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素直に思いを伝えよう※
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<side澪>
ジュアと愛し合いたい……そんな感情が込み上げてきてその思いを告げると、ジュアもまた僕と愛し合いたいと言ってくれた。お互いに初めてだけど、僕は感じるままに声を出したらいい。そう言われて緊張が少し減った気がする。
ベッドに押し倒され、ジュアとのキスに酔いしれているうちにいつの間にか自分だけが裸になっていた。
目の前のジュアは変わらない姿なのがなんだかとても恥ずかしくて、近くにあったブランケットで身体を覆った。
自分だけが裸なのは恥ずかしい。
その思いを口にすると、ジュアは納得してくれたようで服を脱ぎ始めた。
しかもその様子を僕がみていてもいいと言ってくれる。
正直、抱きかかえられたりした時の感触で鍛えているんだろうというのはわかっていた。
服の上から見ただけでも十分その身体付きの凄さはわかっていたから。
だから余計興味があった。
自分の貧相な身体と比べてどれだけすごいのか見てみたかった。
ジュアはそんな僕の気持ちを理解しているかのように、僕を見つめながら手だけを動かしていく。
僕はジュアの着替えを見逃さないようにじっくりと見つめていた。
そうして、下着一枚になった時、どうにも我慢できなくなった。
八つに分かれた腹筋は、無駄な贅肉など一切ない。
僕がどれだけ鍛えてもこうはならない。
それは体質もあるし、筋肉量の問題もある。
男としてはジュアのような身体が憧れだ。
その憧れの身体が目の前に現れたら触れてみたい。そう思うのは当然だろう。
ジュアに了承をとって、硬く引き締まった腹筋に触れてみた。
今まで鍛えていた人を見たことはある。その人たちに実際に触れたことはないけれど、彼らと比べてみてもジュアの身体が段違いですごいというのはわかる。
――ミオは感じるままに声を聞かせてくれたらいい。
ジュアはそう言っていた。
これは感想も全て思った通りのことを言った方がいいってことだよね。
何も言わずにまた誤解してしまっては元も子もない。
だから僕はジュアに触れてみた気持ちを素直にぶつけた。
「わっ! すごい、硬い!! こんなの初めてー!!」
僕の感想にジュアは一瞬驚いていたようにも見えたけれど、すぐに嬉しそうな表情に変わり、お腹に触れていた僕の手にそっと触れた。
そのまま握られて連れて行かれた先はその下にある下着。
押し上げられたその場所にそっと置かれた。
「えっ、これ……えっ、本当に?」
その逞しさにただただ驚きしかない。
これが、ジュアの…‥?
僕のと比べたら……いや、比べるのがおかしい。
だって身長だって高いしこんなに逞しい身体だし、それ相応のものじゃないと体型に見合わない。
そう考えたら僕の貧相なモノだって、きっとこの身体に合っているんだ。
でも、手に触れる感触はバナナよりも長くて太い気がする。
それって凄すぎじゃない?
「実物を見てみるか?」
ジュアの揶揄うような問いかけに素直に見てみたいと返してしまった。
ジュアは驚いているけれど、素直に口にすると決めたんだ。これでいいはず。
この下着を取り去ったらどんなものが出てくるのか、そもそも僕と同じなんだろうか?
いや、僕のをみても不思議そうな顔をしなかったから多分作りは同じはずだ。
初めてみる異世界人のソレ。
じっくりみたくて顔を近づけると、ジュアが下着に手をかけた。
引っかからないようにしたんだろうけど、先端が下着に引っかかって、すごい勢いで飛び出してきた。
こ、これが……ジュアの……。
臍に余裕でつくほど反り返ったモノは僕の手よりもずっと長い気がする。
顔を近づけてしたから覗き込んでみると付け根にある睾丸もすごく大きい。
反り返っているモノに触れ、どれくらいの大きさか比べてみたくなってとりあえず顔に近づけてみると、目線よりも上に先端が見える。
これって、僕の顔よりも長いってことだよね?
太さだって僕の手首くらいある。まぁ、僕の手首は細いと言われ続けてはきたけれど、でもそれと比べても太い。
「ジュア、見てください。ジュアのこれ、僕の顔より長さがありますよ」
あまりにもすごいジュアのモノにびっくりして、ジュアを見上げながら正直に感想を伝えるとジュアは突然苦しげな表情を浮かべた。
「ジュア、どうし――」
「くっ! ミオっ!!」
僕の名前が呼ばれた瞬間、ビュルビュルという音と共に熱くて濃い粘液が僕の顔にたっぷりとかけられた。
ジュアと愛し合いたい……そんな感情が込み上げてきてその思いを告げると、ジュアもまた僕と愛し合いたいと言ってくれた。お互いに初めてだけど、僕は感じるままに声を出したらいい。そう言われて緊張が少し減った気がする。
ベッドに押し倒され、ジュアとのキスに酔いしれているうちにいつの間にか自分だけが裸になっていた。
目の前のジュアは変わらない姿なのがなんだかとても恥ずかしくて、近くにあったブランケットで身体を覆った。
自分だけが裸なのは恥ずかしい。
その思いを口にすると、ジュアは納得してくれたようで服を脱ぎ始めた。
しかもその様子を僕がみていてもいいと言ってくれる。
正直、抱きかかえられたりした時の感触で鍛えているんだろうというのはわかっていた。
服の上から見ただけでも十分その身体付きの凄さはわかっていたから。
だから余計興味があった。
自分の貧相な身体と比べてどれだけすごいのか見てみたかった。
ジュアはそんな僕の気持ちを理解しているかのように、僕を見つめながら手だけを動かしていく。
僕はジュアの着替えを見逃さないようにじっくりと見つめていた。
そうして、下着一枚になった時、どうにも我慢できなくなった。
八つに分かれた腹筋は、無駄な贅肉など一切ない。
僕がどれだけ鍛えてもこうはならない。
それは体質もあるし、筋肉量の問題もある。
男としてはジュアのような身体が憧れだ。
その憧れの身体が目の前に現れたら触れてみたい。そう思うのは当然だろう。
ジュアに了承をとって、硬く引き締まった腹筋に触れてみた。
今まで鍛えていた人を見たことはある。その人たちに実際に触れたことはないけれど、彼らと比べてみてもジュアの身体が段違いですごいというのはわかる。
――ミオは感じるままに声を聞かせてくれたらいい。
ジュアはそう言っていた。
これは感想も全て思った通りのことを言った方がいいってことだよね。
何も言わずにまた誤解してしまっては元も子もない。
だから僕はジュアに触れてみた気持ちを素直にぶつけた。
「わっ! すごい、硬い!! こんなの初めてー!!」
僕の感想にジュアは一瞬驚いていたようにも見えたけれど、すぐに嬉しそうな表情に変わり、お腹に触れていた僕の手にそっと触れた。
そのまま握られて連れて行かれた先はその下にある下着。
押し上げられたその場所にそっと置かれた。
「えっ、これ……えっ、本当に?」
その逞しさにただただ驚きしかない。
これが、ジュアの…‥?
僕のと比べたら……いや、比べるのがおかしい。
だって身長だって高いしこんなに逞しい身体だし、それ相応のものじゃないと体型に見合わない。
そう考えたら僕の貧相なモノだって、きっとこの身体に合っているんだ。
でも、手に触れる感触はバナナよりも長くて太い気がする。
それって凄すぎじゃない?
「実物を見てみるか?」
ジュアの揶揄うような問いかけに素直に見てみたいと返してしまった。
ジュアは驚いているけれど、素直に口にすると決めたんだ。これでいいはず。
この下着を取り去ったらどんなものが出てくるのか、そもそも僕と同じなんだろうか?
いや、僕のをみても不思議そうな顔をしなかったから多分作りは同じはずだ。
初めてみる異世界人のソレ。
じっくりみたくて顔を近づけると、ジュアが下着に手をかけた。
引っかからないようにしたんだろうけど、先端が下着に引っかかって、すごい勢いで飛び出してきた。
こ、これが……ジュアの……。
臍に余裕でつくほど反り返ったモノは僕の手よりもずっと長い気がする。
顔を近づけてしたから覗き込んでみると付け根にある睾丸もすごく大きい。
反り返っているモノに触れ、どれくらいの大きさか比べてみたくなってとりあえず顔に近づけてみると、目線よりも上に先端が見える。
これって、僕の顔よりも長いってことだよね?
太さだって僕の手首くらいある。まぁ、僕の手首は細いと言われ続けてはきたけれど、でもそれと比べても太い。
「ジュア、見てください。ジュアのこれ、僕の顔より長さがありますよ」
あまりにもすごいジュアのモノにびっくりして、ジュアを見上げながら正直に感想を伝えるとジュアは突然苦しげな表情を浮かべた。
「ジュア、どうし――」
「くっ! ミオっ!!」
僕の名前が呼ばれた瞬間、ビュルビュルという音と共に熱くて濃い粘液が僕の顔にたっぷりとかけられた。
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