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俺は暁高等学校2年、日野奏多。3日前に同じクラスの桃ちゃんに告白してOKをもらいリア充を満喫している。ハズなのに…。
「はぁー……」
考える度にため息が出る。原因は桃ちゃんだ。俺が告白した次の日から学校に来ていないのだ。もちろんLINEや電話も返ってこない。何があったのか心配で仕方がないが、今は学校があるから探せない。
そんな事を考えてる内に放課後になり、そのまま帰る気にもならず誰もいない教室で1人ため息をついていた。
1時間程そうしていただろうか。
「流石に帰るかー」
そう思い席を立った時、ドアが開いた。目を向けると、いかにも不良といった風のイケメンが立っていた。誰だろう?
「あれ?日野じゃね?」
「えっ……?」
なんでこの人は俺の名前を知ってんだ?知り合いじゃないはずだけど……。
「あの…忘れてたら悪いんだけど誰ですか?」
「いや、話すのは初めてだな。俺は久我美月、隣のクラスだよ」
久我…前にクラスの誰かが言ってたな。納得する理由がないなら先生だろうが親だろうが言うことを聞かず、校則を全く守らないやつがいるって。
まさか隣のクラスだったとは…教室出ないから知らなかったわ。
「ってなんで目の前に来てるの!?」
「だってお前が話しかけても全然反応しないからだろ?なんかあったのかと思って声かけたんだよ」
どうしよう……。正直こいつは苦手だ。見た目だけで判断しちゃいけないと思うけど、なんだか近寄り難いオーラを感じる。それにしても顔が近い!
「ご、ごめん、ちょっと考え事してて…。何かようっ」
「はぁー……」
考える度にため息が出る。原因は桃ちゃんだ。俺が告白した次の日から学校に来ていないのだ。もちろんLINEや電話も返ってこない。何があったのか心配で仕方がないが、今は学校があるから探せない。
そんな事を考えてる内に放課後になり、そのまま帰る気にもならず誰もいない教室で1人ため息をついていた。
1時間程そうしていただろうか。
「流石に帰るかー」
そう思い席を立った時、ドアが開いた。目を向けると、いかにも不良といった風のイケメンが立っていた。誰だろう?
「あれ?日野じゃね?」
「えっ……?」
なんでこの人は俺の名前を知ってんだ?知り合いじゃないはずだけど……。
「あの…忘れてたら悪いんだけど誰ですか?」
「いや、話すのは初めてだな。俺は久我美月、隣のクラスだよ」
久我…前にクラスの誰かが言ってたな。納得する理由がないなら先生だろうが親だろうが言うことを聞かず、校則を全く守らないやつがいるって。
まさか隣のクラスだったとは…教室出ないから知らなかったわ。
「ってなんで目の前に来てるの!?」
「だってお前が話しかけても全然反応しないからだろ?なんかあったのかと思って声かけたんだよ」
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