ゴンザレス☆タマミの日常

犬派のノラ猫

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メンチカツ

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ワタシは夜の蝶
夜を舞う一匹の蝶
そんな蝶でもお腹は空く


「お腹がぺっこちゃんだわ…」

何かガッツリしたの食べたい…
悪く言えば…

「バカみたいな料理が食べたい」

けしてバカにしてる訳ではない。
しかしこの世界にはバカな食べ物が実在する
…例えば


「あ、メンチカツ食べたいわ。」

そうメンチカツ。
ハンバーグを揚げたおバカな料理。

「カロリーと油の暴力事件よねもはや。」

そう思いながらワタシは
冷凍庫を開けた。

「やっぱりあったわ…」

【冷凍メンチカツ】

「…賞味期限は大丈夫ね」 

ワタシ…いつ買ったのかしらこの子?

そんなことを考えながら
油を用意しキャベツを千切りし始めた。


「ついでにお湯も沸かして…っと」

「さて…揚げますか!」

ワタシは冷凍されたメンチカツを
油にぶちこんだ!

「うお!?跳ねまくり!?」

やっぱり冷凍のやつを揚げるときは
鍋蓋が必須ね(個人的な意見)!

「顔は命を懸けても守るわワタシは!」

そんなこんな格闘し…

「ご飯をよそって…インスタント味噌汁を作って…よし!」

メンチカツ×2
千切りキャベツ
味噌汁
白ご飯!

「素敵なご飯ね!さて…いただきます。」

ふむ…

「このメンチカツを作ったのは誰だ!」

と、ワタシはメンチカツの袋を確認した。
有名食品会社の名前が書いてあった

「ふん…なるほど…浅ましい料理だが悪くない」

あ、ソースかけなきゃ。
変なテンションのせいで忘れてたわ。

ワタシはソースたらしカラシをお皿の縁に
出した。

まずはソースだけで… 

「やっぱり美味しいわ…」

ソースありがとう。
君が産まれてきて本当に良かった。
嬉しくて言葉にできないわ!

次はカラシを付けて…

「うんまいわ…」

カラシはつければつけただけうまい!
(もちろん許容範囲で)

「白ご飯が止まらないし、合間に挟むキャベツと味噌汁のせいで無限ループが完成してるわ!」


エンドレス・メンチね!
まぁ…

「何をしなくても有限だから終わるのだけど」

美味しかったとお腹をさすりながら
背伸びをして横になる
タマミであった。
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