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第0章
0-3 人格者
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昨日は勇者の転生に成功し、上司から褒められ成績も多少はマシになった僕だが、よく考えれば僕はあの男に何の能力も与えず転生させている。転生者が転生先で死ぬことは特に珍しい事でもなんでもないが、あいつは勇者で、しかも転生してすぐに死んでしまったとなれば話は変わってくるかもしれない。天聖軍が後始末にその世界を訪れるだろうし、そこで死因もチェックされるだろう。そうすれば僕が何もせずあいつを転生させたこともばれてしまうかもしれない。上司に怒られるだけで済めば御の字で、悪くすれば天聖軍から直接懲罰を受けるかもしれない。
(じゃあこの結果が予知できていたら、僕はあいつにチート能力を与えていただろうか)
寝起きの頭で考えても答えはでてこない。僕は一旦かわいい仔猫ちゃんに変身した自分を鏡で10分ほど眺めてなんとか平静を取り戻す。
(同僚たちの様に何も考えず、コンソールを一台置いておく方がいいのだろうか)
僕の様に転生予定者と面談をしている奴なんてもう数えるほどしかいないらしい。みんな部屋に一台の機械を置いて、あとは転生者に能力を自分で選ばせて扉をくぐらせるだけだ。そうすれば上司からはもちろん転生予定者に文句を言われることもないし、仕事の成績はどんどん伸びていくだろう。今まさに直面している不安に悩まされることもない。
「でも……それでもやっぱりなあ……」
部屋に独り言が響き渡る。もし僕があいつを面談せずに機械に任せていたとしたら、あいつはきっと人をたくさん傷つけるような能力を手に入れて、弱者ばかりが住む世界に転生していっただろう。そしてそこで暴虐と殺戮の限りを尽くした後、人類を根絶やしにしていたに違いない。しかし僕が直接面談を行い、さっさと死ねと何も能力を与えなかったせいで、今度は僕が罰を受ける可能性が出てきてしまった。
「じゃあ何かチート能力を与えてやればよかったのだろうか?」
生前にまぎれもない快楽殺人鬼であったあいつに、魔物と魔王退治のついでにちょっとだけ人間殺したら? と提案した自分を思い出して気分が更に暗くなる。
「もっとうまい方法があったんだろうか……」
いくら考えてもあの男を立派な勇者に変えられるビジョンは見えてこなかった。そもそもそれが難しいから成功した時にあれだけ褒められたのである。
(解決できない問題をずっと考えていても仕方がない。罰が与えられるならそれはその時だ)
冴えないサラリーマンの姿に戻り、また会社に向かう。結局はこれのずっとこれの繰り返しだ。僕も天聖者の端くれなので疲労で倒れたりするようなことはほぼあり得ないが、精神的な部分は人間や転生者の時と大した違いはない。
僕は恐る恐る自分の部署の扉を開き。誰かの手でめちゃくちゃに崩されてしまっていた書類の山を積みなおしてから席に座る。昨日のお手柄のおかげかはわからないが、幸いな事に今日の書類は誰かのお茶やコーヒーで汚れてはいなかった。
いつ上司から怒号が飛んでくるかとヒヤヒヤしながら本日最初の転生予定者の書類を探していたが、アイツはまだ死んでいないのか、それともバレていないだけか今のところ何のお咎めもないようで部署はいつも通りに動いている。
壁に貼り付けられた成績グラフをちらりと見る。僕の名前の棒グラフのところに勇者ボーナスと赤色で書かれた棒が足されていた。それでも他の同僚と比べるとその長さは米粒みたいなものだ。
壁に掛かれた標語が目に入る。僕の仕事が遅いせいで、今もどこかで世界が滅んだりしているのだろうか。人が死んでいるのだろうか。だとしても、どうせ遠い世界の出来事だと感じてしまっている僕は果たして正常なのだろうか。
自分の仕事に対する疑問や戸惑いは途切れることなく僕の頭を占領し続けている。そしてまた同じように転生予定者の書類の山も僕の机を占領し続けているのだ。
(送られてくる転生予定者がまともなら解決する話なんだけどな)
転生部屋に向かいながら考える。送られてくる者はみな生前の行いを女神様に認められた者ばかりのはずなのだ。それならどうしてあのような人格破綻者が来るのだろう。確かにあそこまで壊れた奴らの割合は多いわけではないが、それでもまさに神のしもべ足る人物と言えるほどの人格者が来ることはもっと少ない。
(それは僕自身にも言える事だけどね)
まさに正義のヒーローや勇者の資格を持った清廉潔白な人間のみが転生できるのだとすれば、僕もそんな立派な人間ではなかった。別に悪事を働いたりしていたわけではないが、進んで人助けをしていたわけでもない。僕が女神様の立場だったとしたら、まあ天聖させたりもしないだろう。それが僕の嘘偽りない姿だ。とはいえそんなことを口にでもしたら女神様への侮辱や背信行為の罪でこっぴどい目にあうだろう。勝手に人の頭を覗くのはご法度となってはいるが、治安の為なら天聖軍は平気でなんでもやるらしい。
僕はいつも通り転生部屋に入り、机の上に書類を並べて目を通す。ここのところひどい奴らが続いていたが、今日は随分とまっとうな人が来るようだ。
プロフィールには、『貧しい生まれでありながらも独学で難関大学の医学部に特待生入学、無事に医者となった後も技術の向上と研鑽に努め、稼いだお金は医学の発展や最貧国への援助に使い、自らも世界を飛び回り病に苦しむ人を救い続け、最後はテロに巻き込まれて40代の若さで世界中から惜しまれて亡くなった男』……とまさに非の打ち所がない一生だ。
生前の僕であったら余りのまぶしさに嫉妬し、嫌味の一つでも言いたくなるような偉人だが、まともな人物が来ることの少ないここでは僕のすさんだ心の貴重な清涼剤だ。それでも一抹の不安はまだぬぐえない。いくらプロフィールが立派な人間であっても、この部屋に入った途端に本性を現すことは少なくないのだ。むしろ生前に周りから受けていた期待やプレッシャーで抑圧されていた欲望が破裂する可能性の方が高い。
(ああ……神様……いや女神様……どうか尊敬に値する名人物でありますように)
すぐにドアが開き一人の中年の男性が近づいてくる。果たして僕の祈りは女神様に届いたようで彼は話せば話すほど惚れ惚れとする素晴らしい男だった。彼は過去の経歴から当然医師としての能力を欲しがった。彼の知識や経験ですら救う事の出来なかった難病を患う人たちに、救いの手を差し伸べたいと切望していた。僕は嬉々として様々な回復魔法を彼に与え、彼は礼儀正しく導きの門から去っていった。
彼とは随分長い間話をしていたせいで部署に戻った際には上司からの嫌味が飛んできたが、僕の心は非常に晴れ晴れとしていたので全く耳に入らなかった。彼ほどの人物であれば面談があろうがなかろうが正しい能力と転生先を選んでいただろうが、自分が彼を導けたことを誇りに思えた。
(そうだよ、僕は僕にできることをやればいいんだ)
相変わらず仕事が遅い事、その遅さが引き起こす世界や人々への影響を考えると罪悪感と後ろめたさは消えないけれど、それでも僕は同僚たちの様に面談を全くせず、転生部屋に機械を一つ置いて終わりなんてやり方はできない。それに……それにだ、転生案内所は本当にたくさんあるのだ。そのどれもが多くの案内人を抱えている。なら僕たった一人の仕事が遅かったとしても、きっとそれは微々たる影響でしかないはずだ。それなら一つ一つの仕事をちゃんと満足いくようにやりきった方がいいはずだ。
半ば強引に自分を納得させ自分の席へ戻る。
(次の休みはさっきの彼の様子でも見に行こうかな)
いつ取れるともわからない休日のことに思いを馳せ、次の面談の準備をした。
(じゃあこの結果が予知できていたら、僕はあいつにチート能力を与えていただろうか)
寝起きの頭で考えても答えはでてこない。僕は一旦かわいい仔猫ちゃんに変身した自分を鏡で10分ほど眺めてなんとか平静を取り戻す。
(同僚たちの様に何も考えず、コンソールを一台置いておく方がいいのだろうか)
僕の様に転生予定者と面談をしている奴なんてもう数えるほどしかいないらしい。みんな部屋に一台の機械を置いて、あとは転生者に能力を自分で選ばせて扉をくぐらせるだけだ。そうすれば上司からはもちろん転生予定者に文句を言われることもないし、仕事の成績はどんどん伸びていくだろう。今まさに直面している不安に悩まされることもない。
「でも……それでもやっぱりなあ……」
部屋に独り言が響き渡る。もし僕があいつを面談せずに機械に任せていたとしたら、あいつはきっと人をたくさん傷つけるような能力を手に入れて、弱者ばかりが住む世界に転生していっただろう。そしてそこで暴虐と殺戮の限りを尽くした後、人類を根絶やしにしていたに違いない。しかし僕が直接面談を行い、さっさと死ねと何も能力を与えなかったせいで、今度は僕が罰を受ける可能性が出てきてしまった。
「じゃあ何かチート能力を与えてやればよかったのだろうか?」
生前にまぎれもない快楽殺人鬼であったあいつに、魔物と魔王退治のついでにちょっとだけ人間殺したら? と提案した自分を思い出して気分が更に暗くなる。
「もっとうまい方法があったんだろうか……」
いくら考えてもあの男を立派な勇者に変えられるビジョンは見えてこなかった。そもそもそれが難しいから成功した時にあれだけ褒められたのである。
(解決できない問題をずっと考えていても仕方がない。罰が与えられるならそれはその時だ)
冴えないサラリーマンの姿に戻り、また会社に向かう。結局はこれのずっとこれの繰り返しだ。僕も天聖者の端くれなので疲労で倒れたりするようなことはほぼあり得ないが、精神的な部分は人間や転生者の時と大した違いはない。
僕は恐る恐る自分の部署の扉を開き。誰かの手でめちゃくちゃに崩されてしまっていた書類の山を積みなおしてから席に座る。昨日のお手柄のおかげかはわからないが、幸いな事に今日の書類は誰かのお茶やコーヒーで汚れてはいなかった。
いつ上司から怒号が飛んでくるかとヒヤヒヤしながら本日最初の転生予定者の書類を探していたが、アイツはまだ死んでいないのか、それともバレていないだけか今のところ何のお咎めもないようで部署はいつも通りに動いている。
壁に貼り付けられた成績グラフをちらりと見る。僕の名前の棒グラフのところに勇者ボーナスと赤色で書かれた棒が足されていた。それでも他の同僚と比べるとその長さは米粒みたいなものだ。
壁に掛かれた標語が目に入る。僕の仕事が遅いせいで、今もどこかで世界が滅んだりしているのだろうか。人が死んでいるのだろうか。だとしても、どうせ遠い世界の出来事だと感じてしまっている僕は果たして正常なのだろうか。
自分の仕事に対する疑問や戸惑いは途切れることなく僕の頭を占領し続けている。そしてまた同じように転生予定者の書類の山も僕の机を占領し続けているのだ。
(送られてくる転生予定者がまともなら解決する話なんだけどな)
転生部屋に向かいながら考える。送られてくる者はみな生前の行いを女神様に認められた者ばかりのはずなのだ。それならどうしてあのような人格破綻者が来るのだろう。確かにあそこまで壊れた奴らの割合は多いわけではないが、それでもまさに神のしもべ足る人物と言えるほどの人格者が来ることはもっと少ない。
(それは僕自身にも言える事だけどね)
まさに正義のヒーローや勇者の資格を持った清廉潔白な人間のみが転生できるのだとすれば、僕もそんな立派な人間ではなかった。別に悪事を働いたりしていたわけではないが、進んで人助けをしていたわけでもない。僕が女神様の立場だったとしたら、まあ天聖させたりもしないだろう。それが僕の嘘偽りない姿だ。とはいえそんなことを口にでもしたら女神様への侮辱や背信行為の罪でこっぴどい目にあうだろう。勝手に人の頭を覗くのはご法度となってはいるが、治安の為なら天聖軍は平気でなんでもやるらしい。
僕はいつも通り転生部屋に入り、机の上に書類を並べて目を通す。ここのところひどい奴らが続いていたが、今日は随分とまっとうな人が来るようだ。
プロフィールには、『貧しい生まれでありながらも独学で難関大学の医学部に特待生入学、無事に医者となった後も技術の向上と研鑽に努め、稼いだお金は医学の発展や最貧国への援助に使い、自らも世界を飛び回り病に苦しむ人を救い続け、最後はテロに巻き込まれて40代の若さで世界中から惜しまれて亡くなった男』……とまさに非の打ち所がない一生だ。
生前の僕であったら余りのまぶしさに嫉妬し、嫌味の一つでも言いたくなるような偉人だが、まともな人物が来ることの少ないここでは僕のすさんだ心の貴重な清涼剤だ。それでも一抹の不安はまだぬぐえない。いくらプロフィールが立派な人間であっても、この部屋に入った途端に本性を現すことは少なくないのだ。むしろ生前に周りから受けていた期待やプレッシャーで抑圧されていた欲望が破裂する可能性の方が高い。
(ああ……神様……いや女神様……どうか尊敬に値する名人物でありますように)
すぐにドアが開き一人の中年の男性が近づいてくる。果たして僕の祈りは女神様に届いたようで彼は話せば話すほど惚れ惚れとする素晴らしい男だった。彼は過去の経歴から当然医師としての能力を欲しがった。彼の知識や経験ですら救う事の出来なかった難病を患う人たちに、救いの手を差し伸べたいと切望していた。僕は嬉々として様々な回復魔法を彼に与え、彼は礼儀正しく導きの門から去っていった。
彼とは随分長い間話をしていたせいで部署に戻った際には上司からの嫌味が飛んできたが、僕の心は非常に晴れ晴れとしていたので全く耳に入らなかった。彼ほどの人物であれば面談があろうがなかろうが正しい能力と転生先を選んでいただろうが、自分が彼を導けたことを誇りに思えた。
(そうだよ、僕は僕にできることをやればいいんだ)
相変わらず仕事が遅い事、その遅さが引き起こす世界や人々への影響を考えると罪悪感と後ろめたさは消えないけれど、それでも僕は同僚たちの様に面談を全くせず、転生部屋に機械を一つ置いて終わりなんてやり方はできない。それに……それにだ、転生案内所は本当にたくさんあるのだ。そのどれもが多くの案内人を抱えている。なら僕たった一人の仕事が遅かったとしても、きっとそれは微々たる影響でしかないはずだ。それなら一つ一つの仕事をちゃんと満足いくようにやりきった方がいいはずだ。
半ば強引に自分を納得させ自分の席へ戻る。
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