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第0章
0-7 天使モード
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(しかしそこまでひどい事になっているとはなあ)
すっかり暗くなってしまった空を飛びながら考える。見送りの兵士が見ている間は格好をつけるために人間の身体に羽を生やしていたが、今は空気抵抗を減らすために完全に鳥の姿だ。余談だが僕はこの能力を得て変身するまで鳥は夜に何も見えなくなると思っていたのだが、どうやらほとんどの鳥は夜でもきちんと目が見えているらしく飛行には何の問題もなかった。問題があったとしても目を他の動物の物に変えればいいだけなので、やはり何の問題もないのだが。
地上を見下ろしてみるとたくさんの場所で火の手が上がっている。降りて町や村を一つ一つ助けていくことも可能だが、その間に別の場所で被害が増えていくだけだ。
僕は心を鬼にし、燃え盛る村や残骸を目印にニイの国へと飛び続ける。大まかな方向はきいていたが、こうしてニイの国の軍が通っていった跡をそのまま逆に辿るのが確実だろう。更に軍隊には兵站という物がある。前線に食料や武器弾薬を運ぶため、荷馬が松明と共に護衛をつれているの走っているのを時々目にすることができた。
(ニイの国の王とケルタスがどこにいるか正確な場所を知らなければ)
可能性として考えられるのは、王もケルタスも最前線の兵士と一緒にイチの国に侵攻しているケース。しかしニイの国の目的がケルタスをニイの国に連れていくことであるため、こちらの線は薄いのではないかと思う。最前線で出た被害をケルタスで回復することができるメリットもあるが、それはケルタスが協力的である場合だ。
(とはいえ無理やり協力させる方法はいくらでもある)
イチの国の人間を何人か人質に取っただけで、きっとケルタスはその人たちを見捨てることができないだろう。もしかするとイチの国を攻めているニイの国の兵士ですら、傷ついて苦しんでいる姿を見たら救いの手を差し伸べるかもしれない。
似たような経験は僕自身にもある。地球で普通の人間として生きていたころは、命の選択なんて哲学や想像上のお話でしかなかった。しかし大きな力を持ってこういった場面に遭遇するたびに、大なり小なり『誰を生かして誰を殺すか』の選択をし続けるしかなかったのだ。世界全てを救えない以上、どんな天聖者であろうが皆きっと同じだ。
僕は頭を軽く振り、逸れてしまった思考を元へと戻す。ケルタスと王の行方だが、おそらくは前線から離れて自分の国に戻っていることだろう。死人の蘇生が不可能であることを、ニイの国の王がもう知っているかどうかはわからないが、ケルタスが『生き返れますよ』といったところで王は信じることができないだろう。ならばさっさと安全なところまで戻ってから確かめればいい。
(お……! 発見発見)
しばらく飛行を続けていると大きな木にもたれて休んでいる兵士を発見した。地上に降りて人間の姿に戻り、衣服をこの時代のものとは思えない奇妙な物に変えてゆっくりと兵士に近づいていく。
「だ……誰だ!……近寄るな!」
兵士は彼の傍らに置いていた銃を取り上げようとするが、怪我のせいかうまくそれができず、手をこちらに向けてこれ以上近づくなとポーズを取る。月と星明かりがあるとはいえ夜の暗さも手伝って、僕の事はより一層不気味に感じるだろう。
しかし僕はお構いなしにどんどん彼に近づいていく。一応敵意がない事を示すために両手を軽く上げてコブシは開いてあるが、戦争中、しかも大きな怪我をおっている彼にはあまり効果はないかもしれない。
「寄るな! それ以上寄ると殺すぞ!」
無手ながら精いっぱいの威嚇をしてくる彼の目の前まで無造作に進む。身体のあちこちに包帯が巻かれており、その多くに赤く新鮮な血がにじんでいる。出血が止まっていないようで、このままだと彼は間違いなく死んでしまうだろう。
「私は、神であるケル・タス様に仕えし天使である。貴様たちはケル・タス様をひどく悲しませ、そして怒らせた。あの方は心優しく人を傷つける事ができぬ。ゆえに私がケルタス様に害をなす者ことごとくを誅殺する役目を負っている」
そういって僕は右手を獣の物へと変えてゆく。しなやかな筋肉、長く鋭い爪、それを十分に兵士に見せつけた後、彼に向けて大きく振る。
彼がもたれていた大樹は彼の頭上ギリギリのところで真っ二つになり、大きな音を立てて倒れた。
「ひいいいいい、お許しください! お許しください! 俺たちは王の命令でやってるだけなんです!」
しばらく呆気に取られていたのか口を大きく開けたまま固まってしまっていた彼だったが、我に戻るとまともに動かない手を必死に動かして許しを請い始めた。僕はさらに彼の目の前で、今大樹を切ったばかりの爪を動かし何度も見せつける。男はいつ気絶してもおかしくないぐらいに怯えており、無理に身体を動かしたせいか包帯がどんどん赤く染まっていく。
僕は男の前にかざした手を人間の物へと戻し、そっと震える彼の肩に添える。そして回復スキルを発動して彼の身体を綺麗に治療した。
兵士は初め自分に何が起きたか全く理解できていない様子であったが、身体が自由に動くことを確認すると飛び跳ねるように足元にひれ伏した。
「ケル・タス様は全てを癒し、人間に慈悲をお与えになる優しき神。その神に無礼を働く者があればこの天使は許しはせぬ。しかしお前が深く反省し、ケル・タス様の助けとなるのであれば、ケル・タス様はきっとお前を許すとおっしゃるだろう」
僕は威厳をたっぷりと含ませてケルタス様のシモベを装う。ケルタスは人を殺したり傷つけたりできないだろうから、今後ケルタスに危害を加える者が出てこないよう工夫をしておかねばならない。
「もちろんです! 私は絶対にケル・タス様に危害を加えません!」
「お前だけではない。先ほどお前は王の命と申したが、行動に移せば神にとっては同じ罪よ。この話をお前の可能な限りの人間に伝えよ」
「わかりました!家族、村のみんな、王族……は会ってもらえるかわかりませんが私が今後会う全ての人間にケル・タス様とあなた様の話をいたします!」
「ならばよい。ケル・タス様はお前をお許しになるだろう。しかしまだ聞きたいことがある。その命を下した王はいまどこにおるか?」
「も、申し訳ありません。私は王の居場所がわかるような階級のものではありません。深手を負ってしまい、助かる見込みがないと捨てられてしまったので軍の行き先などもわからないのです」
「よい、ならば問いを変える。王はこれまでの戦で前線に立ったことがあるか?」
「い、いえ。それはありません。うちの国の王族は前線どころか戦場に来た事さえありません。全て軍のお偉いさん方に任せっきりで、まともな号令一つかけたことがないはずです」
「よい」
王が戦場にすら来ていなかったのには驚いたが、おおむね予想通りといったところだ。僕は再び右手を獣の物に変え、爪を兵士に近づけていく。
「ひっ!」
「怯えずともよい。お前は神の天使である私と約束をした。その証を胸に刻む」
兵士の服の上から胸に適当なマークを描く。そのマークは軽く光り、服の下へと潜っていく。
「お前がもし誓いを反故にしたならば、お前のみならずこの世界全てに不幸が訪れるだろう」
「はっ、はーーーーっ!」
もちろん全部でたらめだ。タトゥーの要領で僕が今考えた適当なマークを彼の胸に書いただけで、何の意味も効果もない。
僕は人間の背に鳥の羽という天使モードに形を変え、また高く空に飛び立つ。彼一人では不安だが、似たような事を王族などにやっておけば今後ケルタスを捕えようとする者もいなくなるだろう。
「それじゃニイの国の王様の顔を拝見しに行きますか」
近くを飛ぶ鳥を驚かせながら、僕はスピードを上げた。
すっかり暗くなってしまった空を飛びながら考える。見送りの兵士が見ている間は格好をつけるために人間の身体に羽を生やしていたが、今は空気抵抗を減らすために完全に鳥の姿だ。余談だが僕はこの能力を得て変身するまで鳥は夜に何も見えなくなると思っていたのだが、どうやらほとんどの鳥は夜でもきちんと目が見えているらしく飛行には何の問題もなかった。問題があったとしても目を他の動物の物に変えればいいだけなので、やはり何の問題もないのだが。
地上を見下ろしてみるとたくさんの場所で火の手が上がっている。降りて町や村を一つ一つ助けていくことも可能だが、その間に別の場所で被害が増えていくだけだ。
僕は心を鬼にし、燃え盛る村や残骸を目印にニイの国へと飛び続ける。大まかな方向はきいていたが、こうしてニイの国の軍が通っていった跡をそのまま逆に辿るのが確実だろう。更に軍隊には兵站という物がある。前線に食料や武器弾薬を運ぶため、荷馬が松明と共に護衛をつれているの走っているのを時々目にすることができた。
(ニイの国の王とケルタスがどこにいるか正確な場所を知らなければ)
可能性として考えられるのは、王もケルタスも最前線の兵士と一緒にイチの国に侵攻しているケース。しかしニイの国の目的がケルタスをニイの国に連れていくことであるため、こちらの線は薄いのではないかと思う。最前線で出た被害をケルタスで回復することができるメリットもあるが、それはケルタスが協力的である場合だ。
(とはいえ無理やり協力させる方法はいくらでもある)
イチの国の人間を何人か人質に取っただけで、きっとケルタスはその人たちを見捨てることができないだろう。もしかするとイチの国を攻めているニイの国の兵士ですら、傷ついて苦しんでいる姿を見たら救いの手を差し伸べるかもしれない。
似たような経験は僕自身にもある。地球で普通の人間として生きていたころは、命の選択なんて哲学や想像上のお話でしかなかった。しかし大きな力を持ってこういった場面に遭遇するたびに、大なり小なり『誰を生かして誰を殺すか』の選択をし続けるしかなかったのだ。世界全てを救えない以上、どんな天聖者であろうが皆きっと同じだ。
僕は頭を軽く振り、逸れてしまった思考を元へと戻す。ケルタスと王の行方だが、おそらくは前線から離れて自分の国に戻っていることだろう。死人の蘇生が不可能であることを、ニイの国の王がもう知っているかどうかはわからないが、ケルタスが『生き返れますよ』といったところで王は信じることができないだろう。ならばさっさと安全なところまで戻ってから確かめればいい。
(お……! 発見発見)
しばらく飛行を続けていると大きな木にもたれて休んでいる兵士を発見した。地上に降りて人間の姿に戻り、衣服をこの時代のものとは思えない奇妙な物に変えてゆっくりと兵士に近づいていく。
「だ……誰だ!……近寄るな!」
兵士は彼の傍らに置いていた銃を取り上げようとするが、怪我のせいかうまくそれができず、手をこちらに向けてこれ以上近づくなとポーズを取る。月と星明かりがあるとはいえ夜の暗さも手伝って、僕の事はより一層不気味に感じるだろう。
しかし僕はお構いなしにどんどん彼に近づいていく。一応敵意がない事を示すために両手を軽く上げてコブシは開いてあるが、戦争中、しかも大きな怪我をおっている彼にはあまり効果はないかもしれない。
「寄るな! それ以上寄ると殺すぞ!」
無手ながら精いっぱいの威嚇をしてくる彼の目の前まで無造作に進む。身体のあちこちに包帯が巻かれており、その多くに赤く新鮮な血がにじんでいる。出血が止まっていないようで、このままだと彼は間違いなく死んでしまうだろう。
「私は、神であるケル・タス様に仕えし天使である。貴様たちはケル・タス様をひどく悲しませ、そして怒らせた。あの方は心優しく人を傷つける事ができぬ。ゆえに私がケルタス様に害をなす者ことごとくを誅殺する役目を負っている」
そういって僕は右手を獣の物へと変えてゆく。しなやかな筋肉、長く鋭い爪、それを十分に兵士に見せつけた後、彼に向けて大きく振る。
彼がもたれていた大樹は彼の頭上ギリギリのところで真っ二つになり、大きな音を立てて倒れた。
「ひいいいいい、お許しください! お許しください! 俺たちは王の命令でやってるだけなんです!」
しばらく呆気に取られていたのか口を大きく開けたまま固まってしまっていた彼だったが、我に戻るとまともに動かない手を必死に動かして許しを請い始めた。僕はさらに彼の目の前で、今大樹を切ったばかりの爪を動かし何度も見せつける。男はいつ気絶してもおかしくないぐらいに怯えており、無理に身体を動かしたせいか包帯がどんどん赤く染まっていく。
僕は男の前にかざした手を人間の物へと戻し、そっと震える彼の肩に添える。そして回復スキルを発動して彼の身体を綺麗に治療した。
兵士は初め自分に何が起きたか全く理解できていない様子であったが、身体が自由に動くことを確認すると飛び跳ねるように足元にひれ伏した。
「ケル・タス様は全てを癒し、人間に慈悲をお与えになる優しき神。その神に無礼を働く者があればこの天使は許しはせぬ。しかしお前が深く反省し、ケル・タス様の助けとなるのであれば、ケル・タス様はきっとお前を許すとおっしゃるだろう」
僕は威厳をたっぷりと含ませてケルタス様のシモベを装う。ケルタスは人を殺したり傷つけたりできないだろうから、今後ケルタスに危害を加える者が出てこないよう工夫をしておかねばならない。
「もちろんです! 私は絶対にケル・タス様に危害を加えません!」
「お前だけではない。先ほどお前は王の命と申したが、行動に移せば神にとっては同じ罪よ。この話をお前の可能な限りの人間に伝えよ」
「わかりました!家族、村のみんな、王族……は会ってもらえるかわかりませんが私が今後会う全ての人間にケル・タス様とあなた様の話をいたします!」
「ならばよい。ケル・タス様はお前をお許しになるだろう。しかしまだ聞きたいことがある。その命を下した王はいまどこにおるか?」
「も、申し訳ありません。私は王の居場所がわかるような階級のものではありません。深手を負ってしまい、助かる見込みがないと捨てられてしまったので軍の行き先などもわからないのです」
「よい、ならば問いを変える。王はこれまでの戦で前線に立ったことがあるか?」
「い、いえ。それはありません。うちの国の王族は前線どころか戦場に来た事さえありません。全て軍のお偉いさん方に任せっきりで、まともな号令一つかけたことがないはずです」
「よい」
王が戦場にすら来ていなかったのには驚いたが、おおむね予想通りといったところだ。僕は再び右手を獣の物に変え、爪を兵士に近づけていく。
「ひっ!」
「怯えずともよい。お前は神の天使である私と約束をした。その証を胸に刻む」
兵士の服の上から胸に適当なマークを描く。そのマークは軽く光り、服の下へと潜っていく。
「お前がもし誓いを反故にしたならば、お前のみならずこの世界全てに不幸が訪れるだろう」
「はっ、はーーーーっ!」
もちろん全部でたらめだ。タトゥーの要領で僕が今考えた適当なマークを彼の胸に書いただけで、何の意味も効果もない。
僕は人間の背に鳥の羽という天使モードに形を変え、また高く空に飛び立つ。彼一人では不安だが、似たような事を王族などにやっておけば今後ケルタスを捕えようとする者もいなくなるだろう。
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