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第四章 (王城 過去編)
花村 柊 15−2※
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「ほら、いいかげんご飯にしよう! お腹空いたでしょ」
「そうだな。また話はあとでゆっくりするとしよう」
お父さんの呼びかけでとりあえず話を終えて、みんなで部屋の外にでる。
アンドリューさまがブルーノさんを呼ぶと、少し緊張した様子でやって来たけれど、ぼくたちが仲良さそうに談笑しているのをみて心なしかホッとしているように見えた。
帰ってきた時のアンドリューさまの様子を見てたら、そりゃあ心配もしちゃうよね。
「今日は4人でゆっくりと夕食をとるのでな、
【王と王妃の間】に夕食の支度をしてくれるか?
食事中の給仕はブルーノ、お前だけで良い」
「はい。畏まりました」
ブルーノさんはそういうと、急いで【王と王妃の間】に夕食の支度をしに出ていった。
ものの数分で準備が整ったと告げられ、ぼくたちは
【王と王妃の間】に移動した。
ぼくたちが席に着くと、ブルーノさんは4人分の料理を手際良く運んできた。
ひと通り料理が並べられると、アンドリューさまはブルーノさんを近くに呼び、大事な話があると声をかけた。
ブルーノさんは一旦部屋の外へ出て、待機している人たちを部屋から離れるよう申し付け戻ってきた。
「ブルーノ、お前にだけは話しておこう。
ここにいるシュウは、実は……トーマの息子であった」
その話が耳に届いた瞬間、ブルーノさんの動きが一瞬止まった気がした。
「……はっ? ええっ?? そ、それは……どういう?
えっ? ま、まことでございますか?」
「ああ、今日それが分かったのだが、全てを知っているお前には伝えておくべきだと思ってな」
アンドリューさまが話をしている間もブルーノさんの顔はぼくとお父さんとを行ったり来たりしている。
たしかにこんな話、急に言われても驚くしか出来ないよね。
「そうですか。トーマさまの御子……。
何という僥倖でございましょう。
それで、これほどお顔が似ていらしたのですね。
トーマさまの御子といえば、アンドリューさまの御子と同じでございます。シュウさま、これからは私めを爺だと思ってなんなりと仰ってくださいね」
ぼくがお父さんの子どもだと知っても何一つ変わることなく、優しいおじいちゃんのような眼差しのブルーノさんにぼくは嬉しくなって気づいたら抱きついていた。
「ブルーノさん、ありがとう。ぼく……嬉しい」
「シュウさま。私も嬉しゅうございます」
嬉しすぎて少し泣いてしまったけれど、
ブルーノさんは気にすることなく、ぼくを優しく抱きしめてくれた。
「ブルーノ、もうそのへんにしておけ。
フレデリックがお前に嫉妬しているぞ」
アンドリューさまの声かけにブルーノさんはパッとぼくから手を離し、座席に座らせてくれた。
「ああ、これは失礼いたしました。
しかしながら、このような爺に妬かれずとも、シュウさまはお心変わりなど致しませぬ」
「それが愛する伴侶を持つ男の性なのだ。
仕方ないだろう?」
「フレデリックさまはアンドリューさまに負けず劣らずの狭量っぷりでございますね」
ブルーノさんの言葉にぼくとお父さんは顔を見合わせてクスリと笑ってしまう。
「いいえ、シュウはどんな者でもすぐに虜にしてしまいますので、心配なだけでございます」
フレッドがそんなことを言い出すので、ぼくは恥ずかしくなった。
「ふふっ。まだ2人は出会ったばかりでラブラブな時期なんだから、イジワルしちゃダメだよ。
さっ、ご飯食べよう」
お父さんが声をかけてくれて、夕食が始まった。
いつ元の時代に戻るか分からないからこそ、いろんな話をしておきたい……そんな思いで、ぼくたちは思い思いにいろんな話をした。
お父さんとアンドリューさまが出会ってからの結婚するまでの話や、この世界に来て困ったことや驚いたこと、フレッドと出会ってからの話や、王都に来るまでに会ったこと……とにかく話は尽きなかった。
とりわけ、お父さんとアンドリューさまが食いついたのは、神の泉での話だった。
「トーマとシュウが危険な目にあった時に光り輝いていたあの宝石だな」
「はい。こちらです」
フレッドは上着の内側にあるポケットから小さな巾着袋を取り出して、中から出して見せた。
フレッドの手のひらで藍玉と黒金剛石がランプの灯りに反射してキラキラと輝いている。
「うわっ、すごく綺麗! 2人の瞳の色なんだね」
「この守護石を耳飾りにしてお互いに付け合いたいと思っているのですが、陛下……誰ぞ腕の良い宝石彫刻師をご紹介願えませんか?」
「うむ、そうだな。いつでも身につけていた方が良い。すぐにでも呼ぶとしよう」
「はっ。ありがとうございます」
お父さんはフレッドの手のひらで輝く宝石に目を奪われているようだ。
「ねぇ、お父さんたちは神の泉に行ったことはないの?」
「そういえば、僕たち行ってないよね?」
「ああ、そうだったな。ならば、近いうちに日程を調整してみんなで出掛けるとするか」
ぼくとお父さんは『わぁーい』と声を上げて大喜びした。
だって、お父さんとの初めての遠出だもん。
嬉しくないわけがない。
アンドリューさまはいつか離れるぼくたちの思い出を作ろうとしてくれているのかな。
本当に優しいなぁ。
ぼくたちはいずれ元の時代に戻るだろう。
それは仕方のないことだ。
だからそれをくよくよと悩むより、せっかく今ぼくに訪れたお父さんとの貴重な時間を神さまがくれた贈り物だと思って楽しむ方が良いんだ。
ぼくは笑顔を向けてくれるお父さんにとびっきりの笑顔で返した。
事を終え部屋に戻ろうとすると、アンドリューさまがフレッドに話があると言い、代わりにお父さんが部屋まで送ってくれた。
せっかくだからとお茶に誘ったけれど、
『また今度ね』と言って、意味深な笑顔を見せてアンドリューさまの待つ部屋へと戻って行った。
と、入れ替わりにフレッドが戻ってきたので一緒にお風呂に入った。
ブルーノさんが疲れたぼくのためにと湯船にリラックスできる花を入れておいてくれたおかげで、浴室中に良い香りが立ち込めている。
「ねぇ、フレッド。髪洗ってあげる」
「ああ、頼む」
元いた時代よりだいぶ質素な洗い泡だけど、髪質に合っているのか、洗うたびに艶々となっている気がする。
指通りが気持ちよくてクセになりそうだ。
「やっぱりフレッドの髪、綺麗」
「シュウが愛情込めて洗ってくれるからだよ」
嬉しい言葉に少し照れてしまいながら、ぼくはフレッドの髪を洗い流した。
そのままフレッドの身体を洗おうとしたけれど、
すぐにぼくの髪を洗ってくれて、身体は各々で洗うことになった。
泡でモコモコになりながら、身体中念入りに洗っていく。
綺麗にしとかなくちゃ、ご褒美して貰えなくなっちゃうよね。
フレッドとのはじめての夜はどうなるんだろうと想像しながらも、ぼくは無事に身体を洗い終えた。
フレッドに抱き抱えられて湯船に浸かると、フレッドの温もりと花の香りに包まれたおかげか、身体から余計な力が抜け心が解れていくのを感じた。
「フレッド、気持ちいいね」
「ぐぅっっ……ああ、そうだな」
「んっ? どうかした?」
「い、いや……今日は疲れただろうからのぼせる前にそろそろ出るとするか」
まだ浸かったばかりなのにな……と思いながら、フレッドに抱き抱えられ湯船を出た。
脱衣所で大きなバスタオルに包まれて、手早く水気を吸い取られる。
『ふぅ』とひと息ついた頃にはフレッドの着替えも終わっているから不思議だ。
どうせすぐ脱ぐのになと思っていたけれど、フレッドがしっかり着ているのに自分だけ裸なのはおかしいと思い、フレッドに手渡された夜着を身に纏った。
ぼくが着替えたことを確認すると、フレッドはまたぼくを抱き抱えてベッドに横たわらせてくれた。
ふと、横を見るとパールがスヤスヤと眠っている。
あの子を起こさないようにしないとね。
分からないとはいえ、パールに見られるのはさすがに恥ずかしい。
いつものようにモソモソとフレッドの近くに行き、肩口に頭を乗せぎゅっと抱きつくと、フレッドは
「今日は疲れただろう。ゆっくりお休み」
そう言っておでこにキスをして眠ろうとしていた。
えっ? 今日ご褒美のはずだったのに……。
期待していたのはぼくだけ?
そんなのイヤだ!
「……フレッド」
「んっ? どうした?」
「ぼく……ご褒美、欲しい……ダメ?」
ぼくがそう言った瞬間、フレッドがピタっと動きを止めた。
「……フレッド?」
声をかけると同時にぎゅっと抱きしめられ、噛み付くようなキスをされた。
フレッドの分厚い舌がぼくの唇をこじ開け、ぼくの舌と絡ませていく。
ああ、ぼくはこのキスが欲しかったんだ。
ぼくを欲しいとフレッドが心の底から訴えてくるような、このキスが……。
「ふぁ……っ、んっ」
ぼくの吐息が漏れると、フレッドはようやく唇を離した。
「フレッド……」
「疲れているだろうと思って、今日は我慢しようと思っていたんだが……もう、無理だ……」
「……うん、我慢なんか、しないで……。
ぼくを愛して……」
「ああ、シュウ……」
フレッドはもうたまらないと言った様子で、ぼくの首筋に唇を当てると、ちゅっと吸い付き紅い花を付けた。
その嬉しい痛みに喜んでいると、フレッドはそのままぼくのローブを手際良く脱がしていく。
開いたローブからぼくの胸の蕾が現れ、フレッドはそれに吸い寄せられるようにむしゃぶりついてきた。
「はぁ……んっ」
普段は特別なにも感じない場所なのに、フレッドに舐められるだけで、身体をビクッと電流が走っていく。
それに気付いているのか、フレッドは執拗に胸の尖りを舌で転がしたり吸い付いたり舐め尽くしたり……その度にぼくの中心が熱くなっていく。
「やぁ……っん」
「ああ、シュウ。可愛い」
フレッドは『こっちも可愛がってあげないとな』と言って、もう片方の蕾にもむしゃぶりついてきた。
蕾はあっという間にピンと尖り、フレッドはその尖りを嬉しそうに甘噛みしていく。
「あ……ぁん、はぁ……っ」
フレッドが胸の尖りを舐めるたびに、ぼくの中心はどんどん昂っていく。
「ああ……っ、フレッ、ド……」
昂ったモノに触れて欲しくて、フレッドの名前を呼んだけれど、フレッドは優しく微笑みながらぼくの胸の尖りを舌で転がしていくだけだ。
「フレ、ッド……、もう……ダメぇ……」
「シュウの可愛いモノから甘い蜜の香りがしてる。
触れてほしい?」
「……触ってぇ……、いじわるしない、で……」
「ごめん、ごめん。シュウがあまりにも可愛くて……。ちゃんと可愛がってあげるよ」
そういうと、フレッドはさっとぼくの足の間に移動して、ぼくの勃ちあがったモノをパクリと口に入れた。
「ひゃ……ぁっ、んっ」
さっきまでぼくの舌と絡み合い、胸の尖りを舐めまわしていたフレッドの唇が、舌が、今度はぼくのモノを舐め尽くしていく。
フレッドは大きな口にすっぽりと咥え込んだぼくのモノを口を窄め巧みに舌を操り吸い上げていく。
「は……ぁん、ああ……っ」
そのものすごい快感にあっという間にイってしまいそうになる。
「ああ……ぁん、や……ぁつ、も、う……イくぅ、イッちゃう……んっ」
もう、先ほどから与えられた刺激に少しの我慢もできずに、フレッドの口内に放ってしまった。
息も絶え絶えになりながら、フレッドを見ると嬉しそうにぼくの蜜をコクリと飲み干しぼくを見つめていた。
「シュウ、気持ちよかった?」
「はぁ……っ、はぁ、うん、きもち……よかった」
「シュウの蜜は今日は一段と甘かったよ」
そう言って、唇にキスをしてくる。
普段のキスとは違う甘い味はぼくのなのかな?
まずくはないけど……やっぱりフレッドの味の方が甘くて美味しい気がする。
「シュウ……愛してるよ」
「うん、ぼくも……愛してる」
隙間がないほどに抱き合った後、フレッドは
『ここから先に進んだらもう止められないけど……大丈夫? 今ならまだ我慢できる』と、
真剣な表情でそんなことを聞いてきたけど、ぼくだって男だ。
愛してる人と一番深いところまで繋がりたい。
「フレッド、ぼくとひとつになって……」
「ああ、シュウ……私は幸せだ」
そう言うと、フレッドはベッドの横の棚から小瓶を取り、手のひらに中身をトロリと乗せた。
「フレッド……それ、なに……?」
「陛下にいただいた、王家に伝わる秘薬だそうだ。初夜のまだ初々しい蕾にはこれで解すと良いらしい」
フレッドはそのトロリとした液体を指に纏わせて、ぼくの後孔に指を這わせた。
「ひゃ……ぁっ」
はじめてそんな場所を人に触られて、身体がビクリと震えた。
「大丈夫、優しくする」
そのフレッドの甘くて優しい声は、緊張していたぼくをいとも簡単に落ち着けてくれた。
ぼくはフレッドに身体を預けると、フレッドの太くて長い指がゆっくりと中に挿入ってきた。
ぼくの中にフレッドの指がある……そんな初めての感覚になんとも言えない気持ちになっていく。
「う……っ、はぁ……っ」
「シュウ、力を抜いていて……」
力を抜くって、どうすればいい?
そんなことすらも忘れてしまいそうになる。
「ん……っ、あぁ……っ」
ぼくの中にあるフレッドの指が蠢くたびに、
クチュクチュと淫靡な音を立てる。
それが恥ずかしいのに、なぜか興奮してさっき射精したばかりのぼくのモノがゆっくりと勃ち上がっていく。
それを見てフレッドは嬉しそうに笑いながら、
緩く勃ちあがったぼくのモノに触れ、やわやわと扱きながら中にある指を激しく動かしていく。
「もう一本入れるよ……」
フレッドの指が増やされ、すごい圧迫感が襲う。
「はぁ……っ、やっ、ん」
もうムリ、抜いて……と声に出そうとした瞬間、
ビリビリと身体中を電流が走り、物凄い快感が湧き上がってくる。
「や……ぁっ、そ、こ……へん……っ」
「シュウの良いところ見つけた」
フレッドは嬉しそうに、そこを重点的に攻め立てていく。
「ああ……ん、やぁ……っ、あ……っ!」
知らない間に指は3本に増やされていて、中でグチュグチュと音を立てながらバラバラに動き回る。
気持ちいい、気持ちいい、もっとして……
あまりの快感におかしくなってしまいそうだ。
「ああ……っはぁ……っ、フレッド……」
気持ちが良すぎてぼくの先端からはトロトロと蜜が溢れ、部屋中にぼくの甘い匂いが充満している。
フレッドはその蜜を掬い取ると、ぼくが今まで見たこともないほどにガチガチに天に向かって大きく聳り立ったフレッドのモノに擦り付けた。
その大きさに驚愕してしまう。
あれがぼくの中に挿入るんだ。
「最初は後ろからの方が楽だそうだが……」
「やぁ……っ、かお、みえないの……や……っ」
フレッドの大きさに驚きはしたけれど、顔を見ながらの方が安心するに決まってる。
必死にそう言うと、
『ああ、わかったよ』と言って、フレッドは唇にそっとキスをして、中に挿入っていた指をゆっくりと引き抜き、ぼくのお尻の下に枕を差し込んだ。
そして、両脚を広げ、蜜を擦り付けた大きなモノをぼくの後孔にあてがい擦り付ける。
ぬちゃぬちゃと卑猥な音がするたびにお腹の奥がきゅんきゅんと疼く。
ぼくの後孔はフレッドが挿入ってくるのを待ち侘びているようだ。
「は……ぁっ、いれ……てぇ……」
「可愛い……挿入るよ」
フレッドはぼくの腰を抱え込み、ゆっくりとぼくの中に猛り切ったモノをズブズブと押し進めていく。
「ああ……っ、あっ、あああ……っ」
先程の指とは比べ物にならないくらいの圧迫にほんの少し恐怖を感じながらも、ぼくの蜜を擦り付けたからなのか、それとも王家の秘薬が効いているのか、痛みは全く感じなかった。
「ああ……中が蕩けて吸い付いて来る」
フレッドの上擦った声にぼくで気持ちよくなってくれているのだと思うと嬉しくなった。
「シュウ、中に私がいるのが分かる?」
「んっ……ふぁ……っ、おっ、きい……」
フレッドの大きな身体にしがみつきながらそう言うと、フレッドの太く逞しいモノが中で更に重量を増しながら、奥へ奥へと挿入っていくのを感じた。
「シュウ……大丈夫か?」
「う、ん……へいき。あの、ね……」
「どうした?」
「フレッド、が、ここま、で……きてる」
ぼくはポッコリと膨らんだ下腹を撫でながらフレッドに見せた。
「ああ、もう……っ!
優しくしようと思っていたのに!」
えっ? と思った瞬間、バチュンと音を立てて、フレッドのモノがぼくの奥まで貫いていった。
「ひゃぁあ……んんっ」
その衝撃で全身がビクビクと痙攣したように震え、フレッドに胸を押し付けるように背中が反り上がった。
「今のはシュウが可愛すぎるのが悪い」
なんで? なんて聞ける余裕もないまま、
フレッドは『動くよ』と言ってぼくの腰を掴みじわじわと突き上げていく。
「ああ……っ、ああ……つ!」
ギリギリまで抜かれ、また奥まで挿入ってくる。
フレッドが出し入れするたびにグチュグチュといやらしい音が部屋中に響く。
ああっ、気持ちいい……。
「あ……あっ、もっと……、もっと……っ」
フレッドのモノがぼくの中を擦るたびにどんどん気持ちよくなって、パールが起きるかもしれないなんて、そんなこともう考える余裕もないほどに声を抑えるなんてことは出来なかった。
すると、急にフレッドがぼくをぎゅっと抱きしめそのまま抱き起こされた。
気づくとフレッドの膝の上に向かい合わせに座らされていた。
もちろん、フレッドの大きなモノは挿入ったままで……。
「ふぁ……っ、フレッド……」
膝に座った自分の重みで、フレッドのモノが最奥まで侵入してくる。
「ああ……っ、ああ……っ、ひゃ……ぁん」
さっきまでとは違う箇所が擦れるたびにぼくの口から喘ぎ声がもれてしまう。
「シュウ……見える?」
「ふぁ……っ、……な、に?」
「ほら、ここ見て」
ぎゅっと瞑っていた目を開けてそう示された場所を覗くと、ぼくの後孔がフレッドの形に大きく広がっているのが見えた。
フレッドが動かすたびにグチュグチュと淫らな音を立てて逞しいモノが出入りしている。
ぼくはそっと、フレッドのモノに手を伸ばした。
ヌルヌルとした感触はぼくの蜜なのか、それとも媚薬なのか……でも、そんなことよりもフレッドのものすごく大きくて熱くて硬いモノがぼくの中に挿入っていることに感動した。
ああ……っ、ぼくたち本当に繋がってる。
これがフレッドと『ひとつになる』っていうことなんだ。
「シュウ……可愛い」
フレッドの動きに合わせて勃ち上がったぼくのモノがフレッドの逞しい腹筋にペチペチと当たる。
その刺激さえも気持ちよくて身体が震えてしまう。
「やぁ……っ、んん……っ」
自分のあられもない姿に目を背けてしまいたくなるけれど、フレッドと繋がっているのを見るとどんどんお腹の奥が疼いてくる。
ぼくは興奮してるんだ、フレッドと繋がっているところをみて。
そんなぼくの様子にフレッドも興奮しているのか、抽挿が激しくなっていく。
「やぁ……っ、んっ……あっ、あっ」
フレッドに嫌われていないだろうかと心配にさえなってしまうほど喘いでしまった気がする。
「はぁ……っん、フレ、ッドにきらわれ、ちゃう……」
「んっ? なに?」
「はじめ、てなの……に、こんな、にきもちいい……なんて、はしたない……よ、ね……?」
フレッドに嫌われたくない、その一心で伝えたのだけれど、フレッドは
「ああ……っ! もう、これ以上煽るな」
と、ぼくをまたベッドへと倒すとガツガツと腰を大きく振り始めた。
「ひゃ……あっ、んんっ……はぁっ、そこ……きもちい……い、ああ、ん……おく、きもちい……」
「シュウ……シュウ、お前は私だけのものだ。
こんな可愛い姿、絶対に誰にも見せはしない」
そう言いながら、より一層抽挿は激しさを増し、パチュンパチュンとフレッドの腰骨がぼくのお尻に当たる音が聞こえてくる。
「ああ……っん、あっ、あっ……はげ、し、い」
フレッドに奥を突かれるたびに痺れるような快感が襲って来る。
「そこ……っ、きもち、い……、はぁ……ん、フレ、ッド……イくぅ」
ぼくのこらえきれない快感が甘い蜜となってぼくのモノからトプリトプリと溢れ出た。
「ああ、シュウが中でうねってる……これ以上、締め付けられたら……私、も……」
ぼくの中のフレッドがひときわ大きく膨らんだ。
その瞬間、ぼくの中に熱い飛沫がビュービューと弾け飛んだのを感じた。
「ああ、シュウ……愛してる」
「はぁ……っ、はぁっ……んっ、ぼく、も……」
汗まみれになった身体を気にすることなく、ぎゅっと抱きしめ合い、ぼくたちは深い深いキスをした。
フレッドがぼくの後孔から引き抜くと、中からコポコポと溢れ出して来るのが感覚でわかった。
フレッドはそれを見ると感慨深そうな表情を浮かべ、抱き抱えてお風呂へと連れて行ってくれた。
「綺麗にしてやるから、シュウはそのままでいればいい」
フレッドはぼくを膝に座らせたまま、後孔に指を入れクチュクチュと掻き回し、中の蜜を出してくれようとしているが、指を動かすたびにぼくは
「はぁ……ん、や……ぁ、あっ、あっ」
とつい喘ぎ声を漏らしてしまう。
気づけば、ぼくのモノはまた勃ち上がってしまっていた。
「ぼく……おかしくなっちゃったのかな?
フレッドに触れられるだけで気持ち良くなっちゃう……ごめん、なさい……きらいになら、ないで……」
「ああ、もう……! なんでこんなに可愛いんだ」
フレッドはぼくを抱き抱えて寝室に戻り、
「もう今夜は離さないからな」
と獰猛な獣のような顔つきで、ぼくの唇にキスをするとぼくたちはまた深く愛し合った。
そう、朝日が昇るまで……何度も。
「おはよう。愛しのわが伴侶」
ぼくが目を覚ますとすぐにフレッドの甘い言葉と唇へのキスが降ってきた。
「……フレッ……ゴホゴホ」
いつものように名前を呼んで挨拶をと思ったけれど、声が掠れて全然出てこない。
どうしたんだろう……。
「シュウ、大丈夫か?」
フレッドがベッドの隣のテーブルから水が入ったグラスをとってくれた。
起きて飲もうと思ったら、
「いい、そのまま寝ていろ」
そう言ってグラスの水を自分の口に含むと、そのままぼくに口移しで飲ませてくれた。
甘いこの水は、ハチミツ?
コクンと飲み込むと喉に少し痛みがあったけれど、よっぽど喉が渇いていたんだろう……身体中に染み渡っていくような気がした。
「まだ飲むか?」
ぼくが『うん』と頷くと、フレッドはもう一度口移しで飲ませてくれた。
何度か繰り返してようやく喉の渇きも治った頃、
少しは声を出せるようになっていた。
「シュウ……昨日は無理をさせた。申し訳ない。
お前があまりにも可愛すぎて、私の箍が外れてしまったようだ。はじめてのシュウを朝まで抱き潰すなど……」
ああ、そうか、そうだった……。
せっかくのはじめての夜だったのに
いつの間に眠ってしまっていたんだろう。
そういえば、汗やいろんなものでベタベタになっていたはずの身体は綺麗に清められ、新しい夜着に着替えさせられている。
ぼくが眠ってしまっている間に全部フレッドがやってくれたんだと気づいて、感謝した。
フレッドに何度も求められて、頭がおかしくなってしまうほど気持ちよくて、夢のような時間だった。
ぼくの中にまだフレッドがいるような感じがして、お腹の中がきゅんと疼いてしまう。
ぼくは嬉しかったんだよ。
そんなに申し訳なさそうにしてほしくないのに。
ぼくが意識をとばしちゃったから?
「フレ、ッド……あやまら、ないで……。
ぼく、しあわせだよ……」
必死にそう伝えると、フレッドは満面の笑みでぼくを抱きしめた。
「ああ、シュウ……! シュウ……愛してる」
ぼくも嬉しい気持ちを伝えたくて、フレッドにぎゅっと抱きつこうと思ったけれど、身体を動かした途端に全身に痛みが走った。
「う……っ、いた……っ」
ぼくの声にフレッドはすぐに反応して、身体をゆっくりと支えてくれた。
「シュウ……無理するな。
私が昨日疲れさせてしまったから、今日は私が1日シュウの世話をするからな」
「えっ? 大丈夫だよ。フレッド、アンドリューさまのお仕事は?」
「あ、ああ、そうか。あれがあったな……。
午後から少しだけ行かなくてはいけないが……。
それ以外は大丈夫だ!
こんなに色っぽいシュウを他の人には世話させたくないからな」
あれってなんだろう?
何か重要な仕事かな?
そんなに無理してお世話しなくても大丈夫なんだけど……でも、フレッドがずっと傍にいてくれると思うとウキウキしてしまう。
よぉし、それならいっぱい甘えちゃおうかな。ふふっ。
「フレッド、起こしてぎゅってしてほしい……」
ぼくがフレッドに向けて両手を広げると、フレッドはカチンと固まったように動かなかった。
しまった……甘え過ぎちゃった?
「あ、あの……」
急いで取り消そうとすると、
フレッドはぼくの背中にふわふわのクッションをいくつも置いてぼくが痛みを感じないようにしてから、ぎゅっと抱きしめてくれた。
「シュウが甘えてくれたら嬉しい」
そう言ってしばらくの間、寝室でラブラブなひとときを過ごした。
朝からこんなにフレッドといたのは久しぶりで、なんだかすごく楽しい。
それなのに、
『くぅぅーーっ』という音が突然ぼくのお腹から鳴り響いてしまって、せっかくのラブラブな時間が台無しになってしまった。
「ふふっ。昨日たくさん運動したからお腹が減ったんだな。可愛い」
運動って……アレ?
なんか恥ずかしい……。
「食事はここに運ぶから、ブルーノにそう言って来る。少しだけ待っていてくれ」
「いいよ……ぼくあっちに行くから」
「ダメだ、今日のシュウは誰にも見せたくないと言っただろう? 大人しく待っていて」
フレッドはさっとぼくの頬にキスをすると、寝室から出て行った。
しばらくしてブルーノさんに頼んでおいてくれたらしい消化に良さそうなスープと柔らかいパンを持ってきてくれた。
ベッドの隣にあるソファーに移動しようかと思ったけれど、フレッドがこのまま食べさせてくれると言うのでお願いすることにした。
「ほら、シュウ……口開けて」
「あーん」
ムグッモグッ
「美味しーい」
ぼくが口を開けるたびに甲斐甲斐しくお世話をしてくれて、それがとても幸せだった。
あっという間に食べ終わると、身体が疲れていたからか眠たくなってきて、必死に開けようと思っても瞼が下がってきてしまう。
「シュウ……ゆっくり眠るといい。
私も少しアンドリュー王の仕事を手伝ってくるからな。あっ、でもすぐに戻ってくるから心配しないでいい。シュウが目を覚ました時には私が居るからな」
その言葉に安心して、ぼくは目を瞑った。
と同時に、すぐに深い夢の世界に入っていった。
「そうだな。また話はあとでゆっくりするとしよう」
お父さんの呼びかけでとりあえず話を終えて、みんなで部屋の外にでる。
アンドリューさまがブルーノさんを呼ぶと、少し緊張した様子でやって来たけれど、ぼくたちが仲良さそうに談笑しているのをみて心なしかホッとしているように見えた。
帰ってきた時のアンドリューさまの様子を見てたら、そりゃあ心配もしちゃうよね。
「今日は4人でゆっくりと夕食をとるのでな、
【王と王妃の間】に夕食の支度をしてくれるか?
食事中の給仕はブルーノ、お前だけで良い」
「はい。畏まりました」
ブルーノさんはそういうと、急いで【王と王妃の間】に夕食の支度をしに出ていった。
ものの数分で準備が整ったと告げられ、ぼくたちは
【王と王妃の間】に移動した。
ぼくたちが席に着くと、ブルーノさんは4人分の料理を手際良く運んできた。
ひと通り料理が並べられると、アンドリューさまはブルーノさんを近くに呼び、大事な話があると声をかけた。
ブルーノさんは一旦部屋の外へ出て、待機している人たちを部屋から離れるよう申し付け戻ってきた。
「ブルーノ、お前にだけは話しておこう。
ここにいるシュウは、実は……トーマの息子であった」
その話が耳に届いた瞬間、ブルーノさんの動きが一瞬止まった気がした。
「……はっ? ええっ?? そ、それは……どういう?
えっ? ま、まことでございますか?」
「ああ、今日それが分かったのだが、全てを知っているお前には伝えておくべきだと思ってな」
アンドリューさまが話をしている間もブルーノさんの顔はぼくとお父さんとを行ったり来たりしている。
たしかにこんな話、急に言われても驚くしか出来ないよね。
「そうですか。トーマさまの御子……。
何という僥倖でございましょう。
それで、これほどお顔が似ていらしたのですね。
トーマさまの御子といえば、アンドリューさまの御子と同じでございます。シュウさま、これからは私めを爺だと思ってなんなりと仰ってくださいね」
ぼくがお父さんの子どもだと知っても何一つ変わることなく、優しいおじいちゃんのような眼差しのブルーノさんにぼくは嬉しくなって気づいたら抱きついていた。
「ブルーノさん、ありがとう。ぼく……嬉しい」
「シュウさま。私も嬉しゅうございます」
嬉しすぎて少し泣いてしまったけれど、
ブルーノさんは気にすることなく、ぼくを優しく抱きしめてくれた。
「ブルーノ、もうそのへんにしておけ。
フレデリックがお前に嫉妬しているぞ」
アンドリューさまの声かけにブルーノさんはパッとぼくから手を離し、座席に座らせてくれた。
「ああ、これは失礼いたしました。
しかしながら、このような爺に妬かれずとも、シュウさまはお心変わりなど致しませぬ」
「それが愛する伴侶を持つ男の性なのだ。
仕方ないだろう?」
「フレデリックさまはアンドリューさまに負けず劣らずの狭量っぷりでございますね」
ブルーノさんの言葉にぼくとお父さんは顔を見合わせてクスリと笑ってしまう。
「いいえ、シュウはどんな者でもすぐに虜にしてしまいますので、心配なだけでございます」
フレッドがそんなことを言い出すので、ぼくは恥ずかしくなった。
「ふふっ。まだ2人は出会ったばかりでラブラブな時期なんだから、イジワルしちゃダメだよ。
さっ、ご飯食べよう」
お父さんが声をかけてくれて、夕食が始まった。
いつ元の時代に戻るか分からないからこそ、いろんな話をしておきたい……そんな思いで、ぼくたちは思い思いにいろんな話をした。
お父さんとアンドリューさまが出会ってからの結婚するまでの話や、この世界に来て困ったことや驚いたこと、フレッドと出会ってからの話や、王都に来るまでに会ったこと……とにかく話は尽きなかった。
とりわけ、お父さんとアンドリューさまが食いついたのは、神の泉での話だった。
「トーマとシュウが危険な目にあった時に光り輝いていたあの宝石だな」
「はい。こちらです」
フレッドは上着の内側にあるポケットから小さな巾着袋を取り出して、中から出して見せた。
フレッドの手のひらで藍玉と黒金剛石がランプの灯りに反射してキラキラと輝いている。
「うわっ、すごく綺麗! 2人の瞳の色なんだね」
「この守護石を耳飾りにしてお互いに付け合いたいと思っているのですが、陛下……誰ぞ腕の良い宝石彫刻師をご紹介願えませんか?」
「うむ、そうだな。いつでも身につけていた方が良い。すぐにでも呼ぶとしよう」
「はっ。ありがとうございます」
お父さんはフレッドの手のひらで輝く宝石に目を奪われているようだ。
「ねぇ、お父さんたちは神の泉に行ったことはないの?」
「そういえば、僕たち行ってないよね?」
「ああ、そうだったな。ならば、近いうちに日程を調整してみんなで出掛けるとするか」
ぼくとお父さんは『わぁーい』と声を上げて大喜びした。
だって、お父さんとの初めての遠出だもん。
嬉しくないわけがない。
アンドリューさまはいつか離れるぼくたちの思い出を作ろうとしてくれているのかな。
本当に優しいなぁ。
ぼくたちはいずれ元の時代に戻るだろう。
それは仕方のないことだ。
だからそれをくよくよと悩むより、せっかく今ぼくに訪れたお父さんとの貴重な時間を神さまがくれた贈り物だと思って楽しむ方が良いんだ。
ぼくは笑顔を向けてくれるお父さんにとびっきりの笑顔で返した。
事を終え部屋に戻ろうとすると、アンドリューさまがフレッドに話があると言い、代わりにお父さんが部屋まで送ってくれた。
せっかくだからとお茶に誘ったけれど、
『また今度ね』と言って、意味深な笑顔を見せてアンドリューさまの待つ部屋へと戻って行った。
と、入れ替わりにフレッドが戻ってきたので一緒にお風呂に入った。
ブルーノさんが疲れたぼくのためにと湯船にリラックスできる花を入れておいてくれたおかげで、浴室中に良い香りが立ち込めている。
「ねぇ、フレッド。髪洗ってあげる」
「ああ、頼む」
元いた時代よりだいぶ質素な洗い泡だけど、髪質に合っているのか、洗うたびに艶々となっている気がする。
指通りが気持ちよくてクセになりそうだ。
「やっぱりフレッドの髪、綺麗」
「シュウが愛情込めて洗ってくれるからだよ」
嬉しい言葉に少し照れてしまいながら、ぼくはフレッドの髪を洗い流した。
そのままフレッドの身体を洗おうとしたけれど、
すぐにぼくの髪を洗ってくれて、身体は各々で洗うことになった。
泡でモコモコになりながら、身体中念入りに洗っていく。
綺麗にしとかなくちゃ、ご褒美して貰えなくなっちゃうよね。
フレッドとのはじめての夜はどうなるんだろうと想像しながらも、ぼくは無事に身体を洗い終えた。
フレッドに抱き抱えられて湯船に浸かると、フレッドの温もりと花の香りに包まれたおかげか、身体から余計な力が抜け心が解れていくのを感じた。
「フレッド、気持ちいいね」
「ぐぅっっ……ああ、そうだな」
「んっ? どうかした?」
「い、いや……今日は疲れただろうからのぼせる前にそろそろ出るとするか」
まだ浸かったばかりなのにな……と思いながら、フレッドに抱き抱えられ湯船を出た。
脱衣所で大きなバスタオルに包まれて、手早く水気を吸い取られる。
『ふぅ』とひと息ついた頃にはフレッドの着替えも終わっているから不思議だ。
どうせすぐ脱ぐのになと思っていたけれど、フレッドがしっかり着ているのに自分だけ裸なのはおかしいと思い、フレッドに手渡された夜着を身に纏った。
ぼくが着替えたことを確認すると、フレッドはまたぼくを抱き抱えてベッドに横たわらせてくれた。
ふと、横を見るとパールがスヤスヤと眠っている。
あの子を起こさないようにしないとね。
分からないとはいえ、パールに見られるのはさすがに恥ずかしい。
いつものようにモソモソとフレッドの近くに行き、肩口に頭を乗せぎゅっと抱きつくと、フレッドは
「今日は疲れただろう。ゆっくりお休み」
そう言っておでこにキスをして眠ろうとしていた。
えっ? 今日ご褒美のはずだったのに……。
期待していたのはぼくだけ?
そんなのイヤだ!
「……フレッド」
「んっ? どうした?」
「ぼく……ご褒美、欲しい……ダメ?」
ぼくがそう言った瞬間、フレッドがピタっと動きを止めた。
「……フレッド?」
声をかけると同時にぎゅっと抱きしめられ、噛み付くようなキスをされた。
フレッドの分厚い舌がぼくの唇をこじ開け、ぼくの舌と絡ませていく。
ああ、ぼくはこのキスが欲しかったんだ。
ぼくを欲しいとフレッドが心の底から訴えてくるような、このキスが……。
「ふぁ……っ、んっ」
ぼくの吐息が漏れると、フレッドはようやく唇を離した。
「フレッド……」
「疲れているだろうと思って、今日は我慢しようと思っていたんだが……もう、無理だ……」
「……うん、我慢なんか、しないで……。
ぼくを愛して……」
「ああ、シュウ……」
フレッドはもうたまらないと言った様子で、ぼくの首筋に唇を当てると、ちゅっと吸い付き紅い花を付けた。
その嬉しい痛みに喜んでいると、フレッドはそのままぼくのローブを手際良く脱がしていく。
開いたローブからぼくの胸の蕾が現れ、フレッドはそれに吸い寄せられるようにむしゃぶりついてきた。
「はぁ……んっ」
普段は特別なにも感じない場所なのに、フレッドに舐められるだけで、身体をビクッと電流が走っていく。
それに気付いているのか、フレッドは執拗に胸の尖りを舌で転がしたり吸い付いたり舐め尽くしたり……その度にぼくの中心が熱くなっていく。
「やぁ……っん」
「ああ、シュウ。可愛い」
フレッドは『こっちも可愛がってあげないとな』と言って、もう片方の蕾にもむしゃぶりついてきた。
蕾はあっという間にピンと尖り、フレッドはその尖りを嬉しそうに甘噛みしていく。
「あ……ぁん、はぁ……っ」
フレッドが胸の尖りを舐めるたびに、ぼくの中心はどんどん昂っていく。
「ああ……っ、フレッ、ド……」
昂ったモノに触れて欲しくて、フレッドの名前を呼んだけれど、フレッドは優しく微笑みながらぼくの胸の尖りを舌で転がしていくだけだ。
「フレ、ッド……、もう……ダメぇ……」
「シュウの可愛いモノから甘い蜜の香りがしてる。
触れてほしい?」
「……触ってぇ……、いじわるしない、で……」
「ごめん、ごめん。シュウがあまりにも可愛くて……。ちゃんと可愛がってあげるよ」
そういうと、フレッドはさっとぼくの足の間に移動して、ぼくの勃ちあがったモノをパクリと口に入れた。
「ひゃ……ぁっ、んっ」
さっきまでぼくの舌と絡み合い、胸の尖りを舐めまわしていたフレッドの唇が、舌が、今度はぼくのモノを舐め尽くしていく。
フレッドは大きな口にすっぽりと咥え込んだぼくのモノを口を窄め巧みに舌を操り吸い上げていく。
「は……ぁん、ああ……っ」
そのものすごい快感にあっという間にイってしまいそうになる。
「ああ……ぁん、や……ぁつ、も、う……イくぅ、イッちゃう……んっ」
もう、先ほどから与えられた刺激に少しの我慢もできずに、フレッドの口内に放ってしまった。
息も絶え絶えになりながら、フレッドを見ると嬉しそうにぼくの蜜をコクリと飲み干しぼくを見つめていた。
「シュウ、気持ちよかった?」
「はぁ……っ、はぁ、うん、きもち……よかった」
「シュウの蜜は今日は一段と甘かったよ」
そう言って、唇にキスをしてくる。
普段のキスとは違う甘い味はぼくのなのかな?
まずくはないけど……やっぱりフレッドの味の方が甘くて美味しい気がする。
「シュウ……愛してるよ」
「うん、ぼくも……愛してる」
隙間がないほどに抱き合った後、フレッドは
『ここから先に進んだらもう止められないけど……大丈夫? 今ならまだ我慢できる』と、
真剣な表情でそんなことを聞いてきたけど、ぼくだって男だ。
愛してる人と一番深いところまで繋がりたい。
「フレッド、ぼくとひとつになって……」
「ああ、シュウ……私は幸せだ」
そう言うと、フレッドはベッドの横の棚から小瓶を取り、手のひらに中身をトロリと乗せた。
「フレッド……それ、なに……?」
「陛下にいただいた、王家に伝わる秘薬だそうだ。初夜のまだ初々しい蕾にはこれで解すと良いらしい」
フレッドはそのトロリとした液体を指に纏わせて、ぼくの後孔に指を這わせた。
「ひゃ……ぁっ」
はじめてそんな場所を人に触られて、身体がビクリと震えた。
「大丈夫、優しくする」
そのフレッドの甘くて優しい声は、緊張していたぼくをいとも簡単に落ち着けてくれた。
ぼくはフレッドに身体を預けると、フレッドの太くて長い指がゆっくりと中に挿入ってきた。
ぼくの中にフレッドの指がある……そんな初めての感覚になんとも言えない気持ちになっていく。
「う……っ、はぁ……っ」
「シュウ、力を抜いていて……」
力を抜くって、どうすればいい?
そんなことすらも忘れてしまいそうになる。
「ん……っ、あぁ……っ」
ぼくの中にあるフレッドの指が蠢くたびに、
クチュクチュと淫靡な音を立てる。
それが恥ずかしいのに、なぜか興奮してさっき射精したばかりのぼくのモノがゆっくりと勃ち上がっていく。
それを見てフレッドは嬉しそうに笑いながら、
緩く勃ちあがったぼくのモノに触れ、やわやわと扱きながら中にある指を激しく動かしていく。
「もう一本入れるよ……」
フレッドの指が増やされ、すごい圧迫感が襲う。
「はぁ……っ、やっ、ん」
もうムリ、抜いて……と声に出そうとした瞬間、
ビリビリと身体中を電流が走り、物凄い快感が湧き上がってくる。
「や……ぁっ、そ、こ……へん……っ」
「シュウの良いところ見つけた」
フレッドは嬉しそうに、そこを重点的に攻め立てていく。
「ああ……ん、やぁ……っ、あ……っ!」
知らない間に指は3本に増やされていて、中でグチュグチュと音を立てながらバラバラに動き回る。
気持ちいい、気持ちいい、もっとして……
あまりの快感におかしくなってしまいそうだ。
「ああ……っはぁ……っ、フレッド……」
気持ちが良すぎてぼくの先端からはトロトロと蜜が溢れ、部屋中にぼくの甘い匂いが充満している。
フレッドはその蜜を掬い取ると、ぼくが今まで見たこともないほどにガチガチに天に向かって大きく聳り立ったフレッドのモノに擦り付けた。
その大きさに驚愕してしまう。
あれがぼくの中に挿入るんだ。
「最初は後ろからの方が楽だそうだが……」
「やぁ……っ、かお、みえないの……や……っ」
フレッドの大きさに驚きはしたけれど、顔を見ながらの方が安心するに決まってる。
必死にそう言うと、
『ああ、わかったよ』と言って、フレッドは唇にそっとキスをして、中に挿入っていた指をゆっくりと引き抜き、ぼくのお尻の下に枕を差し込んだ。
そして、両脚を広げ、蜜を擦り付けた大きなモノをぼくの後孔にあてがい擦り付ける。
ぬちゃぬちゃと卑猥な音がするたびにお腹の奥がきゅんきゅんと疼く。
ぼくの後孔はフレッドが挿入ってくるのを待ち侘びているようだ。
「は……ぁっ、いれ……てぇ……」
「可愛い……挿入るよ」
フレッドはぼくの腰を抱え込み、ゆっくりとぼくの中に猛り切ったモノをズブズブと押し進めていく。
「ああ……っ、あっ、あああ……っ」
先程の指とは比べ物にならないくらいの圧迫にほんの少し恐怖を感じながらも、ぼくの蜜を擦り付けたからなのか、それとも王家の秘薬が効いているのか、痛みは全く感じなかった。
「ああ……中が蕩けて吸い付いて来る」
フレッドの上擦った声にぼくで気持ちよくなってくれているのだと思うと嬉しくなった。
「シュウ、中に私がいるのが分かる?」
「んっ……ふぁ……っ、おっ、きい……」
フレッドの大きな身体にしがみつきながらそう言うと、フレッドの太く逞しいモノが中で更に重量を増しながら、奥へ奥へと挿入っていくのを感じた。
「シュウ……大丈夫か?」
「う、ん……へいき。あの、ね……」
「どうした?」
「フレッド、が、ここま、で……きてる」
ぼくはポッコリと膨らんだ下腹を撫でながらフレッドに見せた。
「ああ、もう……っ!
優しくしようと思っていたのに!」
えっ? と思った瞬間、バチュンと音を立てて、フレッドのモノがぼくの奥まで貫いていった。
「ひゃぁあ……んんっ」
その衝撃で全身がビクビクと痙攣したように震え、フレッドに胸を押し付けるように背中が反り上がった。
「今のはシュウが可愛すぎるのが悪い」
なんで? なんて聞ける余裕もないまま、
フレッドは『動くよ』と言ってぼくの腰を掴みじわじわと突き上げていく。
「ああ……っ、ああ……つ!」
ギリギリまで抜かれ、また奥まで挿入ってくる。
フレッドが出し入れするたびにグチュグチュといやらしい音が部屋中に響く。
ああっ、気持ちいい……。
「あ……あっ、もっと……、もっと……っ」
フレッドのモノがぼくの中を擦るたびにどんどん気持ちよくなって、パールが起きるかもしれないなんて、そんなこともう考える余裕もないほどに声を抑えるなんてことは出来なかった。
すると、急にフレッドがぼくをぎゅっと抱きしめそのまま抱き起こされた。
気づくとフレッドの膝の上に向かい合わせに座らされていた。
もちろん、フレッドの大きなモノは挿入ったままで……。
「ふぁ……っ、フレッド……」
膝に座った自分の重みで、フレッドのモノが最奥まで侵入してくる。
「ああ……っ、ああ……っ、ひゃ……ぁん」
さっきまでとは違う箇所が擦れるたびにぼくの口から喘ぎ声がもれてしまう。
「シュウ……見える?」
「ふぁ……っ、……な、に?」
「ほら、ここ見て」
ぎゅっと瞑っていた目を開けてそう示された場所を覗くと、ぼくの後孔がフレッドの形に大きく広がっているのが見えた。
フレッドが動かすたびにグチュグチュと淫らな音を立てて逞しいモノが出入りしている。
ぼくはそっと、フレッドのモノに手を伸ばした。
ヌルヌルとした感触はぼくの蜜なのか、それとも媚薬なのか……でも、そんなことよりもフレッドのものすごく大きくて熱くて硬いモノがぼくの中に挿入っていることに感動した。
ああ……っ、ぼくたち本当に繋がってる。
これがフレッドと『ひとつになる』っていうことなんだ。
「シュウ……可愛い」
フレッドの動きに合わせて勃ち上がったぼくのモノがフレッドの逞しい腹筋にペチペチと当たる。
その刺激さえも気持ちよくて身体が震えてしまう。
「やぁ……っ、んん……っ」
自分のあられもない姿に目を背けてしまいたくなるけれど、フレッドと繋がっているのを見るとどんどんお腹の奥が疼いてくる。
ぼくは興奮してるんだ、フレッドと繋がっているところをみて。
そんなぼくの様子にフレッドも興奮しているのか、抽挿が激しくなっていく。
「やぁ……っ、んっ……あっ、あっ」
フレッドに嫌われていないだろうかと心配にさえなってしまうほど喘いでしまった気がする。
「はぁ……っん、フレ、ッドにきらわれ、ちゃう……」
「んっ? なに?」
「はじめ、てなの……に、こんな、にきもちいい……なんて、はしたない……よ、ね……?」
フレッドに嫌われたくない、その一心で伝えたのだけれど、フレッドは
「ああ……っ! もう、これ以上煽るな」
と、ぼくをまたベッドへと倒すとガツガツと腰を大きく振り始めた。
「ひゃ……あっ、んんっ……はぁっ、そこ……きもちい……い、ああ、ん……おく、きもちい……」
「シュウ……シュウ、お前は私だけのものだ。
こんな可愛い姿、絶対に誰にも見せはしない」
そう言いながら、より一層抽挿は激しさを増し、パチュンパチュンとフレッドの腰骨がぼくのお尻に当たる音が聞こえてくる。
「ああ……っん、あっ、あっ……はげ、し、い」
フレッドに奥を突かれるたびに痺れるような快感が襲って来る。
「そこ……っ、きもち、い……、はぁ……ん、フレ、ッド……イくぅ」
ぼくのこらえきれない快感が甘い蜜となってぼくのモノからトプリトプリと溢れ出た。
「ああ、シュウが中でうねってる……これ以上、締め付けられたら……私、も……」
ぼくの中のフレッドがひときわ大きく膨らんだ。
その瞬間、ぼくの中に熱い飛沫がビュービューと弾け飛んだのを感じた。
「ああ、シュウ……愛してる」
「はぁ……っ、はぁっ……んっ、ぼく、も……」
汗まみれになった身体を気にすることなく、ぎゅっと抱きしめ合い、ぼくたちは深い深いキスをした。
フレッドがぼくの後孔から引き抜くと、中からコポコポと溢れ出して来るのが感覚でわかった。
フレッドはそれを見ると感慨深そうな表情を浮かべ、抱き抱えてお風呂へと連れて行ってくれた。
「綺麗にしてやるから、シュウはそのままでいればいい」
フレッドはぼくを膝に座らせたまま、後孔に指を入れクチュクチュと掻き回し、中の蜜を出してくれようとしているが、指を動かすたびにぼくは
「はぁ……ん、や……ぁ、あっ、あっ」
とつい喘ぎ声を漏らしてしまう。
気づけば、ぼくのモノはまた勃ち上がってしまっていた。
「ぼく……おかしくなっちゃったのかな?
フレッドに触れられるだけで気持ち良くなっちゃう……ごめん、なさい……きらいになら、ないで……」
「ああ、もう……! なんでこんなに可愛いんだ」
フレッドはぼくを抱き抱えて寝室に戻り、
「もう今夜は離さないからな」
と獰猛な獣のような顔つきで、ぼくの唇にキスをするとぼくたちはまた深く愛し合った。
そう、朝日が昇るまで……何度も。
「おはよう。愛しのわが伴侶」
ぼくが目を覚ますとすぐにフレッドの甘い言葉と唇へのキスが降ってきた。
「……フレッ……ゴホゴホ」
いつものように名前を呼んで挨拶をと思ったけれど、声が掠れて全然出てこない。
どうしたんだろう……。
「シュウ、大丈夫か?」
フレッドがベッドの隣のテーブルから水が入ったグラスをとってくれた。
起きて飲もうと思ったら、
「いい、そのまま寝ていろ」
そう言ってグラスの水を自分の口に含むと、そのままぼくに口移しで飲ませてくれた。
甘いこの水は、ハチミツ?
コクンと飲み込むと喉に少し痛みがあったけれど、よっぽど喉が渇いていたんだろう……身体中に染み渡っていくような気がした。
「まだ飲むか?」
ぼくが『うん』と頷くと、フレッドはもう一度口移しで飲ませてくれた。
何度か繰り返してようやく喉の渇きも治った頃、
少しは声を出せるようになっていた。
「シュウ……昨日は無理をさせた。申し訳ない。
お前があまりにも可愛すぎて、私の箍が外れてしまったようだ。はじめてのシュウを朝まで抱き潰すなど……」
ああ、そうか、そうだった……。
せっかくのはじめての夜だったのに
いつの間に眠ってしまっていたんだろう。
そういえば、汗やいろんなものでベタベタになっていたはずの身体は綺麗に清められ、新しい夜着に着替えさせられている。
ぼくが眠ってしまっている間に全部フレッドがやってくれたんだと気づいて、感謝した。
フレッドに何度も求められて、頭がおかしくなってしまうほど気持ちよくて、夢のような時間だった。
ぼくの中にまだフレッドがいるような感じがして、お腹の中がきゅんと疼いてしまう。
ぼくは嬉しかったんだよ。
そんなに申し訳なさそうにしてほしくないのに。
ぼくが意識をとばしちゃったから?
「フレ、ッド……あやまら、ないで……。
ぼく、しあわせだよ……」
必死にそう伝えると、フレッドは満面の笑みでぼくを抱きしめた。
「ああ、シュウ……! シュウ……愛してる」
ぼくも嬉しい気持ちを伝えたくて、フレッドにぎゅっと抱きつこうと思ったけれど、身体を動かした途端に全身に痛みが走った。
「う……っ、いた……っ」
ぼくの声にフレッドはすぐに反応して、身体をゆっくりと支えてくれた。
「シュウ……無理するな。
私が昨日疲れさせてしまったから、今日は私が1日シュウの世話をするからな」
「えっ? 大丈夫だよ。フレッド、アンドリューさまのお仕事は?」
「あ、ああ、そうか。あれがあったな……。
午後から少しだけ行かなくてはいけないが……。
それ以外は大丈夫だ!
こんなに色っぽいシュウを他の人には世話させたくないからな」
あれってなんだろう?
何か重要な仕事かな?
そんなに無理してお世話しなくても大丈夫なんだけど……でも、フレッドがずっと傍にいてくれると思うとウキウキしてしまう。
よぉし、それならいっぱい甘えちゃおうかな。ふふっ。
「フレッド、起こしてぎゅってしてほしい……」
ぼくがフレッドに向けて両手を広げると、フレッドはカチンと固まったように動かなかった。
しまった……甘え過ぎちゃった?
「あ、あの……」
急いで取り消そうとすると、
フレッドはぼくの背中にふわふわのクッションをいくつも置いてぼくが痛みを感じないようにしてから、ぎゅっと抱きしめてくれた。
「シュウが甘えてくれたら嬉しい」
そう言ってしばらくの間、寝室でラブラブなひとときを過ごした。
朝からこんなにフレッドといたのは久しぶりで、なんだかすごく楽しい。
それなのに、
『くぅぅーーっ』という音が突然ぼくのお腹から鳴り響いてしまって、せっかくのラブラブな時間が台無しになってしまった。
「ふふっ。昨日たくさん運動したからお腹が減ったんだな。可愛い」
運動って……アレ?
なんか恥ずかしい……。
「食事はここに運ぶから、ブルーノにそう言って来る。少しだけ待っていてくれ」
「いいよ……ぼくあっちに行くから」
「ダメだ、今日のシュウは誰にも見せたくないと言っただろう? 大人しく待っていて」
フレッドはさっとぼくの頬にキスをすると、寝室から出て行った。
しばらくしてブルーノさんに頼んでおいてくれたらしい消化に良さそうなスープと柔らかいパンを持ってきてくれた。
ベッドの隣にあるソファーに移動しようかと思ったけれど、フレッドがこのまま食べさせてくれると言うのでお願いすることにした。
「ほら、シュウ……口開けて」
「あーん」
ムグッモグッ
「美味しーい」
ぼくが口を開けるたびに甲斐甲斐しくお世話をしてくれて、それがとても幸せだった。
あっという間に食べ終わると、身体が疲れていたからか眠たくなってきて、必死に開けようと思っても瞼が下がってきてしまう。
「シュウ……ゆっくり眠るといい。
私も少しアンドリュー王の仕事を手伝ってくるからな。あっ、でもすぐに戻ってくるから心配しないでいい。シュウが目を覚ました時には私が居るからな」
その言葉に安心して、ぼくは目を瞑った。
と同時に、すぐに深い夢の世界に入っていった。
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