勇者がこちらに来てるらしい

犬派のノラ猫

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勇者は料理番組に出たらしい

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魔王城のとある一室。
我こと大魔王の部屋である
ここには毎日頑張っている部下達が報告しに来てくれる



「…クロハそれは真か?」

「もちろんよマオマオ!」

なるほど…勇者が料理番組にね…

「勇者エンジョイしすぎじゃない!?」

「そうね…まぁでもよく考えたら勇者って人気商売みたいなところあるし…断れないのかもね?」


「世知辛いな…」

「ちなみに出たのは勇者だけなのか?」

愛しのミラちゃんは?

「ミラも出てたわよ?」

「審査員ごはん食べたのか?」

「食べてたわね?」

「我でさえ手料理食べたこと無いのに…」

「私の料理じゃ不満?マオマオ?」

「そんな訳無かろう?クロハの料理は最高だ!…だがな娘の手料理を食べたいとゆう気持ち…憧れは止められないのだ!」


「気持ちは分からなくはないけど…ミラちゃんの料理はやめた方が…」


「不味いとかって落ちだろ?仕方なかろう…家事なんかほぼヤらせなかったし。」


「いや…それが…」

「ん?」

「美味しすぎるらしいのよ…」

「なぬ?」

美味しすぎる…メルクの星屑みたいなこと?

「そうよ、マオマオ」

「心を読むなクロハ…」

ってかよく知ってたなトリコネタなのに

「トリコは魔界では料理本みたいなものだからね!」

「リアルトリコ飯!」

た、確かにたまに既視感があるもの出てたな…
虹が出るニヤニヤが止まらなくなったスープとか


「今度、ニンニク鳥の親子丼作るわね?」

「魔界にいるのかニンニク鳥…!?」

知らなかった…

「まぁ、美味しすぎるから…ちょっと中毒性があってね」

「まじか」

「私も昔、おにぎりを食べたんだけど…一個食べたら止まらなくなって焦ったわ!」


「そうなのか!?」

いいな…我も食べたかった

「まぁ、そんな訳で審査員たちがちょっと…テレビじゃ撮せない感じになってね…」


「なるほど…」

我はそれでもミラのフルコースを食べるがな!
娘の料理ならリスクがあろうと食べるのが
親心なのだ!
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