香しきファンタジー、汝の名はなろうなり

なろうテンプレストーリー

　なろうテンプレで書いている作者様は十万文字前後で詰まり、投げ出す方がほとんどです。
　それを越えてもしどろもどろでどうにか書き続けてぐだぐたになり、そこで新たなテンプレを思いつき、書いていたモノを放り投げて新たに書き始める。
　そのループに陥っている方もいますね。

　なろうテンプレのストーリーが浅い、または薄い、と言われて久しいのですが何が問題なのか考えてみました。

　これはあくまでも持論なのですが、キャラクターの作り込みが浅いのが原因の一つだと思います。　登場人物の設定をしっかりしていれば物語は勝手に動き出す、と言ったら大げさですが物語りを創るのは大分楽になると思います。
　その分、キャラクターの設定作りは大変になりますが、ここで手を抜いてしまうと魅力ある人物を生み出す事が出来ずに結果、良い物語りを創る事が難しくなってしまいます。
　
　後は登場人物に家族が居ない作品が多いと思いますが、家族と言うのは言い換えれば最も身近な他人なんです。
　なので家族がちゃんと書けなければ、他人とのからみも上手く書くことが出来ません。
　転生を容易に受け入れる、または喜ぶキャラがまま見受けられますがこれらの人物は結局は他人との関わりを拒絶し人間関係の構築を放棄しているので、それで転生してその世界の人々と上手くやっていくと言うのが無理があるのだと思ます。

　短いのですが、今回はここまでです。