2 / 2
片付け -ハンバーグ
しおりを挟む
「凪斗、お腹空いた。何か作って」
立夏はお腹が空いてたらしい。
「おっけー、すぐ作るわ」
冷蔵庫を開けるとちょうど材料があったので今日は兄さんの好きなものを作ろうと思い。
「ハンバーグでいいか?」
「うん、いいよー」
ソファに座ると足元に寄ってきたミルクを抱っこし。
「ホワイトソースのハンバーグ作るなー」
冷蔵庫から材料を取り出すと手を洗い、米を洗ってご飯を炊く準備をする。
「よろしくー」
キッチンに向かって手をひらひらさせ。
野菜を洗うと切っていき、たまごサラダから作り出来上がると皿に盛り付け冷蔵庫に入れて。
「食べ終わったら荷物、ダンボールにいれないとな」
「荷物入れるの俺も手伝うわ。大変だろ」
作業する手を休め立夏の方を見る。
「いいよ、凪斗だって自分の荷物あるだろ?」
「明日ぐらいからするから大丈夫」
「まだ時間あるしな」と言い。
「なら、お言葉に甘える」
「おう、任せろ」
せっかくだしなと思い食べたら一緒に片付けすることにし。
話がひと段落すると手を動かしハンバーグの材料をよく混ぜ楕円形にしていき。
「なぁ、立夏。引越しは考え直してくれよー」
律は立夏に縋り付くようにお願いしており。
「無理だよ。もう契約してきたし」
立夏たちの会話を聴きながら手を洗うと簡単にスープを作り。
みじん切りした玉ねぎとしめじをバターで炒め、薄力粉をいれて牛乳を少しずつ加えていくと調味料を加えとろみがつくまで火にかけ最後にチーズを入れ料理が出来上がっていき。
「あぁーいい匂いだ」
匂いに引き寄せられて立夏はキッチンへ行き。
「もうできる?皿用意しようか?」
「あとちょっとで完成するわーさんきゅ、助かる」
そして付け合わせの野菜とハンバーグを焼く。
皿を3人分用意し凪斗の元へ持って行くと耳元で。
「食べ終わったら、俺の部屋でキスしようね」
「っ、おう。楽しみにしてる」
囁きられると顔が少し赤くなり落とさないように皿を受け取る。
ハンバーグを皿に乗せホワイトソースをかけ完成して、テーブルを拭き食器を用意すると冷蔵庫からサラダを取り出し作った料理とご飯をテーブルに並べた。
「よし、出来上がり」
「じゃあ、皆で食べよう」
準備が出来ると椅子に座り。
「ほら、兄さんもこっち来て」
立夏に呼ばれるとおとなしく席に座ってくれたが、兄さんが食べてくれるか不安でちらっと律の方を見る。
「じゃあ、いただきます」
立夏が元気よく言うと
「いただきます」
ボソッと言えば食べはじめ。
食べてもらえて安心し椅子に座り凪斗も「いただきます」と食べようとし。
「この、ハンバーグ美味いよ」
「美味いならよかった」
ホワイトソースが絶妙だと立夏が絶賛してくれたので嬉しい気持ちになり。
「美味しいよね、兄さん」
「普通…」
「大人げないなぁ…」
律は至って無表情でそう言い立夏は呆れていた。
「食べてもらえるだけで俺は嬉しいので。今度は兄さんの口に合うように作りますね」
そんな大人げない兄さんを気にせず、凪斗は兄さんの好みハンバーグを作ろうと意気込んでいるのであった。
「いいよ、俺の舌基準で作ってよ」
兄さんは構わなくていいよと話し。
「もちろん、立夏に喜んでもらえるよう美味しいもの作るから」
もう少しで毎日立夏のために作れるなと顔がにやけそうになるが堪える。
「うん、期待してる」
「ご馳走さま」
目の前でイチャイチャするのを見せられ余計に不機嫌になるのをよそに食べ終わった食器を片付け。
「よし、じゃあ、荷物まとめるか」
「おう、やりますか」
凪斗と部屋に向かい。
「まずは何からせめようかな」
「使わないものからの方がいいんじゃないか?シーズンオフの服とかどうよ」
立夏の部屋に着くと提案して。
「そうだな」
今は着ない服をダンボールに詰めていく。
「あとは、本だな」
本も数冊ダンボールにいれ、その他にも使わない物や必要ないものなどをダンボールにいれ。
「何が入ってるか分かるようにマジックで書いておいたほうがいいよな?」
ダンボールに詰めるのを手伝い。
「だな、書いた方が分かりやすい」
マジックでひとつずつ書いていき、
片付けること2時間。ほとんどダンボールに詰め終わり休憩をとることにして。
「はぁ、だいぶ片付いたな」
「おー、綺麗になった」
物が少なくなった部屋を見渡し。
立夏はお腹が空いてたらしい。
「おっけー、すぐ作るわ」
冷蔵庫を開けるとちょうど材料があったので今日は兄さんの好きなものを作ろうと思い。
「ハンバーグでいいか?」
「うん、いいよー」
ソファに座ると足元に寄ってきたミルクを抱っこし。
「ホワイトソースのハンバーグ作るなー」
冷蔵庫から材料を取り出すと手を洗い、米を洗ってご飯を炊く準備をする。
「よろしくー」
キッチンに向かって手をひらひらさせ。
野菜を洗うと切っていき、たまごサラダから作り出来上がると皿に盛り付け冷蔵庫に入れて。
「食べ終わったら荷物、ダンボールにいれないとな」
「荷物入れるの俺も手伝うわ。大変だろ」
作業する手を休め立夏の方を見る。
「いいよ、凪斗だって自分の荷物あるだろ?」
「明日ぐらいからするから大丈夫」
「まだ時間あるしな」と言い。
「なら、お言葉に甘える」
「おう、任せろ」
せっかくだしなと思い食べたら一緒に片付けすることにし。
話がひと段落すると手を動かしハンバーグの材料をよく混ぜ楕円形にしていき。
「なぁ、立夏。引越しは考え直してくれよー」
律は立夏に縋り付くようにお願いしており。
「無理だよ。もう契約してきたし」
立夏たちの会話を聴きながら手を洗うと簡単にスープを作り。
みじん切りした玉ねぎとしめじをバターで炒め、薄力粉をいれて牛乳を少しずつ加えていくと調味料を加えとろみがつくまで火にかけ最後にチーズを入れ料理が出来上がっていき。
「あぁーいい匂いだ」
匂いに引き寄せられて立夏はキッチンへ行き。
「もうできる?皿用意しようか?」
「あとちょっとで完成するわーさんきゅ、助かる」
そして付け合わせの野菜とハンバーグを焼く。
皿を3人分用意し凪斗の元へ持って行くと耳元で。
「食べ終わったら、俺の部屋でキスしようね」
「っ、おう。楽しみにしてる」
囁きられると顔が少し赤くなり落とさないように皿を受け取る。
ハンバーグを皿に乗せホワイトソースをかけ完成して、テーブルを拭き食器を用意すると冷蔵庫からサラダを取り出し作った料理とご飯をテーブルに並べた。
「よし、出来上がり」
「じゃあ、皆で食べよう」
準備が出来ると椅子に座り。
「ほら、兄さんもこっち来て」
立夏に呼ばれるとおとなしく席に座ってくれたが、兄さんが食べてくれるか不安でちらっと律の方を見る。
「じゃあ、いただきます」
立夏が元気よく言うと
「いただきます」
ボソッと言えば食べはじめ。
食べてもらえて安心し椅子に座り凪斗も「いただきます」と食べようとし。
「この、ハンバーグ美味いよ」
「美味いならよかった」
ホワイトソースが絶妙だと立夏が絶賛してくれたので嬉しい気持ちになり。
「美味しいよね、兄さん」
「普通…」
「大人げないなぁ…」
律は至って無表情でそう言い立夏は呆れていた。
「食べてもらえるだけで俺は嬉しいので。今度は兄さんの口に合うように作りますね」
そんな大人げない兄さんを気にせず、凪斗は兄さんの好みハンバーグを作ろうと意気込んでいるのであった。
「いいよ、俺の舌基準で作ってよ」
兄さんは構わなくていいよと話し。
「もちろん、立夏に喜んでもらえるよう美味しいもの作るから」
もう少しで毎日立夏のために作れるなと顔がにやけそうになるが堪える。
「うん、期待してる」
「ご馳走さま」
目の前でイチャイチャするのを見せられ余計に不機嫌になるのをよそに食べ終わった食器を片付け。
「よし、じゃあ、荷物まとめるか」
「おう、やりますか」
凪斗と部屋に向かい。
「まずは何からせめようかな」
「使わないものからの方がいいんじゃないか?シーズンオフの服とかどうよ」
立夏の部屋に着くと提案して。
「そうだな」
今は着ない服をダンボールに詰めていく。
「あとは、本だな」
本も数冊ダンボールにいれ、その他にも使わない物や必要ないものなどをダンボールにいれ。
「何が入ってるか分かるようにマジックで書いておいたほうがいいよな?」
ダンボールに詰めるのを手伝い。
「だな、書いた方が分かりやすい」
マジックでひとつずつ書いていき、
片付けること2時間。ほとんどダンボールに詰め終わり休憩をとることにして。
「はぁ、だいぶ片付いたな」
「おー、綺麗になった」
物が少なくなった部屋を見渡し。
0
この作品の感想を投稿する
あなたにおすすめの小説
久々に幼なじみの家に遊びに行ったら、寝ている間に…
しゅうじつ
BL
俺の隣の家に住んでいる有沢は幼なじみだ。
高校に入ってからは、学校で話したり遊んだりするくらいの仲だったが、今日数人の友達と彼の家に遊びに行くことになった。
数年ぶりの幼なじみの家を懐かしんでいる中、いつの間にか友人たちは帰っており、幼なじみと2人きりに。
そこで俺は彼の部屋であるものを見つけてしまい、部屋に来た有沢に咄嗟に寝たフリをするが…
【完結】恋した君は別の誰かが好きだから
花村 ネズリ
BL
本編は完結しました。後日、おまけ&アフターストーリー随筆予定。
青春BLカップ31位。
BETありがとうございました。
┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈
俺が好きになった人は、別の誰かが好きだからーー。
┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈
二つの視点から見た、片思い恋愛模様。
じれきゅん
ギャップ攻め
【完結済】あの日、王子の隣を去った俺は、いまもあなたを想っている
キノア9g
BL
かつて、誰よりも大切だった人と別れた――それが、すべての始まりだった。
今はただ、冒険者として任務をこなす日々。けれどある日、思いがけず「彼」と再び顔を合わせることになる。
魔法と剣が支配するリオセルト大陸。
平和を取り戻しつつあるこの世界で、心に火種を抱えたふたりが、交差する。
過去を捨てたはずの男と、捨てきれなかった男。
すれ違った時間の中に、まだ消えていない想いがある。
――これは、「終わったはずの恋」に、もう一度立ち向かう物語。
切なくも温かい、“再会”から始まるファンタジーBL。
全8話
お題『復縁/元恋人と3年後に再会/主人公は冒険者/身を引いた形』設定担当AI /c
【完】君に届かない声
未希かずは(Miki)
BL
内気で友達の少ない高校生・花森眞琴は、優しくて完璧な幼なじみの長谷川匠海に密かな恋心を抱いていた。
ある日、匠海が誰かを「そばで守りたい」と話すのを耳にした眞琴。匠海の幸せのために身を引こうと、クラスの人気者・和馬に偽の恋人役を頼むが…。
すれ違う高校生二人の不器用な恋のお話です。
執着囲い込み☓健気。ハピエンです。
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる