これから君のところへ

レインボー

文字の大きさ
8 / 9
番外

後編

しおりを挟む
アルside

それからさらに1年後虐めはどんどんエスカレートしてきた。

さらに、レイと同じ忌み子が編入してきた。

不思議なことに、誰もが最初は次のターゲットとしていたのに、皆が、その編入生を溺愛していった。

その代わり、レイの虐めがどんどんエスカレートしていった。

編入生を虐めたという冤罪をかけられて、俺が一緒にいたといってもききやしなかった。

編入生が俺に近づいてきて、こう言ってきた。
〝虐めから助けてあげるから私のもとに来ない?
その代わりあなたが一緒にいる子に近づいたらダメよ?〟
と。

あのとき、殴らなかった俺を誰か褒めてほしい。

だけど、俺は編入生のところへ行かなかったせいか、周りの生徒たちに、命を狙われ始めた。

この事は、レイにばれてはいけないから、あまりレイと一緒にいることができなかった。

だからかたまにレイに会うと、レイの怪我がどんどん増えていた。

自分だけならまだしも、大切な恋人を守れない自分に対して、イライラがたまっていった。

編入生から手紙が来ていた。

〝放課後、屋上に来て。
来なかったら、貴方の恋人は……〟

脅迫の手紙が書いてあり、呼び出しに応じるほかなかった。

屋上にいくと、編入生を囲っているやつらもいた。

そんな中、編入生がいってきた言葉に、俺は、ムカついて、殴ろうとした。

編入生がいってきた言葉には、自分につかないか、貴方の恋人はこの世界には必要ない、そんなことだった。

俺が殴ろうとしたことに気づいた周りのやつらは、俺を押さえ込み、そのまま、屋上の端までつれていった。

〝最後に、もう一度だけチャンスをあげるわ。
恋人を捨てて、私を守りなさい〟

誰がお前なんかにつくかよ。

そう言った俺に周りが怒り、俺を屋上から落とした。

屋上から落下しているとき、図書室にいたレイと目があった。

最後に見たレイはひどく驚いた表情をしていた。

これ、レイに伝わるかな?

「レイ、愛してるよ」


これで完結しました。
異世界に転移したあとのことも書くつもりでいるのですが、投稿はかなり、後になるとおもいます。
投稿するさい、1度こちらでお知らせします。
よろしければ、読んでいただけると嬉しいです。
ご愛読ありがとうございました。
また、お気に入り登録してくださりありがとうございます。( ≧∀≦)ノ
しおりを挟む
感想 0

あなたにおすすめの小説

愛してやまなかった婚約者は俺に興味がない

了承
BL
卒業パーティー。 皇子は婚約者に破棄を告げ、左腕には新しい恋人を抱いていた。 青年はただ微笑み、一枚の紙を手渡す。 皇子が目を向けた、その瞬間——。 「この瞬間だと思った。」 すべてを愛で終わらせた、沈黙の恋の物語。   IFストーリーあり 誤字あれば報告お願いします!

君に望むは僕の弔辞

爺誤
BL
僕は生まれつき身体が弱かった。父の期待に応えられなかった僕は屋敷のなかで打ち捨てられて、早く死んでしまいたいばかりだった。姉の成人で賑わう屋敷のなか、鍵のかけられた部屋で悲しみに押しつぶされかけた僕は、迷い込んだ客人に外に出してもらった。そこで自分の可能性を知り、希望を抱いた……。 全9話 匂わせBL(エ◻︎なし)。死ネタ注意 表紙はあいえだ様!! 小説家になろうにも投稿

優秀な婚約者が去った後の世界

月樹《つき》
BL
公爵令嬢パトリシアは婚約者である王太子ラファエル様に会った瞬間、前世の記憶を思い出した。そして、ここが前世の自分が読んでいた小説『光溢れる国であなたと…』の世界で、自分は光の聖女と王太子ラファエルの恋を邪魔する悪役令嬢パトリシアだと…。 パトリシアは前世の知識もフル活用し、幼い頃からいつでも逃げ出せるよう腕を磨き、そして準備が整ったところでこちらから婚約破棄を告げ、母国を捨てた…。 このお話は捨てられた後の王太子ラファエルのお話です。

happy dead end

瑞原唯子
BL
「それでも俺に一生を捧げる覚悟はあるか?」 シルヴィオは幼いころに第一王子の遊び相手として抜擢され、初めて会ったときから彼の美しさに心を奪われた。そして彼もシルヴィオだけに心を開いていた。しかし中等部に上がると、彼はとある女子生徒に興味を示すようになり——。

もう一度、その腕に

結衣可
BL
もう一度、その腕に

僕たち、結婚することになりました

リリーブルー
BL
俺は、なぜか知らないが、会社の後輩(♂)と結婚することになった! 後輩はモテモテな25歳。 俺は37歳。 笑えるBL。ラブコメディ💛 fujossyの結婚テーマコンテスト応募作です。

ゆい
BL
涙が落ちる。 涙は彼に届くことはない。 彼を想うことは、これでやめよう。 何をどうしても、彼の気持ちは僕に向くことはない。 僕は、その場から音を立てずに立ち去った。 僕はアシェル=オルスト。 侯爵家の嫡男として生まれ、10歳の時にエドガー=ハルミトンと婚約した。 彼には、他に愛する人がいた。 世界観は、【夜空と暁と】と同じです。 アルサス達がでます。 【夜空と暁と】を知らなくても、これだけで読めます。 2025.4.28 ムーンライトノベルに投稿しました。

職業寵妃の薬膳茶

なか
BL
大国のむちゃぶりは小国には断れない。 俺は帝国に求められ、人質として輿入れすることになる。

処理中です...