俺の推し♂が路頭に迷っていたので

木野 章

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左江内編

実質彼シャツ…?

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琥「ご馳走様でした、今まで食べた中で一番美味しかったです……!!」

左「琥珀君にそう言って貰えたら、お惣菜屋さんの人も嬉しいと思います。お皿下げますね」


子どものように輝かしい笑顔で笑う姿が愛おしくて、笑みが隠せないのを誤魔化すように

おかずが綺麗さっぱり無くなったお皿を運んで流しで洗い始めると


琥「あっ僕が洗います、やらせてください!」

左「いえ、すぐ終わっちゃいますし座って休んでてください」

琥「いやっやらせてください!少しでもお礼させてください…!」


少しでも何かしらお手伝いしようとしてくれる優しさに撫でたくなってしまう

…が、流石にご飯食べたとはいえ疲れきっている推しにやらせる訳にはいかない

でもこのままいても気まずいよな…そうだ


左「あっそうだ、お風呂入っちゃってください!といっても俺基本風呂桶使わないからシャワーですけれど…」

琥「いいんですか!?……ぁ、そうだ僕お風呂入ってないから……臭ってましたか…?」

左「いえ!!すっごくいい匂いです」



琥珀君の香りなんてご褒美以外の何者でも無いだろ





…あれ、今俺すっごく気持ち悪い返事しなかった??



琥「…ごめんなさい!ぼ、僕すぐ入っちゃいますね!!」

左「はい、ぁ、替えの服………」

琥「僕の汚い服でうろついてもアレですよね…ごめんなさい、貸して頂けますか…?」

左「は、はい!!後で洗濯機の上に置いておきますね」


琥珀君が風呂場へ向かったのを見て、皿洗いに戻る


左「…俺のを貸すってことは………実質彼シャツ…???」


俺は図体は179cmでまあまあデカいから、サイズもLかLLになる
…180cmじゃない中途半端なのが俺らしいが

対して琥珀君は165cmくらいの小柄な体型だ
俺のスウェットを着たら確実にダボダボになる


……今絶対気持ち悪い顔してるな、俺
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