ゴンザレス☆タマミの日常

スティックチキン

ワタシは夜の蝶
夜を舞う一匹の蝶
そんな蝶でもお腹は空く


「ジャンキーモードだわ。」

そうジャンキーモードなの。
もうね、いい意味でバカな食べ物が食べたいの！
体の事なんか考えない、ただカロリーを
ぶちこむ美味しい食べ物が！


「ハンバーガーはこの前食べたし…」

何かしらね…あ、そう言えば


「冷凍のフライドチキンが冷蔵庫にあったわね」

正確にはスティックチキンなのかしら？

「よし、早く帰りましょう！」

ワタシは急いで帰宅した。


「さて…作りますか」

と言ってもレンジでチン！するだけだけど。

「本当に便利よね…毎回思うけどそりゃ料理しなくなるわよね」

楽になることはすごくいいこと！


「さて、温めている間に…」

ワタシはあらかじめ温めたご飯と
お皿を用意し、マヨネーズを端に出して
七味を少しかけた

「七味マヨ美味しいかしら？」

もともとしっかり味は付いてるはずだから
味変は様子を見ながらやりましょう

そんなこんなしている間にスティックチキンが
温まり


「さて、いただきます。」

まずは何も付けないで…うん。
まぁこんなもんよね
いや、美味しいのよ？
でもやっぱりしんなりしちゃうのよね…
油であげたら違うのかしら？
これはこれで好きだけど

七味マヨ試してみましょう！
…ん～不味くはないけど味が濃すぎるわね
皆が強いから主張が少しうるさいわ

「あ、そうだ」

ワタシはポン酢を別皿に注ぎネギと生姜を少し入れて
よくかき混ぜたものに付けてみた


「あら…さっぱりしていいじゃない。」

クドクドだった口の中がさっぱりして
それでいてご飯が進む味！
これよこれ！これが欲しかったのよ！

ワタシはようやく食の迷宮を脱出すると
ご飯をかきこみ大満足で食事を終えた。


「あれね…個が強いとぶつかるのは人も味付けも同じなのね。」


と、少しうまいこと言った風の顔をして
ワタシはお風呂に向かった