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可愛い学ラン姿
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「あの、この服……着てみてもいいですか?」
「ああ、もちろんだよ!」
着て見せてほしいと頼むつもりでいたのに、まさか直くんの方から言ってくれるとは思わなかった。
俺の言葉に嬉しそうに立ち上がった直くんはその場で服を脱ぎ出そうとしたので、慌てて
「あっ、外で待ってるよ」
と部屋を出ようとしたけれど、
「あっ、でも一人じゃ着られないかも……」
と寂しそうな声が聞こえてきた。
「えっ……あ、じゃあ着替えるの手伝おうか?」
「はい! お願いします!」
いいのかなと思いながらも、直くんは当然のように俺の前に立っていた。
「直くんのところの制服よりは簡単だと思うけど……」
「あっ、でも僕……ずっと母さんに着せてもらってて……制服は一人じゃ着ちゃいけないって」
「ああ、そうか。うん、わかった」
今すぐに自分でできるように教えてもいいけれど、そう教え込まれていたのならこれも洗脳の一つなんだろう。
自分が制服を着せてあげないと学校にはいけないと信じ込ませかったのか。
それとも単純に直くんの下着姿が見たかっただけなのか……。
どちらにしても実の母親なのに気持ち悪すぎる。
俺が少しずつ直くんの嫌な記憶を塗り替えてあげよう。
「自分で服は脱げるよね?」
「はい」
あまり身体は見ないように意識を集中していたけれど、やっぱり目の前で好きな子が着替えていたら目に入ってしまう。
けれど、直くんはそんな俺を気にする様子もなく、あっという間にパンツ一枚になってしまった。
「直くんは肌着は着ないの?」
「肌着? ってなんですか?」
「そっか」
きっと絢斗さんたちも着せようとしたけれど、見慣れないものに手をつけなかったんだろうな。
今までは家にいたし、特に気にはならなかったけれど、こうして着替えを手伝うとなると、ぷくっと膨らんだピンク色の小さな乳首がダイレクトに目の前に現れてかなり目の毒だ。
これは肌着を着せた方がいい。
だけど、俺のだとデカすぎるか……。
でもないよりマシだろう。
「肌着は汗とか吸ってくれるから肌にいいんだよ。これから冬になったら肌着を着ていた方があったかいし。これ俺のだけどとりあえず着ておいて」
「はい。昇さんの……ありがとうございます。嬉しいです」
「――っ!!」
そんな意味で言ったんじゃない。
勘違いするな。
必死に自分に言い聞かせるけれど、俺の肌着を着て嬉しそうな直くんを見るとやっぱり考えてしまう。
俺のだからこんなにも喜んでくれたんじゃないかって。
「どうですか?」
「くっ――!!」
確かに乳首は丸出しではなくなったけれど、俺のでかい肌着からちらりと見えるのもそれはそれでエロすぎる。
くそっ! これは可愛すぎる。
「よ、よく似合ってるよ。直くんのを買うまで俺のを渡しておくから洋服の下に必ず着てね」
「わかりました!」
嬉しそうな顔が余計にエロい。
ああ、周防さんもこんな思いをしていたんだろうか……。
まじで尊敬する。
さっさとこのエロい姿を隠そう。
ズボンを履かせるとやっぱり少し長くて、俺は綺麗に裾を中に折りたたんで履かせた。
上着を持ち上げると、やっぱり本物の学ランよりは軽い。
これなら直くんも着られるな。
袖を入れさせて、首までボタンを留めてやると、あっという間にうちの生徒に変身した。
「おお! 直くん、よく似合ってるよ!!」
「昇さんとお揃いですか?」
「ああ、鏡で見てみようか」
部屋にあった大きな姿見の前に向かうとお揃いの制服に身を包んだ俺たちが映った。
「わぁーっ! 僕も儁秀高校の生徒みたいです!!」
「ははっ。直くんみたいな可愛い子はなかなかいないけどね」
成績は多分申し分ないけれど、直くんならやっぱりうちの高校より桜守が似合いそうだな。
あんな肉食獣たちがたくさんいる場所に直くんが入学したら、一瞬で喰われそうな気がするし。
第一、伯父さんが行かせないだろうな。
「直くん、伯父さんと絢斗さんに見せに行こうか」
「はい!」
直くんの手を握って、部屋を出るとリビングで伯父さんたちの声がする。
いい匂いもしているし、もしかしたらもうご飯ができていたのかもしれない。
「伯父さん、絢斗さん」
俺の呼びかけに二人とも一瞬でこっちを向く。
「どうかな?」
恥じらっている直くんを少し前に出して見ると、
「わぁーっ!!!! すっごくよく似合う!!!!」
と絢斗さんが俺たちの前に飛んできた。
「ねぇ、卓さん。お似合いだよね」
「ああ、そうだな。直くん、似合ってるよ」
「あ、ありがとうございます。僕も昇さんとお揃いで嬉しいです」
「ねぇ、写真撮ろう!」
そんな絢斗さんの呼びかけであっという間に撮影会が始まった。
初めは照れていた直くんも絢斗さんや伯父さん、俺と代わる代わる写真を撮るうちに楽しくなってきたみたいだ。
あっという間に俺のスマホは直くんの写真でいっぱいになった。
「昇、後でパソコンに保存するいいファイルを教えるから」
ぼそっと伯父さんに言われて驚いたけれど、伯父さんが紹介してくれるやつなら安心だ。
きっと絢斗さんのあんなこんな写真をたっぷりと保存しているんだろうから。
いい先輩がこんなに身近にいてくれて俺は幸せだな。
「ああ、もちろんだよ!」
着て見せてほしいと頼むつもりでいたのに、まさか直くんの方から言ってくれるとは思わなかった。
俺の言葉に嬉しそうに立ち上がった直くんはその場で服を脱ぎ出そうとしたので、慌てて
「あっ、外で待ってるよ」
と部屋を出ようとしたけれど、
「あっ、でも一人じゃ着られないかも……」
と寂しそうな声が聞こえてきた。
「えっ……あ、じゃあ着替えるの手伝おうか?」
「はい! お願いします!」
いいのかなと思いながらも、直くんは当然のように俺の前に立っていた。
「直くんのところの制服よりは簡単だと思うけど……」
「あっ、でも僕……ずっと母さんに着せてもらってて……制服は一人じゃ着ちゃいけないって」
「ああ、そうか。うん、わかった」
今すぐに自分でできるように教えてもいいけれど、そう教え込まれていたのならこれも洗脳の一つなんだろう。
自分が制服を着せてあげないと学校にはいけないと信じ込ませかったのか。
それとも単純に直くんの下着姿が見たかっただけなのか……。
どちらにしても実の母親なのに気持ち悪すぎる。
俺が少しずつ直くんの嫌な記憶を塗り替えてあげよう。
「自分で服は脱げるよね?」
「はい」
あまり身体は見ないように意識を集中していたけれど、やっぱり目の前で好きな子が着替えていたら目に入ってしまう。
けれど、直くんはそんな俺を気にする様子もなく、あっという間にパンツ一枚になってしまった。
「直くんは肌着は着ないの?」
「肌着? ってなんですか?」
「そっか」
きっと絢斗さんたちも着せようとしたけれど、見慣れないものに手をつけなかったんだろうな。
今までは家にいたし、特に気にはならなかったけれど、こうして着替えを手伝うとなると、ぷくっと膨らんだピンク色の小さな乳首がダイレクトに目の前に現れてかなり目の毒だ。
これは肌着を着せた方がいい。
だけど、俺のだとデカすぎるか……。
でもないよりマシだろう。
「肌着は汗とか吸ってくれるから肌にいいんだよ。これから冬になったら肌着を着ていた方があったかいし。これ俺のだけどとりあえず着ておいて」
「はい。昇さんの……ありがとうございます。嬉しいです」
「――っ!!」
そんな意味で言ったんじゃない。
勘違いするな。
必死に自分に言い聞かせるけれど、俺の肌着を着て嬉しそうな直くんを見るとやっぱり考えてしまう。
俺のだからこんなにも喜んでくれたんじゃないかって。
「どうですか?」
「くっ――!!」
確かに乳首は丸出しではなくなったけれど、俺のでかい肌着からちらりと見えるのもそれはそれでエロすぎる。
くそっ! これは可愛すぎる。
「よ、よく似合ってるよ。直くんのを買うまで俺のを渡しておくから洋服の下に必ず着てね」
「わかりました!」
嬉しそうな顔が余計にエロい。
ああ、周防さんもこんな思いをしていたんだろうか……。
まじで尊敬する。
さっさとこのエロい姿を隠そう。
ズボンを履かせるとやっぱり少し長くて、俺は綺麗に裾を中に折りたたんで履かせた。
上着を持ち上げると、やっぱり本物の学ランよりは軽い。
これなら直くんも着られるな。
袖を入れさせて、首までボタンを留めてやると、あっという間にうちの生徒に変身した。
「おお! 直くん、よく似合ってるよ!!」
「昇さんとお揃いですか?」
「ああ、鏡で見てみようか」
部屋にあった大きな姿見の前に向かうとお揃いの制服に身を包んだ俺たちが映った。
「わぁーっ! 僕も儁秀高校の生徒みたいです!!」
「ははっ。直くんみたいな可愛い子はなかなかいないけどね」
成績は多分申し分ないけれど、直くんならやっぱりうちの高校より桜守が似合いそうだな。
あんな肉食獣たちがたくさんいる場所に直くんが入学したら、一瞬で喰われそうな気がするし。
第一、伯父さんが行かせないだろうな。
「直くん、伯父さんと絢斗さんに見せに行こうか」
「はい!」
直くんの手を握って、部屋を出るとリビングで伯父さんたちの声がする。
いい匂いもしているし、もしかしたらもうご飯ができていたのかもしれない。
「伯父さん、絢斗さん」
俺の呼びかけに二人とも一瞬でこっちを向く。
「どうかな?」
恥じらっている直くんを少し前に出して見ると、
「わぁーっ!!!! すっごくよく似合う!!!!」
と絢斗さんが俺たちの前に飛んできた。
「ねぇ、卓さん。お似合いだよね」
「ああ、そうだな。直くん、似合ってるよ」
「あ、ありがとうございます。僕も昇さんとお揃いで嬉しいです」
「ねぇ、写真撮ろう!」
そんな絢斗さんの呼びかけであっという間に撮影会が始まった。
初めは照れていた直くんも絢斗さんや伯父さん、俺と代わる代わる写真を撮るうちに楽しくなってきたみたいだ。
あっという間に俺のスマホは直くんの写真でいっぱいになった。
「昇、後でパソコンに保存するいいファイルを教えるから」
ぼそっと伯父さんに言われて驚いたけれど、伯父さんが紹介してくれるやつなら安心だ。
きっと絢斗さんのあんなこんな写真をたっぷりと保存しているんだろうから。
いい先輩がこんなに身近にいてくれて俺は幸せだな。
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