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サンタさんからの贈り物
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<side直>
可愛いサンタさんのチョコレートをのせて、おじいちゃんと一緒に作ったクリスマスケーキを味わった。
フランスから毅パパとふーちゃんも来てくれて、おじいちゃまとおじいちゃん、パパとあやちゃん。
そして大好きな昇さんと一緒にクリスマスを過ごせた。
プレゼントも見たことがないほどたくさんもらった。
そして、小説の中だけのものだと思っていた大きな七面鳥も食べることができた。
全てが夢のような出来事で、僕はこの上なく幸せだった。
あとは雪が降ってくれたらな……。
そんな期待を持っていたけれど、ここまで夢のような時間を過ごしたのだからこれ以上望んではバチが当たりそうな気がする。
「直くん、残っているプレゼントを開けよう」
あやちゃんに声をかけられてふーちゃんと三人で和室に向かう。
クリスマスツリーのピカピカした電飾に癒されながら、まだまだいっぱいあるプレゼントを開けていく。
「わっ、これ可愛い!」
中から出てきたのは、水色の可愛いエプロンと三角巾のセット。
しかも二組ある!
「あ、皐月からのプレゼントだね」
「嬉しい! さっきあやちゃんとふーちゃんにプレゼントしたクッキー、おじいちゃまと一緒に作ったんですけどすごく簡単だったからあやちゃんと一緒に作りたいなって思ってたんです。これ、お揃いでつけて作りましょう!」
「えっ、昇くんとお揃いにしなくていいの?」
二組だからあやちゃんはそう思ったんだろうけど、これは絶対に僕とあやちゃんのために送ってくれたんだって思ってる。
「絢斗さん、これは昇には可愛すぎですよ。絶対に絢斗さんとのお揃い。ね、直くん」
ふーちゃんがそう言ってくれて、僕も笑顔で頷く。
「二人でいろいろ作ってパパやおじいちゃんを喜ばせましょう」
「ありがとう、直くん。うん、私も頑張ってみる!」
さっちゃんからの贈り物であやちゃんもすごくやる気になってる。
これからいっぱいあやちゃんと一緒に作れるようになったらいいな。
他のプレゼントを開いては、あやちゃんとふーちゃんと盛り上がっていると、突然
「直くん、見て! 雪が降り出したよ」
という昇さんの声が聞こえた。
「えっ! 雪?」
その言葉にびっくりして立ち上がる。
昇さんが近くまで来てくれて手を取って窓の近くまで連れて行ってくれる。
庭に続く大きな窓を開けると、僕の目にもチラチラと雪が舞うのがよく見えた。
その量はどんどん増えてくる。
「わぁー! 本当、雪だー! すごい、これってホワイトクリスマスっていうんですよね!」
「このままなら本格的に積もるかもしれないね」
お庭が雪でいっぱいになったら雪だるまとか作れるかな。
明日の朝まで雪がいっぱい降ったらいいのにな。
ああ、雪……すっごく綺麗。
真っ暗で何も見えないけど、雪だけがは綺麗に見える。
すごく幻想的な光景だ。
ん?
何か、聞こえる。
なんの音だろう?
そっと耳を澄ませると、その音がどんどん近づいてくるのがわかる。
これは……鈴の音?
「えっ、この音……どこから?」
窓の外に少し身を乗り出すけれど、どこから聞こえているのかわからない。
「直くん、どうしたの?」
「昇さん、聞こえないですか? どこかからか鈴の音が……」
何も聞こえていないような昇さんに声をかけた途端、真っ暗だった庭が突然吹雪みたいなものに覆われた。
「わぁっ! 何、これ?」
さっきまで見えていたチラチラと雪が舞う綺麗な光景が突然見れなくなって怖くなって昇さんに抱きついた。
いったいどうなったんだろう?
しばらく昇さんに抱きついていると、耳元でもう大丈夫だよと優しい声が聞こえた。
恐る恐る顔を上げると、庭を覆い尽くしていた真っ白なものが消えてなくなっていた。
「ほんとだ……えっ? あ、あれ……」
大きな木の下に何かある。
えっ? あれ……。
橇と、トナカイ……?
じゃあ、乗っているのは……
まさか。
僕の頭の中にある人物が思い当たったところで、その人物がすくっと立ち上がって、こちらに近づいてくる。
「サ、サンタ、さん?」
そんな、本当に?
信じられない。
だけどサンタさんは少しずつ僕たちに近づいてくる。
「あ、あの……」
「いい子にプレゼントを持ってきたよ」
笑顔のサンタさんが、そんな声をかけてくれた。
「ぼく?」
「ああ、君はとってもいい子だ。だから、プレゼントをあげよう」
サンタさんは持っていた大きな袋から、プレゼントの箱を一つ取り出し、僕の手にのせてくれた。
「このプレゼントは君の心だよ」
そう言って、僕の頭を優しく撫でた後、昇さんの手にもプレゼントをのせた。
「えっ? 俺にも?」
サンタさんからの贈り物に昇さんはびっくりしていたけれど、サンタさんは笑顔で頷いた。
「幸せなクリスマスを!」
サンタさんがそう言って指をパチンと鳴らすと、部屋の全ての照明が落ち、家の中も外も真っ暗で何も見えない。
漆黒の闇のようで怖かったけれど、昇さんがぎゅっと僕を抱きしめてくれて、大丈夫だよと声をかけてくれた。
そのすぐ後に、明かりが灯るともうそこにはサンタさんの姿はなかった。
慌てて木の下を見たけれど、橇もトナカイもいない。
見えるのは綺麗な雪だけ。
でも僕の手にはサンタさんからの贈り物がしっかりと残っていた。
僕の、心……ってどういう意味だろう?
「直くん。サンタさんからの贈り物開けてみようよ」
近くに来てくれたあやちゃんが声をかけてくれて、僕は震える手を必死に抑えながら包みを開けた。
「あ、これ……」
<探し求めて>というタイトルの絵本。
昔父さんが大切にしていた絵本をくれて、僕も大好きになったものだ。
毎日必ず一度は手に取っていたけれど、母さんがいつまでも絵本なんて読んでいたらバカになるっていって取り上げられたんだ。それからすぐにパパに引き取ってもらったから、結局あの絵本とは離れ離れのままだった。
絶版になったって聞いたからもう二度と読めないかもと思っていたのに……。
まさかサンタさんがくれるなんて……。
懐かしさのあまりぱらっと一枚めくって、僕は言葉を失った。
「これ……父さんがくれた、あの絵本だ……」
そうか……。
サンタさんが、僕にプレゼントしてくれたのは絵本だけじゃなくて、父さんとの思い出だったんだな。
可愛いサンタさんのチョコレートをのせて、おじいちゃんと一緒に作ったクリスマスケーキを味わった。
フランスから毅パパとふーちゃんも来てくれて、おじいちゃまとおじいちゃん、パパとあやちゃん。
そして大好きな昇さんと一緒にクリスマスを過ごせた。
プレゼントも見たことがないほどたくさんもらった。
そして、小説の中だけのものだと思っていた大きな七面鳥も食べることができた。
全てが夢のような出来事で、僕はこの上なく幸せだった。
あとは雪が降ってくれたらな……。
そんな期待を持っていたけれど、ここまで夢のような時間を過ごしたのだからこれ以上望んではバチが当たりそうな気がする。
「直くん、残っているプレゼントを開けよう」
あやちゃんに声をかけられてふーちゃんと三人で和室に向かう。
クリスマスツリーのピカピカした電飾に癒されながら、まだまだいっぱいあるプレゼントを開けていく。
「わっ、これ可愛い!」
中から出てきたのは、水色の可愛いエプロンと三角巾のセット。
しかも二組ある!
「あ、皐月からのプレゼントだね」
「嬉しい! さっきあやちゃんとふーちゃんにプレゼントしたクッキー、おじいちゃまと一緒に作ったんですけどすごく簡単だったからあやちゃんと一緒に作りたいなって思ってたんです。これ、お揃いでつけて作りましょう!」
「えっ、昇くんとお揃いにしなくていいの?」
二組だからあやちゃんはそう思ったんだろうけど、これは絶対に僕とあやちゃんのために送ってくれたんだって思ってる。
「絢斗さん、これは昇には可愛すぎですよ。絶対に絢斗さんとのお揃い。ね、直くん」
ふーちゃんがそう言ってくれて、僕も笑顔で頷く。
「二人でいろいろ作ってパパやおじいちゃんを喜ばせましょう」
「ありがとう、直くん。うん、私も頑張ってみる!」
さっちゃんからの贈り物であやちゃんもすごくやる気になってる。
これからいっぱいあやちゃんと一緒に作れるようになったらいいな。
他のプレゼントを開いては、あやちゃんとふーちゃんと盛り上がっていると、突然
「直くん、見て! 雪が降り出したよ」
という昇さんの声が聞こえた。
「えっ! 雪?」
その言葉にびっくりして立ち上がる。
昇さんが近くまで来てくれて手を取って窓の近くまで連れて行ってくれる。
庭に続く大きな窓を開けると、僕の目にもチラチラと雪が舞うのがよく見えた。
その量はどんどん増えてくる。
「わぁー! 本当、雪だー! すごい、これってホワイトクリスマスっていうんですよね!」
「このままなら本格的に積もるかもしれないね」
お庭が雪でいっぱいになったら雪だるまとか作れるかな。
明日の朝まで雪がいっぱい降ったらいいのにな。
ああ、雪……すっごく綺麗。
真っ暗で何も見えないけど、雪だけがは綺麗に見える。
すごく幻想的な光景だ。
ん?
何か、聞こえる。
なんの音だろう?
そっと耳を澄ませると、その音がどんどん近づいてくるのがわかる。
これは……鈴の音?
「えっ、この音……どこから?」
窓の外に少し身を乗り出すけれど、どこから聞こえているのかわからない。
「直くん、どうしたの?」
「昇さん、聞こえないですか? どこかからか鈴の音が……」
何も聞こえていないような昇さんに声をかけた途端、真っ暗だった庭が突然吹雪みたいなものに覆われた。
「わぁっ! 何、これ?」
さっきまで見えていたチラチラと雪が舞う綺麗な光景が突然見れなくなって怖くなって昇さんに抱きついた。
いったいどうなったんだろう?
しばらく昇さんに抱きついていると、耳元でもう大丈夫だよと優しい声が聞こえた。
恐る恐る顔を上げると、庭を覆い尽くしていた真っ白なものが消えてなくなっていた。
「ほんとだ……えっ? あ、あれ……」
大きな木の下に何かある。
えっ? あれ……。
橇と、トナカイ……?
じゃあ、乗っているのは……
まさか。
僕の頭の中にある人物が思い当たったところで、その人物がすくっと立ち上がって、こちらに近づいてくる。
「サ、サンタ、さん?」
そんな、本当に?
信じられない。
だけどサンタさんは少しずつ僕たちに近づいてくる。
「あ、あの……」
「いい子にプレゼントを持ってきたよ」
笑顔のサンタさんが、そんな声をかけてくれた。
「ぼく?」
「ああ、君はとってもいい子だ。だから、プレゼントをあげよう」
サンタさんは持っていた大きな袋から、プレゼントの箱を一つ取り出し、僕の手にのせてくれた。
「このプレゼントは君の心だよ」
そう言って、僕の頭を優しく撫でた後、昇さんの手にもプレゼントをのせた。
「えっ? 俺にも?」
サンタさんからの贈り物に昇さんはびっくりしていたけれど、サンタさんは笑顔で頷いた。
「幸せなクリスマスを!」
サンタさんがそう言って指をパチンと鳴らすと、部屋の全ての照明が落ち、家の中も外も真っ暗で何も見えない。
漆黒の闇のようで怖かったけれど、昇さんがぎゅっと僕を抱きしめてくれて、大丈夫だよと声をかけてくれた。
そのすぐ後に、明かりが灯るともうそこにはサンタさんの姿はなかった。
慌てて木の下を見たけれど、橇もトナカイもいない。
見えるのは綺麗な雪だけ。
でも僕の手にはサンタさんからの贈り物がしっかりと残っていた。
僕の、心……ってどういう意味だろう?
「直くん。サンタさんからの贈り物開けてみようよ」
近くに来てくれたあやちゃんが声をかけてくれて、僕は震える手を必死に抑えながら包みを開けた。
「あ、これ……」
<探し求めて>というタイトルの絵本。
昔父さんが大切にしていた絵本をくれて、僕も大好きになったものだ。
毎日必ず一度は手に取っていたけれど、母さんがいつまでも絵本なんて読んでいたらバカになるっていって取り上げられたんだ。それからすぐにパパに引き取ってもらったから、結局あの絵本とは離れ離れのままだった。
絶版になったって聞いたからもう二度と読めないかもと思っていたのに……。
まさかサンタさんがくれるなんて……。
懐かしさのあまりぱらっと一枚めくって、僕は言葉を失った。
「これ……父さんがくれた、あの絵本だ……」
そうか……。
サンタさんが、僕にプレゼントしてくれたのは絵本だけじゃなくて、父さんとの思い出だったんだな。
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