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第二章
大事な約束ごと
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<sideルーディー>
「爺、お菓子美味しかった」
「それはよろしゅうございました。今日はルーディーさまのお部屋でお泊まりでございましたね。何か困ったことがありましたらすぐにベルをお鳴らしくださいね」
「はーい。でも、大丈夫だよ。ルーと一緒だから、困ることなんてないもん。ねっ、ルー」
「あ、ああ。そうだな」
「ねぇ、ルー。アズール、そろそろルーのお部屋に行きたい!」
「――っ、そ、そうか。なら行くとしようか」
もう少し、ここで時間を潰したかったが、アズールに言われれば仕方がない。
「爺、頼んだぞ」
「お任せください」
爺はそう言ってくれるが、結局のところあれらを使って私が自制するしかないのだ。
目隠しと分厚い手袋と拘束具でどうにかできる自信はないが、とにかくやるしかない。
「じゃあね、爺、後でね」
「はい。アズールさま。後ほどお部屋に伺います」
爺と別れて、とうとう自分の部屋にアズールを招待する。
それだけで昂ってしまいそうになるのを必死に抑えながら、アズールを連れて部屋の中に入った。
「ここが私の部屋だ」
「わぁーっ、すごいっ! ルーの匂いがいっぱいするーっ! いい匂いだらけだ」
「そ、そうか? 自分ではわからないが」
「そうなんだ、こんなにいい匂いなのに。勿体無いなぁ。ほら、あっち! すっごくいい匂いするー!!」
そう言ってアズールが指を差した方向には
「――っ!!」
アズールの部屋から持ち帰ったアズールの匂いがたっぷりと染みついたブランケットがある。
昨夜それにたっぷりと欲望の蜜を染み込ませたばかりのものだ。
「これ、アズールが使ってたブランケットだよね? ルーのお部屋に置いておくだけでルーの匂いがつくんだ! すごいね」
「あ、ああ。そうかな。私は獣人だから、アズール達と比べたら匂いはつきやすいのかもしれないな」
「そっかぁ。じゃあ、アズールのお洋服とかも全部ルーの部屋に置いておこうかな。そうしたらいつでもルーの匂いに包まれるでしょう?」
「くぅ――!!」
いい考え思いついたと言わんばかりに嬉しそうなアズールを見ていると、とても本当のことなど言えるはずもなかった。
私が夜な夜なアズールの匂いがついたブランケットを嗅ぎながら欲望の蜜を放出しているなんて……そんなことを知られたらアズールに嫌われてしまう。
それなのに、アズールの服に私の匂いをつけたいなんて言われたらもうおかしくなりそうだ。
アズールの下着なんて置かれたら、ブランケットの比ではないくらいに欲望が爆発してしまいそうだな。
そんな欲望の蜜に塗れた下着をアズールがつける……ぐぅ――っ!!
想像してはダメだ!
それだけで昂りがとんでもないことになってしまう。
必死に何度も深呼吸をして気持ちを抑えていると、扉が叩かれた。
どうやら爺が来たようだ。
風呂に入る準備が整ったのだろう。
ああ、あんな防具だけでアズールとの風呂を乗り越えられるかはわからないがとにかくやるしかないんだ。
自分に言い聞かせて、爺を中に入れると、たくさんの荷物を持って入ってきた。
「あー、爺だ。荷物いっぱいだね。これは何?」
「アズールさま。アズールさまがお風呂に入られるのに必要なものをお持ちしたのですよ」
「お風呂に入る時? えー、いっつも裸んぼうだから準備なんて何もいらないよ」
「お城にはお城の入り方があるのです」
「そうなんだぁー、これは何?」
アズールは見たことのないものばかりを前に興味津々の様子だ。
それを爺がひとつひとつ説明をしていく。
「こちらは目隠しでございます」
「えー、目隠し? でもお風呂は見えないと危ないよ」
「大丈夫でございますよ。お付けいただくのはルーディーさまですから」
「ルーが? どうして?」
「アズールさまとご一緒にお入りになるために必要なのです」
「えー!! ルーと一緒にお風呂に入れるの? アズール、ずっとルーと一緒にお風呂に入りたいって思ってたの! わーいっ!」
「お喜びいただくのはよろしゅうございますが、でもそのためにはお約束ごとをお守りいただく必要がございます」
「約束ごと? それって、なぁに?」
コテンと小首を傾げながら尋ねてくるその可愛い仕草を見るだけで襲いかかってしまいそうになっているのは、アズールとの入浴が現実味をおびてきたからだろうか。
爺はそんな可愛いアズールを見ても努めて冷静に話を始めた。
「ルーディーさまとアズールさまは許嫁でございますが、本来ならば正式な夫夫になるまでは一緒にお風呂に入ってはいけないのです」
「えー、ダメなの……」
「はい。それがこの国のしきたりなのです。ですが、このお城にはアズールさまをお風呂にお入れできるものが一人もおりません。アズールさまの入浴のお手伝いができるのは、アズールさまのお母上さまと許嫁であるルーディーさまと決められております。これも大事な決まり事なのです」
「そっかぁ……だから、いつもお母さまと入るんだね」
「はい。ですが、今日はお母上さまはおられませんので、ルーディーさまにお手伝いいただく必要がございますが、先ほども申し上げました通り、ルーディーさまはまだ正式な夫夫になられておりませんのでご一緒することはできません」
「じゃあ、アズール……本当はひとりで入った方がいい?」
一気に不安そうな表情になるアズール。
それはそうだろう。
今まで一度もひとりで入ったことがないのだから。
「いいえ、お城のお風呂はルーディーさまの身体に合わせておりますので、アズールさまには大きすぎて溺れてしまいます」
「そうかも……お家のお風呂でもいつも、お母さまが溺れないように抱っこしていてくれるの」
「そうでございますか。でしたらお城のお風呂にアズールさまだけでお入りになるのは難しいでしょう。そこでこの道具が役に立つのでございます」
「これが?」
「はい。この国の正式な決まりでは正式な夫夫になるまでは裸を見てはならないのです」
「あっ、だから目隠しをつけるの?」
「はい。その通りでございます。アズールさまの入浴のお手伝いをなさるルーディーさまに目隠しをお付けいただくのです」
「アズールはつけなくていい?」
「はい。ウサギ族は目を覆ってはいけないとこれも我が国に伝わる決まりでございますから」
アズールより以前に現れたウサギ族がこぞって暗闇や目隠しを怖がったことから、ウサギ族には決して目隠しをしてはならないという決まりが伝承されているのだ。
アズールも真っ暗はあまり得意ではないようだ。
寝室でも少しの明かりをつけているくらいだからな。
爺に目隠しをしなくて良いと言われてホッとしているように見えた。
「ですからルーディーさまには目隠しをつけてアズールさまとお風呂に入っていただきます」
「このおっきな手袋みたいなのは?」
「これはアズールさまの身体を洗うためのものです」
「お母さまはいつも手で洗ってくれるよ。柔らかくて気持ちがいいの」
「ぐぅ――!!」
今の言葉だけで暴発してしまいそうになった。
危ない。もっと気を引き締めなければ。
「ルーディーさまは騎士団で訓練をなさっておりますので、爪も肌も硬く、そのままではアズールさまの柔らかな肌を傷つける恐れがございます。そのためにこれでお身体を洗うのです」
「そっかぁ。でも僕はルーのおてて、好きだけどな」
「念のためでございますよ」
「わかった。お約束ごとだもんね。これでルーと一緒に入れる?」
「はい。大丈夫でございますよ。それでは先にルーディーさまにご準備をしていただいてから、アズールさまをお風呂にお連れしますね。少しの間、こちらのソファーでお待ちください」
そういうと爺は全ての荷物を持って、私を風呂場に連れて行った。
「爺、お菓子美味しかった」
「それはよろしゅうございました。今日はルーディーさまのお部屋でお泊まりでございましたね。何か困ったことがありましたらすぐにベルをお鳴らしくださいね」
「はーい。でも、大丈夫だよ。ルーと一緒だから、困ることなんてないもん。ねっ、ルー」
「あ、ああ。そうだな」
「ねぇ、ルー。アズール、そろそろルーのお部屋に行きたい!」
「――っ、そ、そうか。なら行くとしようか」
もう少し、ここで時間を潰したかったが、アズールに言われれば仕方がない。
「爺、頼んだぞ」
「お任せください」
爺はそう言ってくれるが、結局のところあれらを使って私が自制するしかないのだ。
目隠しと分厚い手袋と拘束具でどうにかできる自信はないが、とにかくやるしかない。
「じゃあね、爺、後でね」
「はい。アズールさま。後ほどお部屋に伺います」
爺と別れて、とうとう自分の部屋にアズールを招待する。
それだけで昂ってしまいそうになるのを必死に抑えながら、アズールを連れて部屋の中に入った。
「ここが私の部屋だ」
「わぁーっ、すごいっ! ルーの匂いがいっぱいするーっ! いい匂いだらけだ」
「そ、そうか? 自分ではわからないが」
「そうなんだ、こんなにいい匂いなのに。勿体無いなぁ。ほら、あっち! すっごくいい匂いするー!!」
そう言ってアズールが指を差した方向には
「――っ!!」
アズールの部屋から持ち帰ったアズールの匂いがたっぷりと染みついたブランケットがある。
昨夜それにたっぷりと欲望の蜜を染み込ませたばかりのものだ。
「これ、アズールが使ってたブランケットだよね? ルーのお部屋に置いておくだけでルーの匂いがつくんだ! すごいね」
「あ、ああ。そうかな。私は獣人だから、アズール達と比べたら匂いはつきやすいのかもしれないな」
「そっかぁ。じゃあ、アズールのお洋服とかも全部ルーの部屋に置いておこうかな。そうしたらいつでもルーの匂いに包まれるでしょう?」
「くぅ――!!」
いい考え思いついたと言わんばかりに嬉しそうなアズールを見ていると、とても本当のことなど言えるはずもなかった。
私が夜な夜なアズールの匂いがついたブランケットを嗅ぎながら欲望の蜜を放出しているなんて……そんなことを知られたらアズールに嫌われてしまう。
それなのに、アズールの服に私の匂いをつけたいなんて言われたらもうおかしくなりそうだ。
アズールの下着なんて置かれたら、ブランケットの比ではないくらいに欲望が爆発してしまいそうだな。
そんな欲望の蜜に塗れた下着をアズールがつける……ぐぅ――っ!!
想像してはダメだ!
それだけで昂りがとんでもないことになってしまう。
必死に何度も深呼吸をして気持ちを抑えていると、扉が叩かれた。
どうやら爺が来たようだ。
風呂に入る準備が整ったのだろう。
ああ、あんな防具だけでアズールとの風呂を乗り越えられるかはわからないがとにかくやるしかないんだ。
自分に言い聞かせて、爺を中に入れると、たくさんの荷物を持って入ってきた。
「あー、爺だ。荷物いっぱいだね。これは何?」
「アズールさま。アズールさまがお風呂に入られるのに必要なものをお持ちしたのですよ」
「お風呂に入る時? えー、いっつも裸んぼうだから準備なんて何もいらないよ」
「お城にはお城の入り方があるのです」
「そうなんだぁー、これは何?」
アズールは見たことのないものばかりを前に興味津々の様子だ。
それを爺がひとつひとつ説明をしていく。
「こちらは目隠しでございます」
「えー、目隠し? でもお風呂は見えないと危ないよ」
「大丈夫でございますよ。お付けいただくのはルーディーさまですから」
「ルーが? どうして?」
「アズールさまとご一緒にお入りになるために必要なのです」
「えー!! ルーと一緒にお風呂に入れるの? アズール、ずっとルーと一緒にお風呂に入りたいって思ってたの! わーいっ!」
「お喜びいただくのはよろしゅうございますが、でもそのためにはお約束ごとをお守りいただく必要がございます」
「約束ごと? それって、なぁに?」
コテンと小首を傾げながら尋ねてくるその可愛い仕草を見るだけで襲いかかってしまいそうになっているのは、アズールとの入浴が現実味をおびてきたからだろうか。
爺はそんな可愛いアズールを見ても努めて冷静に話を始めた。
「ルーディーさまとアズールさまは許嫁でございますが、本来ならば正式な夫夫になるまでは一緒にお風呂に入ってはいけないのです」
「えー、ダメなの……」
「はい。それがこの国のしきたりなのです。ですが、このお城にはアズールさまをお風呂にお入れできるものが一人もおりません。アズールさまの入浴のお手伝いができるのは、アズールさまのお母上さまと許嫁であるルーディーさまと決められております。これも大事な決まり事なのです」
「そっかぁ……だから、いつもお母さまと入るんだね」
「はい。ですが、今日はお母上さまはおられませんので、ルーディーさまにお手伝いいただく必要がございますが、先ほども申し上げました通り、ルーディーさまはまだ正式な夫夫になられておりませんのでご一緒することはできません」
「じゃあ、アズール……本当はひとりで入った方がいい?」
一気に不安そうな表情になるアズール。
それはそうだろう。
今まで一度もひとりで入ったことがないのだから。
「いいえ、お城のお風呂はルーディーさまの身体に合わせておりますので、アズールさまには大きすぎて溺れてしまいます」
「そうかも……お家のお風呂でもいつも、お母さまが溺れないように抱っこしていてくれるの」
「そうでございますか。でしたらお城のお風呂にアズールさまだけでお入りになるのは難しいでしょう。そこでこの道具が役に立つのでございます」
「これが?」
「はい。この国の正式な決まりでは正式な夫夫になるまでは裸を見てはならないのです」
「あっ、だから目隠しをつけるの?」
「はい。その通りでございます。アズールさまの入浴のお手伝いをなさるルーディーさまに目隠しをお付けいただくのです」
「アズールはつけなくていい?」
「はい。ウサギ族は目を覆ってはいけないとこれも我が国に伝わる決まりでございますから」
アズールより以前に現れたウサギ族がこぞって暗闇や目隠しを怖がったことから、ウサギ族には決して目隠しをしてはならないという決まりが伝承されているのだ。
アズールも真っ暗はあまり得意ではないようだ。
寝室でも少しの明かりをつけているくらいだからな。
爺に目隠しをしなくて良いと言われてホッとしているように見えた。
「ですからルーディーさまには目隠しをつけてアズールさまとお風呂に入っていただきます」
「このおっきな手袋みたいなのは?」
「これはアズールさまの身体を洗うためのものです」
「お母さまはいつも手で洗ってくれるよ。柔らかくて気持ちがいいの」
「ぐぅ――!!」
今の言葉だけで暴発してしまいそうになった。
危ない。もっと気を引き締めなければ。
「ルーディーさまは騎士団で訓練をなさっておりますので、爪も肌も硬く、そのままではアズールさまの柔らかな肌を傷つける恐れがございます。そのためにこれでお身体を洗うのです」
「そっかぁ。でも僕はルーのおてて、好きだけどな」
「念のためでございますよ」
「わかった。お約束ごとだもんね。これでルーと一緒に入れる?」
「はい。大丈夫でございますよ。それでは先にルーディーさまにご準備をしていただいてから、アズールさまをお風呂にお連れしますね。少しの間、こちらのソファーでお待ちください」
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