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秋兎と打ち解けろ!
鳥さん
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買い物を終えた私達は
フードコートで軽く食事を済ませて
帰路に着くのだった
「しかし、カレーか…ありだな!」
そう、夕飯はカレーになった
手間を掛ければ無限の可能性があるし
何だかんだみんな好きだし
たくさん作れば明日も食べられるし
「奮発して肉も買ったからカツカレーだな!」
本当に男の人ってカツカレー好きよね…
まぁ、私も好きだけど
あれ、いい意味でアホな食べ物よね?
濃い味に油で揚げた豚肉だものね…
カロリーの暴力よね?
禁断の食べ物よね?
「トンカツは任せたわよ?」
「任せろ!さくさくジューシーに揚げてやる!」
自信満々で楽しそうな秋兎を見ながら
何か少し温かい気持ちになっていると
妙な音が聞こえた
「今の何の音?」
「…車を急いで止めた…みたいな音だったな」
そうだ車のブレーキの音だ
でも、結構すごい音だったわ…事故?
「…妙だな、ビルの裏から音がしたがあそこの道はそんなに広くないからあんな音がするまで車とばすか?」
「誰も通らないと思ってとばしてたんじゃない?」
私がそんなことを考えていると
「助けて!!!」
ちょうど、ブレーキ音がしたビルの裏あたりから
切羽詰まったような大声が聞こえてきた
「なに!?」
「いいから行くぞ!」
秋兎は一目散に声の方に走る
私も一瞬遅れて付いていく
私達が声のしたビルの裏の道に出ると
ブレーキ音を出した車だろうか?
アスファルトに黒いタイヤ痕を引いた車が
止まっていてその車の後部座席の少し空いたドアから
女の子の足のようなものが一瞬見え
ドアが閉まり車は走り去っていった
「誘拐!?」
「………よし、覚えた」
「何が!?」
「落ち着け…ナンバーは覚えた」
すごい冷静ね…慣れてる感じ?
「セツナは警察に通報、ナンバーと車種と色はこれにメモしておいた」
仕事が速い!
あんたは杉下右京か!
「いいか?場所は分かり次第、セツナの携帯に連絡する、電話はいつでも出れるようにしとけよ!」
早口ですべてを言い終わると
秋兎の背中から炎の翼が現れ
「あんた、それなに?」
「説明は今度な!俺は追いかけるから、任せたぞ!」
そう言って上空に高く飛翔した
秋兎は車が走った方向に飛んで言った
「深花ちゃんが言ってた鳥さんってもしかして…」
そこまで考えたあと我に返った私は
秋兎の指示通りの行動を取った
フードコートで軽く食事を済ませて
帰路に着くのだった
「しかし、カレーか…ありだな!」
そう、夕飯はカレーになった
手間を掛ければ無限の可能性があるし
何だかんだみんな好きだし
たくさん作れば明日も食べられるし
「奮発して肉も買ったからカツカレーだな!」
本当に男の人ってカツカレー好きよね…
まぁ、私も好きだけど
あれ、いい意味でアホな食べ物よね?
濃い味に油で揚げた豚肉だものね…
カロリーの暴力よね?
禁断の食べ物よね?
「トンカツは任せたわよ?」
「任せろ!さくさくジューシーに揚げてやる!」
自信満々で楽しそうな秋兎を見ながら
何か少し温かい気持ちになっていると
妙な音が聞こえた
「今の何の音?」
「…車を急いで止めた…みたいな音だったな」
そうだ車のブレーキの音だ
でも、結構すごい音だったわ…事故?
「…妙だな、ビルの裏から音がしたがあそこの道はそんなに広くないからあんな音がするまで車とばすか?」
「誰も通らないと思ってとばしてたんじゃない?」
私がそんなことを考えていると
「助けて!!!」
ちょうど、ブレーキ音がしたビルの裏あたりから
切羽詰まったような大声が聞こえてきた
「なに!?」
「いいから行くぞ!」
秋兎は一目散に声の方に走る
私も一瞬遅れて付いていく
私達が声のしたビルの裏の道に出ると
ブレーキ音を出した車だろうか?
アスファルトに黒いタイヤ痕を引いた車が
止まっていてその車の後部座席の少し空いたドアから
女の子の足のようなものが一瞬見え
ドアが閉まり車は走り去っていった
「誘拐!?」
「………よし、覚えた」
「何が!?」
「落ち着け…ナンバーは覚えた」
すごい冷静ね…慣れてる感じ?
「セツナは警察に通報、ナンバーと車種と色はこれにメモしておいた」
仕事が速い!
あんたは杉下右京か!
「いいか?場所は分かり次第、セツナの携帯に連絡する、電話はいつでも出れるようにしとけよ!」
早口ですべてを言い終わると
秋兎の背中から炎の翼が現れ
「あんた、それなに?」
「説明は今度な!俺は追いかけるから、任せたぞ!」
そう言って上空に高く飛翔した
秋兎は車が走った方向に飛んで言った
「深花ちゃんが言ってた鳥さんってもしかして…」
そこまで考えたあと我に返った私は
秋兎の指示通りの行動を取った
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