374 / 415
連載
360.1 計画崩壊1(メチャクチャです!)✔
しおりを挟む
夜が明けた。チビとベビと念話し、チビはベスにベビはフラトゥスに念話で伝言してもらった。安全確認を行いそれぞれの町に歩いて行く。
その間もチビとベビに念話で今晩何を食べたいかを話したりしながら歩いた。チビはベスと念話もしているようでその間は応えてくれないこともある。フラトゥスは無口だからベビとの会話は続かないようだ。ベビが元気か確認すると元気だと念話が届くだけだ。
今日はベビにエグザイルエルフの念話の魔道具を装着させているため、フラトゥスと俺は念話することはできないんだ。装着していても距離があるから結果は一緒だけどね。
ルナに保管されていた賢者の書物に念話の魔道具の事が書かれていたから、読めば俺でも作れるんじゃないだろうか。大きめの魔石をレックスに譲ってもらおう。魔石を圧縮して小さくする方法も書かれていたからね。念話の魔道具は十個くらいあると便利だよね。
チビとベビから町に到着し、ベスもフラトゥスも到着していると念話が届いた。
午前中は特にこれといったことは何もなく時間だけが経過している。
〈アルママ、魔道具をいっぱい見つけたダォ! お店に運び入れているダォ!〉
〈もう見つけたのすごいねチビ!〉
〈そのまま、気づかれないように見張ってよ〉
〈任せてダォ!〉
初日で見つかるなんてついているな。どこに運ぶのか確認して押さえよう。魔力が分かるのって便利だよね。
〈お腹空いたからサンドイッチ食べるダォ!〉
〈味わって食べてね、感想も聞かせて! チビが食べるそうだよ、ベビも食べたら!〉
〈ベビは今食べれないノ! 怪しい人たちがやって来たノ!〉
〈落ち着いたら食べて、無理しないでね!〉
ベビは取り込み中だったようで、話しかけないでほしいと考えているのが伝わってきた。ベビの調査対象は準男爵家だが悪いことをしたな。
〈アルママ、ごめんダォ!〉
〈チビ、急にごめんとか何があったの?〉
〈それが、お店の中に案内されて飲み物を出されているダォ!〉
〈状況が分からないんだけど、どういうこと!?〉
〈お店を見張りながらサンドイッチを食べていたら、女の人が暑いからお店で食べろって言われたダォ!〉
チビの見張るお店は宿屋だったかな? 客引きだろうか? 結界の魔道具を持たせたのが見つかったのか、それだとかなりまずい状況になっている。アスラダ国と取引があるらしいから、魔力を確認する魔道具を邪神教が持っていてもおかしくない。
見張る時にはお店に近づき過ぎないように言っていたんだけど……今更だな。なんとか警戒されないように出て来れるといいんだけど難しいだろうな。
〈食べたら出てね!〉
〈わ、分かったダォ!〉
チビが慌てていることが念話を通して伝わってくる。
チビは急いでサンドイッチを食べている。もう出ればいいのにパンケーキも食べるつもりのようだ。のどに詰まった?
〈ジュース飲んで!〉
〈わ、分かっているダォ! ブフゥー!! これジュースじゃないダォ!〉
〈えっ!〉
俺は自分のランドセルからぶどうジュースを出して蓋を開けて飲んでみた。
「ぐはぁっ!」
なんでグラッパがはいっているんだよ!……確認しなかった俺も悪いけどマシュー商会の誰かが間違えたんだな。
チビとベビの人化がヤバいぞ
〈チビ、ベビ渡したぶどうジュース飲まないで!〉
〈ア、 アルママなんかおかしいダォ! コントロールできな……〉
チビからの念話が途切れてしまった。ベビは忙しそうだったから間に合っていればいいけど……ベビとも念話ができない、トラブルに巻き込まれたのか!
チビとベビが正常でないとベスとフラトゥスの様子も分からない。完璧な計画のはずがこんなことになるなんて……念話し続けるしかないがチビの方に向かうべきだな、あの町まで行けばベスと直接念話できる。ベスに来てもらうように念話してからベビの方に向かう事にしよう。
俺の受け持ちは男爵の屋敷だったがそれどころではなくなった。急いでチビの元に向かう。町から抜け出すと林の中でウイングスーツに着替える。ランドセルが邪魔だな。後で取りに戻るか、土魔法で埋めて固めておこう。
全速力で飛べば二十分程で隣町が見えて……ダメだ龍が飛んでいる。風の魔法を連射しているようで空に色々と巻き上げられている。仕事斡旋所で龍は災害級だと言われているがとんでもない、俺の目に見えている光景は大災害だ。
町が全滅してなければいいが……町の上空にホバリングすると見下ろす。
〈チビ、撤収して!〉
念話してもチビが応えてくれない。グラッパ飲むとこんなことになるのか! チビに向けて火魔法や矢が飛んで行くが全て風で押し戻されると酷いことになっている。
龍が飛んで来たら逃げの一択だと言われる理由がよくわかる。チビが正気を失っているようだ。これ、本当にグラッパ飲んだだけなのか? 何かおかしいな! 変なもの飲まされたんじゃないか。よく見ると隷属の魔道具を取り付けようとしたが上手く発動できなかったみたいだ。
邪神教の信者が爆発の魔道具を投げて風で押し戻され、爆発に巻き込まれている。
〈チビ! 聞こえてる! 正気に戻って!〉
慌てて胸のポケットからスタングレネードを取り出すと頭上から投下し、チビの目の前で起爆させた。まばゆいばかりの光と鼓膜が痛くなるほどの甲高い音が辺りに鳴り響く。チビの動きが止まった。意識が飛んだ? 目を回したのか?
俺とチビの周りに結界の魔道具を発動させる。結界の外で数度の爆発が起こっていたが、結界が張られたことに気が付いたのだろう爆発が止まった。
〈チビ、撤収して! ベス、チビの所に来て! チビが龍になっちゃった! なんとかできる? 無理そうならベビの所に向かって、向こうも何かトラブルになっている!〉
グチャグチャになるけど全部繋げて念話した。
〈アルフレッド様、龍をなんとかできるわけないです、ベビの所に向かいます!〉
〈連絡ついて良かった。ベス頼んだよ! ベビを見つけたら連れて帰ってよ!〉
〈分かりました!〉
チビの頭に取りつくと癒しの魔法を流し込む。
〈う、うーん〉
チビの目に光が戻って来た。意識が戻ったようだな。
〈チビ、分かる? 急いでここから脱出するよ! 飛んで!〉
〈……〉
返事はないがチビがフラフラしながら飛び上がった。俺はチビの頭に癒しの魔法を流し込み続ける。
その間もチビとベビに念話で今晩何を食べたいかを話したりしながら歩いた。チビはベスと念話もしているようでその間は応えてくれないこともある。フラトゥスは無口だからベビとの会話は続かないようだ。ベビが元気か確認すると元気だと念話が届くだけだ。
今日はベビにエグザイルエルフの念話の魔道具を装着させているため、フラトゥスと俺は念話することはできないんだ。装着していても距離があるから結果は一緒だけどね。
ルナに保管されていた賢者の書物に念話の魔道具の事が書かれていたから、読めば俺でも作れるんじゃないだろうか。大きめの魔石をレックスに譲ってもらおう。魔石を圧縮して小さくする方法も書かれていたからね。念話の魔道具は十個くらいあると便利だよね。
チビとベビから町に到着し、ベスもフラトゥスも到着していると念話が届いた。
午前中は特にこれといったことは何もなく時間だけが経過している。
〈アルママ、魔道具をいっぱい見つけたダォ! お店に運び入れているダォ!〉
〈もう見つけたのすごいねチビ!〉
〈そのまま、気づかれないように見張ってよ〉
〈任せてダォ!〉
初日で見つかるなんてついているな。どこに運ぶのか確認して押さえよう。魔力が分かるのって便利だよね。
〈お腹空いたからサンドイッチ食べるダォ!〉
〈味わって食べてね、感想も聞かせて! チビが食べるそうだよ、ベビも食べたら!〉
〈ベビは今食べれないノ! 怪しい人たちがやって来たノ!〉
〈落ち着いたら食べて、無理しないでね!〉
ベビは取り込み中だったようで、話しかけないでほしいと考えているのが伝わってきた。ベビの調査対象は準男爵家だが悪いことをしたな。
〈アルママ、ごめんダォ!〉
〈チビ、急にごめんとか何があったの?〉
〈それが、お店の中に案内されて飲み物を出されているダォ!〉
〈状況が分からないんだけど、どういうこと!?〉
〈お店を見張りながらサンドイッチを食べていたら、女の人が暑いからお店で食べろって言われたダォ!〉
チビの見張るお店は宿屋だったかな? 客引きだろうか? 結界の魔道具を持たせたのが見つかったのか、それだとかなりまずい状況になっている。アスラダ国と取引があるらしいから、魔力を確認する魔道具を邪神教が持っていてもおかしくない。
見張る時にはお店に近づき過ぎないように言っていたんだけど……今更だな。なんとか警戒されないように出て来れるといいんだけど難しいだろうな。
〈食べたら出てね!〉
〈わ、分かったダォ!〉
チビが慌てていることが念話を通して伝わってくる。
チビは急いでサンドイッチを食べている。もう出ればいいのにパンケーキも食べるつもりのようだ。のどに詰まった?
〈ジュース飲んで!〉
〈わ、分かっているダォ! ブフゥー!! これジュースじゃないダォ!〉
〈えっ!〉
俺は自分のランドセルからぶどうジュースを出して蓋を開けて飲んでみた。
「ぐはぁっ!」
なんでグラッパがはいっているんだよ!……確認しなかった俺も悪いけどマシュー商会の誰かが間違えたんだな。
チビとベビの人化がヤバいぞ
〈チビ、ベビ渡したぶどうジュース飲まないで!〉
〈ア、 アルママなんかおかしいダォ! コントロールできな……〉
チビからの念話が途切れてしまった。ベビは忙しそうだったから間に合っていればいいけど……ベビとも念話ができない、トラブルに巻き込まれたのか!
チビとベビが正常でないとベスとフラトゥスの様子も分からない。完璧な計画のはずがこんなことになるなんて……念話し続けるしかないがチビの方に向かうべきだな、あの町まで行けばベスと直接念話できる。ベスに来てもらうように念話してからベビの方に向かう事にしよう。
俺の受け持ちは男爵の屋敷だったがそれどころではなくなった。急いでチビの元に向かう。町から抜け出すと林の中でウイングスーツに着替える。ランドセルが邪魔だな。後で取りに戻るか、土魔法で埋めて固めておこう。
全速力で飛べば二十分程で隣町が見えて……ダメだ龍が飛んでいる。風の魔法を連射しているようで空に色々と巻き上げられている。仕事斡旋所で龍は災害級だと言われているがとんでもない、俺の目に見えている光景は大災害だ。
町が全滅してなければいいが……町の上空にホバリングすると見下ろす。
〈チビ、撤収して!〉
念話してもチビが応えてくれない。グラッパ飲むとこんなことになるのか! チビに向けて火魔法や矢が飛んで行くが全て風で押し戻されると酷いことになっている。
龍が飛んで来たら逃げの一択だと言われる理由がよくわかる。チビが正気を失っているようだ。これ、本当にグラッパ飲んだだけなのか? 何かおかしいな! 変なもの飲まされたんじゃないか。よく見ると隷属の魔道具を取り付けようとしたが上手く発動できなかったみたいだ。
邪神教の信者が爆発の魔道具を投げて風で押し戻され、爆発に巻き込まれている。
〈チビ! 聞こえてる! 正気に戻って!〉
慌てて胸のポケットからスタングレネードを取り出すと頭上から投下し、チビの目の前で起爆させた。まばゆいばかりの光と鼓膜が痛くなるほどの甲高い音が辺りに鳴り響く。チビの動きが止まった。意識が飛んだ? 目を回したのか?
俺とチビの周りに結界の魔道具を発動させる。結界の外で数度の爆発が起こっていたが、結界が張られたことに気が付いたのだろう爆発が止まった。
〈チビ、撤収して! ベス、チビの所に来て! チビが龍になっちゃった! なんとかできる? 無理そうならベビの所に向かって、向こうも何かトラブルになっている!〉
グチャグチャになるけど全部繋げて念話した。
〈アルフレッド様、龍をなんとかできるわけないです、ベビの所に向かいます!〉
〈連絡ついて良かった。ベス頼んだよ! ベビを見つけたら連れて帰ってよ!〉
〈分かりました!〉
チビの頭に取りつくと癒しの魔法を流し込む。
〈う、うーん〉
チビの目に光が戻って来た。意識が戻ったようだな。
〈チビ、分かる? 急いでここから脱出するよ! 飛んで!〉
〈……〉
返事はないがチビがフラフラしながら飛び上がった。俺はチビの頭に癒しの魔法を流し込み続ける。
1
あなたにおすすめの小説
俺に王太子の側近なんて無理です!
クレハ
ファンタジー
5歳の時公爵家の家の庭にある木から落ちて前世の記憶を思い出した俺。
そう、ここは剣と魔法の世界!
友達の呪いを解くために悪魔召喚をしたりその友達の側近になったりして大忙し。
ハイスペックなちゃらんぽらんな人間を演じる俺の奮闘記、ここに開幕。
劣悪だと言われたハズレ加護の『空間魔法』を、便利だと思っているのは僕だけなのだろうか?
はらくろ
ファンタジー
海と交易で栄えた国を支える貴族家のひとつに、
強くて聡明な父と、優しくて活動的な母の間に生まれ育った少年がいた。
母親似に育った賢く可愛らしい少年は優秀で、将来が楽しみだと言われていたが、
その少年に、突然の困難が立ちはだかる。
理由は、貴族の跡取りとしては公言できないほどの、劣悪な加護を洗礼で授かってしまったから。
一生外へ出られないかもしれない幽閉のような生活を続けるよりも、少年は屋敷を出て行く選択をする。
それでも持ち前の強く非常識なほどの魔力の多さと、負けず嫌いな性格でその困難を乗り越えていく。
そんな少年の物語。
クラス転移したけど、皆さん勘違いしてません?
青いウーパーと山椒魚
ファンタジー
加藤あいは高校2年生。
最近ネット小説にハマりまくっているごく普通の高校生である。
普通に過ごしていたら異世界転移に巻き込まれた?
しかも弱いからと森に捨てられた。
いやちょっとまてよ?
皆さん勘違いしてません?
これはあいの不思議な日常を書いた物語である。
本編完結しました!
相変わらず話ごちゃごちゃしていると思いますが、楽しんでいただけると嬉しいです!
1話は1000字くらいなのでササッと読めるはず…
転生貴族のスローライフ
マツユキ
ファンタジー
現代の日本で、病気により若くして死んでしまった主人公。気づいたら異世界で貴族の三男として転生していた
しかし、生まれた家は力主義を掲げる辺境伯家。自分の力を上手く使えない主人公は、追放されてしまう事に。しかも、追放先は誰も足を踏み入れようとはしない場所だった
これは、転生者である主人公が最凶の地で、国よりも最強の街を起こす物語である
*基本は1日空けて更新したいと思っています。連日更新をする場合もありますので、よろしくお願いします
【完結】転生したら、なんか頼られるんですが
猫月 晴
ファンタジー
旧題:転生したら、なんか頼られるんですが。俺は楽しんでいただけですよ?
ブラック企業に勤めていた会社員の江崎塁。彼は、帰宅途中交通事故に遭って死亡したことを、謎の白髪の少女に告げられた。
矢継ぎ早に自身が転生することを告げられ、訳の分からないまま気を失う。
次に目を覚ましたのは、知らないはずなのに、どこか見覚えのある高級そうな部屋だった。
なんと江崎塁は、エルティードという名の幼児に転生したのだった。
魔法の使える世界で楽しく、時にはトラブルに巻き込まりして過ごす中、いつしかエルティードは頼られるようになっていく。
元おっさんの俺、公爵家嫡男に転生~普通にしてるだけなのに、次々と問題が降りかかってくる~
おとら@ 書籍発売中
ファンタジー
アルカディア王国の公爵家嫡男であるアレク(十六歳)はある日突然、前触れもなく前世の記憶を蘇らせる。
どうやら、それまでの自分はグータラ生活を送っていて、ろくでもない評判のようだ。
そんな中、アラフォー社畜だった前世の記憶が蘇り混乱しつつも、今の生活に慣れようとするが……。
その行動は以前とは違く見え、色々と勘違いをされる羽目に。
その結果、様々な女性に迫られることになる。
元婚約者にしてツンデレ王女、専属メイドのお調子者エルフ、決闘を仕掛けてくるクーデレ竜人姫、世話をすることなったドジっ子犬耳娘など……。
「ハーレムは嫌だァァァァ! どうしてこうなった!?」
今日も、そんな彼の悲鳴が響き渡る。
貧民街の元娼婦に育てられた孤児は前世の記憶が蘇り底辺から成り上がり世界の救世主になる。
黒ハット
ファンタジー
【完結しました】捨て子だった主人公は、元貴族の側室で騙せれて娼婦だった女性に拾われて最下層階級の貧民街で育てられるが、13歳の時に崖から川に突き落とされて意識が無くなり。気が付くと前世の日本で物理学の研究生だった記憶が蘇り、周りの人たちの善意で底辺から抜け出し成り上がって世界の救世主と呼ばれる様になる。
この作品は小説書き始めた初期の作品で内容と書き方をリメイクして再投稿を始めました。感想、応援よろしくお願いいたします。
伯爵家の三男に転生しました。風属性と回復属性で成り上がります
竹桜
ファンタジー
武田健人は、消防士として、風力発電所の事故に駆けつけ、救助活動をしている途中に、上から瓦礫が降ってきて、それに踏み潰されてしまった。次に、目が覚めると真っ白な空間にいた。そして、神と名乗る男が出てきて、ほとんど説明がないまま異世界転生をしてしまう。
転生してから、ステータスを見てみると、風属性と回復属性だけ適性が10もあった。この世界では、5が最大と言われていた。俺の異世界転生は、どうなってしまうんだ。
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる
本作については削除予定があるため、新規のレンタルはできません。
このユーザをミュートしますか?
※ミュートすると該当ユーザの「小説・投稿漫画・感想・コメント」が非表示になります。ミュートしたことは相手にはわかりません。またいつでもミュート解除できます。
※一部ミュート対象外の箇所がございます。ミュートの対象範囲についての詳細はヘルプにてご確認ください。
※ミュートしてもお気に入りやしおりは解除されません。既にお気に入りやしおりを使用している場合はすべて解除してからミュートを行うようにしてください。