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閑話 噂の四人の来訪と王子への憧れ <side乗馬エリア担当・菜津>
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「ねぇ、聞いた? コスプレエリアが開業始まって以来の大盛況だって!」
「ええーっ? なんで? ハロウィン時期でもないのに」
「なんかね、大物芸能人カップルがお忍びで来てるとか、どこぞの王族が来てるとかって噂だよ」
「なにそれ、全然話わからないんだけど」
「私もわからないのよ。でも、とにかくイケメンと美人がコスプレしていったって話題になってて、で、その人たちのコスプレを見た人たちが同じものを着たいって集まってるらしいよ」
「どうせコスプレ見た人たちが面白おかしく尾鰭つけて噂流してるんでしょ? うちのコスプレは結構着る人を選ぶから、なかなか着こなせる人はいないって」
私が働いているテーマパークは日本にある有名な二大テーマパークとは違って、いわゆる地方によくあるテーマパーク。
田舎の特権である広大な敷地を利用して、広々としたエリアをいくつも作っている。
絶叫アトラクションを揃えた絶叫エリアはもちろん、身体を使って楽しめるアスレチックエリアや、小動物たちと戯れることができるふれあいエリア、面白い謎を解いて賞品をもらえる謎解きエリアなど他にも多種多様なエリアが存在する。
話題に出たコスプレエリアはそれなりに人気はあるけれど、遊びまわることを目的にきている人たちには物足りないらしく、ハロウィンなどの時期を除いてはそこまで人気はない方かもしれない。
特にうちのコスプレは社長の意向で厳選した衣装を揃えているため、日本人にはなかなか着こなすことが難しい。
そんなコスプレエリアが大盛況だと言われても、どうにも信じられない。
そういう私の働くエリアは乗馬エリア。
学生時代、馬術部に所属していたから馬の世話には慣れている。
好きな馬の世話もできるし、行列が出るほど忙しくはないし、仕事場としてはかなりいい職場だ。
だけど、今日はみんな暇すぎて、へんな噂に踊らされちゃってるのかもしれないな。
さて、今日も馬房のお掃除に行きますか。
そう思っていると、入り口の方がザワザワと騒がしくなってきた。
「なに? どうしたの?」
「菜津~っ!! さっき話していたどこぞの大物芸能人と王族カップルが来てるんだよっ!」
「はぁ? まだそんなこと言ってんの?」
そう言いつつ、入り口を覗いた私の目に飛び込んできたのは、これが現実かと思えないほどの超美人二人とイケメン王子たちの姿。
「な、なに? あの人たち? 本物の人間?」
「でしょう? そう思うよね?」
「いや、だってあそこだけ輝いてるし、空気が違うよ。なんかいい匂いしてきた気がする」
そんなことを言っていると、奥にいた外国人の王子に視線を向けられた。
「ひぃーーっ。ちょ、ちょっと睨まれた気がするんだけど……」
「ねぇ、菜津が言ってきてよ! ほら、元々あんたが受付の時間だし」
「えー、そんなひどくない?」
「ほら、言ってきてって!」
「わぁっ!」
ポンと背中を押され、彼らの方に足を踏み出してしまう。
視線があった気がして、吃りながらも咄嗟にいらっしゃいませと告げた。
あ、もしかして日本人じゃないこともありうるな……。
英語なら多少は……でも、中国語とか話されたらどうしよう……。
そう思っていたけど、
「ここで、馬に乗れると聞いたんだが?」
と聞かれてホッとする。
それにしてもイケメンって、声までかっこいい。
低くて穏やかで色気もある。
こういう声をイケボって言うんだろうな。
非の打ち所のないイケメンと会話をすることなんて、私の今までの人生でなかったことだから緊張しかない。
スマートに馬房へと案内をしたつもりだったが、自分の口とは思えないほど動きが悪い。
噛みまくりで、しかも歩き方までおかしかったがどうすることもできず、彼らを馬房へと案内した。
イケメン二人はともかく、美人二人は身体の大きな馬たちを見ても怖がることもしない。
それどころか、楽しそうに馬の表情を見ながらどの子にしようかと悩んでいる姿も実に可愛らしい。
そんな美人たちからイケメンたちは片時も離れようとせず、常に体のどこかが触れている状態だ。
こんなに愛されるって実際に存在するんだなと驚いてしまう。
お揃いの漢服に身を包んだカップルは金色の鬣が美しいラルクを選んだ。
この子はこの馬房にいる馬の中では少し元気があるというか、慣れるまで少し時間を要する子だ。
決して暴れて怪我をさせるようなことはないけれど、ちょっぴり不安は隠せない。
美人に悪さをしなければいいが……と少し不安に思いつつも馬房から出し、彼らの前に連れて行くと美人は名前を聞いてきた。
可愛らしい声と笑顔に私でもドキッとしてしまう。
『ラルク』だと伝えると、美人は優しい笑顔を向けながらその可愛らしい声で名前を呼んだ。
すると、ラルクは嬉しそうにヒヒーンと嘶いた。
これはラルクが本当に気に入った相手にだけ出す鳴き声。
ラルクは彼女を気に入ったんだ……そう思うだけでとても嬉しかった。
もうひと組のカップルが選んだ子はルアン。
茶色の鬣が凛々しい、うちの馬房にいる子たちの中でもかなり格好いい馬だ。
けれど、その分気難しいというか、主人と見定めた相手には従順なのだけど自分より格下だと思うと途端に言うことを聞かない。
だから、ここではルアンを乗りこなせるようになって厩務員として一人前として認められるくらいだ。
何度も何度も通ってやっと乗せてもらえるようになった常連さんもいるくらいの気難しい馬だから、ルアンを選んだ方には一度ルアンに触れてみるように案内をするのだけれど、そんな心配など無用なほどルアンは従順に彼らの動向を見守っているようだった。
あのルアンが一目見ただけで彼らを、ご主人さまだと認識しているなんて……。
元気いっぱいのラルクをあっという間に手懐けてしまった彼ら以上に驚きの色が隠せない。
この人たちはいったい何者なんだろう……。
そう思ってしまうほど、彼らの圧倒的なオーラに私も、そして馬たちも惹きつけられてしまっていた。
この乗馬エリアの中ならどこまで走っても構わない。
そう説明すると、王子の衣装に身を包んだ彼は、空色の軽やかなシルクのドレスを纏った美しい姫を軽々と抱き上げ、そのままルアンに飛び乗った。
「わぁっ!」
「おおっ!」
「すごいっ!!」
馬に乗るプロでもある私たち厩務員からも感嘆の声が漏れる。
それくらい彼の乗り方は美しく、王子そのものだった。
ここで働き始めて長いけれど、こんなにも馬に乗る姿が様になっている人に出会ったことは初めてだ。
彼の腕の中にいるあの美しい姫になりたいと思ってしまうほど急速に彼に惹かれていく自分がいた。
こんな人が本当に実在するんだ。
「貴族の嗜みとして当然だよ」
彼の言葉が耳に飛び込んでくる。
ああ、やはり彼は本当の貴族だったんだ……。
レンタル衣装とは思えない王者の風格に溢れていたもんね。
すごい……こんなすごい人ともっとお近づきになれたらいいのに。
彼から目が離せずにいると、彼はラルクを選んだカップルの彼に話しかけた。
お前も乗れるかとでも言うようなその挑戦的な物言いにも王者の風格が漂っている。
漢服の彼は当然だとでも言うように、王子の彼のように隣にいる美しい姫を腕に抱いた。
ふわりとラルクに飛び乗る姿に
「――っ!! 素敵っ」
と声が漏れてしまった。
貴族の王子さまには相手にはされなくても、この日本人の彼ならもしかしたらワンチャンあるんじゃないかなんて、そんな期待をしてしまう。
けれど、そんな私の邪な気持ちに気付いたのか、彼は腕に抱いた美しい姫と顔を近づけて楽しそうに笑い合っている。
その瞬間、私のほのかな期待が一瞬にして細々に散っていくのがわかった。
二組の王子と姫は丘まで走ろうと言いながら、鮮やかな手捌きであっという間に馬房から外へ駆け出していった。
彼らの姿が消えてしまった馬房は、爽やかで優雅な匂いを残してしんと静まり返っていた。
「ねぇー、菜津ってば!」
「あ、ああ。何?」
「何、ぼーっとしてんの?! あの人たちがイケメンだったからって好きになったってどうしようもないんだからね。あんな雲の上のような存在の人は遠くから見て憧れてるくらいがちょうどいいの」
「で、でも……もしかしたらってことも」
「ないないっ! あるわけないじゃん! 一緒にいた美人見てた? あんなの逆立ちしたって勝てるわけないじゃん」
「でもあれは撮影でカップルじゃないかも……」
「バカね! あれが本当のカップルじゃないわけないでしょ! 二人の王子の姫を見る目を見なかったの? 心底愛してるって訴えてるのに。夢とか憧れに手を出そうとした時点で、痛い目見るんだよ。ああ言うのは眺めとくだけでご利益があると思えばいいの。わかった? わかったら今のうちにラルクとルアンの部屋を掃除しちゃおう」
肩をポンと強めに叩かれて、現実に戻される。
眺めとくだけか……。
そうだよね。
あんな人たちとワンチャンあるかもなんて……考えた自分が恥ずかしくなってきた。
彼らが帰ってきたら今度はちゃんと店員に徹しよう。
愚かな望みなんて持たないで、この乗馬エリアで楽しんでもらうことだけ考えなくちゃ!
そう。
また彼らが美しい姫を伴って、ここに遊びにきてくれるように。
「ええーっ? なんで? ハロウィン時期でもないのに」
「なんかね、大物芸能人カップルがお忍びで来てるとか、どこぞの王族が来てるとかって噂だよ」
「なにそれ、全然話わからないんだけど」
「私もわからないのよ。でも、とにかくイケメンと美人がコスプレしていったって話題になってて、で、その人たちのコスプレを見た人たちが同じものを着たいって集まってるらしいよ」
「どうせコスプレ見た人たちが面白おかしく尾鰭つけて噂流してるんでしょ? うちのコスプレは結構着る人を選ぶから、なかなか着こなせる人はいないって」
私が働いているテーマパークは日本にある有名な二大テーマパークとは違って、いわゆる地方によくあるテーマパーク。
田舎の特権である広大な敷地を利用して、広々としたエリアをいくつも作っている。
絶叫アトラクションを揃えた絶叫エリアはもちろん、身体を使って楽しめるアスレチックエリアや、小動物たちと戯れることができるふれあいエリア、面白い謎を解いて賞品をもらえる謎解きエリアなど他にも多種多様なエリアが存在する。
話題に出たコスプレエリアはそれなりに人気はあるけれど、遊びまわることを目的にきている人たちには物足りないらしく、ハロウィンなどの時期を除いてはそこまで人気はない方かもしれない。
特にうちのコスプレは社長の意向で厳選した衣装を揃えているため、日本人にはなかなか着こなすことが難しい。
そんなコスプレエリアが大盛況だと言われても、どうにも信じられない。
そういう私の働くエリアは乗馬エリア。
学生時代、馬術部に所属していたから馬の世話には慣れている。
好きな馬の世話もできるし、行列が出るほど忙しくはないし、仕事場としてはかなりいい職場だ。
だけど、今日はみんな暇すぎて、へんな噂に踊らされちゃってるのかもしれないな。
さて、今日も馬房のお掃除に行きますか。
そう思っていると、入り口の方がザワザワと騒がしくなってきた。
「なに? どうしたの?」
「菜津~っ!! さっき話していたどこぞの大物芸能人と王族カップルが来てるんだよっ!」
「はぁ? まだそんなこと言ってんの?」
そう言いつつ、入り口を覗いた私の目に飛び込んできたのは、これが現実かと思えないほどの超美人二人とイケメン王子たちの姿。
「な、なに? あの人たち? 本物の人間?」
「でしょう? そう思うよね?」
「いや、だってあそこだけ輝いてるし、空気が違うよ。なんかいい匂いしてきた気がする」
そんなことを言っていると、奥にいた外国人の王子に視線を向けられた。
「ひぃーーっ。ちょ、ちょっと睨まれた気がするんだけど……」
「ねぇ、菜津が言ってきてよ! ほら、元々あんたが受付の時間だし」
「えー、そんなひどくない?」
「ほら、言ってきてって!」
「わぁっ!」
ポンと背中を押され、彼らの方に足を踏み出してしまう。
視線があった気がして、吃りながらも咄嗟にいらっしゃいませと告げた。
あ、もしかして日本人じゃないこともありうるな……。
英語なら多少は……でも、中国語とか話されたらどうしよう……。
そう思っていたけど、
「ここで、馬に乗れると聞いたんだが?」
と聞かれてホッとする。
それにしてもイケメンって、声までかっこいい。
低くて穏やかで色気もある。
こういう声をイケボって言うんだろうな。
非の打ち所のないイケメンと会話をすることなんて、私の今までの人生でなかったことだから緊張しかない。
スマートに馬房へと案内をしたつもりだったが、自分の口とは思えないほど動きが悪い。
噛みまくりで、しかも歩き方までおかしかったがどうすることもできず、彼らを馬房へと案内した。
イケメン二人はともかく、美人二人は身体の大きな馬たちを見ても怖がることもしない。
それどころか、楽しそうに馬の表情を見ながらどの子にしようかと悩んでいる姿も実に可愛らしい。
そんな美人たちからイケメンたちは片時も離れようとせず、常に体のどこかが触れている状態だ。
こんなに愛されるって実際に存在するんだなと驚いてしまう。
お揃いの漢服に身を包んだカップルは金色の鬣が美しいラルクを選んだ。
この子はこの馬房にいる馬の中では少し元気があるというか、慣れるまで少し時間を要する子だ。
決して暴れて怪我をさせるようなことはないけれど、ちょっぴり不安は隠せない。
美人に悪さをしなければいいが……と少し不安に思いつつも馬房から出し、彼らの前に連れて行くと美人は名前を聞いてきた。
可愛らしい声と笑顔に私でもドキッとしてしまう。
『ラルク』だと伝えると、美人は優しい笑顔を向けながらその可愛らしい声で名前を呼んだ。
すると、ラルクは嬉しそうにヒヒーンと嘶いた。
これはラルクが本当に気に入った相手にだけ出す鳴き声。
ラルクは彼女を気に入ったんだ……そう思うだけでとても嬉しかった。
もうひと組のカップルが選んだ子はルアン。
茶色の鬣が凛々しい、うちの馬房にいる子たちの中でもかなり格好いい馬だ。
けれど、その分気難しいというか、主人と見定めた相手には従順なのだけど自分より格下だと思うと途端に言うことを聞かない。
だから、ここではルアンを乗りこなせるようになって厩務員として一人前として認められるくらいだ。
何度も何度も通ってやっと乗せてもらえるようになった常連さんもいるくらいの気難しい馬だから、ルアンを選んだ方には一度ルアンに触れてみるように案内をするのだけれど、そんな心配など無用なほどルアンは従順に彼らの動向を見守っているようだった。
あのルアンが一目見ただけで彼らを、ご主人さまだと認識しているなんて……。
元気いっぱいのラルクをあっという間に手懐けてしまった彼ら以上に驚きの色が隠せない。
この人たちはいったい何者なんだろう……。
そう思ってしまうほど、彼らの圧倒的なオーラに私も、そして馬たちも惹きつけられてしまっていた。
この乗馬エリアの中ならどこまで走っても構わない。
そう説明すると、王子の衣装に身を包んだ彼は、空色の軽やかなシルクのドレスを纏った美しい姫を軽々と抱き上げ、そのままルアンに飛び乗った。
「わぁっ!」
「おおっ!」
「すごいっ!!」
馬に乗るプロでもある私たち厩務員からも感嘆の声が漏れる。
それくらい彼の乗り方は美しく、王子そのものだった。
ここで働き始めて長いけれど、こんなにも馬に乗る姿が様になっている人に出会ったことは初めてだ。
彼の腕の中にいるあの美しい姫になりたいと思ってしまうほど急速に彼に惹かれていく自分がいた。
こんな人が本当に実在するんだ。
「貴族の嗜みとして当然だよ」
彼の言葉が耳に飛び込んでくる。
ああ、やはり彼は本当の貴族だったんだ……。
レンタル衣装とは思えない王者の風格に溢れていたもんね。
すごい……こんなすごい人ともっとお近づきになれたらいいのに。
彼から目が離せずにいると、彼はラルクを選んだカップルの彼に話しかけた。
お前も乗れるかとでも言うようなその挑戦的な物言いにも王者の風格が漂っている。
漢服の彼は当然だとでも言うように、王子の彼のように隣にいる美しい姫を腕に抱いた。
ふわりとラルクに飛び乗る姿に
「――っ!! 素敵っ」
と声が漏れてしまった。
貴族の王子さまには相手にはされなくても、この日本人の彼ならもしかしたらワンチャンあるんじゃないかなんて、そんな期待をしてしまう。
けれど、そんな私の邪な気持ちに気付いたのか、彼は腕に抱いた美しい姫と顔を近づけて楽しそうに笑い合っている。
その瞬間、私のほのかな期待が一瞬にして細々に散っていくのがわかった。
二組の王子と姫は丘まで走ろうと言いながら、鮮やかな手捌きであっという間に馬房から外へ駆け出していった。
彼らの姿が消えてしまった馬房は、爽やかで優雅な匂いを残してしんと静まり返っていた。
「ねぇー、菜津ってば!」
「あ、ああ。何?」
「何、ぼーっとしてんの?! あの人たちがイケメンだったからって好きになったってどうしようもないんだからね。あんな雲の上のような存在の人は遠くから見て憧れてるくらいがちょうどいいの」
「で、でも……もしかしたらってことも」
「ないないっ! あるわけないじゃん! 一緒にいた美人見てた? あんなの逆立ちしたって勝てるわけないじゃん」
「でもあれは撮影でカップルじゃないかも……」
「バカね! あれが本当のカップルじゃないわけないでしょ! 二人の王子の姫を見る目を見なかったの? 心底愛してるって訴えてるのに。夢とか憧れに手を出そうとした時点で、痛い目見るんだよ。ああ言うのは眺めとくだけでご利益があると思えばいいの。わかった? わかったら今のうちにラルクとルアンの部屋を掃除しちゃおう」
肩をポンと強めに叩かれて、現実に戻される。
眺めとくだけか……。
そうだよね。
あんな人たちとワンチャンあるかもなんて……考えた自分が恥ずかしくなってきた。
彼らが帰ってきたら今度はちゃんと店員に徹しよう。
愚かな望みなんて持たないで、この乗馬エリアで楽しんでもらうことだけ考えなくちゃ!
そう。
また彼らが美しい姫を伴って、ここに遊びにきてくれるように。
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