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ヒトのキョウカイ5巻 (亡霊再び)
19 (キョウカイ小隊)
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作戦指揮官がいる場所は 食堂の横にある応接室だ。
ソファーにテーブルと言った最低限の物はあるが見た目は簡素だ。
遮音性が良いのか…ドアを閉めると外の音は一切聞こえない。
多分 ここは一般用で もっと偉い人がいれば、別の豪華な部屋になるのだろう…。
「いや…こんな場所で済まない。
私は マグナ・カルタ中佐…今回の作戦指揮を任されている。」
ソファーに座るカルタ中佐が言う。
「いえ…レナ・トニーです。
本日は大切なお時間を作って頂きありがとうございます。」
レナが深々と礼をし、向かいのソファーに座る…他は後ろで『休め』の状態で待機だ。
「それで今日はどの様な御用で?」
枕言葉も早々にカルタ中佐が話を切り出す。
「はい…現場の指揮官にご挨拶と、我々の立場についての確認です。」
「それについては既に聞いている。
キミ達はワーム事件解決の為の独立小隊で、アントニー・トニー都市長とエルダー・コンパチ・ビリティ都市長の直下の部隊である事…。
つまり、私の権限でもキミ達に命令を強制する事は出来ない…。」
「はい…つまり 私達7人なら私の権限で自由に動かす事が出来ます。
中佐も命令の利かない部隊を持つには不安を持つでしょう…。
ですので、今後 作戦立案段階から私達に発言の権限を貰いたいのです。
お互いに納得した形で作戦を展開させましょう。」
「それしか無いか…分かった。
それでエレクトロンの部隊はどうかね?
エルダー・コンパチから、1個中隊を回すと聞いているのだが…。」
レナの斜め後ろに立つクオリアに向けて言う。
「エクスマキナ都市の外交官 クオリアです。
エルダーとエレクトロン1個小隊が先行し、作戦立案に立ち会います。
もう1個小隊は月からDL部隊の降下と同時に エアディフェンスをしながら降りて来ます。
それと 量子通信ユニットも150ユニットそろえています。
1個中隊に1ユニットですが、深海内での無線通信が難しい状態でお役に立てるかと…。」
深海での電波は100m届けば良い方で 妨害がされ無い 量子通信の方が何かと役に立つ。
「とは言っても、こちらは 量子通信でのデータリンクなど やっていない。」
「はい…ですので、そこはエルダーが担当します。」
「本当にキミ達頼みなのだな…。」
「確かにそうなります。
が、こちらには 大量のワームを駆除するだけの戦力はありません。
敵の主力をあなた方に抑《おさ》えて貰わ無いと、私達には打つ手が無いのです。」
「分かった…。
作戦は エルダー・コンパチと『フェニックス小隊』が来てから話す。
キミ達の新型のDLは?」
「はい…私が調整とテストパイロットをしています ナオです。
こちらが 現状でのデータになります。」
オレがARウィンドウを開き、仕様書を渡す。
「ふむ…これはコンペのつもりか…。」
カルタ中佐がつぶやく…。
「はい?」
「いや…フェニックス小隊も この作戦に秘蔵の新型DL『フェニックス』を持ってくるようでな…。
事前データから見て、仕様が かなり似ている…。
性能はフェニックスが上…見たいだが…エース仕様で 人に扱えるか怪しい。
キミ達の機体は スペックでは負けているが、扱い易さや運用方法は あくまで既存のDLの発展系に抑えられている…ベックの後継機と言った感じだな…個人的になこちらが好きだな。」
「ありがとうございます」
「となると機体調整用のドックが必要になるだろう…1小隊分のスペースを確保しておこう。
それと後で トリチウムを機体から降ろすから、その時にDLを降ろせばいい。
メカニックは?」
「はい」
カズナが手を上げる。
「カズナです。
DLのせいび しょるいについては わたしが たんとうしてます。」
「キミがか?
かなり…その…幼い感じだが…。」
「せいびしの1きゅうをもってます。
ほかにもいろいろと…。」
「悪かった…。
私にもキミ位の娘がデパート艦にいてな…どうも子供が戦場にいるのが違和感があるのだ。」
「いい かんせいだと おもいます。
こどもを たたかわせる くには、ろくな くにではないとトヨ兄ぃに、おそわりました。」
「ははは…確かにそうだな。
それで キミ達の部隊名なのだが、決まっているのか?」
「え?…そうですね…。」
そこは考えていなかったのかレナが素で考え始める。
「決まっていません…。
現状では『ファントム試験小隊』が妥当かと。
私、個人としては『キョウカイ小隊』と名付けたい所ですが…。」
後ろのクオリアが答える。
「キョウカイ…Boundaryかね?」
「ええ、私達は見ての通り、機械人、サイボーグ、獣人、新人類にクローンとヒトの境界が曖昧な部隊です…。
そして、それが私達の部隊の強みだと思っています。」
「うーん…よし『キョウカイ小隊』にしよう…他種族混成部隊なんて他に無いからな…。
レナ次期都市長…どうだろうか?」
「ええ…私は…皆は?」
レナが後ろを振り返る…どうやら大丈夫そうだ。
「それでお願いします。」
「では、キョウカイ小隊の諸君…別命あるまで自由にしてくれて構わない…。
何かあればレナ次期都市長経由で連絡を取る。
では解散。」
「はい!!」
キョウカイ小隊が退出し、マグナはソファに深く座りため息を付く。
前代未聞の機械人を含めた他種族合同作戦…。
様々な都市の様々な種族がこの作戦に参加し、それを まとめるのが私だ。
特にエレクトロンは 人を下等生物とし、見下す者も多いし、そもそも量子通信で恒星間を移動出来る彼女らは、太陽系が消滅した所で対して気にしないだろう。
なので、人との交流を持ち 人に価値を感じるエレクトロンで尚且つ戦闘が出来る個体に限られる…。
それが 作戦に投入出来るエレクトロンが僅《わず》か12人の理由だ。
それに 命令も彼女らが下等生物の指示に従わない可能性を考慮して、最上級階級の長老が担当する事になった。
準備としては万全…。
作戦は成功するだろう。
だが…。
「軽微とは言え 海洋汚染、それにフェニックス小隊の全滅が前提だとはな…。」
それが一番犠牲が少ないと理解はしている物の 兵を決死の戦場に送る判断は難しく…そして、犠牲にしない選択を取れば 他の犠牲者が増え結果的に 死者が増える事になる…。
その非情さがエレクトロンの強みであり、人と上手く行かない弱みでもある。
「私は指揮官としては無能なのかも知れないな…。」
マグナは部下には絶対に聞かれては行けない言葉を完全防音の室内でつぶやいた。
ソファーにテーブルと言った最低限の物はあるが見た目は簡素だ。
遮音性が良いのか…ドアを閉めると外の音は一切聞こえない。
多分 ここは一般用で もっと偉い人がいれば、別の豪華な部屋になるのだろう…。
「いや…こんな場所で済まない。
私は マグナ・カルタ中佐…今回の作戦指揮を任されている。」
ソファーに座るカルタ中佐が言う。
「いえ…レナ・トニーです。
本日は大切なお時間を作って頂きありがとうございます。」
レナが深々と礼をし、向かいのソファーに座る…他は後ろで『休め』の状態で待機だ。
「それで今日はどの様な御用で?」
枕言葉も早々にカルタ中佐が話を切り出す。
「はい…現場の指揮官にご挨拶と、我々の立場についての確認です。」
「それについては既に聞いている。
キミ達はワーム事件解決の為の独立小隊で、アントニー・トニー都市長とエルダー・コンパチ・ビリティ都市長の直下の部隊である事…。
つまり、私の権限でもキミ達に命令を強制する事は出来ない…。」
「はい…つまり 私達7人なら私の権限で自由に動かす事が出来ます。
中佐も命令の利かない部隊を持つには不安を持つでしょう…。
ですので、今後 作戦立案段階から私達に発言の権限を貰いたいのです。
お互いに納得した形で作戦を展開させましょう。」
「それしか無いか…分かった。
それでエレクトロンの部隊はどうかね?
エルダー・コンパチから、1個中隊を回すと聞いているのだが…。」
レナの斜め後ろに立つクオリアに向けて言う。
「エクスマキナ都市の外交官 クオリアです。
エルダーとエレクトロン1個小隊が先行し、作戦立案に立ち会います。
もう1個小隊は月からDL部隊の降下と同時に エアディフェンスをしながら降りて来ます。
それと 量子通信ユニットも150ユニットそろえています。
1個中隊に1ユニットですが、深海内での無線通信が難しい状態でお役に立てるかと…。」
深海での電波は100m届けば良い方で 妨害がされ無い 量子通信の方が何かと役に立つ。
「とは言っても、こちらは 量子通信でのデータリンクなど やっていない。」
「はい…ですので、そこはエルダーが担当します。」
「本当にキミ達頼みなのだな…。」
「確かにそうなります。
が、こちらには 大量のワームを駆除するだけの戦力はありません。
敵の主力をあなた方に抑《おさ》えて貰わ無いと、私達には打つ手が無いのです。」
「分かった…。
作戦は エルダー・コンパチと『フェニックス小隊』が来てから話す。
キミ達の新型のDLは?」
「はい…私が調整とテストパイロットをしています ナオです。
こちらが 現状でのデータになります。」
オレがARウィンドウを開き、仕様書を渡す。
「ふむ…これはコンペのつもりか…。」
カルタ中佐がつぶやく…。
「はい?」
「いや…フェニックス小隊も この作戦に秘蔵の新型DL『フェニックス』を持ってくるようでな…。
事前データから見て、仕様が かなり似ている…。
性能はフェニックスが上…見たいだが…エース仕様で 人に扱えるか怪しい。
キミ達の機体は スペックでは負けているが、扱い易さや運用方法は あくまで既存のDLの発展系に抑えられている…ベックの後継機と言った感じだな…個人的になこちらが好きだな。」
「ありがとうございます」
「となると機体調整用のドックが必要になるだろう…1小隊分のスペースを確保しておこう。
それと後で トリチウムを機体から降ろすから、その時にDLを降ろせばいい。
メカニックは?」
「はい」
カズナが手を上げる。
「カズナです。
DLのせいび しょるいについては わたしが たんとうしてます。」
「キミがか?
かなり…その…幼い感じだが…。」
「せいびしの1きゅうをもってます。
ほかにもいろいろと…。」
「悪かった…。
私にもキミ位の娘がデパート艦にいてな…どうも子供が戦場にいるのが違和感があるのだ。」
「いい かんせいだと おもいます。
こどもを たたかわせる くには、ろくな くにではないとトヨ兄ぃに、おそわりました。」
「ははは…確かにそうだな。
それで キミ達の部隊名なのだが、決まっているのか?」
「え?…そうですね…。」
そこは考えていなかったのかレナが素で考え始める。
「決まっていません…。
現状では『ファントム試験小隊』が妥当かと。
私、個人としては『キョウカイ小隊』と名付けたい所ですが…。」
後ろのクオリアが答える。
「キョウカイ…Boundaryかね?」
「ええ、私達は見ての通り、機械人、サイボーグ、獣人、新人類にクローンとヒトの境界が曖昧な部隊です…。
そして、それが私達の部隊の強みだと思っています。」
「うーん…よし『キョウカイ小隊』にしよう…他種族混成部隊なんて他に無いからな…。
レナ次期都市長…どうだろうか?」
「ええ…私は…皆は?」
レナが後ろを振り返る…どうやら大丈夫そうだ。
「それでお願いします。」
「では、キョウカイ小隊の諸君…別命あるまで自由にしてくれて構わない…。
何かあればレナ次期都市長経由で連絡を取る。
では解散。」
「はい!!」
キョウカイ小隊が退出し、マグナはソファに深く座りため息を付く。
前代未聞の機械人を含めた他種族合同作戦…。
様々な都市の様々な種族がこの作戦に参加し、それを まとめるのが私だ。
特にエレクトロンは 人を下等生物とし、見下す者も多いし、そもそも量子通信で恒星間を移動出来る彼女らは、太陽系が消滅した所で対して気にしないだろう。
なので、人との交流を持ち 人に価値を感じるエレクトロンで尚且つ戦闘が出来る個体に限られる…。
それが 作戦に投入出来るエレクトロンが僅《わず》か12人の理由だ。
それに 命令も彼女らが下等生物の指示に従わない可能性を考慮して、最上級階級の長老が担当する事になった。
準備としては万全…。
作戦は成功するだろう。
だが…。
「軽微とは言え 海洋汚染、それにフェニックス小隊の全滅が前提だとはな…。」
それが一番犠牲が少ないと理解はしている物の 兵を決死の戦場に送る判断は難しく…そして、犠牲にしない選択を取れば 他の犠牲者が増え結果的に 死者が増える事になる…。
その非情さがエレクトロンの強みであり、人と上手く行かない弱みでもある。
「私は指揮官としては無能なのかも知れないな…。」
マグナは部下には絶対に聞かれては行けない言葉を完全防音の室内でつぶやいた。
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