理由とは思えない。どうしてもそれが気になって尋ねると、彼は悩みつつも口を開いた。
「あの……こんなこと人に言っていいかわからないんですけど……」
「大丈夫。私は医者だから、話は聞いても誰にも話したりしないよ」
「お医者、さん……?」
今の私の格好では医者に見えないか。白衣を着ていないのだから訝しんで見られても不思議はない。
私はポケットから名刺入れを取り出し、彼に名刺を一枚渡した。
普段、必ず持ち歩いているわけではないが、今日は真壁の部下の子に会うと思って念の為に入れておいて正解だった。
「私は沖野拓哉。聖ラグエル病院の内科医だよ。良かったら君の名前を教えてくれないかな?」
「あの、僕……有川ひかりです。ひらがなでひかりと言います」
ひかり、可愛い名前だな。そうか、だからライトくんだったのか。
「そうか、ひかりくん。君の話を聞かせてほしい。でも、話したくないことは話さなくていいよ」
彼は私の名刺をじっと見つめると、一度深呼吸をして話し始めた。
「沖野先生……。あの、僕……昔からいいなって思う子は同性ばかりだったんです。中学生の時は英語の先生がすごくかっこよく見えていつも目が合うたびにドキッとしてたから、男の人が好きなんだろうって思って……でも僕が住んでいるのは田舎だから、好きな人ができても告白なんてしちゃったらすぐに親にもバレちゃうから、アプリで同じように同性が好きな人を探そうと思ったんです」
東京ではよく見るようになった同性カップル。
友人にも同性カップルがいるし、大学の恩師にも仲睦まじい夫夫がいた。だから、とくに珍しいと思ったことはないし、人が好きになるのに性別は関係ないと思っているが。閉鎖的な田舎で大っぴらに同性愛者だと曝け出すのはまだまだ難しいのはわかる。
「そうしたら、お金を渡したら体験させてくれるって『タク』さんからDMが来て……それで、休みを利用してきたんです。まさか違う人だとは思わなかったから……間違えてしまってごめんなさい」
「いや、私も勘違いしたから謝る必要はないよ。それより大学生ってことだけど、君はいくつかな? ここは正直に教えてくれるかな?」
「僕、二十歳です」
そう言って彼は持っていた鞄から学生証を取り出して見せてくれた。東京から少し離れた場所にある地方の国立大学の学生証だ。これは偽造ではないのはよくわかる。
誕生日を確認したが、先月二十歳になったばかりのようだ。
きっと二十歳になったからこの行動に移したんだろう。
「そうか。じゃあこれからは大人として話をさせてもらうね。男同士の恋愛や体験をすることが悪いとは私は思っていない。だが、君が使っていたようなアプリでセックスする相手を探すのは医師としてはやめたほうがいいと言わせてほしい」
「あの、どうしてですか? 今は誰でもやってるって……」
「そうした話があるのは私も知っているが、こうしたアプリで見も知らぬ人と身体を繋げると、相手がどんな病気を持っているかもわからない。現に、ああしてセックスの相手を見つけられるようになってから、性病の罹患率は高くなっている。性病にかかっても、症状が出るまでかなりの潜伏期間がある。その間にどんどん病気が広がっていくんだ。ひかりくんも知らない間に病気を移されることになるかもしれないよ」
私の言葉に、ひかりくんは表情を曇らせる。
医師の口から病気と聞けば怖いと思ってくれるだろう。
だがこれは怖がらせるためにでっち上げているわけではない。
本当に性病が広がっているのは事実だ。
「ひかりくん。そもそもあれは愛し合う行為だから、誰でもいいから処女をもらって欲しいなんて言うのはどうかと思うよ」
「でも、僕……」
「何か事情があるのかな?」
「あの……僕、大学を卒業したら親の決めた相手と結婚しないといけなくて……それで、その前に男の人と体験しておきたくて……」
男性にしか興味を持てないひかりくんが女性と結婚させられる。
そうか……そんな事情があったのか。
親には自分の性的指向を言えない状況にあったのだろう。
それは辛いな。
「そうか……それなら、私がひかりくんの初体験の相手になろう」
そんな言葉が自分の口から出たことに私自身も驚いたが、その気持ちに嘘はない。
誰かに奪われるなら、私のものにしたい。
私の中にそんな感情が芽生えていた。
「えっ……沖野先生が?」
ひかりくんは目を丸くして私を見ている。信じられないといった表情だ。
だが、絶対に信じさせてみせる。そのために私は必死に彼を説得するための理由を連ねた。
「私は医師として病気の検査は欠かさずしているし、ひかりくんに病気を移すことはないと断言できる。私には恋人もパートナーもいないから問題もない。初めての体験であっても決して怖がらせないと約束するし優しくする。私なら君の初体験の相手にぴったりだと思うが、私では君の相手になれないかな?」
「そんなっ、先生になら僕……」
その恥じらう顔がたまらなく可愛い。
彼が私に好意を持っているだろうというのは、初めて目があった時から薄々感じていた。
私もそのことについて何の嫌悪感も持たなかった。
むしろ真壁の部下だと思っていたから、そのことに少し嫉妬の気持ちもあったくらいだ。
「それじゃあ、早速私の家に行こうか。それともホテルがいい?」
「え、あの……僕……」
「いいよ。ひかりくんが緊張しない場所にしよう」
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