ゴンザレス☆タマミの日常

カツサンド

ワタシは夜の蝶
夜を舞う一匹の蝶
そんな蝶でもお腹は空く


「お腹減ったわ…」

今日は寝坊しちゃって
仕込みとか準備とかバタバタしちゃったのよね…
タマミとしたことが…

「いつも、お仕事前にちゃんと食べてから働くのに…今日は栄養ドリンク流し込んだだけだわ…」


Q24時間戦えますか？
A無理よ

「何かガッツリしたもの食べたいわね…あ、そう言えば」

最近、夜もやるパン屋さんが近くに出来たって
お客さん達が行ってたわね…
パン…ガッツリ…は！？

【タマミの胃袋に電流が走る！】


「あれあるかしら！決まったなら、急がなきゃ！」

ワタシは走った。
多分、今は服が脱げたときのメロスより走ってる
別に親友を人質にはされてないけど
胃袋が悲鳴を上げているから走った！



「あったわ…パン屋さん！」

なんとゆう神々しい光！
とゆうか変な感じ…こんな時間にパンが並べられてる
のが見れるなんて…さて、入りましょ


「さてさて、あるかしら？…お？…お？お？お！？！？」


キョロキョロしていたワタシの眼は
それをとらえた瞬間、もうお宝を発見した
トレジャーハンターのように釘付けになった


「まさか、こんな時間に出来立てに出会えるなんて…」

ありがとうパン屋さん
ありがとうお客さん
そして、今晩は！


「カツサンド！！」

こうして、お宝を発見したワタシは
カツサンドを買い一目散に家に帰宅した。



「さて、着替えたし…」

いや～…我ながらカツサンド2つはわんぱくだったかしら？
でも、いいわ！
さて、お供の牛乳も用意できたし…

「いただきます！」


ここのカツサンドはパンが少し薄めで
カツがすごく太いわね
どれどれ…ん！？
うわ！おいしい！
しっかり食感はあるけど素直に噛みきれる
お肉…ちょっと少ないかもと思ってたキャベツが
すごくシャキシャキしてすごい！
なんて、軽いカツサンド！
ソースは少し甘めだけど少し多めに塗られた
辛子がいいアクセント！
だけど辛みで終わるわけじゃなく最後は
お肉の脂身とパンの甘さで終る
これ…


「無限に食べられるんじゃないかしら？」

１斤売ってくれないかしら？
これならワタシ、ぺろりんちょだわ…



「こんな時間にカツサンド…ふふ、背徳感もプラスされて更に美味しいわ」


健康にいい食事は体は豊かにしても
心を豊かにするとは限らない
食事は二つのバランスが大切なの
そう客商売と同じでね