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番外
出会い 前編
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アルside
俺には、生まれたときから家族はいなかった。
毎日、毎日同じことの繰り返しで、俺の世界は灰色だった。
けど、あの日、初めて、世界が、俺のなにかが変わった。
この世界で、黒髪は嫌われてはいるが、殴られたり、蹴られたりなどは普通はされない。
でも、黒髪に赤目は忌み子とされている。
それがなぜなのかはわからないが、皆が、忌み子に対して、暴力をふるっている。
俺はそれが嫌だった。
けど、俺は何もできないんだ、力がないから。
ある日、俺は周りのうるささにいやけがさして、屋上の方に向かった。
屋上にいくと、怪我だらけの奴がいた。
後ろ向きだったかは、黒髪であることしかわからなかったが、ドアが開いたことに気づいたのか、相手はこちらを見てきた。
それが、レイだった。
俺はその時にレイに惚れたんだ。
白い肌からあちこち血が出てきて、アザになっていて痛々しかった。
泣いたのか、瞳が潤んで、頬が赤くなっていて、不謹慎にもきれいだと思ってしまった。
それと同時に、守ってやりたい、そう思った。
それから、俺はしつこくレイに話しかけ、少しずつ、少しずつ仲良くなっていった。
レイと出会ってから、1年後、俺は忌み子と一緒にいるからお前も疫病神だと俺も虐めの対象になっていた。
レイは〝もう関わるな〟
〝僕と一緒だとお前もひどい目に会うんだ!僕にとってお前─アルは大切な、大事な存在なんだ!
だからこれ以上、傷つかないでくれ・・〟
といってきたが、俺は嫌だった。
それに、泣きながら言われても、俺はレイを一人にはしたくなかった。
それに、大事な存在と言ってくれてすごく嬉しかった。
その時にレイに好きだ、付き合ってくれと告白をした。
するとみるみるレイの顔が赤くなっていき、とても可愛かった。
それでもレイは嫌だ、僕といたら君まで不幸な目に遭う、といってきた。
そのままレイは走ってどこかにいってしまった。
それから暫く、俺は毎日朝昼夜、レイに告白しまくった。
我ながらうざいなーとは思った。
でもそれくらいしなきゃレイは絶対に俺から逃げてしまうと思ったんだ、結局レイは俺と付き合うようになった。
お気に入り登録有難うございます。( ≧∀≦)ノ
思ったより、長くなったので、また今度編入生が来た辺りを書こうとおもいます。
読んでいただき、ありがとうございます。
(人´∀`)♪
俺には、生まれたときから家族はいなかった。
毎日、毎日同じことの繰り返しで、俺の世界は灰色だった。
けど、あの日、初めて、世界が、俺のなにかが変わった。
この世界で、黒髪は嫌われてはいるが、殴られたり、蹴られたりなどは普通はされない。
でも、黒髪に赤目は忌み子とされている。
それがなぜなのかはわからないが、皆が、忌み子に対して、暴力をふるっている。
俺はそれが嫌だった。
けど、俺は何もできないんだ、力がないから。
ある日、俺は周りのうるささにいやけがさして、屋上の方に向かった。
屋上にいくと、怪我だらけの奴がいた。
後ろ向きだったかは、黒髪であることしかわからなかったが、ドアが開いたことに気づいたのか、相手はこちらを見てきた。
それが、レイだった。
俺はその時にレイに惚れたんだ。
白い肌からあちこち血が出てきて、アザになっていて痛々しかった。
泣いたのか、瞳が潤んで、頬が赤くなっていて、不謹慎にもきれいだと思ってしまった。
それと同時に、守ってやりたい、そう思った。
それから、俺はしつこくレイに話しかけ、少しずつ、少しずつ仲良くなっていった。
レイと出会ってから、1年後、俺は忌み子と一緒にいるからお前も疫病神だと俺も虐めの対象になっていた。
レイは〝もう関わるな〟
〝僕と一緒だとお前もひどい目に会うんだ!僕にとってお前─アルは大切な、大事な存在なんだ!
だからこれ以上、傷つかないでくれ・・〟
といってきたが、俺は嫌だった。
それに、泣きながら言われても、俺はレイを一人にはしたくなかった。
それに、大事な存在と言ってくれてすごく嬉しかった。
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するとみるみるレイの顔が赤くなっていき、とても可愛かった。
それでもレイは嫌だ、僕といたら君まで不幸な目に遭う、といってきた。
そのままレイは走ってどこかにいってしまった。
それから暫く、俺は毎日朝昼夜、レイに告白しまくった。
我ながらうざいなーとは思った。
でもそれくらいしなきゃレイは絶対に俺から逃げてしまうと思ったんだ、結局レイは俺と付き合うようになった。
お気に入り登録有難うございます。( ≧∀≦)ノ
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