21 / 73
大魔王はちょっと疲れたらしい
しおりを挟む
魔王城のとある一室。
我こと大魔王の部屋である
ここには毎日頑張っている部下達が報告しに来てくれる
「休暇を取るぞ皆のものよ!」
我は城中に聞こえるように魔術で話しかけた
さすがに皆、働きすぎなのだ
我も正直ちょっと疲れた…
「皆、勇者関係やいつもの業務で疲れているであろう…それではいざという時100%のパフォーマンスが出来まい…と言うわけで大魔王頑張って…」
我は昨日の夜中誰にも気付かれないように
敷地の端っこの無魔の森を切り開いて作った
建物の映像を頭に転送し
「我の分身達がおもてなしをする温泉施設を作ったから皆、楽しんでくれ!」
我すごく頑張ったから楽しんでくれたらうれしいな!
「マオマオ?そんな資金どこにあったのかな?」
「うわ!びっくりするではないか…クロハよ」
「ごめんなさいマオマオ…それで資金は?…まさか国費?」
「国のお金は使って無いぞ?あれは皆のためのお金だろ?これは趣味だから我のお小遣いだ!」
「マオマオ!」
何かクロハが泣いてしまった…我悪いことしたか?
考えてからちゃんと謝ろう
その後、よく分からないが
我の貯金箱が勝手に温泉施設の入り口に置かれ
終わる頃には我の豚さん貯金箱は張り裂けそうに
なっていた…
我こと大魔王の部屋である
ここには毎日頑張っている部下達が報告しに来てくれる
「休暇を取るぞ皆のものよ!」
我は城中に聞こえるように魔術で話しかけた
さすがに皆、働きすぎなのだ
我も正直ちょっと疲れた…
「皆、勇者関係やいつもの業務で疲れているであろう…それではいざという時100%のパフォーマンスが出来まい…と言うわけで大魔王頑張って…」
我は昨日の夜中誰にも気付かれないように
敷地の端っこの無魔の森を切り開いて作った
建物の映像を頭に転送し
「我の分身達がおもてなしをする温泉施設を作ったから皆、楽しんでくれ!」
我すごく頑張ったから楽しんでくれたらうれしいな!
「マオマオ?そんな資金どこにあったのかな?」
「うわ!びっくりするではないか…クロハよ」
「ごめんなさいマオマオ…それで資金は?…まさか国費?」
「国のお金は使って無いぞ?あれは皆のためのお金だろ?これは趣味だから我のお小遣いだ!」
「マオマオ!」
何かクロハが泣いてしまった…我悪いことしたか?
考えてからちゃんと謝ろう
その後、よく分からないが
我の貯金箱が勝手に温泉施設の入り口に置かれ
終わる頃には我の豚さん貯金箱は張り裂けそうに
なっていた…
応援ありがとうございます!
0
お気に入りに追加
8
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる