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1. クロシェット
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それは、運命の日――。
私、クロシェット・メールはずっとこの日、この瞬間を待ち侘びていた。
鼓動が高鳴り、耳元でドクドクと音が鳴り響いく。
ともすれば震えだしそうな手足を自分で叱咤し、背筋を伸ばしてまっすぐに、それと向き合う――。
それ。
具体的に言うと、学園の定期考査の成績表。
総合と各教科に分けて、成績上位者の名前が順位と共に貼り出されるのだ。
果たして、掲示板に貼り出された紙の一行目に、燦然と輝く文字は……。
総合一位、クロシェット・メール。
やっぱり、すげえな、ほぼ全教科満点じゃん。――私をチラチラ見ながら、同じく成績を確認しにきた学生たちがヒソヒソとささやき声を交わしているのが聞こえてくる。
それに対して、私は喜びをあらわになどしない。「まあ、一位だわ」くらいのテンションを保ちつつ、教科ごとの成績を確認していく。
魔術理論、近代魔法史、言語学、数学、化学……。
全てが満点とはいかなかったが、それでも九十点代後半はキープしていた。そして、どの教科の一行目も、クロシェット・メールの名前が輝いている。
「さすがクロ。ぶっちぎりトップじゃん」
ほとんどの学生が感嘆のため息をつきながら私を遠巻きに見ている中――。そんな空気をまったく気にせずに、笑顔で肩を叩いてきた者がいた。
振り向くと、同じクラスで、学生寮のルームメイトでもあるレリアが笑顔で立っていた。その隣には、同じく同クラスでルームメイトのパメラもいる。
世の中の全てが面白い、と本気で思っていそうなニコニコ顔がニュートラルな表情であるレリアとは違い、パメラは周りの目が気になるのか、若干おどおどした様子だ。
「レリア、パメラ。二人も成績を見にきたのね」
「んーん、パメラはともかく、私の成績じゃあこんなの関係ないし」
「私だって関係ないよ。……私たちはクロの成績を見にきたの。総合一位、おめでとう」
レリアも、おめでと、と言って私の背中を叩いた。
ああ、なんてステキな友達だろう。私はそこで初めて照れ笑いを浮かべた。
「ありがと、二人とも。私もびっくりしてるの。――ああ、いつまでもここにいたら、掲示板を見にきた人たちの邪魔になっちゃうね」
***
王立魔法学園は、五歳から二十五歳までの学生が在籍する教育機関である。
ありがたいことに、この王国では各地方に王立の学校が設けられており、誰もが平等に教育を受けることができる。
学生たちは年齢によって初等課程、中等課程、高等課程という三つの課程に分けられ、皆が肩を並べて勉学と魔法を学ぶのだ。
――その高等課程まで終えた者の中で、特に優秀だった学生だけが進める、第四の課程がある。
それが、王都の中央王立魔法学園のみに存在する「研究課程」。
私、クロシェット・メール十八歳は、クソ田舎の学園でとんでもなく優秀な成績を修め、神童、才女と呼ばれながら今年この中央魔法学園へと乗り込んできたという、研究課程のニューフェイスである。
先ほど結果が貼り出された定期考査は、私がこの研究課程に入ってから初めての試験だった。
つまり、優秀でかわいくてつつしみ深い才女クロシェットの名を、この中央に刻みつけるための第一歩だったってわけよ。
「それにしても……クロ、本当にトップ獲ったんだね」
学生寮の部屋に戻り、扉を閉めたところでパメラがそう言って笑顔を見せた。レリアもうんうんとうなずく。
「毎日遅くまでがんばってたもんねえ。そのくせ学校じゃ『私、勉強は授業時間だけで十分ですから』みたいな顔してたから面白すぎて」
レリアがカラカラと笑って、パメラが苦笑する。
なんとでも言うがいいわ。今の私の頭の中はそれどころじゃないんだから。なぜなら――。
「……なかった……」
「……ん?」
「物理学が、一位じゃなかった……」
――そう。
ほかの教科は全て一位だったというのに、唯一、物理学だけが、屈辱の二位だったのだ。
「あー、……物理はほら、専門クラスがあるから」
「でも、総合はクロがトップだし」
「それじゃダメなの!」
確かに総合一位かもしれない。でも、私が目指していたのは、全教科一位だったの!
キィッと叫ぶ私に、レリアたちは顔を見合わせた。
「えーと、例の、シメオン先輩……?」
「そう。二年前のおなじ定期考査でシメオンは全教科一位だったの。だから私は、それが最低ラインだったのに……」
シメオン・リオット。
二歳年上の、私と同郷の先輩。
彼は故郷の学園で、歴史を塗り替える勢いの高成績をたたき出し、その勢いのまま、この中央魔法学園の研究課程でも全教科一位という記録をたたき出した。
彼はとても優秀で、見目も良く、そして穏やかかつ自分の能力を鼻にかけたりしない人格者で……。
つまり、私の、圧倒的上位互換。
年下の私は、なにをやっても「シメオンに次ぐ天才」とか、「第二のシメオン」とか言われてきたの。
わかる? この屈辱。
だから私は、シメオンが全教科一位を獲ったこの定期考査で、同じく全教科一位を獲り、なおかつ総合点で彼を超えることだけを目標に努力してきたのよ。
貼り出された結果を見た瞬間は、物理的に踊り出しそうなくらいに心がおどったわ。だって総合点はシメオンの点数を三点も上回っていたから。
なのに、なのに……!
物理だけ、一点差で工学専攻のクロードってヤツに負けてたのよ!
よりにもよって、「クロード」と「クロシェット」で最初の文字が被ってたから、ちょっと見間違えて二度見したし!
「……ううう……」
「そんなに落ち込まなくても、次で勝てばいいじゃん。クロはがんばり屋なんだしさ」
「そうだよ、すごくがんばってきたんだし、コレで終わりじゃないんだから」
「でも、シメオンは『僕、授業以外で勉強ってあんまりしないんだよね』って言ってたのに勝てない……」
「クロも言ってるじゃん」
「私のはそういうポーズだもん……」
だって、だって、シメオンみたいにサラッとトップ獲りたかったんだよ! だから私は、寮に入った始めの頃はこの二人にも隠れて布団の中で勉強してたんだけど……まあ、すぐバレちゃった。
で、中途半端に隠すより全部しゃべっちゃえ! と思って、そのへんの事情を話したら、二人は面白がって三人の秘密ってことにしてくれたの。
うう……、良い子たちとルームメイトになれてよかった。
「でもさ、確かにシメオン先輩はすごいけど、二学年違うとそんなに交流ないし、私ら世代ではクロがトップっていうのは揺るがないよ」
その良い子の一人、パメラがそう言って、私を安心させるみたいに微笑んだ。優しい。
そうだよね。とりあえず今回は私がトップだった。それで納得して――。
「いや、待って? 私が『第二のシメオン』ってことは、シメオンは『第一のクロシェット』ってことになるのでは……?」
「うんうん、ポジティブでいいね」
天才的な私のひらめきに、ちょっとおざなりに相づちを打ったレリアの横で、パメラが首をかしげる。
「でもクロ、それ結局シメオン先輩が一番なことに変わりないよ」
「あっ、パメラ本当のこと言っちゃだめだよ……」
「あーあ-! 聞こえない。聞きたくない」
「まあ、クロがそれでいいなら……」
よくないよ!
でもこの日に賭けてたんだから今日くらい夢見させてよ! 我ながらむなしいけどさ!
私、クロシェット・メールはずっとこの日、この瞬間を待ち侘びていた。
鼓動が高鳴り、耳元でドクドクと音が鳴り響いく。
ともすれば震えだしそうな手足を自分で叱咤し、背筋を伸ばしてまっすぐに、それと向き合う――。
それ。
具体的に言うと、学園の定期考査の成績表。
総合と各教科に分けて、成績上位者の名前が順位と共に貼り出されるのだ。
果たして、掲示板に貼り出された紙の一行目に、燦然と輝く文字は……。
総合一位、クロシェット・メール。
やっぱり、すげえな、ほぼ全教科満点じゃん。――私をチラチラ見ながら、同じく成績を確認しにきた学生たちがヒソヒソとささやき声を交わしているのが聞こえてくる。
それに対して、私は喜びをあらわになどしない。「まあ、一位だわ」くらいのテンションを保ちつつ、教科ごとの成績を確認していく。
魔術理論、近代魔法史、言語学、数学、化学……。
全てが満点とはいかなかったが、それでも九十点代後半はキープしていた。そして、どの教科の一行目も、クロシェット・メールの名前が輝いている。
「さすがクロ。ぶっちぎりトップじゃん」
ほとんどの学生が感嘆のため息をつきながら私を遠巻きに見ている中――。そんな空気をまったく気にせずに、笑顔で肩を叩いてきた者がいた。
振り向くと、同じクラスで、学生寮のルームメイトでもあるレリアが笑顔で立っていた。その隣には、同じく同クラスでルームメイトのパメラもいる。
世の中の全てが面白い、と本気で思っていそうなニコニコ顔がニュートラルな表情であるレリアとは違い、パメラは周りの目が気になるのか、若干おどおどした様子だ。
「レリア、パメラ。二人も成績を見にきたのね」
「んーん、パメラはともかく、私の成績じゃあこんなの関係ないし」
「私だって関係ないよ。……私たちはクロの成績を見にきたの。総合一位、おめでとう」
レリアも、おめでと、と言って私の背中を叩いた。
ああ、なんてステキな友達だろう。私はそこで初めて照れ笑いを浮かべた。
「ありがと、二人とも。私もびっくりしてるの。――ああ、いつまでもここにいたら、掲示板を見にきた人たちの邪魔になっちゃうね」
***
王立魔法学園は、五歳から二十五歳までの学生が在籍する教育機関である。
ありがたいことに、この王国では各地方に王立の学校が設けられており、誰もが平等に教育を受けることができる。
学生たちは年齢によって初等課程、中等課程、高等課程という三つの課程に分けられ、皆が肩を並べて勉学と魔法を学ぶのだ。
――その高等課程まで終えた者の中で、特に優秀だった学生だけが進める、第四の課程がある。
それが、王都の中央王立魔法学園のみに存在する「研究課程」。
私、クロシェット・メール十八歳は、クソ田舎の学園でとんでもなく優秀な成績を修め、神童、才女と呼ばれながら今年この中央魔法学園へと乗り込んできたという、研究課程のニューフェイスである。
先ほど結果が貼り出された定期考査は、私がこの研究課程に入ってから初めての試験だった。
つまり、優秀でかわいくてつつしみ深い才女クロシェットの名を、この中央に刻みつけるための第一歩だったってわけよ。
「それにしても……クロ、本当にトップ獲ったんだね」
学生寮の部屋に戻り、扉を閉めたところでパメラがそう言って笑顔を見せた。レリアもうんうんとうなずく。
「毎日遅くまでがんばってたもんねえ。そのくせ学校じゃ『私、勉強は授業時間だけで十分ですから』みたいな顔してたから面白すぎて」
レリアがカラカラと笑って、パメラが苦笑する。
なんとでも言うがいいわ。今の私の頭の中はそれどころじゃないんだから。なぜなら――。
「……なかった……」
「……ん?」
「物理学が、一位じゃなかった……」
――そう。
ほかの教科は全て一位だったというのに、唯一、物理学だけが、屈辱の二位だったのだ。
「あー、……物理はほら、専門クラスがあるから」
「でも、総合はクロがトップだし」
「それじゃダメなの!」
確かに総合一位かもしれない。でも、私が目指していたのは、全教科一位だったの!
キィッと叫ぶ私に、レリアたちは顔を見合わせた。
「えーと、例の、シメオン先輩……?」
「そう。二年前のおなじ定期考査でシメオンは全教科一位だったの。だから私は、それが最低ラインだったのに……」
シメオン・リオット。
二歳年上の、私と同郷の先輩。
彼は故郷の学園で、歴史を塗り替える勢いの高成績をたたき出し、その勢いのまま、この中央魔法学園の研究課程でも全教科一位という記録をたたき出した。
彼はとても優秀で、見目も良く、そして穏やかかつ自分の能力を鼻にかけたりしない人格者で……。
つまり、私の、圧倒的上位互換。
年下の私は、なにをやっても「シメオンに次ぐ天才」とか、「第二のシメオン」とか言われてきたの。
わかる? この屈辱。
だから私は、シメオンが全教科一位を獲ったこの定期考査で、同じく全教科一位を獲り、なおかつ総合点で彼を超えることだけを目標に努力してきたのよ。
貼り出された結果を見た瞬間は、物理的に踊り出しそうなくらいに心がおどったわ。だって総合点はシメオンの点数を三点も上回っていたから。
なのに、なのに……!
物理だけ、一点差で工学専攻のクロードってヤツに負けてたのよ!
よりにもよって、「クロード」と「クロシェット」で最初の文字が被ってたから、ちょっと見間違えて二度見したし!
「……ううう……」
「そんなに落ち込まなくても、次で勝てばいいじゃん。クロはがんばり屋なんだしさ」
「そうだよ、すごくがんばってきたんだし、コレで終わりじゃないんだから」
「でも、シメオンは『僕、授業以外で勉強ってあんまりしないんだよね』って言ってたのに勝てない……」
「クロも言ってるじゃん」
「私のはそういうポーズだもん……」
だって、だって、シメオンみたいにサラッとトップ獲りたかったんだよ! だから私は、寮に入った始めの頃はこの二人にも隠れて布団の中で勉強してたんだけど……まあ、すぐバレちゃった。
で、中途半端に隠すより全部しゃべっちゃえ! と思って、そのへんの事情を話したら、二人は面白がって三人の秘密ってことにしてくれたの。
うう……、良い子たちとルームメイトになれてよかった。
「でもさ、確かにシメオン先輩はすごいけど、二学年違うとそんなに交流ないし、私ら世代ではクロがトップっていうのは揺るがないよ」
その良い子の一人、パメラがそう言って、私を安心させるみたいに微笑んだ。優しい。
そうだよね。とりあえず今回は私がトップだった。それで納得して――。
「いや、待って? 私が『第二のシメオン』ってことは、シメオンは『第一のクロシェット』ってことになるのでは……?」
「うんうん、ポジティブでいいね」
天才的な私のひらめきに、ちょっとおざなりに相づちを打ったレリアの横で、パメラが首をかしげる。
「でもクロ、それ結局シメオン先輩が一番なことに変わりないよ」
「あっ、パメラ本当のこと言っちゃだめだよ……」
「あーあ-! 聞こえない。聞きたくない」
「まあ、クロがそれでいいなら……」
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