南国特有のスコールが初恋を連れてきてくれました

波木真帆

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番外編

ハッピーハロウィン!

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今日はハロウィンということでどれかのカップルでハロウィンのお話でもかけたら……なんて思っていたのですが、時間がなくて考える余裕がなく、とりあえず思いついたこのカップルで小話を書いてみました。
めっちゃ短くて申し訳ないですが(汗)
楽しんでいただければ嬉しいです♡

  *   *   *

<side伊織>


「Trick or Treat! お菓子をくれなきゃ、逮捕しちゃうぞ!」

料理人としての仕事を終えて一人の夜を過ごすはずの自宅に戻ると、突然目の前に、頬をほんのり赤く染めたミニスカポリスが現れた。

「えっ……?」

一体目の前で何が起こってるんだ?

どんな案件でも即座に対応してみせる私だが、この案件だけは全く頭が働かない。
わかっているのは、目の前にとんでもなく妖艶なミニスカポリスがいて、それが私の愛する悠真ということだけ。
だが悠真は今日は西表にいるはず。
なんでここに?

それに何よりあまりの可愛さに茫然と立ち尽くすことしかできない。


可愛い、かわいい、可愛い……。
これは一人で寂しい夜を迎える私の願望が見せている夢なのか?


「もう! 伊織さんったら! 私だって恥ずかしいんですよ!」

ぷくっと頬を膨らませてフイとそっぽを向いた悠真の姿に、これが夢ではないということに気づき

「――っ!! すみません! 悠真があまりにも可愛くて昇天してしまいました」

急いで駆け寄り抱きしめると、悠真はそっぽを向いていた顔をようやく私の元に向けてくれて

「驚いてくれました?」

と笑顔を見せてくれた。

「ええ、驚きましたよ。でもどうしたんですか? 今日は西表にいるはずじゃ……それに、その格好も……」

「さっき言いましたよ。Trick or Treatって」

「あっ! そうか、今日はハロウィン! 悠真のあまりにも可愛いミニスカポリス姿が衝撃的すぎて、耳に入ってませんでした」

「ふふっ。伊織さん、この格好気に入ってくれました?」

「――っ!!!」

チラリとミニスカートの裾を持ち上げて太ももをあらわにしてくる悠真の姿に興奮しすぎて鼻血が出そうだ。

慌てて鼻を抑えると、悠真は嬉しそうに笑って

「伊織さんが興奮してくれたならよかったです」

と私を見上げながら満面の笑みで見つめてくれた。

「――っ!! まさか、この格好で西表から?」

「そんなわけないですよ! ここでさっき着替えたんです。実は夏に敬介さんと会った時に今年のホテルのハロウィンイベントでどんなものがいいかって話をしていた流れで、伊織さんと周平さんを驚かせようって話になって、それで仮装して待ってたんです。普段なら絶対にやらないものがいいなって、それでこれ……。ちなみに敬介さんはセーラー服ですって」

セーラー服……それもいいな。
白いセーラー服が透けて悠真の可愛い乳首が見えるのも最高だな。

「あっ! 今、敬介さんを想像したでしょう?」

「違う! 悠真ですよ!」

「えっ?」
「あっ!」

「ふふっ。伊織さんは制服の方が好みですか?」

「いや、悠真が着ているのが全て好みですよ、もちろん、何も着ていないのももっと好みですよ」

「伊織さんったら!」

「そういえば、さっきお菓子をくれなきゃ逮捕するって言ってましたね」

「あっ、あれは……」

「弁護士である私を逮捕してもらいましょうか、寝室でたっぷりじっくり」

「ひゃあっ!!」

耳元で甘く囁いた瞬間、膝から崩れ落ちそうになっていた悠真を抱きかかえて、そのまま寝室に運ぶ。
この衣装を着せたまま、愛し合うのもいい。

明日はちょうど休みの日。

私の可愛いミニスカポリスをたっぷり味わわせてもらおうか。
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