紅の戦士たち

黒桐蒼慧

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第二話作戦会議

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紅の殲滅戦から二ヶ月、速くもルベルは英雄として東の国では讃えられていた。ルベル率いる通称紅の騎士団は本来なら100を超える兵士がいるのだが、南の国の調査のために国を離れているのだった。

「あっつい此処!なんで涼しい筈の集落に日差しがこんなに入ってくるんだ?」
ルベルは文句を言いながら集落の中心部に向かった。紅の鎧は常に着ているのだが、あまりの暑さに脱いでしまっていた。エルフや天使たちも暑さでぐったりしていた。そんな中とある商人から、南の国へ行っていた兵士たちが近くにいるという情報が入った。急遽会議を中断して迎え入れる準備を進めた。

「おーい準備は順調か~?」
とルベルの側近である。エルフの雄弁が特徴のリェイダが呼びかけると、兵士たちから勿論と威勢のいい声が帰ってきた。
「なぁルベルこの国と北の国の戦争は参戦するのか?」
ルベルは少し驚いた顔をしてすぐに答えた。

「ああ、参戦するが北の国の連中の背後を突くぞ、それはこっちの国が不利になってからのことだが。不利になるまで何もしないつもりだ。」
「ふぅん要は美味しいところだけもらって帰るのね」
そんなこと言うなよと仲良く会話していると、兵士たちが帰ってきた。
「ただいま!お戻り致しました」
みんなからおかえりの祝福の言葉と無事を喜ぶ声が聞こえてきた。
「で、?南の国は?」
と聞くと急に暗い顔になって話を始めた。
「はい、、まず共生している種族ですが、ドワーフとエイリアンでした。」
周囲が騒ついた。
「本当なら戦争はしたくないな、たとえこっちの方が技量で勝ってたとしても武器の圧倒的な差で負けるな」
「よしっ作戦会議すっか」
号令?とともに会議が始まってしまった。

「じゃあ戦争をせざるを得ない状況になったらどうするか話すか」
それぞれの意見を聞いてルベルは口を開いた。
「話がね長い、結論出すぞ!友好関係を築こう」
辺りは静まりかえった。ルベル以外の者はみんな頭どうかしてるの?と心の中で呟いた。
「えっと~良いとは思うけど大丈夫なので?」
ルベルは作戦を話した。その作戦とは、まず商人に頼み手紙を出すその反応が良い場合出向く、悪い場合は素直に謝罪と敵対したくないと意思表明する。という作戦というよりも常識である。
ルベルはそのまま寝てしまった。

森の中にエルフの二人の少女がいた。

「✖︎✖︎ちゃん、キスして?」
「うん、いいよ」
兵士は赤面してその場を去っていった。その兵士は百合好きだったのだ。
ルベルには天使の彼女がいて、いつも添い寝をしてもらっているのを除く兵士もまた彼なのである。
しばらくは平和が続いてくれると誰もが思っていた。
そう、明日の朝までは
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