49 / 87
番外編
お泊まり会11※ <それぞれの思い+おまけ話>
しおりを挟む
<直己&佳都>
「な、なんだったんだ? 今のは……」
「さぁ……」
「佳都、何があったんだ?」
「えっ……その、ねぇ」
嵐のような出来事に戸惑っている直己さんと悠木さんに見つめられたものの、話していいのかわからずに隣にいる空良くんに視線を送ると、空良くんは顔を真っ赤にして立っていた。
「佳都、こっちにおいで」
「空良も来るんだ」
二人の声に僕と空良くんはゆっくりと向かった。
直己さんの隣にそっと腰を下ろすと、真剣な目で見つめられる。
「理央くんはなんであんなこと、言い出したんだ?」
「その、実は……」
どうやって言おうかと悩んでいると、空良くんも同じことを尋ねられたみたいでボソボソと声が聞こえる。
やっぱりちゃんと話すべきだよね……。
観月さんがあんなに焦って驚くなんて初めて見たから、それくらいびっくりすることだったんだよね。
でも、約束したとはいえ、理央くんがみんながいるところで大声で言うとは僕も思ってなかったからな……。
「あのね、その……空良くんが、悠木さんの……アレを喉の奥まで入れて全部咥えたら、すっごく苦しかったけど、悠木さんが気持ちよさそうにしてたって、話してくれて……」
「それで?」
相槌を打つ直己さんの視線が悠木さんの方を見ている気がするんだけど……気のせいかな?
「あ、うん。それで……その、いっつも僕たちばっかり、その……気持ちよくしてもらってるから、直己さんたちにも気持ちよくなってほしくて……それで……」
「それで、理央くんがあんなことを言い出したのか?」
「う、うん……。でも僕も、ああやって大声で宣言するとは思ってなくて……ごめんなさい……」
「はぁーーっ。佳都たちの気持ちはすごく嬉しいよ。でも、わかってるだろ? セックスなんて頑張ってやるもんじゃない。その場の雰囲気もあるし、本人たちのやり方だってある。少なくとも俺は、佳都とのセックスで気持ちよくなかったことなんて一度もないし、佳都だけを気持ちよくさせてるつもりもない。佳都が気持ちよくなってる姿見てるだけで興奮するし、幸せだぞ。佳都は俺が幸せそうに見えないか?」
「そんなことないっ! だって、いっつも――」
「そうだろ? 理央くんも空良くんも、佳都だって、初めてだらけで情報交換がしたいのはわかる。だが、それはあくまでも情報だけだ。恋人の数だけいろんな愛し合い方があるし、やり方も人それぞれだ。特に理央くんは今まで友人もいなかったし、何一つ、性についての知識も何もなかったのを観月が全てを教えてるんだ。喉奥まで入れるやり方はもちろん存在するし、いつかは理央くんだってするかもしれない。だが、今じゃないんだ。俺の言ってることわかるか?」
「うん……わかる。直己さん…ごめんなさい……僕、理央くんや空良くんと話せるの楽しくて……」
「わかるよ。佳都の気持ちは。お前は誰にも相談できなかったから、動画や本を見て勉強したんだもんな。あの時、本当は不安だったんだろ?」
僕が頷くと、直己さんは優しく頭を撫でてくれた。
「空良くんや理央くんに佳都が感じていたような不安を感じさせたくなかったんだろう? 優しいな、佳都は」
「直己さん……怒ってない?」
「ふふっ。怒ってないよ。きっと観月たちは朝まで出てこないだろうから、明日ちゃんと謝ろうな」
「うん、ありがとう」
「悠木、俺たち部屋に戻るから。朝までどこでも好きに過ごしていいぞ」
僕を抱きかかえながら、悠木さんに声をかけていたからパッと僕もそっちに目を向けると、空良くんが悠木さんにギュッと抱きしめられていた。
もしかしたらお仕置き中なのかな……そう思ったけど、何も声はかけなかった。
ごめんね、空良くん。話しちゃって……。
そう心の中で謝りながら、僕は寝室に連れて行かれた。
<寛人&空良>
「空良も来るんだ」
その声が少し怒っているように見えて、僕は怖かった。
さっきの理央くんの言葉で恥ずかしくて赤くなった顔も、今は青褪めているかもしれない。
それでも寛人さんのところに行かない選択肢なんて僕にはなくて、佳都さんの後に続くように寛人さんの隣に腰を下ろした。
「空良、何があった?」
「あの……僕、僕が……その、寛人さんのを全部咥えたって……話したら、理央くんと、佳都さんが頑張ってみるって……それで……」
「なるほど。それで理央くんがあんなことを言い出したのか?」
「ごめんなさい……気持ちよくなってほしいって言うから……」
「空良、確かに俺は気持ちよかった。あの時は空良があまりにも可愛くて理性を失っていたのもあって、少し喉奥まで突っ込んでしまったのは否めないが、正直なところをいうと、あれは全部じゃない」
「えっ? 全部、じゃないって……」
「空良の小さな口に喉まで突っ込んでも全部は入らないよ」
「うそ……っ、あんなにおっきかったのに……っ」
「――っ、空良、煽らないでくれ」
「煽る?」
「と、とにかく、もし理央くんが空良の言うことを間に受けて、観月のを全部咥えようとしてたらとんでもないことになってたぞ。あいつのは俺のと変わらないからな。情報交換は大事だが、無理するものじゃないんだ。特に愛し合うのは双方の気持ちが必要だからな。理央くんは空良よりも身体も小さいし、華奢だろう? 空良で苦しかったなら、理央くんへの負担は相当なものだぞ」
「僕……とんでもないことを……」
「大丈夫、今頃観月がちゃんと説得しているよ。あとで出てきたら謝ろう」
僕は理央くんに申し訳ない気持ちでいっぱいになりながら、頷くと
「わかればいいんだよ」
と優しく抱きしめてくれた。
「悠木、俺たち部屋に戻るから。朝までどこでも好きに過ごしていいぞ」
そう言って、佳都さんと綾城さんは部屋に戻って行った。
「俺たちも部屋に行こうか。悪いことをしたお仕置きをしよう」
「はい……。いっぱいお仕置きしてください……」
「――っ!!!」
僕の言葉に寛人さんは僕を抱きかかえたまま立ち上がり、急いで部屋に戻った。
それから翌日の昼近くまで3部屋の扉は開くことがなかった。
初めてのお泊まり会は成功だったのか……失敗だったのか……。
でも、帰る時に見た佳都さんと理央くんはとても幸せそうに抱きかかえられていた。
もちろん、僕も。
<おまけ>
「おいっ、悠木! 理央があんなこと言い出したのはやっぱりお前が原因だったじゃないか!」
「本当、何が鬼畜じゃないだよ! 普通にイラマやらせてるじゃないか」
「ちが――っ、あれは本当に成り行きでっ! 別に毎回やらせてるわけじゃ……」
「お前、鬼畜決定だな」
「だから、違うってっ!」
はぁーーっ。
まさかそんな赤裸々な話をするとは思ってもなかったから口止めするの忘れてたな。
純粋&無邪気&無自覚が3人揃ったら、本当にやばい。
きっと綾城と観月も今回の件でわかったはずだ。
まぁこれが親の前とか、病院じゃなかったのが不幸中の幸いか……。
あいつらに鬼畜と言われる方がまだマシだからな。
本当にこれからは気をつけよう。
そう心に誓ったお泊まり会だった。
* * *
なんとかお泊まり会終わりました。
一旦完結してまた結婚式のお話に続きます♡
「な、なんだったんだ? 今のは……」
「さぁ……」
「佳都、何があったんだ?」
「えっ……その、ねぇ」
嵐のような出来事に戸惑っている直己さんと悠木さんに見つめられたものの、話していいのかわからずに隣にいる空良くんに視線を送ると、空良くんは顔を真っ赤にして立っていた。
「佳都、こっちにおいで」
「空良も来るんだ」
二人の声に僕と空良くんはゆっくりと向かった。
直己さんの隣にそっと腰を下ろすと、真剣な目で見つめられる。
「理央くんはなんであんなこと、言い出したんだ?」
「その、実は……」
どうやって言おうかと悩んでいると、空良くんも同じことを尋ねられたみたいでボソボソと声が聞こえる。
やっぱりちゃんと話すべきだよね……。
観月さんがあんなに焦って驚くなんて初めて見たから、それくらいびっくりすることだったんだよね。
でも、約束したとはいえ、理央くんがみんながいるところで大声で言うとは僕も思ってなかったからな……。
「あのね、その……空良くんが、悠木さんの……アレを喉の奥まで入れて全部咥えたら、すっごく苦しかったけど、悠木さんが気持ちよさそうにしてたって、話してくれて……」
「それで?」
相槌を打つ直己さんの視線が悠木さんの方を見ている気がするんだけど……気のせいかな?
「あ、うん。それで……その、いっつも僕たちばっかり、その……気持ちよくしてもらってるから、直己さんたちにも気持ちよくなってほしくて……それで……」
「それで、理央くんがあんなことを言い出したのか?」
「う、うん……。でも僕も、ああやって大声で宣言するとは思ってなくて……ごめんなさい……」
「はぁーーっ。佳都たちの気持ちはすごく嬉しいよ。でも、わかってるだろ? セックスなんて頑張ってやるもんじゃない。その場の雰囲気もあるし、本人たちのやり方だってある。少なくとも俺は、佳都とのセックスで気持ちよくなかったことなんて一度もないし、佳都だけを気持ちよくさせてるつもりもない。佳都が気持ちよくなってる姿見てるだけで興奮するし、幸せだぞ。佳都は俺が幸せそうに見えないか?」
「そんなことないっ! だって、いっつも――」
「そうだろ? 理央くんも空良くんも、佳都だって、初めてだらけで情報交換がしたいのはわかる。だが、それはあくまでも情報だけだ。恋人の数だけいろんな愛し合い方があるし、やり方も人それぞれだ。特に理央くんは今まで友人もいなかったし、何一つ、性についての知識も何もなかったのを観月が全てを教えてるんだ。喉奥まで入れるやり方はもちろん存在するし、いつかは理央くんだってするかもしれない。だが、今じゃないんだ。俺の言ってることわかるか?」
「うん……わかる。直己さん…ごめんなさい……僕、理央くんや空良くんと話せるの楽しくて……」
「わかるよ。佳都の気持ちは。お前は誰にも相談できなかったから、動画や本を見て勉強したんだもんな。あの時、本当は不安だったんだろ?」
僕が頷くと、直己さんは優しく頭を撫でてくれた。
「空良くんや理央くんに佳都が感じていたような不安を感じさせたくなかったんだろう? 優しいな、佳都は」
「直己さん……怒ってない?」
「ふふっ。怒ってないよ。きっと観月たちは朝まで出てこないだろうから、明日ちゃんと謝ろうな」
「うん、ありがとう」
「悠木、俺たち部屋に戻るから。朝までどこでも好きに過ごしていいぞ」
僕を抱きかかえながら、悠木さんに声をかけていたからパッと僕もそっちに目を向けると、空良くんが悠木さんにギュッと抱きしめられていた。
もしかしたらお仕置き中なのかな……そう思ったけど、何も声はかけなかった。
ごめんね、空良くん。話しちゃって……。
そう心の中で謝りながら、僕は寝室に連れて行かれた。
<寛人&空良>
「空良も来るんだ」
その声が少し怒っているように見えて、僕は怖かった。
さっきの理央くんの言葉で恥ずかしくて赤くなった顔も、今は青褪めているかもしれない。
それでも寛人さんのところに行かない選択肢なんて僕にはなくて、佳都さんの後に続くように寛人さんの隣に腰を下ろした。
「空良、何があった?」
「あの……僕、僕が……その、寛人さんのを全部咥えたって……話したら、理央くんと、佳都さんが頑張ってみるって……それで……」
「なるほど。それで理央くんがあんなことを言い出したのか?」
「ごめんなさい……気持ちよくなってほしいって言うから……」
「空良、確かに俺は気持ちよかった。あの時は空良があまりにも可愛くて理性を失っていたのもあって、少し喉奥まで突っ込んでしまったのは否めないが、正直なところをいうと、あれは全部じゃない」
「えっ? 全部、じゃないって……」
「空良の小さな口に喉まで突っ込んでも全部は入らないよ」
「うそ……っ、あんなにおっきかったのに……っ」
「――っ、空良、煽らないでくれ」
「煽る?」
「と、とにかく、もし理央くんが空良の言うことを間に受けて、観月のを全部咥えようとしてたらとんでもないことになってたぞ。あいつのは俺のと変わらないからな。情報交換は大事だが、無理するものじゃないんだ。特に愛し合うのは双方の気持ちが必要だからな。理央くんは空良よりも身体も小さいし、華奢だろう? 空良で苦しかったなら、理央くんへの負担は相当なものだぞ」
「僕……とんでもないことを……」
「大丈夫、今頃観月がちゃんと説得しているよ。あとで出てきたら謝ろう」
僕は理央くんに申し訳ない気持ちでいっぱいになりながら、頷くと
「わかればいいんだよ」
と優しく抱きしめてくれた。
「悠木、俺たち部屋に戻るから。朝までどこでも好きに過ごしていいぞ」
そう言って、佳都さんと綾城さんは部屋に戻って行った。
「俺たちも部屋に行こうか。悪いことをしたお仕置きをしよう」
「はい……。いっぱいお仕置きしてください……」
「――っ!!!」
僕の言葉に寛人さんは僕を抱きかかえたまま立ち上がり、急いで部屋に戻った。
それから翌日の昼近くまで3部屋の扉は開くことがなかった。
初めてのお泊まり会は成功だったのか……失敗だったのか……。
でも、帰る時に見た佳都さんと理央くんはとても幸せそうに抱きかかえられていた。
もちろん、僕も。
<おまけ>
「おいっ、悠木! 理央があんなこと言い出したのはやっぱりお前が原因だったじゃないか!」
「本当、何が鬼畜じゃないだよ! 普通にイラマやらせてるじゃないか」
「ちが――っ、あれは本当に成り行きでっ! 別に毎回やらせてるわけじゃ……」
「お前、鬼畜決定だな」
「だから、違うってっ!」
はぁーーっ。
まさかそんな赤裸々な話をするとは思ってもなかったから口止めするの忘れてたな。
純粋&無邪気&無自覚が3人揃ったら、本当にやばい。
きっと綾城と観月も今回の件でわかったはずだ。
まぁこれが親の前とか、病院じゃなかったのが不幸中の幸いか……。
あいつらに鬼畜と言われる方がまだマシだからな。
本当にこれからは気をつけよう。
そう心に誓ったお泊まり会だった。
* * *
なんとかお泊まり会終わりました。
一旦完結してまた結婚式のお話に続きます♡
248
あなたにおすすめの小説
身に余る不幸せ
雨水林檎
BL
虐げられた人生を生きなおそうとする拒食の青年。
生まれつき心臓に欠陥のある探偵。
全ての終わりを見届ける覚悟をした金融業の男。
救われなかった人生の不幸せについての物語。
※体調不良描写があります※ブロマンス小説
病弱の花
雨水林檎
BL
痩せた身体の病弱な青年遠野空音は資産家の男、藤篠清月に望まれて単身東京に向かうことになる。清月は彼をぜひ跡継ぎにしたいのだと言う。明らかに怪しい話に乗ったのは空音が引き取られた遠縁の家に住んでいたからだった。できそこないとも言えるほど、寝込んでばかりいる空音を彼らは厄介払いしたのだ。そして空音は清月の家で同居生活を始めることになる。そんな空音の願いは一つ、誰よりも痩せていることだった。誰もが眉をひそめるようなそんな願いを、清月は何故か肯定する……。
苦手な冷徹専務が義兄になったかと思ったら極あま顔で迫ってくるんですが、なんででしょう?~偽家族恋愛~
霧内杳/眼鏡のさきっぽ
恋愛
「こちら、再婚相手の息子の仁さん」
母に紹介され、なにかの間違いだと思った。
だってそこにいたのは、私が敵視している専務だったから。
それだけでもかなりな不安案件なのに。
私の住んでいるマンションに下着泥が出た話題から、さらに。
「そうだ、仁のマンションに引っ越せばいい」
なーんて義父になる人が言い出して。
結局、反対できないまま専務と同居する羽目に。
前途多難な同居生活。
相変わらず専務はなに考えているかわからない。
……かと思えば。
「兄妹ならするだろ、これくらい」
当たり前のように落とされる、額へのキス。
いったい、どうなってんのー!?
三ツ森涼夏
24歳
大手菓子メーカー『おろち製菓』営業戦略部勤務
背が低く、振り返ったら忘れられるくらい、特徴のない顔がコンプレックス。
小1の時に両親が離婚して以来、母親を支えてきた頑張り屋さん。
たまにその頑張りが空回りすることも?
恋愛、苦手というより、嫌い。
淋しい、をちゃんと言えずにきた人。
×
八雲仁
30歳
大手菓子メーカー『おろち製菓』専務
背が高く、眼鏡のイケメン。
ただし、いつも無表情。
集中すると周りが見えなくなる。
そのことで周囲には誤解を与えがちだが、弁明する気はない。
小さい頃に母親が他界し、それ以来、ひとりで淋しさを抱えてきた人。
ふたりはちゃんと義兄妹になれるのか、それとも……!?
*****
千里専務のその後→『絶対零度の、ハーフ御曹司の愛ブルーの瞳をゲーヲタの私に溶かせとか言っています?……』
*****
表紙画像 湯弐様 pixiv ID3989101
今日もBL営業カフェで働いています!?
卵丸
BL
ブラック企業の会社に嫌気がさして、退職した沢良宜 篤は給料が高い、男だけのカフェに面接を受けるが「腐男子ですか?」と聞かれて「腐男子ではない」と答えてしまい。改めて、説明文の「BLカフェ」と見てなかったので不採用と思っていたが次の日に採用通知が届き疑心暗鬼で初日バイトに向かうと、店長とBL営業をして腐女子のお客様を喜ばせて!?ノンケBL初心者のバイトと同性愛者の店長のノンケから始まるBLコメディ
※ 不定期更新です。
身代わりにされた少年は、冷徹騎士に溺愛される
秋津むぎ
BL
第13回BL大賞奨励賞頂きました!
最終17位でした!応援ありがとうございます!
あらすじ
魔力がなく、義母達に疎まれながらも必死に生きる少年アシェ。
ある日、義兄が騎士団長ヴァルドの徽章を盗んだ罪をアシェに押し付け、身代わりにされてしまう。
死を覚悟した彼の姿を見て、冷徹な騎士ヴァルドは――?
傷ついた少年と騎士の、温かい溺愛物語。
【BL】捨てられたSubが甘やかされる話
橘スミレ
BL
渚は最低最悪なパートナーに追い出され行く宛もなく彷徨っていた。
もうダメだと倒れ込んだ時、オーナーと呼ばれる男に拾われた。
オーナーさんは理玖さんという名前で、優しくて暖かいDomだ。
ただ執着心がすごく強い。渚の全てを知って管理したがる。
特に食へのこだわりが強く、渚が食べるもの全てを知ろうとする。
でもその執着が捨てられた渚にとっては心地よく、気味が悪いほどの執着が欲しくなってしまう。
理玖さんの執着は日に日に重みを増していくが、渚はどこまでも幸福として受け入れてゆく。
そんな風な激重DomによってドロドロにされちゃうSubのお話です!
アルファポリス限定で連載中
たとえば、俺が幸せになってもいいのなら
夜月るな
BL
全てを1人で抱え込む高校生の少年が、誰かに頼り甘えることを覚えていくまでの物語―――
父を目の前で亡くし、母に突き放され、たった一人寄り添ってくれた兄もいなくなっていまった。
弟を守り、罪悪感も自責の念もたった1人で抱える新谷 律の心が、少しずつほぐれていく。
助けてほしいと言葉にする権利すらないと笑う少年が、救われるまでのお話。
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる