ペントハウスでイケメンスパダリ紳士に甘やかされています

波木真帆

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とろとろに蕩かされて※

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先に寝室で休むといい。
そう声をかけられ、昨日と同じようにガウンを着たままベッドに横たわった。
確かに引っ越し疲れはあったけれど、今は興奮していて眠れそうにない。

遠くの方で物音が聞こえるたびに涼平さんがくるのでは……とドキドキしてしまう。

何度目かのドキドキを通り過ぎて、とうとう部屋の扉がガチャリと開いた。

仄暗い部屋に廊下の明かりがパーっと差し込んだ瞬間、涼平さんのガウン姿が目に入った。

うわっ、お揃いだっ!

しかも、ものすごく似合ってる!!

まるで誂えたかのように着こなしているその姿に見入ってしまって目が離せない。

「ふふっ。今日は起きてたんだな」

「あ、うん……」

もっと他にも言いたいことはあるはずなのに、涼平さんの姿に圧倒されてなんの言葉も出せなかった。

スッと布団が上げられ、涼平さんが入ってくる。
ボディーソープの爽やかな香りに混じって、涼平さんの匂いが俺の鼻腔をくすぐる。

と同時に俺の中心に熱がこもっていくのがわかった。

嘘だろ、匂いを感じただけなのに……。

必死にガウンを分厚く重ね合わせて気づかれないように身体を傾けた。

「朝陽? どうかしたか?」

「う、ううん。涼平さんが狭いかと思って」

「ふふっ。大丈夫。こんなに広いんだから。それに……」

「んっ?」

「私は朝陽とくっついて寝たいよ……昨夜みたいに」

「えっ? なっ、えっ? ど、どういう……?」

思いがけない涼平さんの言葉に焦りまくる俺を見て、

「ぷーっ、くっくっく」

我慢しきれない様子で大笑いし始めた。

俺は揶揄われたことに気づき、『もうっ! 涼平さんっ!』と大声を上げた。

「ああ、ごめんごめん。でも、焦っている朝陽が可愛くて。
でもね、さっき言ったのは本当のことだよ」

「えっ??」

「昨日のこと教えてやるって言ったろう?
昨日、私がここに来たら朝陽は気持ちよさそうに眠っていて、起こさないように隣に入ったんだ。
そしたら、朝陽は私の身体に擦り寄ってきて私の足を両足で挟んできてね、すごく嬉しそうな顔して私の足に擦り付けてきたんだよ。
硬くて熱いのが太ももに押し当てられて理性を保つのが大変だったよ」

硬くて熱いのって……うわっ。

涼平さんから伝えられる自分の醜態に恥ずかしいやらみっともないやらでどうしていいかわからなくなる。

「あ、あの……俺……迷惑かけちゃって……」

「ふふっ。何言ってるんだ。
可愛い恋人が自分に擦り寄ってきてしかも欲情してるなんて、嬉しい以外の何ものでもないだろう」

「ほ、本当?」

「ああ。もちろんだよ。ふふっ。今日はどうかな?」

突然涼平さんの手が俺の、その……近くに伸びてきた。
そこにはお風呂に入っている時からの妄想と隣にいる涼平さんの匂いに緩く勃ちあがってしまったものがあるのに……。
知られるわけにはいかないと慌てて身を捩ったけれど、時すでに遅し。

「……ひゃっ、んんっ……」

「あれっ? これはなんだろうな」

俺のモノは涼平さんの手の中に難なく包み込まれてしまった。

下着の上から包まれているのに、涼平さんの手の温もりがどんどん伝わってくる。
それだけで俺のモノはどんどん硬さを増していく。

「ふふっ。感じてるんだね。朝陽、可愛い」

「やぁ……っ、はずかし、いっ……」

「恥ずかしがることはないさ。私だってもう……ほら、ねっ」

手を取られ、涼平さんの下着に触れさせられると、そこにはもう俺以上に熱く昂ったモノがあった。

「……うそっ」

「ふふっ。だから心配しないで、愛しあおう」

そのまま口付けられ、俺はもう涼平さんの言葉に返事をすることもできないままとろとろに蕩かされていった。

涼平さんの甘くて深くて激しいキスに腰が砕けてしまっている間に、ガウンはすっかり肌蹴られ乳首はこれからの出来事を期待するかのようにぷくりと勃ちあがってしまっていた。
涼平さんは嬉しそうに目を細めて俺の乳首に食らいついた。
舌先でコロコロと転がされながら甘噛みされ吸いつかれていく。
その度に身体中を電流が通っていくようなゾクゾクとした感覚が訪れる。

「はぁ……んっ、ああっ……」

「ああ、朝陽。なんて可愛いんだ」

涼平さんは両方の乳首を弄りながら、顔はどんどん下にさがっていく。

もしかして……と思った時には、俺のモノが涼平さんの口の中に入ってしまっていた。

「ああっ、だ、めっ……、そんな、こと……」

涼平さんに舐めてもらうのは正直ものすごく気持ちがいい。
けれど、あんなに素敵な人が蹲って俺のを舐めてる姿がとんでもない背徳感でいっぱいになってしまうんだ。
涼平さんはそれを知ってか知らずか

「朝陽、ほら……見て」

と嬉しそうに俺のを舐めている姿を見せつけてくる。

「だ、だめ……だ、って……」

必死にそういったけれど、涼平さんの動きは増すばかりで止まる気配もない。

「あ……あっ、も、う……だ、めっ……イく……イッっちゃうから……は、はなし、て……ああ、っ……あっ」

あろうことか俺はそのまま涼平さんの口に白濁を吐き出してしまった。

「はぁっ、はぁっ……ああーっ! りょ、涼平さん! だ、出してっ!」

我に返って慌てて言ったけれど、俺が言ったのと同時に涼平さんの喉がコクリと動くのを見てしまった。

「も、もしかして……の、飲んじゃった……?」

「ああ。美味しかったよ。ご馳走さま」

ニヤリと不敵な笑みを浮かべながら舌先で唇をぺろりと舐めて見せる姿に、カァーッと身体が熱くなってしまった。

「りょ、涼平さん……そんなこと……」

「どうして? 私は朝陽だけのものなのに……」

「えっ? 俺、だけ……?」

「ああ、もちろんだよ。朝陽のだからなんでもしたいんだ」

涼平さんの揺るぎないその眼差しにドキドキしてしまう。
涼平さんがそこまで俺のことを思っていてくれるのが嬉しくてたまらなくなってしまう。

「お、俺も……します」

「えっ?」

「俺も……涼平さんに、したいっ」

よしっ! と勢いをつけて起き上がると、膝立ちしていた涼平さんのソコが目の前に現れた。
下着をグイッと押し上げてその昂りを主張しているモノにドキドキしてゴクリと唾を飲み込んだ。

「朝陽、無理しなくていいんだぞ」

そう言われたけれど、俺が涼平さんの下着に手をかけても止めようとはしなかった。
きっと涼平さんも期待してくれてる……そう思って、俺はゆっくりと下着を下ろした。

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