ひとりぼっちになった僕は新しい家族に愛と幸せを教えてもらいました

波木真帆

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好きにして……※

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昇と直くんが無事に大人の階段を少しだけ上がったので、今度は隣の部屋を覗いてみます。
大人な夜を楽しんでいただけると嬉しいです♡


  *   *   *


<side卓>

昇と直くんを見送り、部屋の扉を閉めたと同時に絢斗の唇を奪った。ようやくこれからは絢斗と二人だけの時間だ。

直くんのことは気にならないと言えば嘘になるが、直くんが昇と過ごすこの一晩で辛い目に遭うとは一ミリも思っていないくらいには昇のことは信用している。だからこれから先の時間は直くんを昇に任せて、絢斗との夫夫の時間を楽しむとしよう。

「絢斗……今日は朝から疲れただろう? お風呂でゆっくりとマッサージでもしようか」

「うん。早く行こう」

私の言葉の意図をわかってくれている絢斗は嬉しそうに私の手を取って脱衣所に向かった。

「卓さん。帯、解いて……」

「ああ。喜んで」

絢斗の美しい和服姿はしっかりと目に焼き付けたし、映像にも写真にも残した。
今日参列していた彼らも絢斗の美しい姿は記憶にしっかりと残っているだろう。
彼らの可愛い伴侶の写真や動画にもいっぱい絢斗の美しい姿は記録されているだろうが、ここから先の姿は私だけがみられる特別な姿だ。

帯締めと帯揚げをサッと外し、前から抱きしめるように腕を回し、背中の帯を解くとスルリと帯が足元に落ちてくる。
時代劇の悪代官のように絢斗を回して脱がせたいなんて思ったことは一度もない。丁寧に足元に巻き付いた帯を外し、腰紐などを取って、着物を脱がせた。

着物の下から現れた長襦袢姿の絢斗を前にもう興奮し始めているが、浅香くんからもらった着物を手荒に扱うわけにはいかない。脱衣所に置かれた着物用のハンガーに着物を掛け、ようやく長襦袢姿の絢斗と向き合った。

「これだけでも絢斗に似合うな」

「そう? 卓さんが好きならよかった」

重ね着のような長襦袢はまるで浴衣を着ているようで、これはこれで美しい。何より私しか見れないと思うだけで興奮する。

紐を外し長襦袢を脱がせると、今度は肌襦袢が現れる。こちらは透け感があり、うっすらと絢斗の可愛い乳首が見える。あの美しい和服の下にこんなにも可愛い姿を隠していたのかと思うとたまらない。

「絢斗。少しわがままを言ってもいいか?」

「ん、なに? 卓さんがわがままなんて珍しいね」

「ああ。肌襦袢を着た絢斗とそのまま愛し合いたい。ダメか?」

「ふふっ。いいよ」

「――っ、本当に?」

「うん。今日は特別。卓さんの好きにしていいよ」

ああ、絢斗が可愛すぎる!!

絢斗の可愛さに悶えそうになりながらも、今度は自分の服を脱ぎ捨てる。
スーツなど今の私にはどうでもいい。肌襦袢姿の絢斗を見つめながら下着まで一気に脱ぎ捨てると、絢斗が私の昂りに恍惚とした視線を向けた。

「もうこんなにおっきくなってる」

「ああ。朝からずっと我慢していたからな。洗ったら舐めてくれるか?」

「洗うなんて気にしなくていいのに」

「そうか?」

「うん。行こう!」

絢斗に手を引かれ、洗い場に行くと置かれていた椅子に絢斗がさっと腰を下ろし

「卓さん、来て……」

と目の前に立たされる。

見慣れた光景のはずなのに、肌襦袢姿というだけで興奮してしまう。
さっきよりもさらに昂ってしまいながらも、絢斗の前に立つと、絢斗の顔が嬉しそうに近づいて、私の顔を見上げながら根元を握り、小さな舌を見せ先端を舐めてきた。

「うっ――っ!!」

この視覚的な破壊力が凄すぎる。
ずっと我慢していたからこれだけで欲望を弾けさせてしまいそうになるが、それは私のプライドが許さない。
必死に理性を総動員して我慢しようとするが、絢斗はそんな私の理性を打ち崩すように笑顔で私の昂りをパクッと咥えた。

「くぅ――っ!!」

絢斗の小さな口には昂りの張り出した部分しか咥えられないが、根元を扱かれながら、窄まった口内で先端を絶妙な動きで舐められて腰が溶けてしまいそうなくらいに気持ちがいい。

「きもひ、いい?」

「くっ! ああ、もう最高だ!」

「うれひぃ……っ」

「くっ、あ゛ぁっ!!」

「んんっ!!」

絢斗の嬉しそうな顔を見たら、もう我慢はできなかった。急いで引き抜こうと思ったが絢斗がそれを許すことはなく、私はそのまま絢斗の口内に欲望の蜜を弾けさせた。

我慢に我慢を重ねていたからか、それともいつも以上に絢斗の妖艶な姿を見たからか、きっとどちらもだろうが、驚くほどの量が出たが、絢斗は嬉しそうにそれを飲み干したのが喉の動きで分かった。

「絢斗、無理しなくていいんだぞ」

「ふふっ。いつもより濃くておいしかったよ。ほら」

空っぽになった口内を見せられ、それだけでも興奮するのに、唇の端からたらりと私の蜜が垂れるのも見えて、さっき欲望の蜜を弾けさせたばかりだというのに、また興奮してしまう私がいた。
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