拒絶少女は世界を拒絶する

犬派のノラ猫

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また手を

三下君リターン

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「きゃははははははは!!!」

どうもこんにちわ響です。
しつこい三下君をぶっ飛ばしたいのですが
思ったよりすばしっこいのと
刺された傷のせいで少し動きが鈍いです


「なんだぁ!たいした事無いな!ザコ男!」 

しかし…こんなに変わるもの?
前とは別人じゃないですか…パンチで岩砕いてるし…
これが弄られたってやつなのかな?


「だとしたら…何か隠し球があるかもな。」


「何をぶつぶつ言ってるんだ?」

「失礼…あまりに退屈だったんで」

「強がるなよザコ男…避けるので精一杯だろ?」

「そんなわけないだろ?」

正解です。

「しかし三下君さ…何か奥の手無いの?」

「有ったとして見せると思うか?」

「見せずにやられるのはダサいと思うよ?」

「…確かにな」

こいつやっぱりバカだ。


「見せてやるよ…」

そう言って三下君はこちらに手を向ける
…なんだ?針でも飛ばすか?
僕は警戒してすこし距離を開く

「どうした?こっちこいよ…ザコ男!」

三下君はそう言いながら腕を思いっきり上に上げた
その時だった

俺は勢いよく三下君の方に自分の意思とは
関係なく飛んだ
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