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186. 終焉(前編)
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「宇宙での戦いはどうなったんだ?」
「どうして誰も戻って来ないのです?」
「まさか、相打ちになったんじゃ…」
「…私は信じているわ、あの二人が戻って来ると」
最後の戦いの最中、空に光が灯りその後流星が降り注ぐ…それが何を意味するのかは分からず、想いの翼と希望の翼、そして厄災の根源たるラウの女王がどうなったのか、宇宙の戦いの行方を知る者はまだ誰もいない。
「本体は健在だというのに…こちらはもう限界だ」
「本体が活動しているという事は…コアは未だ破壊されていない」
「それにしても何処から力を得ているのか…周囲の木々が枯れているのは何か関係しているのでしょうか?」
「このまま決着が付かねば我々の負けね…ならば私の全身全霊を掛けた一撃で」
全身全霊を掛けた一撃、それを使えばどうなるのか…その場に居た者全てが理解していたのだが、あの二翼が戻らぬというのであれば覚悟を決めた方が良いのかもしれない。
「出し惜しみしている場合では無いな…」
「私も自ら炎となって突っ込めばあるいは」
「淳平…」
次々と生み出された個体は周囲を取り囲むので、最早選択の余地は無い…決断の時はもうそこまで来ているのだ。
「皆…覚悟を決めましょう!」
『まて! 何か来るぞ!!』
「!? あれは…」
その言葉に遥か上空を見上げれば、漆黒の翼が舞い降りて来るのが確認出来る。 翼で覆っていたのは大気圏の熱をやり過ごす為なのかもしれないが、羽は傷つき装甲にもあちこちにヒビや欠けがあり満身創痍といった感じに見えるので、今なら倒せる絶好のチャンスなのかもしれない。
「ボロボロだな…」
「本体よりもまだあちらの方がいけるのでは?」
「羽音と理音さんはどうしたの?」
「! あれを見て!!」
死の翼の更に後方に、お互いに支え合いながら降下して来る二つの翼がハッキリと見える…二翼は無事であり状況から察するに、宇宙での戦いの後に地球に降下した死の翼を追いかけて来たのだろうが、果たして優劣はどうなっているのだろうか。
「見る限りでは、死の翼が劣勢のようだけど…」
『何とか追いついたか』
「更に向こうには皆が見える…無事みたい」
「でも包囲されているわ」
「うん…ひいばあは皆の所に行って、私は決着を付ける」
「…分かったわ、気をつけて」
二翼が死の翼に迫るとやがては降下を止めて対峙するのだが、そこで希望の翼は離れてこちらに向かって来る。 想いの翼は単独で決着を付けるつもりのようだが、やはり優位に立っておりかなり追い詰めているように見受けられるのだが、果たして決着は着くのだろうか。
「理音さん!」
「待たせたわね、今戻ったわ」
「羽音は…一人で大丈夫なのか?」
「大丈夫よ、終始圧倒しているわ」
「我々とは次元が違うのです…」
「宿命の子の力、まさかここまでとは」
向き合う二つの翼、これで全てが終わるのだろうか。
「ぬうっ、もう追いつくとは…」
「無駄よ、逃げられはしない」
宇宙ステーションの大爆発に巻き込まれ激しく損傷したにも関わらず、再生が滞っているのはその力を消費し過ぎたからだと思われる。
改善する為には本体と合流しなければならないのだろうが、そうはさせない。
「もう終いよ、観念なさい」
「偉そうに! 指図をするな!!」
「偉い? そうね…私は戦鳥の力を持ちそして、厄災の力を手に入れた」
「…だから何だ!」
「言わば別次元の存在…貴女とは比較にならない位にね」
「フン、増長ここに極まれりだな!」
「事実よ、貴方ごときでは私に傷一つ付ける事は出来ない…試してみればいい」
「言われずともやってやる!!」
黒い光を展開して、想いの翼に接近する死の翼に対して微動だにせず避ける素振りも見せない想いの翼…そしてついに黒い光は胴体を刺し貫く…。
「羽音!」
「そんな! どうして…」
「ハハ、やったぞ!!」
黒い光はみぞおちを貫通しているのでこれは間違い無く致命傷になるだろう、避けなかったばかりかわざとその刃を受けたように見受けられたのだが死の翼が勝ち誇るのもつかの間、その腕を想いの翼はがっしりと掴む。
「なっ!」
「掛った…ちょろいなぁ」
掴まれた手は振りほどけないので物凄い膂力なのかと思われたが、その指が装甲に沈みこんで行くので、これはもう握力云々というレベルの話では無い。
最早その境目もあやふやになっており、完全に融着した状態で更に侵食は進んで行く。
「はっ離せぇ!!」
「無理よ諦めなさい」
「まさか…! 私を取り込むつもりか!?」
「…哀れな女王よ、我が糧となれ」
刺し貫かれた想いの翼は何の問題も無く活動しているばかりか、その腕を掴んで離そうとしない。 その状況を拡大して見れば何と手は腕と一体化しており、腕と腕が繋がったようにさえ見えてしまう。
「あれは一体何をしているの?」
「まさか…コアを取り込もうとしているのでは!?」
「そんな事をして大丈夫なのか?」
「分からない、でも何かしらの確証があってやっているのだと思うの」
「羽音…」
「貴女を取り込んで私は更に強くなる…フフフ」
「ぬううっ! なめるなぁ!!」
「うっ!」
喉を掴まれるのだが、恐らくは腕のように融着が始まっているのだろう…要は吸収される前に吸収してしまえと言う訳だ。
「こちらが取り込んでやる! お前の力は私の物だ!!」
「フッ…引っかかったわね」
「何だと!? ウッ…」
「貴女は王に言われた筈よ、もっと思慮深くありなさい、と」
「何だこれは…赤子を抱く母親? 私は一体何を見ている!?」
頭の中に流れ込んで来るこのイメージ…赤子を抱え微笑みを浮かべる女性と、傍らに寄り添い笑顔を浮かべる男性は夫婦であり抱えている赤子はこの二人の子供だ。
子をあやしお互いに笑顔を向けている様は幸せそのものであり、この世のどんなものより代えがたい瞬間だがこれは一体何なのだろう。
(これはもしや宿命の子の記憶? いや違う、そのように見えるがこれは…)
ーー私の記憶ーー
ラウ王国に嫁いでから程なくして子を授かった…そしてもう一人、二人の男子に恵まれたのだがあの頃は幸せの絶頂だったように思う。
そうだ、嫁ぐ前大国たるラウの王宮ではどのような贅を凝らした暮らしをしているのかと思ったら、王が率先し質素倹約に努めており派手なのが苦手な私の肌には良く合った。
臣下は不満を溜め込んでいるのでは無いかと思ったが、皆我慢する訳でも無く自然体で慎ましくしていたのが不思議でしょうが無かったものだ。
だが、王宮で暮らしていくうちにその理由が分かって来た…働いている者は全てが良く笑い頻繁に話をしていたので、私は話ばかりしている下女たちに務めを怠らぬようにと注意したのだが、彼女らはとても面食らったような顔をしていたのが思い出される。
そこへ通りすがった王に言われたのが「もっと思慮深くあって欲しい」この言葉の後に気付いたのは皆話は良くするものの、誰も手を止める事なく仕事をこなしていたのだ。
それだけでは無い…歌を歌いながらリズミカルに掃除や洗濯を行っている様は辛い作業をものともしておらず、逞しく見えた。
王宮だけでは無い、その眼下の都市を眺めれば賑やな光景が目に入って来るのだが、税が安く活気にあふれた市場をお忍びで様子見するのが何よりの楽しみだった。
私は…ラウ王国に嫁いで幸せだったのだ。
だが幸せな時は続かなかった…その起点をどこに求めるのかは難しい。 周辺国が相争いいつ果てるとも分からない戦争は泥沼状態となり終わりが見えない中、大国の王たる夫は戦争を止めさせるために会談の場を設けたのだ。
大国の意向には逆らえないが故か周辺国はすんなりと和議に応じ、話合いには我が子も同席したのだが…。
「ここで悲劇は起きた、起きてしまった…」
「どうして誰も戻って来ないのです?」
「まさか、相打ちになったんじゃ…」
「…私は信じているわ、あの二人が戻って来ると」
最後の戦いの最中、空に光が灯りその後流星が降り注ぐ…それが何を意味するのかは分からず、想いの翼と希望の翼、そして厄災の根源たるラウの女王がどうなったのか、宇宙の戦いの行方を知る者はまだ誰もいない。
「本体は健在だというのに…こちらはもう限界だ」
「本体が活動しているという事は…コアは未だ破壊されていない」
「それにしても何処から力を得ているのか…周囲の木々が枯れているのは何か関係しているのでしょうか?」
「このまま決着が付かねば我々の負けね…ならば私の全身全霊を掛けた一撃で」
全身全霊を掛けた一撃、それを使えばどうなるのか…その場に居た者全てが理解していたのだが、あの二翼が戻らぬというのであれば覚悟を決めた方が良いのかもしれない。
「出し惜しみしている場合では無いな…」
「私も自ら炎となって突っ込めばあるいは」
「淳平…」
次々と生み出された個体は周囲を取り囲むので、最早選択の余地は無い…決断の時はもうそこまで来ているのだ。
「皆…覚悟を決めましょう!」
『まて! 何か来るぞ!!』
「!? あれは…」
その言葉に遥か上空を見上げれば、漆黒の翼が舞い降りて来るのが確認出来る。 翼で覆っていたのは大気圏の熱をやり過ごす為なのかもしれないが、羽は傷つき装甲にもあちこちにヒビや欠けがあり満身創痍といった感じに見えるので、今なら倒せる絶好のチャンスなのかもしれない。
「ボロボロだな…」
「本体よりもまだあちらの方がいけるのでは?」
「羽音と理音さんはどうしたの?」
「! あれを見て!!」
死の翼の更に後方に、お互いに支え合いながら降下して来る二つの翼がハッキリと見える…二翼は無事であり状況から察するに、宇宙での戦いの後に地球に降下した死の翼を追いかけて来たのだろうが、果たして優劣はどうなっているのだろうか。
「見る限りでは、死の翼が劣勢のようだけど…」
『何とか追いついたか』
「更に向こうには皆が見える…無事みたい」
「でも包囲されているわ」
「うん…ひいばあは皆の所に行って、私は決着を付ける」
「…分かったわ、気をつけて」
二翼が死の翼に迫るとやがては降下を止めて対峙するのだが、そこで希望の翼は離れてこちらに向かって来る。 想いの翼は単独で決着を付けるつもりのようだが、やはり優位に立っておりかなり追い詰めているように見受けられるのだが、果たして決着は着くのだろうか。
「理音さん!」
「待たせたわね、今戻ったわ」
「羽音は…一人で大丈夫なのか?」
「大丈夫よ、終始圧倒しているわ」
「我々とは次元が違うのです…」
「宿命の子の力、まさかここまでとは」
向き合う二つの翼、これで全てが終わるのだろうか。
「ぬうっ、もう追いつくとは…」
「無駄よ、逃げられはしない」
宇宙ステーションの大爆発に巻き込まれ激しく損傷したにも関わらず、再生が滞っているのはその力を消費し過ぎたからだと思われる。
改善する為には本体と合流しなければならないのだろうが、そうはさせない。
「もう終いよ、観念なさい」
「偉そうに! 指図をするな!!」
「偉い? そうね…私は戦鳥の力を持ちそして、厄災の力を手に入れた」
「…だから何だ!」
「言わば別次元の存在…貴女とは比較にならない位にね」
「フン、増長ここに極まれりだな!」
「事実よ、貴方ごときでは私に傷一つ付ける事は出来ない…試してみればいい」
「言われずともやってやる!!」
黒い光を展開して、想いの翼に接近する死の翼に対して微動だにせず避ける素振りも見せない想いの翼…そしてついに黒い光は胴体を刺し貫く…。
「羽音!」
「そんな! どうして…」
「ハハ、やったぞ!!」
黒い光はみぞおちを貫通しているのでこれは間違い無く致命傷になるだろう、避けなかったばかりかわざとその刃を受けたように見受けられたのだが死の翼が勝ち誇るのもつかの間、その腕を想いの翼はがっしりと掴む。
「なっ!」
「掛った…ちょろいなぁ」
掴まれた手は振りほどけないので物凄い膂力なのかと思われたが、その指が装甲に沈みこんで行くので、これはもう握力云々というレベルの話では無い。
最早その境目もあやふやになっており、完全に融着した状態で更に侵食は進んで行く。
「はっ離せぇ!!」
「無理よ諦めなさい」
「まさか…! 私を取り込むつもりか!?」
「…哀れな女王よ、我が糧となれ」
刺し貫かれた想いの翼は何の問題も無く活動しているばかりか、その腕を掴んで離そうとしない。 その状況を拡大して見れば何と手は腕と一体化しており、腕と腕が繋がったようにさえ見えてしまう。
「あれは一体何をしているの?」
「まさか…コアを取り込もうとしているのでは!?」
「そんな事をして大丈夫なのか?」
「分からない、でも何かしらの確証があってやっているのだと思うの」
「羽音…」
「貴女を取り込んで私は更に強くなる…フフフ」
「ぬううっ! なめるなぁ!!」
「うっ!」
喉を掴まれるのだが、恐らくは腕のように融着が始まっているのだろう…要は吸収される前に吸収してしまえと言う訳だ。
「こちらが取り込んでやる! お前の力は私の物だ!!」
「フッ…引っかかったわね」
「何だと!? ウッ…」
「貴女は王に言われた筈よ、もっと思慮深くありなさい、と」
「何だこれは…赤子を抱く母親? 私は一体何を見ている!?」
頭の中に流れ込んで来るこのイメージ…赤子を抱え微笑みを浮かべる女性と、傍らに寄り添い笑顔を浮かべる男性は夫婦であり抱えている赤子はこの二人の子供だ。
子をあやしお互いに笑顔を向けている様は幸せそのものであり、この世のどんなものより代えがたい瞬間だがこれは一体何なのだろう。
(これはもしや宿命の子の記憶? いや違う、そのように見えるがこれは…)
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そうだ、嫁ぐ前大国たるラウの王宮ではどのような贅を凝らした暮らしをしているのかと思ったら、王が率先し質素倹約に努めており派手なのが苦手な私の肌には良く合った。
臣下は不満を溜め込んでいるのでは無いかと思ったが、皆我慢する訳でも無く自然体で慎ましくしていたのが不思議でしょうが無かったものだ。
だが、王宮で暮らしていくうちにその理由が分かって来た…働いている者は全てが良く笑い頻繁に話をしていたので、私は話ばかりしている下女たちに務めを怠らぬようにと注意したのだが、彼女らはとても面食らったような顔をしていたのが思い出される。
そこへ通りすがった王に言われたのが「もっと思慮深くあって欲しい」この言葉の後に気付いたのは皆話は良くするものの、誰も手を止める事なく仕事をこなしていたのだ。
それだけでは無い…歌を歌いながらリズミカルに掃除や洗濯を行っている様は辛い作業をものともしておらず、逞しく見えた。
王宮だけでは無い、その眼下の都市を眺めれば賑やな光景が目に入って来るのだが、税が安く活気にあふれた市場をお忍びで様子見するのが何よりの楽しみだった。
私は…ラウ王国に嫁いで幸せだったのだ。
だが幸せな時は続かなかった…その起点をどこに求めるのかは難しい。 周辺国が相争いいつ果てるとも分からない戦争は泥沼状態となり終わりが見えない中、大国の王たる夫は戦争を止めさせるために会談の場を設けたのだ。
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追記:2025/09/20
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