18 / 25
愛して欲しい 3
「今日は時間あるの?」
「うん、大丈夫」
「じゃあやっぱり俺の部屋に行ってベッドでしよ。英梨さんのこと、いっぱい気持ち良くしてあげたいし」
その場の勢いでうっかり避妊もせずにしてしまいそうになったけど、避妊具は俺の部屋のベッドサイドの引き出しに入っている。
高校生の自分にとって避妊は欠かせないから、逸る気持ちを抑えながら英梨さんの手を引いて部屋へ行った。
それから俺たちは会えなかった間の寂しさを埋めるように、いつもより激しく体を求め合った。
英梨さんは俺が突き上げるたびに恍惚の表情で甘い声をあげていつになく乱れ、何度も果てた。
そして俺の名前を呼んで、「好き」「大好き」の言葉を繰り返した。
お互いに果てても飽きることなく肌に触れ合い、舌を絡めて熱を高める。
俺の指で浅いところをかき回され、焦らされた英梨さんの体は湿った音をたてて俺を欲しがる。
「もっと欲しい?」
耳元で意地悪く尋ねると、英梨さんは懇願するような目で俺を見つめた。
「欲しい……」
「そんなに俺のことが好き?」
「大好き……。大好きだから……潤くんが欲しいの。お願い、もっとして」
「いいよ、いくらでもしてあげる」
たとえこれが罪だとしてもかまわない。
こんなに好きだと言ってくれるなら、力が尽き果てるまででも、この体で英梨さんを悦ばせてあげたい。
体を繋げることで、英梨さんは前よりもずっと俺を好きになってくれた気がしたし、このまま俺から離れられなくなるほど、もっともっと俺を好きになればいいとさえ思った。
何度も抱き合ったあと、俺に腕枕をされた英梨さんは、俺の胸に唇を押し当てて強く吸った。
唇を離すとそこには赤い痕が残っていた。
これがキスマークというやつか。
つけられたのはもちろん、肉眼で見るのも初めてだ。
いつもはこんなことしないのに、どういう風の吹き回しなんだろう?
「何これ、マーキング的な?」
「そういうんじゃなくて……これがある間は私のこと忘れないでしょ?」
『他の女に目移りせずに私のことを片時も忘れないでいて』という意味なのか、それとも英梨さんが俺を好きだと思っていることを忘れないでいて欲しいということだろうか?
どちらにせよ英梨さんが俺を好きなことには変わりないはずだ。
「なくても俺は英梨さんのこと考えてるけど?じゃあ俺も英梨さんにつけようかな」
俺も同じようにしようと胸に唇を近付けると、英梨さんは俺の顔を両手でグイッと持ち上げて唇を重ねた。
「私はいいの。これ以上潤くんのこと考えたらおかしくなっちゃう」
「何それ。そんなに俺のことばっかり考えてるの?」
「そう……好きすぎて苦しくなるくらい」
そう言って英梨さんは俺の胸にしがみついた。
「ホント?嬉しいな」
きっと英梨さんはこの先もずっと俺を好きでいてくれる。
そう思うと嬉しくて、もっと俺を愛して欲しいという欲求が湧きあがり、そのためなら何をしても、嘘をついてでも英梨さんのことを繋ぎ止めたいと思う。
俺は英梨さんを抱きしめて、俺がいないとダメになるくらいにもっと好きになってくれと願いながら深くて長いキスをした。
「ねぇ潤くん」
「ん?何?」
「私、本当に潤くんが好きなの。潤くんは一度も言ってくれたことないけど……私のこと……好き?」
これだけ体を重ねても英梨さんを好きだとハッキリと思ったことはなかったけれど、こんなにも俺を好きだと言って求めてくれるところは好きだと思う。
だから俺はきっと英梨さんを好きなんだと自分に言い聞かせてうなずいた。
「もちろん俺も英梨さんが好きだよ」
俺が英梨さんの頭を優しく撫でながら目一杯甘い声で答えると、英梨さんは目を潤ませて俺を見つめたあと、俺の胸に顔をうずめた。
「ありがとう……すごく嬉しい……」
「何も泣かなくても……」
「だって……」
俺は泣きじゃくる英梨さんを抱きしめて「好きだよ」と言いながら何度もキスをした。
そしてまた言葉だけではない愛情を確かめたくて、英梨さんの体の奥の一番深いところに俺の痕を残したくて、激しく強く腰を打ち付けた。
英梨さんは涙を流しながら俺の名前を呼んで、吐息混じりの声で好きだと言いながら、俺の体を抱きしめた。
曖昧な気持ちに嘘をついたことは少し後ろめたかったけど、これで英梨さんが安心して俺を好きでいてくれるならそれでいいと思った。
「うん、大丈夫」
「じゃあやっぱり俺の部屋に行ってベッドでしよ。英梨さんのこと、いっぱい気持ち良くしてあげたいし」
その場の勢いでうっかり避妊もせずにしてしまいそうになったけど、避妊具は俺の部屋のベッドサイドの引き出しに入っている。
高校生の自分にとって避妊は欠かせないから、逸る気持ちを抑えながら英梨さんの手を引いて部屋へ行った。
それから俺たちは会えなかった間の寂しさを埋めるように、いつもより激しく体を求め合った。
英梨さんは俺が突き上げるたびに恍惚の表情で甘い声をあげていつになく乱れ、何度も果てた。
そして俺の名前を呼んで、「好き」「大好き」の言葉を繰り返した。
お互いに果てても飽きることなく肌に触れ合い、舌を絡めて熱を高める。
俺の指で浅いところをかき回され、焦らされた英梨さんの体は湿った音をたてて俺を欲しがる。
「もっと欲しい?」
耳元で意地悪く尋ねると、英梨さんは懇願するような目で俺を見つめた。
「欲しい……」
「そんなに俺のことが好き?」
「大好き……。大好きだから……潤くんが欲しいの。お願い、もっとして」
「いいよ、いくらでもしてあげる」
たとえこれが罪だとしてもかまわない。
こんなに好きだと言ってくれるなら、力が尽き果てるまででも、この体で英梨さんを悦ばせてあげたい。
体を繋げることで、英梨さんは前よりもずっと俺を好きになってくれた気がしたし、このまま俺から離れられなくなるほど、もっともっと俺を好きになればいいとさえ思った。
何度も抱き合ったあと、俺に腕枕をされた英梨さんは、俺の胸に唇を押し当てて強く吸った。
唇を離すとそこには赤い痕が残っていた。
これがキスマークというやつか。
つけられたのはもちろん、肉眼で見るのも初めてだ。
いつもはこんなことしないのに、どういう風の吹き回しなんだろう?
「何これ、マーキング的な?」
「そういうんじゃなくて……これがある間は私のこと忘れないでしょ?」
『他の女に目移りせずに私のことを片時も忘れないでいて』という意味なのか、それとも英梨さんが俺を好きだと思っていることを忘れないでいて欲しいということだろうか?
どちらにせよ英梨さんが俺を好きなことには変わりないはずだ。
「なくても俺は英梨さんのこと考えてるけど?じゃあ俺も英梨さんにつけようかな」
俺も同じようにしようと胸に唇を近付けると、英梨さんは俺の顔を両手でグイッと持ち上げて唇を重ねた。
「私はいいの。これ以上潤くんのこと考えたらおかしくなっちゃう」
「何それ。そんなに俺のことばっかり考えてるの?」
「そう……好きすぎて苦しくなるくらい」
そう言って英梨さんは俺の胸にしがみついた。
「ホント?嬉しいな」
きっと英梨さんはこの先もずっと俺を好きでいてくれる。
そう思うと嬉しくて、もっと俺を愛して欲しいという欲求が湧きあがり、そのためなら何をしても、嘘をついてでも英梨さんのことを繋ぎ止めたいと思う。
俺は英梨さんを抱きしめて、俺がいないとダメになるくらいにもっと好きになってくれと願いながら深くて長いキスをした。
「ねぇ潤くん」
「ん?何?」
「私、本当に潤くんが好きなの。潤くんは一度も言ってくれたことないけど……私のこと……好き?」
これだけ体を重ねても英梨さんを好きだとハッキリと思ったことはなかったけれど、こんなにも俺を好きだと言って求めてくれるところは好きだと思う。
だから俺はきっと英梨さんを好きなんだと自分に言い聞かせてうなずいた。
「もちろん俺も英梨さんが好きだよ」
俺が英梨さんの頭を優しく撫でながら目一杯甘い声で答えると、英梨さんは目を潤ませて俺を見つめたあと、俺の胸に顔をうずめた。
「ありがとう……すごく嬉しい……」
「何も泣かなくても……」
「だって……」
俺は泣きじゃくる英梨さんを抱きしめて「好きだよ」と言いながら何度もキスをした。
そしてまた言葉だけではない愛情を確かめたくて、英梨さんの体の奥の一番深いところに俺の痕を残したくて、激しく強く腰を打ち付けた。
英梨さんは涙を流しながら俺の名前を呼んで、吐息混じりの声で好きだと言いながら、俺の体を抱きしめた。
曖昧な気持ちに嘘をついたことは少し後ろめたかったけど、これで英梨さんが安心して俺を好きでいてくれるならそれでいいと思った。
あなたにおすすめの小説
今さらやり直しは出来ません
mock
恋愛
3年付き合った斉藤翔平からプロポーズを受けれるかもと心弾ませた小泉彩だったが、当日仕事でどうしても行けないと断りのメールが入り意気消沈してしまう。
落胆しつつ帰る道中、送り主である彼が見知らぬ女性と歩く姿を目撃し、いてもたってもいられず後を追うと二人はさっきまで自身が待っていたホテルへと入っていく。
そんなある日、夢に出てきた高木健人との再会を果たした彩の運命は少しずつ変わっていき……
フッてくれてありがとう
nanahi
恋愛
【25th Anniversary CUP】にて、最終ランキング3位に入りました。投票してくださった皆様、読んでくださった皆様、ありがとうございました!
「子どもができたんだ」
ある冬の25日、突然、彼が私に告げた。
「誰の」
私の短い問いにあなたは、しばらく無言だった。
でも私は知っている。
大学生時代の元カノだ。
「じゃあ。元気で」
彼からは謝罪の一言さえなかった。
下を向き、私はひたすら涙を流した。
それから二年後、私は偶然、元彼と再会する。
過去とは全く変わった私と出会って、元彼はふたたび──
アルバートの屈辱
プラネットプラント
恋愛
妻の姉に恋をして妻を蔑ろにするアルバートとそんな夫を愛するのを諦めてしまった妻の話。
『詰んでる不憫系悪役令嬢はチャラ男騎士として生活しています』の10年ほど前の話ですが、ほぼ無関係なので単体で読めます。
夫と愛し合った翌朝、一方的に離縁されました【完結】
星森 永羽(ほしもりとわ)
恋愛
美しい公爵夫人マルグリートは、冷徹な夫ディートリヒと共に、王国の裏で密かに任務をこなす“悪女”。
だがある日、突然夫から離婚を言い渡される。しかもその裏には、平民の愛人の存在が──。
失意の中、王命で新たな婚約者・エルンストと結ばれることに。
どうやら今回の離婚再婚は、王家の陰謀があるよう。
「悪女に、遠慮はいらない」
そう決意した彼女は、華やかな舞踏会で王に真っ向から言い放つ。
「わたくし、人の家庭を壊しておきながら悪びれない方に、下げる頭は持っていませんの。
王族であられる前に、人におなりくださいませ。……失礼」
愛も、誇りも奪われたなら──
今度はこの手で、すべてを取り戻すだけ。
裏切りに燃える、痛快リベンジ・ロマンス!
⚠️本作は AI の生成した文章を一部に使っています。タイトル変えました。コメディーです。主人公は悪女です。
🥕おしどり夫婦として12年間の結婚生活を過ごしてきたが一波乱あり、妻は夫を誰かに譲りたくなるのだった。
設楽理沙
ライト文芸
2026.1.4 73話見直した際、瑛士の台詞《本音/懺悔》を加筆しました。😇
☘ 累計ポイント/ 200万pt 超えました。ありがとうございます。
―― 備忘録 ――
第8回ライト文芸大賞では大賞2位ではじまり2位で終了。 最高 57,392 pt
〃 24h/pt-1位ではじまり2位で終了。 最高 89,034 pt
◇ ◇ ◇ ◇
紳士的でいつだって私や私の両親にやさしくしてくれる
素敵な旦那さま・・だと思ってきたのに。
隠された夫の一面を知った日から、眞奈の苦悩が
始まる。
苦しくて、悲しくてもののすごく惨めで・・
消えてしまいたいと思う眞奈は小さな子供のように
大きな声で泣いた。
泣きながらも、よろけながらも、気がつけば
大地をしっかりと踏みしめていた。
そう、立ち止まってなんていられない。
☆-★-☆-★+☆-★-☆-★+☆-★-☆-★
2025.4.19☑~
都合のいい女をやめた日、私は空へ戻る
凪ノ
恋愛
自他ともに認める禁欲主義の御曹司と付き合って四年目、彼は今もなお、彼女を拒んでいた。
そこで小林時絵(こばやし ときえ)は母親に電話をかけた。
「お母さん、前に言ってたパイロットの面接、もう手配してもらえる?」
電話の向こうで、時絵の母は驚きを隠せなかった。
「本当なの?でも、海浜市に残って結婚するって言ってたじゃない……あんなに好きだったパイロットの仕事も全部諦めたんじゃなかったの?」
薄暗い光の中、彼が夢中でその女に手を伸ばし、理性を失っていく彼の姿を眺めながら──
時絵は自嘲的に笑った。
──H市に戻れば、また自分のキャリアを取り戻せる。
これからはまた、大空を自由に飛ぶパイロット、小林時絵として生きていく。
不倫に溺れた……惨めな女なんかじゃなくて……
【完結】旦那は堂々と不倫行為をするようになったのですが離婚もさせてくれないので、王子とお父様を味方につけました
よどら文鳥
恋愛
ルーンブレイス国の国家予算に匹敵するほどの資産を持つハイマーネ家のソフィア令嬢は、サーヴィン=アウトロ男爵と恋愛結婚をした。
ソフィアは幸せな人生を送っていけると思っていたのだが、とある日サーヴィンの不倫行為が発覚した。それも一度や二度ではなかった。
ソフィアの気持ちは既に冷めていたため離婚を切り出すも、サーヴィンは立場を理由に認めようとしない。
更にサーヴィンは第二夫妻候補としてラランカという愛人を連れてくる。
再度離婚を申し立てようとするが、ソフィアの財閥と金だけを理由にして一向に離婚を認めようとしなかった。
ソフィアは家から飛び出しピンチになるが、救世主が現れる。
後に全ての成り行きを話し、ロミオ=ルーンブレイス第一王子を味方につけ、更にソフィアの父をも味方につけた。
ソフィアが想定していなかったほどの制裁が始まる。